JPS6227163Y2 - - Google Patents

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JPS6227163Y2
JPS6227163Y2 JP9753782U JP9753782U JPS6227163Y2 JP S6227163 Y2 JPS6227163 Y2 JP S6227163Y2 JP 9753782 U JP9753782 U JP 9753782U JP 9753782 U JP9753782 U JP 9753782U JP S6227163 Y2 JPS6227163 Y2 JP S6227163Y2
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JP
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JP9753782U
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JPS592236U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、天井及び床間に張装した支柱または
支枠などのフレーム、レールの中間に棚又はパネ
ル、デイスプレイ、ライト、その他インテリア構
造物などを定着する受具に関するものである。
〔従来技術〕
従来から棚などを固定する際にポールなどの支
枠の途中に各種の物品を定着する場合には、ボル
ト、フツク、ブラケツトなどの受具を設けて、こ
の受具を介して載置配備することが行われてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来方式では支枠に切欠、ボルト孔など取
付部が必要であり、製作上、体裁上問題があり、
しかも受具に荷重が加わるため、かなり強固に取
付けなければならず、ガタついたりずれ防止並び
に脱落防止のための構成と取付形態を採用すると
煩雑で取付位置の変更や交換などがきわめて厄介
となるなどの取扱上不便があつた。殊に陳列効果
やスペース効果をあげるため、また、品物が変つ
た場合の配置変更などのために、棚板の高さや、
陳列物を吊す位置、高さなどを任意に選ぶことが
容易であることが要求されるが、一旦係止具を装
着した場合、その取り外しはきめてやつかいであ
ると共に、床、天井面に埋設施工されている場合
には取り替えが不可能で装飾物によつては係止具
とのつりあいが不調和となつて体裁上支障となる
ほか、脱落防止の安全対策上でも脱着作業や位置
変更の際の作業性を阻害するもので問題があつ
た。
本考案では、これら従来の問題点を適確に除去
し、取扱い容易で設定位置調整も簡便に可能であ
り、固定化が容易で安全性も高い棚等用受具を提
供することを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、棚等の物品Aが定置又は固着される
受部材1にレール又はフレームなどの被装着体B
を嵌挿する挿入溝2を備え、該挿入溝2中に凹溝
を形成した遊動体5を摺動自在に設けると共に、
該遊動体5を一方向に付勢するバネ8と、遊動体
5を受部材1外から移動操作できる操作杆6とを
遊動体5に設け、しかもこの遊動体5の対向壁の
上下に一対かつ対向して一対挿入孔3′…を形成
し、この挿入孔3′にそれぞれ転動体3を嵌装
し、対向する一対の転動体3,3が当接して離間
する傾斜面13,13を前記挿入溝2の内面に形
成し、さらに前記操作杆6に回転自在に設けた中
空軸状のストツパ7に凹溝のある挾持体4を移動
自在に備えて前記挿入溝2に嵌装したことを特徴
とする棚等用受具である。
〔実施例〕
本考案を図面に基づいて説明すると、被装着体
であるレールBに着脱自在に取付けられる受部材
1は、長手方向に一側面が開放された凹溝の挿入
溝2を形成し、ほぼ中空直方体からなる枠体で、
挿入溝2に連通する中空部を上下二段に区画し、
上部空間は転動体9を保持した挾持体4の嵌合凹
部とし、下部空間は転動体3を保持した遊動体5
の嵌合凹部としている。そして前記挾持体4及び
遊動体5はガイド凹溝のある断面コ字形状の部材
からなり、その開放側を受部材1の開放側と同方
向に向けて、受部材1に固着あるいは着脱自在に
嵌挿して立設したガイドピン10と、該ガイドピ
ン10に接続した操作杆6とを受部材1に設けた
嵌合孔14,14′に貫通して備え、この操作杆
6に遊動体5を連結し、かつ挾持体4の挿入孔1
8に嵌挿されている。
前記挾持体4及び遊動体5の凹溝のそれぞれの
対向壁には同一高さに転動体9,9、転動体3,
3を保持するため、その挿入孔9′,9′,3′,
3′が設けられている。この挾持体4及び遊動体
5の凹溝空間は側板間にレールBを嵌挿挾持する
挿入溝2の一部を形成する。
また、挾持体4、遊動体5の嵌合中空部部は挾
持体4、遊動体5が上下に遊動しうる大きさを有
し、挿入孔3′,3′,9′,9′に対向する受部材
1の内壁は対向する転動体3,3,9,9の組毎
に、下方に向かつて転動体3,3,9,9の水平
方向移動間隔が大となるような傾斜面13,1
3,19,19が当接面として形成されている。
そして、遊動体5はその挿入孔15のねじ部2
0に操作杆6下端のねじ部17を螺合連結して操
作杆6で操作されるようにしてある。該操作杆6
は下部に前記ガイドピン10が嵌入しうる軸孔1
6を有していて、ガイドピン10の周囲に巻装し
たバネ8を受部材1底板と操作杆6下端面間に介
在させてあつて、遊動体5はこのバネ8により、
転動体3,3の間隔が小である上方へ常に付勢さ
れている時、即ち操作杆6を押下げていない時、
バネ8により受部材1の傾斜面13,13間の最
挾持部に転動体3,3が位置している状態であ
り、操作杆6を押下げることにより、転動体3,
3を適宜範囲をおいて水平方向にフリーとするも
のである。
一方、挾持体4は操作杆6を摺動自在に嵌挿し
た中空軸であるストツパ7をその挿通孔18に螺
合配備されている。
該ストツパ7は段部を有し受部材1の嵌合孔1
4に嵌挿し挾持体4を螺合してストツパ7を回動
させて挾持体4が最も上昇したとき転動体9,9
間が最も狭くなつており、転動体9,9を離間さ
せる時はストツパ7を適宜ゆるめ、レールBに横
方向から着脱できるようにしてある。
受部材1のレールBへの嵌入、レールB上の摺
動の操作を説明すると、操作杆6はバネ8により
遊動体が最上昇している状態でストツパ7を嵌合
孔14に当接するまで操作杆6に螺入している挾
持体4も最上昇しており、それぞれの転動体3,
3,9,9間の間隔はレールBに横から嵌入は不
能な間隔である。その状態から先ずストツパ7を
ゆるめて挾持体4を下降させて転動体9,9をレ
ールBへの横からの装着が可能な範囲までフリー
となるようにし、次で操作杆6を押下げて遊動体
5を下降させ、転動体3,3を同じくフリーとさ
せる。そこでレールBの所望位置に受部材1を横
方向からスムースに装着することができ、操作杆
6の押下げを解除すれば、バネ8により転動体
3,3はレールBを圧着挾持した状態となり、レ
ールB上に固定される。
挾持体4の転動体9,9の間隔をレールBの上
下固定用機能をも有する範囲まで設定してある時
は、ストツパ7で挾持体4を固定している時に、
操作杆6を押下げても転動体9,9により固定状
態は保たれるが、転動体9,9が単に受部材1に
かかる水平分力の支えにすぎない場合は遊動体4
を最も上昇させた場合でも転動体9,9はレール
B上を上下に摺動してしまう場合もある。この場
合は操作杆6の突出部に環状スペーサを被せて操
作杆6に押圧力が加わらないよう配慮したり、ス
トツパ7と操作杆6との摺動面を螺合面とし螺合
することにより、さらには操作杆6の突出部に別
部材のキヤツプを螺合させて操作杆6のロツク機
構とすることもできる。受部材1を一旦固定した
所より摺動移動する時も、ストツパ7を転動体
9,9の間隔がレール上を摺動はするが横方向に
脱抜しないだけゆるめ、操作杆6を押して行うと
便利である。
この操作杆6、ストツパ7の嵌合孔14に上方
が断面形状が大のテーパー面を設け、このテーパ
ー面に嵌合するテーパー面をストツパ7下端に設
け、このテーパー面が当接するよう螺入すれば、
操作杆6のガタが防止でき、受部材1が物品Aを
安定した状況で保持することができる。この場合
テーパー面にテフロン加工等を施すとよい。
第4図及び第5図は受部材1が、附属部品又は
支持部品を保持する棚受板11に螺孔21(又は
係止孔)を穿設したもの、第6図はハンガ係支部
22を有する受板を受部材1に嵌着したもの、第
7図は丸棒を螺合嵌着した受部材1である。
図中、23はレールBを取付けたフレーム、2
4は緩衝用のゴム材、25はリング、26はビス
である。
なお、前記転動体3,9としてはボール、円筒
状ローラ、スフエリカルローラ、鼓型回転体等が
用いられる。
さらに、傾斜面13,19は受部材1の内壁面
そのものを傾斜面としてもよいし、別部材を壁部
に装着して傾斜としてもよい。またこの受部材1
が支承されるレールBとしては端部両側面に溝状
切欠からなるくびれ部27を施したものを用いる
のが便利であるし、受部材1そのものは上下方向
を選ばずに用いられる。さらにまた棚受部材11
と受部材1とは一体成形してもよいし、棚受部材
11の形状、長さ、巾等を変えられるように前述
の実施例のように着脱自在の構成をとることもで
きる。その場合、前述のストツパのほかに連結部
を種々のオス・メス型でビス等を用いずにい嵌挿
することで形成することができる。
〔考案の効果〕
本考案により、フレーム、レール、支柱等の任
意の取付位置に容易に取付けうる受部材とするこ
とができ、且つワンタツチで横方向から脱着でき
るのでその取付け、取外し作業が極めて簡易で迅
速にでき作業性を大幅に向上し、しかもストツパ
によつて挾持作用が確実でガタつきやずれ防止が
でき安定した保持を保証し、支持物品の係止が適
確且つ安全にでき周囲の美感をも損なわない体裁
良好な受具とでき、さらに異なる形状の支持物品
に対しても広範囲に適用できる形態となつている
ので汎用性にも富むなどの実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断面
図、第2図は背面図、第3図は第1図−線に
おける切断平面図、第4図は一使用状態の側面
図、第5図はその平面図、第6図及び第7図はそ
れぞれ他の実施例の側面図である。 1……受部材、2……挿入溝、3……転動体、
4……挾持体、5……遊動体、6……操作杆、7
……ストツパ、8……バネ、9……転動体、10
……ガイドピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 棚等の物品Aが定置又は固着される受部材1
    にレール又はフレームなどの被装着体Bを嵌挿
    する挿入溝2を備え、該挿入溝2中に凹溝を形
    成した遊動体5を摺動自在に設けると共に、該
    遊動体5を一方向に付勢するバネ8と、遊動体
    5を受部材1外から移動操作できる操作杆6と
    を遊動体5に設け、しかもこの遊動体5の対向
    壁の上下に一対かつ対向して一対挿入孔3′…
    を形成し、この挿入孔3′にそれぞれ転動体3
    を嵌装し、対向する一対の転動体3,3が当接
    して離間する傾斜面13,13を前記挿入溝2
    の内面に形成し、さらに前記操作杆6に回転自
    在に設けた中空軸状のストツパ7に凹溝のある
    挾持体4を移動自在に備えて前記挿入溝2に嵌
    装したことを特徴とする棚等用受具。 (2) 前記受部材1が、前記操作杆6、ストツパ7
    を挿入される嵌合孔14を有するものである実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の棚受具。 (3) 前記遊動体5が、前記操作杆6を嵌挿する挿
    入孔15を形成したものであつて、操作杆6の
    移動に追随して連結されているものである実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の棚
    受具。 (4) 前記操作杆6が、受部材1より突設配備され
    たものであつて、前記遊動体5に螺合して連結
    されているものである実用新案登録請求の範囲
    第1〜3項のいずれか一つの項記載の棚受具。 (5) 前記操作杆6が、他端に軸孔16を有するも
    のであつて、該軸孔16をガイドピン10に連
    接嵌挿したものである実用新案登録請求の範囲
    第2〜4項のいずれか一つの項記載の棚受具。 (6) 前記挾持体4が、前記ストツパ7に進退自在
    に螺合されるものであつて、凹溝の対向壁に転
    動体9を対向して備えたものである実用新案登
    録請求の範囲第2〜5項のいずれか一つの項記
    載の棚受具。
JP9753782U 1982-06-30 1982-06-30 棚等用受具 Granted JPS592236U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9753782U JPS592236U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 棚等用受具

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JP9753782U JPS592236U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 棚等用受具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS592236U JPS592236U (ja) 1984-01-09
JPS6227163Y2 true JPS6227163Y2 (ja) 1987-07-11

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JP9753782U Granted JPS592236U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 棚等用受具

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JPS592236U (ja) 1984-01-09

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