JPH02157305A - ゴルフ場用ティーグランド構造及びゴルフ場用ティーグランドの施工方法 - Google Patents
ゴルフ場用ティーグランド構造及びゴルフ場用ティーグランドの施工方法Info
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- JPH02157305A JPH02157305A JP30926888A JP30926888A JPH02157305A JP H02157305 A JPH02157305 A JP H02157305A JP 30926888 A JP30926888 A JP 30926888A JP 30926888 A JP30926888 A JP 30926888A JP H02157305 A JPH02157305 A JP H02157305A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は1人工芝を用いたゴルフ場用ティーグランド構
造、及び、人工芝を用いたゴルフ場用ティーグランドの
施工方法に関する。
造、及び、人工芝を用いたゴルフ場用ティーグランドの
施工方法に関する。
(従来の技術)
一般にゴルフ場では、各ホールに複数のティーグランド
を備え、順次補修しながら使用されているが、ティーグ
ランドはごく限られた面積の中で全てのプレーヤーがテ
ィーショットを行う場所である関係上、芝の傷み方が早
く、また、芝の補修には一定の期間を要するので、補修
の方が間に合わなくなっているという現状である。
を備え、順次補修しながら使用されているが、ティーグ
ランドはごく限られた面積の中で全てのプレーヤーがテ
ィーショットを行う場所である関係上、芝の傷み方が早
く、また、芝の補修には一定の期間を要するので、補修
の方が間に合わなくなっているという現状である。
そこで、最近では、天然の芝に代えて人工芝を主体とす
るティーグランドマットが用いられるようになった。そ
して、このティーグランドに敷設されるティーグランド
マットとしては1人工芝のパイル間に砂を充填し、この
砂に凝固剤を散布してその飛散を防ぐようにしたものが
知られている。
るティーグランドマットが用いられるようになった。そ
して、このティーグランドに敷設されるティーグランド
マットとしては1人工芝のパイル間に砂を充填し、この
砂に凝固剤を散布してその飛散を防ぐようにしたものが
知られている。
そして、この従来のティーグランドマットにあっては、
砂の充填によって、マット上のどこにでもティーを立て
ることができ、かつ、天然の芝の上に立っている場合と
ほぼ同様のスタンス感か得られると共に、パイルの傾倒
が防止され1人工芝の耐久性が向上する等の利点がある
。
砂の充填によって、マット上のどこにでもティーを立て
ることができ、かつ、天然の芝の上に立っている場合と
ほぼ同様のスタンス感か得られると共に、パイルの傾倒
が防止され1人工芝の耐久性が向上する等の利点がある
。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来のティーグランドマットでは、以下
に述べるような問題点があった。
に述べるような問題点があった。
即ち、従来のティーグランドマットにおける人工芝の基
盤は、パイルの固定のためにペースト塩化ビニール樹脂
等で固められている関係上、通水性がなく、従って、こ
れをティーグランドマットとして用いた場合、雨か降る
とマット上に水溜りができてしまうという問題点があっ
た。
盤は、パイルの固定のためにペースト塩化ビニール樹脂
等で固められている関係上、通水性がなく、従って、こ
れをティーグランドマットとして用いた場合、雨か降る
とマット上に水溜りができてしまうという問題点があっ
た。
また、従来のティーグランドマットを構成する人工芝の
基盤は十分な弾力性を有しないためクツション性に欠け
、天然芝のティーグランドと同じスタンス感覚が得られ
ないという問題点があった。
基盤は十分な弾力性を有しないためクツション性に欠け
、天然芝のティーグランドと同じスタンス感覚が得られ
ないという問題点があった。
また、人工芝のパイル間に砂を充填させると、パイルの
緑色の割合いのほうが少なくなり、美感に欠けるという
問題点があった。
緑色の割合いのほうが少なくなり、美感に欠けるという
問題点があった。
また、従来のティーグランドマットでは人工芝の外周が
開放状態にあるため、パイル間に充填された砂が周囲か
ら外にこぼれ落ちてしまうという問題点があった。もっ
とも1周壁を有するゴムマット内に人工芝を収容させる
ことにより外部への砂のこぼれ落ちは防止できるが、ゴ
ムマット内にこぼれ落ちた砂で人工芝の周縁部が浮き上
ってくるという問題点があるし、水が全くはけなくなっ
てしまうという問題点がある。
開放状態にあるため、パイル間に充填された砂が周囲か
ら外にこぼれ落ちてしまうという問題点があった。もっ
とも1周壁を有するゴムマット内に人工芝を収容させる
ことにより外部への砂のこぼれ落ちは防止できるが、ゴ
ムマット内にこぼれ落ちた砂で人工芝の周縁部が浮き上
ってくるという問題点があるし、水が全くはけなくなっ
てしまうという問題点がある。
そこで1本発明ては上述のような問題点を解決し、マッ
ト上の水溜りの発生を解消し得ると共に、クツション性
に優れ、天然芝のティーグランドと同じスタンス感覚が
得られる人工芝を用いたゴルフ場用ティーグランド構造
、及び人工芝を用いたゴルフ場用ティーグランドの施工
方法を提供することを目的とするものである。
ト上の水溜りの発生を解消し得ると共に、クツション性
に優れ、天然芝のティーグランドと同じスタンス感覚が
得られる人工芝を用いたゴルフ場用ティーグランド構造
、及び人工芝を用いたゴルフ場用ティーグランドの施工
方法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するための手段として、本発明の人工芝
を用いたゴルフ場用ティーグランド構造では、人工芝の
基g1a面にゴム弾性層を接合一体止すると共に、該ゴ
ム弾性層を含めて基盤を貫通する多数の通水孔を開設し
1人工芝のバイ°ル間には砂を充填した構造のマットを
用い、該マットを敷設するティーグランドの地盤とマッ
トとの間に、保水容量が大きくかつ透水性に優れた透水
層を介装させた構造とした。
を用いたゴルフ場用ティーグランド構造では、人工芝の
基g1a面にゴム弾性層を接合一体止すると共に、該ゴ
ム弾性層を含めて基盤を貫通する多数の通水孔を開設し
1人工芝のバイ°ル間には砂を充填した構造のマットを
用い、該マットを敷設するティーグランドの地盤とマッ
トとの間に、保水容量が大きくかつ透水性に優れた透水
層を介装させた構造とした。
また、本発明の人工芝を用いたゴルフ場用ティーグラン
ドの施工方法では、平坦に形成されたティーグランド用
地盤の上面に、保水容量が大きくかつ透水性に優れた透
水層を敷設形成する工程と、人工芝の基盤裏面にゴム弾
性層を接合一体止すると共に、該ゴム弾性層を含めて基
盤を貫通する多数の通水孔を開設し、人工芝のパイル間
には砂を充填した構造のマットを、前記透水層の上面に
敷設する工程とを有する施工方法とした。
ドの施工方法では、平坦に形成されたティーグランド用
地盤の上面に、保水容量が大きくかつ透水性に優れた透
水層を敷設形成する工程と、人工芝の基盤裏面にゴム弾
性層を接合一体止すると共に、該ゴム弾性層を含めて基
盤を貫通する多数の通水孔を開設し、人工芝のパイル間
には砂を充填した構造のマットを、前記透水層の上面に
敷設する工程とを有する施工方法とした。
尚、前記人工芝のパイル間に充填する砂とじて緑色に着
色した珪砂を用いることが望ましい。
色した珪砂を用いることが望ましい。
また、前記人工芝のパイル間に充填した砂に通水性を維
持可能な凝固剤を散布して固化させることが望ましい。
持可能な凝固剤を散布して固化させることが望ましい。
また、ゴム弾性層の外周縁部に人工芝の外周縁部を囲繞
する周壁な一体に形成することが望ましい。
する周壁な一体に形成することが望ましい。
(作用)
本発明のゴルフ場用ティーグランド構造にあっては、上
述のように構成されるので、雨が降った場合でも、パイ
ル間の砂に染み込んだ雨水は通水孔を通ってその下部に
敷設された透水層内に直ちに吸収されることになり、従
って、マットの水はけか極めて良好で水溜りの発生を防
止できるようになる。
述のように構成されるので、雨が降った場合でも、パイ
ル間の砂に染み込んだ雨水は通水孔を通ってその下部に
敷設された透水層内に直ちに吸収されることになり、従
って、マットの水はけか極めて良好で水溜りの発生を防
止できるようになる。
また、透水層内に吸収された雨水は、その下面及び側面
の広範囲に分散されて効率良くティーグランド地盤内に
吸収されるので、前記透水層の吸収性が常に確保できる
ことになる。
の広範囲に分散されて効率良くティーグランド地盤内に
吸収されるので、前記透水層の吸収性が常に確保できる
ことになる。
また1人工芝のパイル間に充填する砂として緑色に着色
した珪砂を用いることにより、砂入りマットの美感を向
上させ、ゴルフ場のイメージアップが可濠となる。
した珪砂を用いることにより、砂入りマットの美感を向
上させ、ゴルフ場のイメージアップが可濠となる。
また、人工芝のパイル間に充填した砂に通水性を維持可
能な凝固剤を散布して固化させることにより、砂の必要
以上の飛散を防止し、かつ、より安定したスタンスが得
られるようになる。
能な凝固剤を散布して固化させることにより、砂の必要
以上の飛散を防止し、かつ、より安定したスタンスが得
られるようになる。
また、ゴム弾性層の外周縁部に人工芝の外周縁部を囲繞
する周壁を一体に形成することにより。
する周壁を一体に形成することにより。
人工芝の周縁部の浮き上りを生ずることなく、外部への
砂のこぼれ落ちを防止できるようになる。
砂のこぼれ落ちを防止できるようになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
まず、実施例で用いられるマットの構成を説明する。
この実施例で用いられるマットAは、第1図及び第2図
に示すように1人工芝lと、ゴム弾性層2と、珪砂3と
て構成されている。
に示すように1人工芝lと、ゴム弾性層2と、珪砂3と
て構成されている。
前記人工芝lは、ナイロン−66を主材とするパイルl
Oの基盤11がペースト塩化ビニール樹11tiで固め
られ、パイル長35■嘗に形成されている。
Oの基盤11がペースト塩化ビニール樹11tiで固め
られ、パイル長35■嘗に形成されている。
前記ゴム弾性層2は、前記人工芝lに強い腰とクウショ
ン性を付与する役目をなすものであって、この実施例で
は軟質塩化ビニール樹脂素材で10mm前後の厚さに形
成されると共に、その外周縁部には前記人工芝lの外周
縁部を囲繞する周壁20が一体に立設された構造となっ
ている。そして、前記人工芝lの基盤11をゴム弾性層
2の底部上面に対して軟質塩化ビニール系接着剤で接合
一体止させると共に、このゴム弾性層2と人工芝lの基
盤11を上下方向に貫通する3、0vmφの通水孔21
が縦横20cm間隔のもとに多数開設されている。
ン性を付与する役目をなすものであって、この実施例で
は軟質塩化ビニール樹脂素材で10mm前後の厚さに形
成されると共に、その外周縁部には前記人工芝lの外周
縁部を囲繞する周壁20が一体に立設された構造となっ
ている。そして、前記人工芝lの基盤11をゴム弾性層
2の底部上面に対して軟質塩化ビニール系接着剤で接合
一体止させると共に、このゴム弾性層2と人工芝lの基
盤11を上下方向に貫通する3、0vmφの通水孔21
が縦横20cm間隔のもとに多数開設されている。
尚、この実施例では前記周壁20の外周で縦横がそれぞ
れ1.Omの広さの正方形状に形成されている。
れ1.Omの広さの正方形状に形成されている。
前記珪砂3は、前記人工芝1のパイル10間に充填され
る砂であり、この実施例ではパイル1.0の色に合わせ
て緑色に着色されたものが用いられる。この珪砂3の着
色には、例えばビーオーケミカル株式会社製の「バーミ
クロントップAU413(ライトグリーン)」(°商品
名)というエポキシ系の緑色の顔料を配合したものと硬
化剤を4:lの割合で混合したものが用いられ、この液
状のもの25gに対し珪砂4号を500〜600g混合
・攪拌することによって珪砂が緑に着色される。そして
、そのまま放置していても硬化するが、珪砂の粒子同志
の接着による粒子の肥大を防ぐためには攪拌しながら加
熱することか望ましい。
る砂であり、この実施例ではパイル1.0の色に合わせ
て緑色に着色されたものが用いられる。この珪砂3の着
色には、例えばビーオーケミカル株式会社製の「バーミ
クロントップAU413(ライトグリーン)」(°商品
名)というエポキシ系の緑色の顔料を配合したものと硬
化剤を4:lの割合で混合したものが用いられ、この液
状のもの25gに対し珪砂4号を500〜600g混合
・攪拌することによって珪砂が緑に着色される。そして
、そのまま放置していても硬化するが、珪砂の粒子同志
の接着による粒子の肥大を防ぐためには攪拌しながら加
熱することか望ましい。
以l;のようにして着色された珪砂3を前記人工芝lの
パイル10間に充填し、その上から凝固剤を散布して珪
砂3を固化させる。尚、この凝固剤としては、例えば大
日本インキ化学工業株式会社製のアクリルエマルジョン
rRYUDYE−WFIXER910J (商品名)が
用いられる。この凝固剤は凝固により水分がとび、珪砂
3の通水性が維持された状態となる。
パイル10間に充填し、その上から凝固剤を散布して珪
砂3を固化させる。尚、この凝固剤としては、例えば大
日本インキ化学工業株式会社製のアクリルエマルジョン
rRYUDYE−WFIXER910J (商品名)が
用いられる。この凝固剤は凝固により水分がとび、珪砂
3の通水性が維持された状態となる。
次に、前記実施例のマットAを用いたゴルフ場のティー
グランド構造について説明する。
グランド構造について説明する。
即ち、このティーグランド構造は、第3図に示すように
、ティーグランドにおける硅砂地4をならした地盤G全
体に透水ブロック5を敷設して透水層Bを形成し、その
上面に前記実施例のマットAを合計6枚敷設し、 3.
0m X 2.0mのティーグランドマットを形成さ
せたものである。この透水ブロック5は1例えば、エポ
キシ系樹脂に顔料を配合し、かつ、硬化剤を混合したも
のを、3〜1号の硅砂と混合攪拌させ、これを箱等の型
につめて自然硬化させ、若しくは加熱して急速硬化させ
ることによって形成される。そして、樹脂と硅砂との割
合を1=25程度の比率にすることによって1通気性の
優れた透水ブロック5が得られる。
、ティーグランドにおける硅砂地4をならした地盤G全
体に透水ブロック5を敷設して透水層Bを形成し、その
上面に前記実施例のマットAを合計6枚敷設し、 3.
0m X 2.0mのティーグランドマットを形成さ
せたものである。この透水ブロック5は1例えば、エポ
キシ系樹脂に顔料を配合し、かつ、硬化剤を混合したも
のを、3〜1号の硅砂と混合攪拌させ、これを箱等の型
につめて自然硬化させ、若しくは加熱して急速硬化させ
ることによって形成される。そして、樹脂と硅砂との割
合を1=25程度の比率にすることによって1通気性の
優れた透水ブロック5が得られる。
尚、金網を芯材として埋設すれば、厚さ30■量の透水
ブロックで400 kgの抗折力が得られるようになる
。
ブロックで400 kgの抗折力が得られるようになる
。
従って、この実施例のゴルフ場用ティーグランド構造に
あっては、上述のように構成されるので、雨が降った場
合に、パイル10間の硅砂3に染み込んだ雨水は、通水
孔21を通ってその下部に敷設された透水ブロック5内
に直ちに吸収されることになり、従って、マットAの水
はけが極めて良好で水溜りの発生を防止できるようにな
る。
あっては、上述のように構成されるので、雨が降った場
合に、パイル10間の硅砂3に染み込んだ雨水は、通水
孔21を通ってその下部に敷設された透水ブロック5内
に直ちに吸収されることになり、従って、マットAの水
はけが極めて良好で水溜りの発生を防止できるようにな
る。
また、透水ブロック5内に吸収された雨水は。
その下面及び側面の広範囲に分散されて効率良くティー
グランド地盤Gを構成する硅砂地4内に吸収されるので
、前記透水ブロック5の吸収性が常に確保できることに
なる。
グランド地盤Gを構成する硅砂地4内に吸収されるので
、前記透水ブロック5の吸収性が常に確保できることに
なる。
また、ゴム弾性層2の接合一体止によって、天然芝の場
合と同様のスタンス感覚が得られるようになる。
合と同様のスタンス感覚が得られるようになる。
また、人工芝lのパイル10間に充填する砂として緑色
に着色した硅砂3を用いたことにより、砂入りマットA
の美感を向上させ、ゴルフ場のイメージアップか可能と
なる。
に着色した硅砂3を用いたことにより、砂入りマットA
の美感を向上させ、ゴルフ場のイメージアップか可能と
なる。
また1人工芝lのパイル10間に充填した硅砂3に通水
性を維持可能な凝固剤を散布して固化させたことにより
、硅砂3の必要以上の飛散を防止し、かつ、より安定し
たスタンス感が得られるようになる。
性を維持可能な凝固剤を散布して固化させたことにより
、硅砂3の必要以上の飛散を防止し、かつ、より安定し
たスタンス感が得られるようになる。
また、ゴム弾性層2の外周縁部に人工芝lの外周縁部を
囲繞する周壁20を一体に形成したことにより1人工芝
lの周縁部の浮き上りを生ずることなく、外部への硅砂
3のこぼれ落ちを防止できるようになる。
囲繞する周壁20を一体に形成したことにより1人工芝
lの周縁部の浮き上りを生ずることなく、外部への硅砂
3のこぼれ落ちを防止できるようになる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明してきたが
、具体的な構成はこの実施例に限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等が
あっても本発明に含まれる。
、具体的な構成はこの実施例に限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等が
あっても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、ゴム弾性層2の外周縁部に人工芝
lの外周縁部を囲繞する周壁20を形成させた場合を示
したが、複数枚を並べて用いる場合にはこの周壁20は
なくてもよい。
lの外周縁部を囲繞する周壁20を形成させた場合を示
したが、複数枚を並べて用いる場合にはこの周壁20は
なくてもよい。
また、実施例では、透水層Bとして透水ブロック5を用
いた場合を示したが、これには限定されず、その他に1
例えば第4図〜第6図に示すように、上面側と下面側に
交互に突出させた各中空突起60内及び各中空突起60
.60間にそれぞれ連続する大容量の透水及び保水空間
61を形成した合成樹脂成型体6であってもよい。
いた場合を示したが、これには限定されず、その他に1
例えば第4図〜第6図に示すように、上面側と下面側に
交互に突出させた各中空突起60内及び各中空突起60
.60間にそれぞれ連続する大容量の透水及び保水空間
61を形成した合成樹脂成型体6であってもよい。
(発明の効果)
以上説明してきたように本発明のゴルフ場用ティーグラ
ンド構造にあっては、ゴム弾性層を含めて基盤を貫通す
る多数の通水孔を開設したマットとティーグランドi′
!!盤との間に、保水容量が大きくかつ透水性に優れた
透水層を介装させたことで、水はけが良くなってマット
上面の水溜りの発生が防止できるようになる。
ンド構造にあっては、ゴム弾性層を含めて基盤を貫通す
る多数の通水孔を開設したマットとティーグランドi′
!!盤との間に、保水容量が大きくかつ透水性に優れた
透水層を介装させたことで、水はけが良くなってマット
上面の水溜りの発生が防止できるようになる。
また、ゴム弾性層の接合一体止によって、天然芝の場合
と同様のスタンス感覚が得られるようになる。
と同様のスタンス感覚が得られるようになる。
また、人工芝のパイル間に充填する砂として緑色に着色
した硅砂を用いることにより、砂入りマットの美感を向
上させ、ゴルフ場のイメージアップが可能となる。
した硅砂を用いることにより、砂入りマットの美感を向
上させ、ゴルフ場のイメージアップが可能となる。
また、人工芝のパイル間に充填した砂に通水性を維持可
能な凝固剤を散布して固化させることにより、砂の必要
以上の飛散を防止し、かつ、より安定したスタンスが得
られるようになる。
能な凝固剤を散布して固化させることにより、砂の必要
以上の飛散を防止し、かつ、より安定したスタンスが得
られるようになる。
また、ゴム弾性層の外周縁部に人工芝の外周縁部を囲繞
する周壁な一体に形成することにより、人工芝の周縁部
の浮き上りを生ずることなく、外部への砂のこぼれ落ち
を防止できるようになる。
する周壁な一体に形成することにより、人工芝の周縁部
の浮き上りを生ずることなく、外部への砂のこぼれ落ち
を防止できるようになる。
第1図は本発明実施例で用いられるマットを示す平面図
、第2図は第1図1−1線における拡大断面図、第3図
は本発明実施例のゴルフ場用ティーグランド構造を示す
一部切欠断面図、第4図は透水層の他の例を示す平面図
、第5図は同正面図、第6図は第4図■−■線における
断面図である。 :マット :透水層 :地盤 :人工芝 :ゴム弾性層 3:硅砂(砂) 10:パイル ll:基盤 20:周壁 21:通水孔 特許出願 人 稲 員 慶 (他2名)
、第2図は第1図1−1線における拡大断面図、第3図
は本発明実施例のゴルフ場用ティーグランド構造を示す
一部切欠断面図、第4図は透水層の他の例を示す平面図
、第5図は同正面図、第6図は第4図■−■線における
断面図である。 :マット :透水層 :地盤 :人工芝 :ゴム弾性層 3:硅砂(砂) 10:パイル ll:基盤 20:周壁 21:通水孔 特許出願 人 稲 員 慶 (他2名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)人工芝の基盤裏面にゴム弾性層を接合一体化すると
共に、該ゴム弾性層を含めて基盤を貫通する多数の通水
孔を開設し、人工芝のパイル間には砂を充填した構造の
マットを用い、該マットを敷設するティーグランドの地
盤とマットとの間に、保水容量が大きくかつ透水性に優
れた透水層を介装させたことを特徴とするゴルフ場用テ
ィーグランド構造。 2)人工芝のパイル間に充填する砂として緑色に着色し
た硅砂を用いた請求項1記載のゴルフ場用ティーグラン
ド構造。 3)人工芝のパイル間に充填した砂に通水性を維持可能
な凝固剤を散布して固化させた請求項1または2記載の
ゴルフ場用ティーグランド構造。 4)ゴム弾性層の外周縁部に人工芝の外周縁部を囲繞す
る周壁を一体に形成した請求項1、2または3記載のゴ
ルフ場用ティーグランド構造。 5)平坦に形成されたティーグランド用地盤の上面に、
保水容量が大きくかつ透水性に優れた透水層を敷設形成
する工程と、人工芝の基盤裏面にゴム弾性層を接合一体
化すると共に、該ゴム弾性層を含めて基盤を貫通する多
数の通水孔を開設し、人工芝のパイル間には砂を充填し
た構造のマットを、前記透水層の上面に敷設する工程と
、を有するゴルフ場用ティーグランドの施工方法。 6)人工芝のパイル間に充填する砂として緑色に着色し
た硅砂を用いた請求項5記載のゴルフ場用ティーグラン
ドの施工方法。 7)人工芝のパイル間に充填した砂に通水性を維持可能
な凝固剤を散布して固化させた請求項5または6記載の
ゴルフ場用ティーグランドの施工方法。 8)ゴム弾性層の外周縁部に人工芝の外周縁部を囲繞す
る周壁を一体に形成した請求項5、6または7記載のゴ
ルフ場用ティーグランドの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30926888A JPH02157305A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | ゴルフ場用ティーグランド構造及びゴルフ場用ティーグランドの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30926888A JPH02157305A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | ゴルフ場用ティーグランド構造及びゴルフ場用ティーグランドの施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02157305A true JPH02157305A (ja) | 1990-06-18 |
Family
ID=17990949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30926888A Pending JPH02157305A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | ゴルフ場用ティーグランド構造及びゴルフ場用ティーグランドの施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02157305A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011137375A (ja) * | 2011-04-15 | 2011-07-14 | Japan Racing Association | 表層体の再生方法 |
-
1988
- 1988-12-06 JP JP30926888A patent/JPH02157305A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011137375A (ja) * | 2011-04-15 | 2011-07-14 | Japan Racing Association | 表層体の再生方法 |
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