JPH0215727Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215727Y2 JPH0215727Y2 JP19996982U JP19996982U JPH0215727Y2 JP H0215727 Y2 JPH0215727 Y2 JP H0215727Y2 JP 19996982 U JP19996982 U JP 19996982U JP 19996982 U JP19996982 U JP 19996982U JP H0215727 Y2 JPH0215727 Y2 JP H0215727Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- buckle
- cylindrical
- anchor
- stalk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920002457 flexible plastic Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシートベルトにおける自立式のバツク
ルにおいて、該バツクルのバツクルストークと車
体とのアンカー部を覆うプラスチツク製のカバー
に関するものである。
ルにおいて、該バツクルのバツクルストークと車
体とのアンカー部を覆うプラスチツク製のカバー
に関するものである。
従来シートベルトにおける自立式のバツクルに
おいては、ワイヤーを芯にしたバツクルストーク
の先端にバツクルを固定し、該バツクルストーク
の他端をボルトにより車体に固定することが行な
われていた。而してバツクルストークと車体との
取付け部分を保護するとともに外観を良くするた
めに、該取付け部分をプラスチツク製のアンカー
カバーで覆うことが行なわれていた。
おいては、ワイヤーを芯にしたバツクルストーク
の先端にバツクルを固定し、該バツクルストーク
の他端をボルトにより車体に固定することが行な
われていた。而してバツクルストークと車体との
取付け部分を保護するとともに外観を良くするた
めに、該取付け部分をプラスチツク製のアンカー
カバーで覆うことが行なわれていた。
このアンカーカバーの一例として実公昭56ー
14845号公報記載の考案が知られている。この従
来例においては、第１図に示すように可撓性のプ
ラスチツク材料により一体的に成形され、バツク
ルストーク１の下端部に嵌合される筒状部２と、
バツクルストーク１と車体３との固定部分の上部
および周縁部を覆う覆い部４とよりなり、該覆い
部４の上部下面に取付けボルト５の頭部６の嵌合
する短筒部７が垂設され、前記筒状部２と覆い部
４との境界部の側部の下縁に切込み８が形成され
ている。このものは、バツクルストーク１と車体
３とを取付けボルト５で固定するときにはアンカ
ーカバーの覆い部４を鎖線で示すように上方へ折
曲げ、固定後に再度覆い部４を倒して短筒部７を
取付けボルト５の頭部６に嵌合するようになつて
いる。
14845号公報記載の考案が知られている。この従
来例においては、第１図に示すように可撓性のプ
ラスチツク材料により一体的に成形され、バツク
ルストーク１の下端部に嵌合される筒状部２と、
バツクルストーク１と車体３との固定部分の上部
および周縁部を覆う覆い部４とよりなり、該覆い
部４の上部下面に取付けボルト５の頭部６の嵌合
する短筒部７が垂設され、前記筒状部２と覆い部
４との境界部の側部の下縁に切込み８が形成され
ている。このものは、バツクルストーク１と車体
３とを取付けボルト５で固定するときにはアンカ
ーカバーの覆い部４を鎖線で示すように上方へ折
曲げ、固定後に再度覆い部４を倒して短筒部７を
取付けボルト５の頭部６に嵌合するようになつて
いる。
しかしながらこの従来例においては、切込み８
で覆い部４が折曲げやすくなつているので、覆い
部４を上方に曲げたときに鎖線で示すように切込
み８の部分で極端に折れ曲がり、ここに局部的に
大きな歪が生じ、ここからアンカーカバーが破れ
て破断することが多かつた。またこの従来例では
バツクルストーク１が車体３に対してほぼ平行に
延びる場合だけにしか適用できず、傾斜したバツ
クルストークについて適用した場合には常時切込
み８に局部的に大きな歪がかかつた状態となつて
おり、経時的に破断し易くなるのである。
で覆い部４が折曲げやすくなつているので、覆い
部４を上方に曲げたときに鎖線で示すように切込
み８の部分で極端に折れ曲がり、ここに局部的に
大きな歪が生じ、ここからアンカーカバーが破れ
て破断することが多かつた。またこの従来例では
バツクルストーク１が車体３に対してほぼ平行に
延びる場合だけにしか適用できず、傾斜したバツ
クルストークについて適用した場合には常時切込
み８に局部的に大きな歪がかかつた状態となつて
おり、経時的に破断し易くなるのである。
本考案はかかる事情に鑑がみなされたものであ
つて、前述の従来例を改良し、局部に大きな歪が
生ずることのないアンカーカバーを提供するもの
である。
つて、前述の従来例を改良し、局部に大きな歪が
生ずることのないアンカーカバーを提供するもの
である。
第２図は本考案の一実施例の使用状態を示すも
のであつて、バツクルストーク１はその先端の取
付け金具９が角度をもつて曲げられ、該取付け金
具９が取付けボルト５によりスペーサー１０およ
びワツシヤー１１，１２を介して車体３に対して
固定されている。アンカーカバーは可撓性のプラ
スチツク材料により一体的に成形されており、前
記バツクルのバツクルストーク１の下端部に嵌合
される筒状部２と、バツクルストーク１と車体３
との固定部分の上部および周縁部を覆う覆い部４
とよりなり、前記筒状部２が覆い部４に対して傾
斜しており、該覆い部４の上部下面に取付けボル
ト５の頭部６の嵌合する短筒部７が垂設されてい
る。前記筒状部２と覆い部４との境界部の上部お
よび側部には周方向に延びる複数の凹溝１３が形
成されており、またその側部の下縁１４は斜めの
直線状に形成されている。
のであつて、バツクルストーク１はその先端の取
付け金具９が角度をもつて曲げられ、該取付け金
具９が取付けボルト５によりスペーサー１０およ
びワツシヤー１１，１２を介して車体３に対して
固定されている。アンカーカバーは可撓性のプラ
スチツク材料により一体的に成形されており、前
記バツクルのバツクルストーク１の下端部に嵌合
される筒状部２と、バツクルストーク１と車体３
との固定部分の上部および周縁部を覆う覆い部４
とよりなり、前記筒状部２が覆い部４に対して傾
斜しており、該覆い部４の上部下面に取付けボル
ト５の頭部６の嵌合する短筒部７が垂設されてい
る。前記筒状部２と覆い部４との境界部の上部お
よび側部には周方向に延びる複数の凹溝１３が形
成されており、またその側部の下縁１４は斜めの
直線状に形成されている。
而して本考案においては、筒状部２と覆い部４
との境界部分が、上部および側部には凹溝１３が
形成されていて曲り易い状態となつており、また
下縁１４は傾斜した直線状であつて側部の幅が小
さくなつているのであつて、そのためこの境界部
が全体として極めて柔軟な構造となつている。従
つて鎖線で示すようにバツクルストーク１を車体
３に固定するために覆い部４を上方に折曲げた場
合においても、筒状部２と覆い部４とは境界部分
全体において広い範囲で折れ曲がり、局部的に大
きな歪がかかることがないのである。またバツク
ルストーク１の角度が異なつたような場合には前
記境界部分において筒状部２が上方または下方に
曲がることによつてバツクルストーク１の角度に
追従することができ、広範囲のバツクルストーク
１の角度のものに対して兼用することができるも
のである。角度の異なるものに適用した場合にお
いても、その角度の違いに前記境界部分全体にお
いて対応するので、局部的に大きな歪が生じて経
時的に破断するということはない。
との境界部分が、上部および側部には凹溝１３が
形成されていて曲り易い状態となつており、また
下縁１４は傾斜した直線状であつて側部の幅が小
さくなつているのであつて、そのためこの境界部
が全体として極めて柔軟な構造となつている。従
つて鎖線で示すようにバツクルストーク１を車体
３に固定するために覆い部４を上方に折曲げた場
合においても、筒状部２と覆い部４とは境界部分
全体において広い範囲で折れ曲がり、局部的に大
きな歪がかかることがないのである。またバツク
ルストーク１の角度が異なつたような場合には前
記境界部分において筒状部２が上方または下方に
曲がることによつてバツクルストーク１の角度に
追従することができ、広範囲のバツクルストーク
１の角度のものに対して兼用することができるも
のである。角度の異なるものに適用した場合にお
いても、その角度の違いに前記境界部分全体にお
いて対応するので、局部的に大きな歪が生じて経
時的に破断するということはない。
第１図は従来のアンカーカバーの使用状態を示
す中央縦断面図である。第２図は本考案のアンカ
ーカバーの一実施例の使用状態を示す中央縦断面
図である。 １……バツクルストーク、２……筒状部、３…
…車体、４……覆い部、５……取付けボルト、６
……取付けボルトの頭部、７……短筒部、１３…
…凹溝、１４……下縁。
す中央縦断面図である。第２図は本考案のアンカ
ーカバーの一実施例の使用状態を示す中央縦断面
図である。 １……バツクルストーク、２……筒状部、３…
…車体、４……覆い部、５……取付けボルト、６
……取付けボルトの頭部、７……短筒部、１３…
…凹溝、１４……下縁。
Claims (1)
- シートベルトのバツクルのアンカー部を覆うプ
ラスチツク製カバーにおいて、可撓性のプラスチ
ツク材料により一体的に成形され、前記バツクル
のバツクルストークの下端部に嵌合される筒状部
と、バツクルストークと車体との固定部分の上部
および周縁部を覆う覆い部とよりなり、前記筒状
部が覆い部に対して傾斜しており、該覆い部の上
部下面に取付けボルトの頭部の嵌合する短筒部が
垂設され、前記筒状部と覆い部との境界部の上部
および側部には周方向に延びる複数の凹溝を形成
し、その側部の下縁を斜めの直線状に形成してな
ることを特徴とするシートベルトのバツクルのア
ンカーカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19996982U JPS59105153U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | シ−トベルトのバツクルのアンカ−カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19996982U JPS59105153U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | シ−トベルトのバツクルのアンカ−カバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59105153U JPS59105153U (ja) | 1984-07-14 |
| JPH0215727Y2 true JPH0215727Y2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=30425498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19996982U Granted JPS59105153U (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | シ−トベルトのバツクルのアンカ−カバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59105153U (ja) |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP19996982U patent/JPS59105153U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59105153U (ja) | 1984-07-14 |
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