JPH02156405A - 永久磁石消去ヘッド - Google Patents

永久磁石消去ヘッド

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Publication number
JPH02156405A
JPH02156405A JP31109488A JP31109488A JPH02156405A JP H02156405 A JPH02156405 A JP H02156405A JP 31109488 A JP31109488 A JP 31109488A JP 31109488 A JP31109488 A JP 31109488A JP H02156405 A JPH02156405 A JP H02156405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
magnetic
magnetic field
magnet
ferrite
Prior art date
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Pending
Application number
JP31109488A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Yamazaki
一也 山崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH02156405A publication Critical patent/JPH02156405A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気テープによシ記碌再生を行う機能を有した
磁気記録再生機器、特にオーディオ用のテープ消去にお
いて保磁力の高いメタルテープまで高能率に消去を行い
且つ偶数次歪及び消去雑音を低減できる永久磁石消去ウ
ッドに関するものである。
従来の技術 磁気テープ上に記録された磁気信号を消去するため従来
よシ第4図、第6図に示すように樹脂ケース1に硬質・
非磁性混合マグネット3を挿入し更に磁気テープがエツ
ジ部においてRの接線方向に人出する最適の接触状態と
なるように研摩してテープ摺動部2を形成し消去ヘッド
として機能させるために硬質・非磁性混合マグネット3
にテープ出口でほぼOGとなる漸減着磁を行い構成して
いた。すなわちこれにより、第6図に示すようにテープ
入口側で飽和磁界強度である600Gに着磁され保磁力
が600Q程度を有するクロムテープにおいてはほぼ磁
気飽和がなされテープ上の磁気信号を消去できる。そし
てその後全体としてはOGに限りなく近づく正着磁であ
るが、マグネット素材内部においては非磁性材を有する
ことから硬質材の正磁界に対する反転磁界である負磁界
が誘起されているためテープ上の磁界は600Gの磁界
強度から正負磁界の漸減磁界を影響を受けなからはt’
!Oaに収束される。つまシ従来より着磁ヨークの加工
技術上N、S極の極間隔が0.16111であったもの
を硬質・非磁性材の粒子径が第6図に示すように極間隔
となるため実験的に10μが可能となり、N・S極の反
転回数が10倍程度になり、更には再生ヘッドの同一ギ
ャップ中でテープ走行方向に垂直な方向で正負側磁界が
同時に存在し打ち消し合うため最終的に磁気テープを磁
気中性点であるOGに収束できるため偶数次歪及び消去
雑音を低減できるものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の消去ヘッドは正負磁界
が隣接しているため、正磁界から負磁界に向う磁束のル
ープは永久磁石消去ヘッド面近傍で収束するようになり
、磁気テープの磁性層の水平方向では少なくとも消去ヘ
ッド面と磁気テープ間のギャップである4μのスペーシ
ングロスにより磁界強度が低下する。従ってテープとの
接触が不均一になったり、テープの保磁力がメタルテー
プのように11509有する場合には、磁気信号のレペ
〃の大きい物は消去不完全となる。つ!シ、第6図に示
すように従来の永久磁石消去ヘッドの飽和磁界であるe
oo(3以上の信号磁気として例えば0〜800Gの磁
気変化で記碌されているとすれば、600G以下は60
0Gで飽和するがそれ以上では飽和しないため、600
c〜800oの磁気変化が残る。尚この磁気変化は永久
磁石の最終極に近づくに従って6000はOG付近にな
り、800Gは200Qに低下するが全体として磁気変
化の相対値は同じでありこれが再生された時消去残りと
なって検出される。よってテープ入口側の磁界強度をテ
ープの保持力に対しても接触不均一によるスペーシング
ロスにも十分余裕を持たせるためには磁界強度をテープ
入口側で増加させる必要がある。
そこで、本発明は前述した硬質・非磁性混合マグネット
を配置し、消去ヘッドとして機能させるために、漸減磁
界の偶数歪及び消去雑音を劣化させることなく、高保磁
力の磁気テープの消去効果を改善した永久磁石消去ヘッ
ドを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の永久磁石消去ヘッド
は、テープ入口側に高磁界を有するストロンチウムフェ
ライト又はバリウムフェライトの焼結マグネットを配置
し1一定の緩衝部分を介して、漸減磁界部を設けた硬質
磁性材と非磁性材を混合したマグネットを配置して構成
されている。
作用 上記構成によりテープ接触が不均一になるスペーシング
ロスによるテープ磁性層に対する水平磁界の減衰及び高
保磁力を有するメタルテープにおいても、高磁界を着磁
した焼結マグネットをテープ入口側に有するため完全に
テープのトラック全域にわたりテープの磁気飽和がなさ
れ磁気信号が消去される≦その後は硬質・必磁性混合マ
グネットを配置して漸減磁界を設けた部分をテープが通
過し磁気中性点に収束され、偶数次歪及び消去雑音を劣
化させないことになる。
実施例 以下本発明の一実施例について説明する。第1図、第2
図に示すように本発明の一実施例における永久磁石消去
ヘッドの構成を示すものである。
樹脂ケース4にテープ走行方向の入口側にストロンチュ
ウムフェライト焼結マグネット6を配置し一定間隔をお
いて硬質磁性材としてストロンチウムフェライトの粒径
1〜6μのものと非磁性材としてM n −Z nの粒
径2〜eμのものを50対60で混合し均一分散した硬
質・非磁性混合マグネット6を配置して構成している。
更に、第3図に示すようにストロンチュウムフェライト
焼結マグネット6には飽和磁界である1400Qの着磁
を行い、硬質・非磁性混合マグネット6にはテープ出口
側に向って600GからoGに収束する着磁を施してい
る。
以上のような構成・着磁を行うことによりテープ磁性層
の磁気信号記録方向である水平磁界をテープ接触のスペ
ーシングロスを考慮しても11505以上の水平磁界は
確保されメタルテープの磁気信号は十分消去される。す
なわち、315Hzの飽和磁気信号を従来消去率30d
Bであったものを本発明の構成の永久磁石消去ヘッドの
構成とすることにより65(IB に改善できる。
このように消去率が改善される理由としてテープの有す
る最大磁束密度よりもテープ入口側に配置したストロン
チュウムフェライト焼結マグネット5の最大磁界強度の
方が大きくなるためである。
すなわち磁気テープに最大磁束密度で磁気記録した場合
の磁界強度を8005としても従来はテープの入口側で
eoo、)であるため最終極まで消去過程を進めていっ
ても0〜200Qの磁気変化が認められたが、本発明の
実施例によれば80OGの磁界強度を有した磁気記録テ
ープであってもそれ以上の磁界強度である1150Qで
テープ磁界強度を飽和したのち消去過程に入るため永久
磁石消去ヘッドの最終極付近でも磁気変化が認められな
くなる。これはすなわち完全に信号消去されたことに他
ならない。
なお、上記実施例ではテープ入口側としてストロンチュ
ウムフエライト焼結マグネット5を用いるものについて
説明したがバリウムフェライト焼結マグネットを用いて
もよい。
また、このストロンチュウムフェライト又はバリウムフ
ェライトの焼結マグネット5としては、水平磁界を増加
させてテープ信号の消去効率を高めるために、磁界パタ
ーンとして1極ないし2極以上の縦、横又は斜め分割の
磁界パターンとしたり、これらの磁界パターンを組合せ
た構成とすることが望ましい。
発明の効果 以上のように本発明は、テープ入口側にメタルテープの
保磁力を上回る磁界強度を有する材料としてストロンチ
ュウムフヱライト又はバリウムフェライト焼結マグネッ
トを有するため、磁気テープ上の磁気変化を確実に飽和
磁界まで高めることができ消去率を改善することができ
る。尚、ストロンチュウムフェライト又はバリウムフェ
ライト焼結マグネットと硬質・非磁性混合マグネットの
間に一定間隔を設けることによりストロンチュウムフェ
ライト又はバリウムフェライト焼結マグネットの高磁界
の影響を緩衝させることができ、偶数次歪及び消去雑音
の劣化を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における永久磁石消去ヘッド
の正面図、第2図は一実施例における永久磁石消去ヘッ
ドの着磁パターンを示す説明図、第3図は第2図におけ
る着磁パターンの磁界強度を示す特性図、第4図は従来
例を示す永久磁石消去ヘッドの正面図、第6図は従来例
の着磁パターンを示す説明図、第6図はその時の磁界強
度を示す特性図である。 4・・・・・・樹脂ケース、6・・・・・・ストロンチ
ュウムフェライト焼結マグネット、6・・・・・・硬質
・非磁性混合マグネット。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第 図 4劃脂クース 一一一◆テープまオテ友商 第 図 第 図 樹油部 距離−一會

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テープ走行の入口側よりストロンチュウムフェラ
    イト又はバリウムフェライトの焼結マグネットを配置し
    た磁界部を設け、更にその後に一定間隔の樹脂部による
    緩衝部分を介して硬質磁性材としてストロンチュウムフ
    ェライトの粒径1〜6μのものと非磁性材としてMn−
    Znの粒径2〜6μのものを50対50で混合したマグ
    ネットを配置してテープ出口側に向ってほぼゼロガウス
    に収束する漸減磁界部を設けた永久磁石消去ヘッド。
  2. (2)テープ走行入口側のストロンチュウムフェライト
    又はバリウムフェライトの焼結マグネットに設ける磁界
    パターンとして、1極ないしは2極以上の縦、横又は斜
    め分割磁界パターン及びそれらを組合せた構成とした請
    求項1記載の永久磁石消去ヘッド。
JP31109488A 1988-12-08 1988-12-08 永久磁石消去ヘッド Pending JPH02156405A (ja)

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JPH02156405A true JPH02156405A (ja) 1990-06-15

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JP31109488A Pending JPH02156405A (ja) 1988-12-08 1988-12-08 永久磁石消去ヘッド

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