JP2513806Y2 - 棚受用具 - Google Patents

棚受用具

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JP2513806Y2
JP2513806Y2 JP2433891U JP2433891U JP2513806Y2 JP 2513806 Y2 JP2513806 Y2 JP 2513806Y2 JP 2433891 U JP2433891 U JP 2433891U JP 2433891 U JP2433891 U JP 2433891U JP 2513806 Y2 JP2513806 Y2 JP 2513806Y2
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JP2433891U
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JPH04113310U (ja
Inventor
秀夫 荒川
Original Assignee
荒川技研工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、店頭,家庭,展示場な
どにおいて、棚板,ディスプレー,パネル,ハンガーそ
の他インテリア用構造体を懸吊状態に取り付けるときに
用いられる棚等用支持のための棚受用具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近、張設或いは懸吊されたワイヤやレ
ールの任意の位置に固定できる金具を用いてワイヤやレ
ールに棚板などの物品を懸吊することが行われている。
例えば天井から複数本のワイヤを垂下し、各ワイヤに金
具を同じ高さに取り付けることが行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
棚板取付具を介して棚板をワイヤに対して取り付けるに
は作業が煩雑で、重量のある板材をセットするにはかな
りの労力と人手を要することになる。特に棚板側に取付
具を固着してしまうとワイヤの張装作業が難事となる
し、ワイヤに取付具をグリップしておくと板材を両側で
押さえて締着しなければならず作業性が極めて悪い。し
かもワイヤに対して取付具を一旦配備してしまうと、棚
板やパネルの配置替え、例えば水平から直角に或いは片
側から両側にその逆の場合でも、その度に取付具をワイ
ヤから取換えなければならず、セッティングしなおすこ
ととなってワイヤに取付具を既に懸吊してしまった後
に、棚板を連結するときに特に不便であった。本考案
は、この従来の問題点を解決しようとするもので、板材
のセッティングを簡便化し、任意方向或いは所望の支持
角度にプレート又はパネルを支持することができ、また
板材の設定位置調整作業も容易に行うことができる棚板
用の棚受用具を構成簡単で安価に提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、ワイヤ挿入部
12とワイヤのグリップ機構2とを備えたワイヤのホル
ダー本体3の下端にフランジ4を設けると共に、該ホル
ダー本体3の外側に上下方向に延びた係合用の凹溝5を
対向して一対設け、該凹溝5,5に係合する係支部6,
6のあるプレート受部7を着脱自在に嵌装して前記フラ
ンジ4上に載置配備したことを特徴とする棚受用具であ
る。
【0005】
【作用】本考案の棚受用具は、ワイヤWにグリップ機構
2のあるホルダー本体3を挿通して懸吊しておき、棚板
などのプレートPにプレート受部7を装着してプレート
ごと、該プレート受部7の係支部6,6をホルダー本体
3の凹溝5,5に上方から係合しておろし、フランジ4
上で止めてプレートPをワイヤWに懸吊セッティングす
ることができ、必要に応じグリップ機構2を弛めてワイ
ヤW上にホルダー本体3を移動してプレートPの高さ位
置を調整することができる。また、懸吊したホルダー本
体3の凹溝5,5に予めプレート受部7の係支部6,6
を嵌挿してフランジ4上に載置しておきプレート受部7
に棚板,ガラス板などのプレートPを嵌装又は固着して
用いられ、この場合、ワイヤ上のホルダー本体3はその
ままでホルダー本体3からプレート受部7の挿脱によっ
てプレート受部7のみを取り換えてプレートPの配置を
水平状態或いは垂直状態若しく傾斜状態の位置に配置変
替えすること容易に行い得るものである。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図1乃至図6の例で説明す
ると、ワイヤ挿入部12と該ワイヤ挿入部12に連通す
るスリット1とワイヤのグリップ機構2とを備えたワイ
ヤのホルダー本体3の下端にフランジ4を設けると共
に、該ホルダー本体3の外側に上下方向に延びた係合用
の凹溝5を対向して一対設け、該凹溝5,5に係合する
係支部6,6のあるプレート受部7を着脱自在に嵌装し
て前記フランジ4上に載置配備して棚受用具としてあ
る。
【0007】この実施例では、前記ホルダー本体3の凹
溝5は、少なくとも前記プレート受部7の係支部6を一
対対接して嵌挿できる溝巾を持っていて、両サイドにプ
レート受部7,7を嵌装してプレートP,Pを保持でき
るようにしてあるが、片側のみ使用してもよい。また、
前記ホルダー本体3の凹溝5としては、前記スリット1
の両サイドに等間隔をおいて設けられているが必要に応
じ二つ以上選んで設けられるし、前記スリット1を含む
形で凹溝5を設けることもできる。
【0008】また前記ホルダー本体3としては、中空円
筒体であって、内部にコーン部のあるスリーブ20を持
っているグリップ機構2を内装し頂面より、前記グリッ
プ機構2のスリーブ20を突設し、該スリーブ20にス
リット21のあるロックキャップ22を着脱自在に螺合
してあり、しかも前記ホルダー本体3の凹溝5の上端は
ホルダー本体3の頂面に開口し、凹溝下端は前記フラン
ジ4の上端面で終わっている。このキャップ22として
は、下端部にフランジ(図示せず)を設けて前記プレー
ト受部7を上方から固定化することもできる。
【0009】前記プレート受部7には、ビス8を螺合し
て備え、プレートPを締付固着するのに便ならしめてあ
るが、取付孔を設けてネジ止めしたり、板バネなどを介
在させて弾性的に支持することも選んでできる。なお、
前記ホルダー本体3の中空内周面は、上方に向かって細
径となるテーパー面部10を有し、中空部にはスリーブ
20がバネ11により上向きに付勢されて収容されてい
る。スリーブ20は、中央にワイヤWの挿入部12を貫
通して備えた円筒体で、前記テーパー面部10にほぼ一
致するコーン部13を備え、上部端部はバネ11の復元
時に突出する長さを有している。そしてコーン部13に
半径方向に貫通するボール挿入孔を3個備え、各ボール
挿入孔にボール14が1個ずつ収容されている。そして
ボール14は、挿入部12に挿入されたワイヤWのチャ
ック部材で、スリーブ20を人為的にホルダー3内に押
し込まない状態においては、挿入部12のワイヤWをグ
リップし、下方に滑り落ちることを強固に阻止し、スリ
ーブ20をバネ11に抗して押し込んだ状態において
は、ワイヤWに対して容易に自由に滑らすことができる
ものである。
【0010】なお、この実施例ではワイヤWへの取り付
け,取り外しを簡単にするために挿入部12に連通する
スリット1がホルダー本体3に、またスリット21がス
リーブ20にそれぞれ設けられている。従って、スリー
ブ20を上方に付勢するバネとして2本の圧縮コイルバ
ネ11,11が挿入部12からスリット1,21に至る
連通空間を避けて一対設けられ、またスリット1,21
が連通状態を保持するようにスリーブ20が、ホルダー
本体3に対してまわるのを防止するガイドロッド15が
設けられる。この実施例でのガイドロッド15は、ホル
ダー本体3の中空部開口部に圧入される、バネ封入部材
である底蓋9に突設されて配備されている。底蓋9にも
挿入部12及びスリット1,21に連通する切欠9が設
けられている。ワイヤ専用の場合では、ワイヤ挿入部1
2に連通するスリット1,21のないホルダーを選んで
用いることもできる。
【0011】図中、16は嵌合部であって、プレート受
部7の一端部に形成され、前記ホルダー本体3を挿入で
きるようにしてある。17は小球、18は挿通孔で前記
ガイドロッド15を挿入する。
【0012】図7の実施例では、前記プレート受部7を
水平方向に挾持する形態を示し、Aはプレートを水平に
挾持するもの、Bは取付孔18を設けた取付片としプレ
ートを水平にネジ固着するものである。なお、ワイヤW
へのホルダー本体3の固定には、棚板の連結後に行って
もよい。
【0013】
【考案の効果】本考案は、ワイヤ挿入部とワイヤのグリ
ップ機構とを備えたワイヤのホルダー本体の下端にフラ
ンジを設けると共に、該ホルダー本体の外側に上下方向
に延びた係合用の凹溝を対向して一対設け、該凹溝に係
合する係支部のあるプレート受部を着脱自在に嵌装して
前記フランジ上に載置配備したことにより、棚やパネル
などの板材をワイヤに懸吊するのに自由度があって、ワ
イヤに保持されたホルダー本体にプレート受部を介して
上から落とし込めば容易に装着できるので、板材のセッ
ティングを簡便化し任意方向或いは所望の支持角度にプ
レート又はパネルを支持することができ、また板材の設
定位置調整作業も容易に行うことができ作業性を著しく
向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の平面図である。
【図2】本考案の実施例の正面図である。
【図3】実施例の分離状態を示す斜視図である。
【図4】図3のa−a線における縦断面図である。
【図5】図3のb−b線における縦断面図である。
【図6】実施例の使用状態を示す正面図である。
【図7】本考案のプレート受部の他の実施例を示す斜視
図で、Aはプレート挾持型、Bはプレート取付型であ
る。
【符号の説明】
1 スリット 2 グリップ機構 3 ホルダー本体 4 フランジ 5 凹溝 6 係支部 7 プレート受部 8 ビス 9 底蓋 10 テーパー面部 11 バネ 12 ワイヤ挿入部 13 コーン部 14 ボール 15 ガイドロッド 20 スリーブ 21 スリット 22 キャップ

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ挿入部12とワイヤのグリップ機
    構2とを備えたワイヤのホルダー本体3の下端にフラン
    ジ4を設けると共に、該ホルダー本体3の外側に上下方
    向に延びた係合用の凹溝5を対向して一対設け、該凹溝
    5,5に係合する係支部6,6のあるプレート受部7を
    着脱自在に嵌装して前記フランジ4上に載置配備したこ
    とを特徴とする棚受用具。
  2. 【請求項2】 前記ホルダー本体3の凹溝5が、前記プ
    レート受部7の係支部6を一対対接して嵌挿できる溝巾
    を持っている請求項1記載の棚受用具。
  3. 【請求項3】 前記ホルダー本体3が、ワイヤ挿入用の
    スリット1を備え、該スリット1に連通するスリット2
    1をグリップ機構2に設けて前記ワイヤ挿入部12に連
    通してある請求項1または2記載の棚受用具。
  4. 【請求項4】 前記ホルダー本体3の凹溝5が、前記ス
    リット1の両サイドに等間隔をおいて設けられている請
    求項3記載の棚受用具。
JP2433891U 1991-03-20 1991-03-20 棚受用具 Expired - Lifetime JP2513806Y2 (ja)

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JPH04113310U JPH04113310U (ja) 1992-10-02
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