JPH021562Y2 - - Google Patents
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- JPH021562Y2 JPH021562Y2 JP1983131545U JP13154583U JPH021562Y2 JP H021562 Y2 JPH021562 Y2 JP H021562Y2 JP 1983131545 U JP1983131545 U JP 1983131545U JP 13154583 U JP13154583 U JP 13154583U JP H021562 Y2 JPH021562 Y2 JP H021562Y2
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Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は天井から吊したワイヤの如き索条に
各種の物品を吊り掛け支持する吊持具に係り、と
くに現場で対象物品の吊り変えなどが簡単に行え
るようにすることを目的とする。
各種の物品を吊り掛け支持する吊持具に係り、と
くに現場で対象物品の吊り変えなどが簡単に行え
るようにすることを目的とする。
この種の吊持具として、例えば第3図に示す如
く外筒21にボールチヤツキング機構を内蔵した
位置調整具2を用意し、天井から吊した索条1に
これの下端から位置調整具2を挿通し、任意の高
さ位置で外筒21に物品取付具3を介して物品を
固定すれば、物品の重みで外筒21に内蔵のボー
ル24が索条1に食い込んで物品を吊持する形態
のものが公知である(例えば実開昭57−107440号
公報)。
く外筒21にボールチヤツキング機構を内蔵した
位置調整具2を用意し、天井から吊した索条1に
これの下端から位置調整具2を挿通し、任意の高
さ位置で外筒21に物品取付具3を介して物品を
固定すれば、物品の重みで外筒21に内蔵のボー
ル24が索条1に食い込んで物品を吊持する形態
のものが公知である(例えば実開昭57−107440号
公報)。
しかし、これで問題になるのはデイスプレイの
変更などで既存の索条1に別の物品を吊り変えた
り、物品の数を増加又は減少したりする場合であ
る。そうした場合には、物品を固定するための物
品取付具3を対象物品に応じたものに交換するこ
とになるが、従来ではこの物品取付具3が仮りに
前記位置調整具2の外筒21に着脱自在であつて
も内に索条1が通つているので、いちいち既存の
物品取付具3を索条1の下端から抜き外して新た
な物品取付具3を挿通し直さねばならない。1本
の索条1に2個以上の位置調整具2が挿通固定さ
れることも少なからず有るが、その場合には下段
の吊持具まで順送りで索条1から抜き外して再挿
通することになり、この作業が大変に面倒で頻雑
であつた。一般にこの種の索条1は振れ止めのた
めに下端が床面に固定されているので、なお更で
あつた。
変更などで既存の索条1に別の物品を吊り変えた
り、物品の数を増加又は減少したりする場合であ
る。そうした場合には、物品を固定するための物
品取付具3を対象物品に応じたものに交換するこ
とになるが、従来ではこの物品取付具3が仮りに
前記位置調整具2の外筒21に着脱自在であつて
も内に索条1が通つているので、いちいち既存の
物品取付具3を索条1の下端から抜き外して新た
な物品取付具3を挿通し直さねばならない。1本
の索条1に2個以上の位置調整具2が挿通固定さ
れることも少なからず有るが、その場合には下段
の吊持具まで順送りで索条1から抜き外して再挿
通することになり、この作業が大変に面倒で頻雑
であつた。一般にこの種の索条1は振れ止めのた
めに下端が床面に固定されているので、なお更で
あつた。
この考案はかかる事実に着目して、索条に挿通
固定される位置調整具に物品を取付けるための物
品取付具に改良を加え、この物品取付具の脱着が
簡単に行なえるようにして索条に対する物品の吊
り変え、増減が現場にて簡単に行なえるようにす
ることを目的とする。
固定される位置調整具に物品を取付けるための物
品取付具に改良を加え、この物品取付具の脱着が
簡単に行なえるようにして索条に対する物品の吊
り変え、増減が現場にて簡単に行なえるようにす
ることを目的とする。
次にその詳細を図面に基づき説明すると、第1
図ないし第4図は本考案に係る吊持具の第1実施
例を示しており、本案吊持具は上端が天井側に固
定される索条1と、この索条1に上下動自在に挿
通されて任意の高さ位置で索条1に固定される位
置調整具2と、被吊持物品A側に固着されて位置
調整具2に受け止め支持される物品取付具3とか
らなる。
図ないし第4図は本考案に係る吊持具の第1実施
例を示しており、本案吊持具は上端が天井側に固
定される索条1と、この索条1に上下動自在に挿
通されて任意の高さ位置で索条1に固定される位
置調整具2と、被吊持物品A側に固着されて位置
調整具2に受け止め支持される物品取付具3とか
らなる。
図示例の索条1はステンレス細線を撚つたワイ
ヤであり、上端が天井パネル4の裏側(上側)空
間に走る横架部材などに固定金具で固定されるこ
とを予想している。そして天井から垂下した索条
1は振れ止めを図るために床面5側に固定する。
ヤであり、上端が天井パネル4の裏側(上側)空
間に走る横架部材などに固定金具で固定されるこ
とを予想している。そして天井から垂下した索条
1は振れ止めを図るために床面5側に固定する。
索条1の下端を床面5に固定する手段として
は、第1図に示すように索条1の下端を床面5か
ら僅かに離した状態に置き、内外にネジ山を切つ
たネジ筒6を有する固定座7を索条1の直下で床
面5にビス8で固定する。この固定座7は床面5
に接着材で接着固定してもよい。そして、筒状の
バネ受け9の下端ネジ筒部9aを固定座7のネジ
筒6に内嵌螺合する。一方索条1にはこれの切断
下端から孔10明きのバネ受け11ついで係止リ
ング12を挿通し、索条1の下端に該リング12
をペンチで圧着固定して索条1の切断下端部のバ
ラけ止めを図るとともに、バネ受け11の抜け止
めを図り、コイルバネ13の両端を上下のバネ受
け11,9にそれぞれ固定し、以て該バネ13で
索条1を弛まないように引き寄せる。同時に固定
座7に対するバネ受け9のネジ込み加減の調節と
バネ13とで索条1の長さの過不足と緊張度合を
調節できるものとなつている。
は、第1図に示すように索条1の下端を床面5か
ら僅かに離した状態に置き、内外にネジ山を切つ
たネジ筒6を有する固定座7を索条1の直下で床
面5にビス8で固定する。この固定座7は床面5
に接着材で接着固定してもよい。そして、筒状の
バネ受け9の下端ネジ筒部9aを固定座7のネジ
筒6に内嵌螺合する。一方索条1にはこれの切断
下端から孔10明きのバネ受け11ついで係止リ
ング12を挿通し、索条1の下端に該リング12
をペンチで圧着固定して索条1の切断下端部のバ
ラけ止めを図るとともに、バネ受け11の抜け止
めを図り、コイルバネ13の両端を上下のバネ受
け11,9にそれぞれ固定し、以て該バネ13で
索条1を弛まないように引き寄せる。同時に固定
座7に対するバネ受け9のネジ込み加減の調節と
バネ13とで索条1の長さの過不足と緊張度合を
調節できるものとなつている。
更に、少なくとも上下端の内面にネジを切つた
縦長円筒状の筒体15を用意し、この筒体15の
下端を固定座7のネジ筒6に外嵌螺合して床面5
上に起立させ、該筒体15内に予め索条1にこれ
の下端から挿通した予備の位置調整具2を図では
3個収納して前記バネ受け11で受け止め支持す
る。そして中央に挿通孔16を有する閉じ蓋17
を筒体15の上端に嵌合螺着し、索条1を該蓋1
7の挿通孔16に通したものとなつている。因
に、固定座7に対する筒体15の固定および筒体
15の上端への閉じ蓋17の装着はそれぞれ圧入
嵌合などであつてもよいことは言うまでもない。
縦長円筒状の筒体15を用意し、この筒体15の
下端を固定座7のネジ筒6に外嵌螺合して床面5
上に起立させ、該筒体15内に予め索条1にこれ
の下端から挿通した予備の位置調整具2を図では
3個収納して前記バネ受け11で受け止め支持す
る。そして中央に挿通孔16を有する閉じ蓋17
を筒体15の上端に嵌合螺着し、索条1を該蓋1
7の挿通孔16に通したものとなつている。因
に、固定座7に対する筒体15の固定および筒体
15の上端への閉じ蓋17の装着はそれぞれ圧入
嵌合などであつてもよいことは言うまでもない。
第3図および第4図において、位置調整具2は
上端部の内面に下広がりテーパー面20を有する
縦長円筒状の外筒21と、該外筒21に上下動自
在に内装されて索条1を通すための挿通孔22を
有するボール保持筒23と、このボール保持筒2
3に同一水平面上の3等分点位置において径方向
にのみ移動可能に保持されて前記テーパー面20
に内接する3個のボール24と、前記外筒21内
にボール保持筒23を常に上方に押し上げ付勢す
べく装着された圧縮コイルバネ25とからなる。
図では外筒21にテーパー面20を有する別体の
部材26が上方から内嵌螺合されていて、ボール
保持筒23の上端部23aが外筒21の上端面2
1aから突出し、外筒21から下方に突出した該
保持筒23の下端部23bに操作つまみ27が固
定されている。
上端部の内面に下広がりテーパー面20を有する
縦長円筒状の外筒21と、該外筒21に上下動自
在に内装されて索条1を通すための挿通孔22を
有するボール保持筒23と、このボール保持筒2
3に同一水平面上の3等分点位置において径方向
にのみ移動可能に保持されて前記テーパー面20
に内接する3個のボール24と、前記外筒21内
にボール保持筒23を常に上方に押し上げ付勢す
べく装着された圧縮コイルバネ25とからなる。
図では外筒21にテーパー面20を有する別体の
部材26が上方から内嵌螺合されていて、ボール
保持筒23の上端部23aが外筒21の上端面2
1aから突出し、外筒21から下方に突出した該
保持筒23の下端部23bに操作つまみ27が固
定されている。
この位置調整具2は索条1の下端部にバネ受け
11および係止リング12を装着するに先だつて
前記挿通孔22を利用して該索条1に下端から挿
通される。図では1本の索条1に4個の位置調整
具2を挿通し、うち3個は前記筒体15内に予備
として収納してある。各位置調整具2は天井から
垂下した索条1に対して上方には自由に移動で
き、下向きには前記バネ25の作用で3個のボー
ル24がテーパー面20に内接して索条1を軽く
挟着しているので滑り落ちない。外筒21に下向
きの荷重が加わると、荷重の大きさに応じてボー
ル24が索条1を強く挟着する。但し、操作つま
み27を手にしてボール保持筒23を下方に引き
上げると、位置調整具2は自由に下降できる状態
となり、したがつて索条1に対して位置調整具2
は任意の高さ位置に案内して下方への滑り止めを
図つて固定できる。
11および係止リング12を装着するに先だつて
前記挿通孔22を利用して該索条1に下端から挿
通される。図では1本の索条1に4個の位置調整
具2を挿通し、うち3個は前記筒体15内に予備
として収納してある。各位置調整具2は天井から
垂下した索条1に対して上方には自由に移動で
き、下向きには前記バネ25の作用で3個のボー
ル24がテーパー面20に内接して索条1を軽く
挟着しているので滑り落ちない。外筒21に下向
きの荷重が加わると、荷重の大きさに応じてボー
ル24が索条1を強く挟着する。但し、操作つま
み27を手にしてボール保持筒23を下方に引き
上げると、位置調整具2は自由に下降できる状態
となり、したがつて索条1に対して位置調整具2
は任意の高さ位置に案内して下方への滑り止めを
図つて固定できる。
さて、物品取付具3は第1図およぴ第2図に示
すごとく中央部に上下貫通状の透孔30を有する
ボス31と被吊持物品Aの形状に応じた取付片3
2とを有し、該ボス31に透孔30に通じる縦割
溝33が入れられている。図では被吊持物品Aと
して平板状の棚が例示されており、ボス31の左
右に該物品Aの一辺部の差し込みを許す断面コ字
形状の取付片32,32が一体に設けられてい
る。このボス31と取付片32とは一体にプラス
チツク成形されることを予想しているが、金属製
にして両者31,32を一体に後組み結合した形
態であつてもよい。
すごとく中央部に上下貫通状の透孔30を有する
ボス31と被吊持物品Aの形状に応じた取付片3
2とを有し、該ボス31に透孔30に通じる縦割
溝33が入れられている。図では被吊持物品Aと
して平板状の棚が例示されており、ボス31の左
右に該物品Aの一辺部の差し込みを許す断面コ字
形状の取付片32,32が一体に設けられてい
る。このボス31と取付片32とは一体にプラス
チツク成形されることを予想しているが、金属製
にして両者31,32を一体に後組み結合した形
態であつてもよい。
しかるときは、索条1に位置調整具2を所望の
高さ位置に案内しておき、位置調整具2の上方に
おいて物品取付具3のボス31を索条1に当てが
い、ボス31の透孔30に縦割溝33を介して索
条1を案内挿通し、この状態から物品取付具3を
下方に滑らせて位置調整具2の外筒21の上端面
21aでボス31の下端面31aを受け止め支持
するとともに、位置調整具2側のボール保持筒2
3の上端の突出部23aをボス31の透孔30に
遊嵌させる。これで物品取付具3は位置調整具2
上において索条1から抜き外れることなく縦軸ま
わりに回動可能となる。したがつて、物品取付具
3の取付片32を所望の位置に回動して該取付片
32に対象物品Aを該取付片32に透設の孔35
を介してネジ止め固着することになる。この物品
Aの荷重は取付具3を介して位置調整具2の外筒
21にかかるので、前述した通り位置調整具2の
ボールチヤツキング機構が正しく働いて物品Aを
索条1上の所望位置に確実に吊持する。なお、物
品Aに予め位置調整具2を取付片32を介して固
着しておき、しかるのち位置調整具2を索条1に
挿通するようにしてもよい。これらは物品Aの重
量や現物の状況によつて適宜選択できることであ
る。
高さ位置に案内しておき、位置調整具2の上方に
おいて物品取付具3のボス31を索条1に当てが
い、ボス31の透孔30に縦割溝33を介して索
条1を案内挿通し、この状態から物品取付具3を
下方に滑らせて位置調整具2の外筒21の上端面
21aでボス31の下端面31aを受け止め支持
するとともに、位置調整具2側のボール保持筒2
3の上端の突出部23aをボス31の透孔30に
遊嵌させる。これで物品取付具3は位置調整具2
上において索条1から抜き外れることなく縦軸ま
わりに回動可能となる。したがつて、物品取付具
3の取付片32を所望の位置に回動して該取付片
32に対象物品Aを該取付片32に透設の孔35
を介してネジ止め固着することになる。この物品
Aの荷重は取付具3を介して位置調整具2の外筒
21にかかるので、前述した通り位置調整具2の
ボールチヤツキング機構が正しく働いて物品Aを
索条1上の所望位置に確実に吊持する。なお、物
品Aに予め位置調整具2を取付片32を介して固
着しておき、しかるのち位置調整具2を索条1に
挿通するようにしてもよい。これらは物品Aの重
量や現物の状況によつて適宜選択できることであ
る。
いま、既存の索条1に別の物品Aを交換して吊
持する場合は、位置調整具2はそのままにして対
象物品Aに見合つた物品取付具3を付け変えるこ
とになる。そのときは既存の物品取付具3をその
まま上方に滑らせて前述の要領とは逆にして索条
1から取り外し、例えば第5図a〜第5図jのう
ちから選ばれる物品取付具3のひとつを新たに装
着することになる。アタツチメントとして多数用
意される物品取付具3は物品Aが、例えば単に吊
り掛けられるものであるか、丸パイプ状であるか
といつた多様性に適うものとなつているが、いづ
れも位置調整具2側にボス31が受け止め支持さ
れ、該ボス31に透孔30と縦割溝33とが形成
され、かつ取付片32を有する点で共通してい
る。
持する場合は、位置調整具2はそのままにして対
象物品Aに見合つた物品取付具3を付け変えるこ
とになる。そのときは既存の物品取付具3をその
まま上方に滑らせて前述の要領とは逆にして索条
1から取り外し、例えば第5図a〜第5図jのう
ちから選ばれる物品取付具3のひとつを新たに装
着することになる。アタツチメントとして多数用
意される物品取付具3は物品Aが、例えば単に吊
り掛けられるものであるか、丸パイプ状であるか
といつた多様性に適うものとなつているが、いづ
れも位置調整具2側にボス31が受け止め支持さ
れ、該ボス31に透孔30と縦割溝33とが形成
され、かつ取付片32を有する点で共通してい
る。
そして、既存の索条1に別の物品Aを加えて吊
持する場合は、筒体15内の予備の位置調整具2
を取り出して使用することになる。逆に、吊持物
品Aの数を減じるときは余つた位置調整具2を筒
体15内に収納することになり、いずれの場合も
索条1の下端から位置調整具2を抜き差しする手
間を要しない。
持する場合は、筒体15内の予備の位置調整具2
を取り出して使用することになる。逆に、吊持物
品Aの数を減じるときは余つた位置調整具2を筒
体15内に収納することになり、いずれの場合も
索条1の下端から位置調整具2を抜き差しする手
間を要しない。
図示例の全容は以上のようになつているが、本
考案は細部の点までこれに限定するものではな
い。例えば、位置調整具2は第6図および第7図
に示す如く前記ボール24を波状の接触面36を
有する板体37に代えてもよい。また、第8図に
示す如く位置調整具2はこれの外周から中心部に
至る縦割溝38を上下間にわたつて形成し、該縦
割溝38に索条1を挿通したのち上下の止めネジ
39,39で位置調整具2を索条1に固定するも
のとし、位置調整具2の上端面21aに物品取付
具3のボス31の下端面31aが受け止め支持さ
れ、該上端面21aの中央から上向きに一体突出
する突出部23aが該ボス31の透孔30に嵌合
するようにしてもよい。このように位置調整具2
はこれが取付時又は後日に至つて索条1に沿つて
上下動自在に挿通され、適当な手段で固定可能な
ものであればその形態を問わない。物品取付具3
が位置調整具2上に受け止め支持された状態にお
いて、物品取付具3が回動自在であることも必須
ではない。
考案は細部の点までこれに限定するものではな
い。例えば、位置調整具2は第6図および第7図
に示す如く前記ボール24を波状の接触面36を
有する板体37に代えてもよい。また、第8図に
示す如く位置調整具2はこれの外周から中心部に
至る縦割溝38を上下間にわたつて形成し、該縦
割溝38に索条1を挿通したのち上下の止めネジ
39,39で位置調整具2を索条1に固定するも
のとし、位置調整具2の上端面21aに物品取付
具3のボス31の下端面31aが受け止め支持さ
れ、該上端面21aの中央から上向きに一体突出
する突出部23aが該ボス31の透孔30に嵌合
するようにしてもよい。このように位置調整具2
はこれが取付時又は後日に至つて索条1に沿つて
上下動自在に挿通され、適当な手段で固定可能な
ものであればその形態を問わない。物品取付具3
が位置調整具2上に受け止め支持された状態にお
いて、物品取付具3が回動自在であることも必須
ではない。
また、本考案は天井から吊した索条1の下端が
図示例の如く床面5に固定されている物品に特に
有効ではあるが、これに限られず自由状態にある
索条1の下端に位置調整具2を固定してこれに物
品取付具3を介して物品Aを吊持する形態であつ
てもよい。
図示例の如く床面5に固定されている物品に特に
有効ではあるが、これに限られず自由状態にある
索条1の下端に位置調整具2を固定してこれに物
品取付具3を介して物品Aを吊持する形態であつ
てもよい。
以上説明したように、この考案では索条1に挿
通して任意の高さ位置で固定した位置調整具2に
物品取付具3を介して物品Aを吊持するについ
て、位置調整具2に別体の物品取付具3を受け止
め支持するものとした。具体的には物品取付具3
が透孔30を有するボス31と物品Aが固着され
る取付片32とを備えていて該ボス31に透孔3
0に通じる縦割溝33を入れたものとし、位置調
整具2の上方において索条1を縦割溝33を介し
て透孔30に案内することにより物品取付具3を
索条1の中間部に径方向から挿通できるように
し、もつてそのまま降下させれば物品取付具3が
位置調整具2で受け止め支持されるようにした。
したがつて位置調整具2は単一仕様にして物品取
付具3は対象物品Aに応じて多種類のものを用意
しておけば、物品Aに適つた物品取付具3を装着
することにより物品Aを現場で手軽に吊持でき、
作業能率の向上を期すことができる。と同時に位
置調整具2は単一仕様にできるから全体として安
価に仕上がる。
通して任意の高さ位置で固定した位置調整具2に
物品取付具3を介して物品Aを吊持するについ
て、位置調整具2に別体の物品取付具3を受け止
め支持するものとした。具体的には物品取付具3
が透孔30を有するボス31と物品Aが固着され
る取付片32とを備えていて該ボス31に透孔3
0に通じる縦割溝33を入れたものとし、位置調
整具2の上方において索条1を縦割溝33を介し
て透孔30に案内することにより物品取付具3を
索条1の中間部に径方向から挿通できるように
し、もつてそのまま降下させれば物品取付具3が
位置調整具2で受け止め支持されるようにした。
したがつて位置調整具2は単一仕様にして物品取
付具3は対象物品Aに応じて多種類のものを用意
しておけば、物品Aに適つた物品取付具3を装着
することにより物品Aを現場で手軽に吊持でき、
作業能率の向上を期すことができる。と同時に位
置調整具2は単一仕様にできるから全体として安
価に仕上がる。
また、物品取付具3のボス31の下端面31a
が位置調整具2の上端面21aで受け止め支持さ
れた状態において、該ボス31の透孔30が位置
調整具2側の上端面21aから上向きに突出する
突出部23aに嵌合するものとしたので、物品A
を吊持した状態において位置調整具2から物品取
付具3が横外側方に抜け外れることもなく安全で
ある。
が位置調整具2の上端面21aで受け止め支持さ
れた状態において、該ボス31の透孔30が位置
調整具2側の上端面21aから上向きに突出する
突出部23aに嵌合するものとしたので、物品A
を吊持した状態において位置調整具2から物品取
付具3が横外側方に抜け外れることもなく安全で
ある。
とくに、物品取付具3はこれ自体が単独で索条
1の中間部ついで位置調整具2に極めて容易に脱
着できるので、該吊持物品Aの変更に際し、位置
調整具2は高さ調整をすることはあつてもそのま
まで物品取付具3を別のものに交換するだけで簡
単に物品Aの吊り変えを行え、デイスプレイの変
更などによく対応できて実用的価値たるや大であ
る。
1の中間部ついで位置調整具2に極めて容易に脱
着できるので、該吊持物品Aの変更に際し、位置
調整具2は高さ調整をすることはあつてもそのま
まで物品取付具3を別のものに交換するだけで簡
単に物品Aの吊り変えを行え、デイスプレイの変
更などによく対応できて実用的価値たるや大であ
る。
第1図は本考案に係る吊持具の使用状態を説明
する一部縦断正面図、第2図は位置調整具に物品
取付具を装着した状態での斜視図、第3図は位置
調整具の縦断面図第4図は位置調整具を構成する
ボール保持筒を示す斜視図である。第5図aない
し第5図jはそれぞれ形態の異なる物品取付具を
示す斜視図である。第6図およぴ第7図は位置調
整具の別実施態様例を示しており、第6図は縦断
面図、第7図はその構成部材の斜視図である。第
8図は位置調整具の更に異なる別実施態様例を示
す斜視図である。 1……索条、2……位置調整具、3……物品取
付具、A……物品、30……物品取付具の透孔、
31……物品取付具のボス、32……物品取付具
の取付片、33……物品取付具の縦割溝。
する一部縦断正面図、第2図は位置調整具に物品
取付具を装着した状態での斜視図、第3図は位置
調整具の縦断面図第4図は位置調整具を構成する
ボール保持筒を示す斜視図である。第5図aない
し第5図jはそれぞれ形態の異なる物品取付具を
示す斜視図である。第6図およぴ第7図は位置調
整具の別実施態様例を示しており、第6図は縦断
面図、第7図はその構成部材の斜視図である。第
8図は位置調整具の更に異なる別実施態様例を示
す斜視図である。 1……索条、2……位置調整具、3……物品取
付具、A……物品、30……物品取付具の透孔、
31……物品取付具のボス、32……物品取付具
の取付片、33……物品取付具の縦割溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上端が天井側に固定される索条1と、 この索条1に上下動自在に挿通されて任意の高
さ位置で該索条1に固定可能な位置調整具2と、 この位置調整具2に受け止め支持される物品取
付具3とからなり、 位置調整具2は、上端面21aの中央に上向き
に突出する突出部23aを有し、 物品取付具3は、上下貫通状の透孔30を有す
るボス31と、該ボス31につながつていて物品
Aが取付けられる取付片32とを有し、 該ボス31には索条1を横外側方から前記透孔
30に案内挿通するための縦割溝33を入れてあ
り、 物品取付具3のボス31の透孔30が位置調整
具2の突出部23aに上方から嵌合可能であつ
て、 前記ボス31の下端面31aが位置調整具2の
上端面21aに受け止め支持されることを特徴と
する吊持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13154583U JPS6038961U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 吊持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13154583U JPS6038961U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 吊持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6038961U JPS6038961U (ja) | 1985-03-18 |
JPH021562Y2 true JPH021562Y2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=30297359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13154583U Granted JPS6038961U (ja) | 1983-08-24 | 1983-08-24 | 吊持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038961U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62139626A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-23 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用可撓管 |
JPH0679591B2 (ja) * | 1986-03-07 | 1994-10-12 | 富士写真光機株式会社 | 内視鏡用可撓管の製造方法 |
CA1317609C (en) * | 1986-07-21 | 1993-05-11 | Specialized Mechanisms Incorporated | Quick release collar |
JPH044617Y2 (ja) * | 1986-09-08 | 1992-02-10 | ||
JP2005265117A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Osaka Coat Rope Kk | 抜き通し型ワイヤチャック |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524418U (ja) * | 1975-06-13 | 1977-01-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6112846Y2 (ja) * | 1980-12-25 | 1986-04-21 |
-
1983
- 1983-08-24 JP JP13154583U patent/JPS6038961U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524418U (ja) * | 1975-06-13 | 1977-01-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6038961U (ja) | 1985-03-18 |
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