JPS61202319A - 永久磁石消去ヘツド - Google Patents

永久磁石消去ヘツド

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JPS61202319A
JPS61202319A JP4313085A JP4313085A JPS61202319A JP S61202319 A JPS61202319 A JP S61202319A JP 4313085 A JP4313085 A JP 4313085A JP 4313085 A JP4313085 A JP 4313085A JP S61202319 A JPS61202319 A JP S61202319A
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JP
Japan
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tape
magnetic
head
magnetic field
magnetization
Prior art date
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JP4313085A
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English (en)
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JPH0576683B2 (ja
Inventor
Kyoichi Hasegawa
長谷川 享一
Mitsuru Yashiro
家城 満
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録装置に用いる永久磁気消去ヘッドに関
するものである。
従来の技術 一般に磁気テープ等の磁気記録媒体を消去する方法とし
て、交流消去法、永久磁石を用いるもの及びそれらを複
合して用いるものがある。更に永久磁石を用いるものの
中には、記録媒体に飽和磁界を与えて信号を消去する飽
和消去型のものと、ヘッド面を走行する記録媒体に反転
、且つ漸減する磁界を与える漸減交番磁界型のものとが
あり、本発明は漸減交番磁界の永久磁石消去ヘッドに関
するものである。
従来の漸減磁界の消去ヘッドは第6図(&)に示す如く
磁気ヘッドのテープ摺動面に磁石材7を配し、磁石材7
を順次磁界が漸減するN極、S極の複数極となるように
着磁したもので、磁気テープが磁石材フ上を通過するこ
とによシ、磁気テープを擬似ムC的に消去するものであ
る。
第6図Φ)は磁気テープに加わる消去ヘッドの磁界強度
分布8を示したものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来の消去ヘッドは、擬似ムC
的であるため、飽和消去型に比べ、S/Nが優れている
という長所を有している。しかし上記擬似ムC型は、磁
極数が加工技術の都合上、また着磁技術の点でとり得る
交番磁極数に制限があり、N極、S極間の距離は0.3
H程度が限界である。従って消去しようとするテープの
磁気特性が異なる場合、あるいはテープとの接触が不均
一になった場合等には磁気テープは第6図に示すように
、磁気中性点で消去されず、直流残留磁化が、mだけ残
った状態になる。ただし第6図は磁気テープのB−Hカ
ーブを示したものである。
従って磁気テープは矢印で示したマイナーループを描き
ながら最終的に直流残留磁化mの点におちつくため、消
去後の磁気テープの磁気中性点、すなわち、直流残留磁
化mが零という値にするには、交番磁極数の少ない消去
ヘッドでは、消去ヘッドの磁界分布の設定が非常に難か
しく、またテープとの接触状態の微妙な変動によっても
、テープに印加される磁界強度が異なシ、直流残留磁化
mが残るのが一般的である。仁のような直流磁化が残っ
たテープを用いて記録再生を行なった場合には偶数次歪
が多く発生するという大きな欠点を有している。
更に、多極着磁消去ヘッドを用い、消去状態から停止操
作を行なうと消去ヘッドは磁気テープから瞬時に後退し
離脱するため、その際に磁気テープに消去ヘッドの磁界
分布が着磁パターンとし転写されるという問題がある。
このような磁気テープを再生すると上記転写された着磁
パターンが再生され、瞬時的に大きなノイズ(以後この
ノイズをヘッド離脱ノイズと称す)が発生する欠点を有
している。
本発明は上記従来ヘッドの問題点を解消するもので、消
去後の残留磁化を磁気中性点に近すけ、偶数次歪の発生
を大幅に低減するとともに、消去ヘッドにより転写され
た着磁パターンによるヘッド離脱ノイズを大幅に低減す
ることのできる永久磁石消去ヘッドを提供するものであ
る。
“問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の永久磁石消去ヘッ
ドは、消去ヘッドのテープ摺動面に、硬質磁性材と軟質
磁性材を交互にかつ隣り合うように分散させ、更に磁性
材料の磁界強度がテープ入口側では強く、出口側では弱
く着磁されるように構成されている。
作用 本発明は、上記した構成及び着磁法により、消去ヘッド
の動作面において、N領域とS領域とを交互かつ隣シ合
う、棒状軟質磁性材と、微粉末状硬質磁性材で構成し各
々のN領域、あるいはS領域において磁界強度がテープ
入口側では強く、出口側では弱く着磁することによシ棒
状又は針状軟質磁性材及び微粉末硬質磁性材間距離で、
テープ走行方向に漸減交番磁界を、テープ幅方向に交番
磁界を形成することにより交番磁極数を多極化し消去後
の残留磁化を磁気中性点に近づけ、従来ヘッドに比べ、
S/Nが優れている。更に、テープ幅方向にも多極化が
行なわれることにより、その着磁パターンが磁気テープ
に転写されても、再生ヘッドで再生する時、再生ヘッド
に入る磁束は互いに逆方向の成分となるため打ち消し転
写パターンによるヘッド離脱ノイズを減少させることが
できるとともに、更に消失後磁気テープに残留する磁化
の直流成分もテープトラック内では互いに逆成分となる
ため、偶数次歪の発生がない。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図(IL)は本発明の一実流側忙おける永
久磁石消去ヘッドの構成を示すものである。第1図(b
)は、そのD−D’線断面図である。第1図において、
1は例えばサー11)ニームコバルト。
ストロンチュームフェライト等の硬質磁性材、2ハ例工
Id、鉄、バーメンジュール、パーマロイ。
フェライト等の軟質磁性材である。
なお、硬質磁性材1は微粉末状であり、軟質磁性材2は
棒状(丸棒、角棒又は針状でもよい)で、その径は10
μm〜1ooμm位、である。
更に、硬質磁性材1と軟質磁性材2は、十分混合される
とともにカップリン剤によりカブプリング処理を行なっ
た後、テープ摺動性が良好、及び表面研磨後の面が良好
であるバインダ3(例えばナイロン、ポリプロピレン等
)とミキラングロール等で十分混練された後、成型され
る。なお、成型を磁場中で行なうことにより棒状軟質磁
性材2は、消去ヘッド動作面に垂直方向に配向される。
更に微粉末状硬質磁性材1は消去ヘッド動作面に垂直に
配向される。
更に、硬質磁性材1、軟質磁性材2を混合し焼結体とす
ることも十分可能である。
次に、第2図は、着磁強度分布図であり、横軸はテープ
走行方向の入口側を0とし出口側をZとした消去ヘッド
に対するテープ位置、縦軸は着磁強度である。着磁強度
は、テープ走行方向の入口側では強く、出口側では弱く
着磁されている。
着磁後消去ヘッド動作面の着磁パターンは、硬質磁性材
1は着磁方向の磁極に、軟質磁性材2の極性は硬質磁性
材1の極性とは相反する磁極が誘起される。したがって
、硬質磁性材1をN領域に着磁すると軟磁性材2には相
反するS領域に誘起される。尚、矢印Cはテープ幅方向
を示すものである。
以上のように構成された永久磁石消去ヘッドについて以
下その動作について説明する。
まず、着磁状態を矢印ムで示すテープ走行方向に見た場
合について以下に述べる。第3図のように座標系のX、
Y軸をテープの摺動面内にとり、Z軸を紙面に垂直にと
ったとき、消去ヘッドの摺動面から垂直に出る磁界強度
比の分布は第4図(a)の特性9のようになっている。
このように本消去ヘッドはX方向では磁界の絶対値が、
交番しながら漸減する。この時、各々のN領域とS領域
の磁極間距離は、硬質磁性材1と軟質磁性材2の粒径で
決まる。
次に着磁状態をテープ幅方向に見た場合について述べる
。この場合の着磁状態は第4図(b) 、 (C) 。
(d)の特性10,11.12のようになっている。
すなわちX=aのY方向に分布を見たものが第4図(b
)ノ特性10で、特性11,12は各々x=b、cの位
置に対応するものである。このように本消去ヘッドはX
方向では交番磁界の絶対値が漸減し、Y方向に分布を見
れば、絶対値が等しい交番着磁となっている。
上記着磁をされた消去ヘッドを用いてテープ消去した場
合、テープ走行方向へは、漸減交番着磁の多極着磁消去
ヘッドとなシ、磁気中性点近くに消去されS/Nが優れ
ている。さらに、テープ幅方向へは、絶対値が等しい交
番着磁の多極着磁消去ヘッドとなシ記録再生トラックで
はN領域とS領域の磁界を受け、漸減交番磁界を通過後
にはテープの残留磁化はBH右カーブ磁気中性点に対し
、トラック内にN領域、S領域の逆極性の残留磁化点に
とどまる。
このように本発明の消去ヘッドを用いれば、残留磁化は
トラック内で相補的に作用し、見かけ残留磁化は零とな
る。これによシ本発明の消去ヘッドを用いれば記録再生
による偶数次歪は発生しない。一方テープ上に転写され
たパターンを再生ヘッドが再生する時に生ずるヘッド離
脱ノイズに関しては、再生ヘッドが転写パターン上のど
の位置においても再生へラドコアに流入する磁束は互い
に打ち消されるためヘッド離脱ノイズは著しく減少する
発明の効果 本発明の消去ヘッドは消去ヘッドの動作面にN領域とS
領域とを交互にかつ隣り合うN領域とS領域を、硬質磁
性材と軟質磁性材によシ構成し、更に各々のN領域とS
領域に対し磁極強度がテープ入口側では強く、出口側で
は弱く着磁している。
したがって、消去ヘッドがテープから離脱するときテー
プに残る転写パターンに起因するヘッド離脱ノイズを著
しく低減させ得る。さらに本消去ヘッドは、消去したテ
ープにたとえ残留磁化があってもトラック幅内ではN領
域とS領域の逆極性の残留磁化点にとどまシ、見かけ残
留磁化は零となり、記録再生時の偶数次歪が発生しない
効果がある。またテープ入口側から出口側にかけて磁極
強度も漸減となっているため消去されるチアゾは漸減交
番磁界を受は交流消去と同様S/Nの良好な消去特性が
得られる。
更に、本消去ヘッドは、軟質磁性材及び硬質磁性材が動
作面に垂直に配向されているため、消去ヘッド製造時の
研削及び研磨量による特性変化、及びテープ摺動による
動作面の磨耗が生じても特性変化はみられない等の特有
の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(&)は本発明の第1の実施例における永久磁石
消去ヘッドの構成を示す正面図、第1図の)は第1図(
a)のD−D’線断面図、第2図はその着磁強度分布図
、第3図は同第2図の実施例における永久磁石消去ヘッ
ドの構成を示す正面図、第4図(IL)〜(d)は同着
磁強度分布図、第6図(&)は従来の消去ヘッドの構成
図、第5図(b)は同着磁強度分布図、第6図は記録媒
体のB−Hカーブ特性図である。 1・・・・・・硬質磁性材、2・・・・・・軟質磁性材
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名茶 
2yJ チー7°L行方向 □ 第3図 1K4閃 5m

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 消去ヘッドの動作面にN領域とS領域を交互に、かつ隣
    り合うN領域とS領域を、棒状軟質磁性材と微粉末状硬
    質磁性材で形成し、更に、各々のN領域あるいはS領域
    に於いて磁界強度がテープ入口側で強く出口側では弱く
    着磁するように構成してなる永久磁石消去ヘッド。
JP4313085A 1985-03-05 1985-03-05 永久磁石消去ヘツド Granted JPS61202319A (ja)

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JPS61202319A true JPS61202319A (ja) 1986-09-08
JPH0576683B2 JPH0576683B2 (ja) 1993-10-25

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