JPH04113310U - 棚受用具 - Google Patents

棚受用具

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JPH04113310U
JPH04113310U JP2433891U JP2433891U JPH04113310U JP H04113310 U JPH04113310 U JP H04113310U JP 2433891 U JP2433891 U JP 2433891U JP 2433891 U JP2433891 U JP 2433891U JP H04113310 U JPH04113310 U JP H04113310U
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秀夫 荒川
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荒川技研工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕棚やプレートをワイヤに懸吊するセットを簡便
化し、板材の位置調整作業も迅速簡単にする。 〔構成〕ワイヤ挿入部12とワイヤのグリップ機構2と
を備えたワイヤのホルダー本体3の下端にフランジ4を
設けると共に、該ホルダー本体3の外側に上下方向に延
びた係合用の凹溝5を対向して一対設け、該凹溝5,5
に係合する係支部6,6のあるプレート受部7を着脱自
在に嵌装して前記フランジ4上に載置配備したことで、
組立に自由度があってワイヤに保持されたホルダー本体
にプレート受部を介して上から落とし込むことで簡便に
セットでき、作業性を大幅に向上しホルダー本体の移動
で設定位置調整も容易に可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、店頭,家庭,展示場などにおいて、棚板,ディスプレー,パネル, ハンガーその他インテリア用構造体を懸吊状態に取り付けるときに用いられる棚 等用支持のための棚受用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、張設或いは懸吊されたワイヤやレールの任意の位置に固定できる金具を 用いてワイヤやレールに棚板などの物品を懸吊することが行われている。例えば 天井から複数本のワイヤを垂下し、各ワイヤに金具を同じ高さに取り付けること が行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の棚板取付具を介して棚板をワイヤに対して取り付けるに は作業が煩雑で、重量のある板材をセットするにはかなりの労力と人手を要する ことになる。特に棚板側に取付具を固着してしまうとワイヤの張装作業が難事と なるし、ワイヤに取付具をグリップしておくと板材を両側で押さえて締着しなけ ればならず作業性が極めて悪い。しかもワイヤに対して取付具を一旦配備してし まうと、棚板やパネルの配置替え、例えば水平から直角に或いは片側から両側に その逆の場合でも、その度に取付具をワイヤから取換えなければならず、セッテ ィングしなおすこととなってワイヤに取付具を既に懸吊してしまった後に、棚板 を連結するときに特に不便であった。 本考案は、この従来の問題点を解決しようとするもので、板材のセッティング を簡便化し、任意方向或いは所望の支持角度にプレート又はパネルを支持するこ とができ、また板材の設定位置調整作業も容易に行うことができる棚板用の棚受 用具を構成簡単で安価に提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、ワイヤ挿入部12とワイヤのグリップ機構2とを備えたワイヤのホ ルダー本体3の下端にフランジ4を設けると共に、該ホルダー本体3の外側に上 下方向に延びた係合用の凹溝5を対向して一対設け、該凹溝5,5に係合する係 支部6,6のあるプレート受部7を着脱自在に嵌装して前記フランジ4上に載置 配備したことを特徴とする棚受用具である。
【0005】
【作用】
本考案の棚受用具は、ワイヤWにグリップ機構2のあるホルダー本体3を挿通 して懸吊しておき、棚板などのプレートPにプレート受部7を装着してプレート ごと、該プレート受部7の係支部6,6をホルダー本体3の凹溝5,5に上方か ら係合しておろし、フランジ4上で止めてプレートPをワイヤWに懸吊セッティ ングすることができ、必要に応じグリップ機構2を弛めてワイヤW上にホルダー 本体3を移動してプレートPの高さ位置を調整することができる。また、懸吊し たホルダー本体3の凹溝5,5に予めプレート受部7の係支部6,6を嵌挿して フランジ4上に載置しておきプレート受部7に棚板,ガラス板などのプレートP を嵌装又は固着して用いられ、この場合、ワイヤ上のホルダー本体3はそのまま でホルダー本体3からプレート受部7の挿脱によってプレート受部7のみを取り 換えてプレートPの配置を水平状態或いは垂直状態若しく傾斜状態の位置に配置 変替えすること容易に行い得るものである。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図6の例で説明すると、ワイヤ挿入部12と該ワイ ヤ挿入部12に連通するスリット1とワイヤのグリップ機構2とを備えたワイヤ のホルダー本体3の下端にフランジ4を設けると共に、該ホルダー本体3の外側 に上下方向に延びた係合用の凹溝5を対向して一対設け、該凹溝5,5に係合す る係支部6,6のあるプレート受部7を着脱自在に嵌装して前記フランジ4上に 載置配備して棚受用具としてある。
【0007】 この実施例では、前記ホルダー本体3の凹溝5は、少なくとも前記プレート受 部7の係支部6を一対対接して嵌挿できる溝巾を持っていて、両サイドにプレー ト受部7,7を嵌装してプレートP,Pを保持できるようにしてあるが、片側の み使用してもよい。 また、前記ホルダー本体3の凹溝5としては、前記スリット1の両サイドに等 間隔をおいて設けられているが必要に応じ二つ以上選んで設けられるし、前記ス リット1を含む形で凹溝5を設けることもできる。
【0008】 また前記ホルダー本体3としては、中空円筒体であって、内部にコーン部のあ るスリーブ20を持っているグリップ機構2を内装し頂面より、前記グリップ機 構2のスリーブ20を突設し、該スリーブ20にスリット21のあるロックキャ ップ22を着脱自在に螺合してあり、しかも前記ホルダー本体3の凹溝5の上端 はホルダー本体3の頂面に開口し、凹溝下端は前記フランジ4の上端面で終わっ ている。このキャップ22としては、下端部にフランジ(図示せず)を設けて前 記プレート受部7を上方から固定化することもできる。
【0009】 前記プレート受部7には、ビス8を螺合して備え、プレートPを締付固着する のに便ならしめてあるが、取付孔を設けてネジ止めしたり、板バネなどを介在さ せて弾性的に支持することも選んでできる。 なお、前記ホルダー本体3の中空内周面は、上方に向かって細径となるテーパ ー面部10を有し、中空部にはスリーブ20がバネ11により上向きに付勢され て収容されている。 スリーブ20は、中央にワイヤWの挿入部12を貫通して備えた円筒体で、前 記テーパー面部10にほぼ一致するコーン部13を備え、上部端部はバネ11の 復元時に突出する長さを有している。そしてコーン部13に半径方向に貫通する ボール挿入孔を3個備え、各ボール挿入孔にボール14が1個ずつ収容されてい る。そしてボール14は、挿入部12に挿入されたワイヤWのチャック部材で、 スリーブ20を人為的にホルダー3内に押し込まない状態においては、挿入部1 2のワイヤWをグリップし、下方に滑り落ちることを強固に阻止し、スリーブ2 0をバネ11に抗して押し込んだ状態においては、ワイヤWに対して容易に自由 に滑らすことができるものである。
【0010】 なお、この実施例ではワイヤWへの取り付け,取り外しを簡単にするために挿 入部12に連通するスリット1がホルダー本体3に、またスリット21がスリー ブ20にそれぞれ設けられている。従って、スリーブ20を上方に付勢するバネ として2本の圧縮コイルバネ11,11が挿入部12からスリット1,21に至 る連通空間を避けて一対設けられ、またスリット1,21が連通状態を保持する ようにスリーブ20が、ホルダー本体3に対してまわるのを防止するガイドロッ ド15が設けられる。この実施例でのガイドロッド15は、ホルダー本体3の中 空部開口部に圧入される、バネ封入部材である底蓋9に突設されて配備されてい る。底蓋9にも挿入部12及びスリット1,21に連通する切欠9が設けられて いる。 ワイヤ専用の場合では、ワイヤ挿入部12に連通するスリット1,21のない ホルダーを選んで用いることもできる。
【0011】 図中、16は嵌合部であって、プレート受部7の一端部に形成され、前記ホル ダー本体3を挿入できるようにしてある。17は小球、18は挿通孔で前記ガイ ドロッド15を挿入する。
【0012】 図7の実施例では、前記プレート受部7を水平方向に挾持する形態を示し、A はプレートを水平に挾持するもの、Bは取付孔18を設けた取付片としプレート を水平にネジ固着するものである。 なお、ワイヤWへのホルダー本体3の固定には、棚板の連結後に行ってもよい 。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、ワイヤ挿入部とワイヤのグリップ機構とを備えたワイヤのホルダー 本体の下端にフランジを設けると共に、該ホルダー本体の外側に上下方向に延び た係合用の凹溝を対向して一対設け、該凹溝に係合する係支部のあるプレート受 部を着脱自在に嵌装して前記フランジ上に載置配備したことにより、棚やパネル などの板材をワイヤに懸吊するのに自由度があって、ワイヤに保持されたホルダ ー本体にプレート受部を介して上から落とし込めば容易に装着できるので、板材 のセッティングを簡便化し任意方向或いは所望の支持角度にプレート又はパネル を支持することができ、また板材の設定位置調整作業も容易に行うことができ作 業性を著しく向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の平面図である。
【図2】本考案の実施例の正面図である。
【図3】実施例の分離状態を示す斜視図である。
【図4】図3のa−a線における縦断面図である。
【図5】図3のb−b線における縦断面図である。
【図6】実施例の使用状態を示す正面図である。
【図7】本考案のプレート受部の他の実施例を示す斜視
図で、Aはプレート挾持型、Bはプレート取付型であ
る。
【符号の説明】
1 スリット 2 グリップ機構 3 ホルダー本体 4 フランジ 5 凹溝 6 係支部 7 プレート受部 8 ビス 9 底蓋 10 テーパー面部 11 バネ 12 ワイヤ挿入部 13 コーン部 14 ボール 15 ガイドロッド 20 スリーブ 21 スリット 22 キャップ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ挿入部12とワイヤのグリップ機
    構2とを備えたワイヤのホルダー本体3の下端にフラン
    ジ4を設けると共に、該ホルダー本体3の外側に上下方
    向に延びた係合用の凹溝5を対向して一対設け、該凹溝
    5,5に係合する係支部6,6のあるプレート受部7を
    着脱自在に嵌装して前記フランジ4上に載置配備したこ
    とを特徴とする棚受用具。
  2. 【請求項2】 前記ホルダー本体3の凹溝5が、前記プ
    レート受部7の係支部6を一対対接して嵌挿できる溝巾
    を持っている請求項1記載の棚受用具。
  3. 【請求項3】 前記ホルダー本体3が、ワイヤ挿入用の
    スリット1を備え、該スリット1に連通するスリット2
    1をグリップ機構2に設けて前記ワイヤ挿入部12に連
    通してある請求項1または2記載の棚受用具。
  4. 【請求項4】 前記ホルダー本体3の凹溝5が、前記ス
    リット1の両サイドに等間隔をおいて設けられている請
    求項3記載の棚受用具。
JP2433891U 1991-03-20 1991-03-20 棚受用具 Expired - Lifetime JP2513806Y2 (ja)

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