JPH02154897A

JPH02154897A - 三脚ヘッド

Info

Publication number: JPH02154897A
Application number: JP1173145A
Authority: JP
Inventors: Philippe Vogt; フィリップ　フォクト
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-07-06
Filing date: 1989-07-06
Publication date: 1990-06-14
Anticipated expiration: 2014-01-13
Also published as: CH680466A5; EP0349948B1; EP0349948A1; JP2846348B2; DE58906535D1; US5072907A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、一端に三脚用接続装置を有した円筒形ケーシ
ング、該ケーシング内に可動式に配置されている回転対
称体及び該回転体を締付は固定するための固定装置を具
備した、光学器械取付は用の三脚ヘッドに関する。

〔従来の技術〕

この種の三脚ヘッドに於いて、回転対称体は光学器具取
付は用のラグを有した球体であり、固定装置は、基本的
に、球体輪郭に合わされて球体形に対応した窪みを具有
すると共にスリットの設けられたリング状締付は具とケ
ーシングに対して球体を締付は固定するため締付は具を
球体に圧し付ける止めネジとから構成されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記の三脚ヘッドの短所は、基本的に、特にカメラが大
判カメラであって、像面支え部ないしレンス支え部を傾
けようとする際に、必要とされる締付は作用が球体にも
たらされず、ケーシングが止めネジ部に於いて歪みを蒙
むり、光学器具を動揺なく安定的に取付けることができ
ない点に認められる。

・本発明の基底を為す目的は、前記の短所を取除き、よ
り大きな回転角度での光学器具旋回回転運動を可能とす
ると共に同運動をより大きな制動力を以って制動調節し
、任意の旋回回転位置における動揺のない安定的固定を
可能とする三脚ヘッドを考案することである。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的は、本発明に於いて、特許請求の範囲第１項記
載の特徴により実現される。

本発明によって達成される長所は、基本的に、ケーシン
グボディーの方向に作用する締付は力により確実な締付
は効果が達成され、光学器械に生ずる旋回動揺が効果的
に制動される点に認められる。

本発明の好ましい実施形態に於いて、第１及び第２の回
転対称体が設けられ、これらの第１及び第２の回転対称
体は互いに対して直角且つケーシング軸に対して横方向
に旋回回転し得るように配置されており、その際、少な
くとも一方の回転体が光学器械用の接続部を有し、第２
の回転体には別の固定装置が対応させられている。

前記によって達成される長所は、別々に定められた旋回
回転運動により光学器械を一層容易に位置調節すること
ができると共に固定装置により光学器械を動揺なく安定
的に保持し得る点に認められる。

別の実施形態に於いて、回転体は１本の共通軸を有した
２体の同一形状ユニットで形成され、それぞれのユニッ
トに対応し、互いに直角に配された軸を中心にして回転
し得るように配置された２つのケーシングが設けられ、
各ユニットには固定装置が対応させられている。

前記実施形態は、その構成が単純であり、特に自重の僅
かな光学器械の動揺のない安定した取付けに適している
。

〔実施例〕

以下に本発明を添付の図面を基として詳細に説明する。

三脚ヘッドは、ケーシングの一端に取付けられている三
脚用接続装置２を具えた円筒形ケーシング１、ケーシン
グ内に回転式に配置されている第１の回転体３及び光学
器械取付は用接続部５を具備した第２の回転体４ならび
に第１及び第２の回転体３，４に対応した第１及び第２
の固定装置６．７を含んでいる。

ケーシングの他端には第１の回転体３のための保持部８
が形成されている。第１の回転体３はケーシング軸９に
対して横方向に設けられている中空シャフト１０を中心
にして回転し得るようにして取付けられている。第１の
回転体３の内部には円筒形のくり抜き１１及び第２の回
転体４のための保持部１２が形成されている。第２の回
転体４はスリット１３を具えており、第１の回転体３の
内部に配置され、中空シャフト１０に対して横方向に於
いて回転可能とされ且つ中空シャフト１０に沿ってガイ
ドされている。接続部５の自由端にはカメラ取付け用プ
レート１４が配置されている。更に該接続部中には光学
器械の取付用ネジボルト（図示されていない）のための
孔１５が設けられている。第１及び第２の回転体３，４
は回転対称体であり、両者が相対運動をすることなく静
止状態にある場合には双方の回転体は同一の回転軸を中
心にして旋回し得るように為されている。

第１の回転体３用の固定装置６は、外側面を以ってケー
シングｌの内面にガイドされているリング形締付は具１
６、下側面を以って接続装置２に上載し且つ上側面が半
径方向外側に向かって上昇する傾斜面と為されている支
えリング１７、上面で締付は具１６に接すると共に下面
が斜面と為されている２個のスライド具１８、およびス
ライド具１８と噛合っている調節装置１９を具えている
。支えリング１７とスライド具１８との斜面は同一傾斜
角度で相対する傾きを有した傾斜面と為されている。支
えリング１７とスライド具１８とは斜面を接して互いに
重なり合っていることから、スライド具１８の半径方向
への摺動により、第１の回転体３の方向へ向かって締付
は具１６が摺動させられる。スライド具１８のこの半径
方向摺動は、スピンドル２０と回転つまみ２１で構成さ
れる調節装置１９によってもたらされる。

このため、スライド具１８にはそれぞれネジ孔が設けら
れ、他方、スピンドル２０には左回りのネジ山を具えた
ネジ部２２、右回りのネジ山を具えたネジＢ２３が形成
されており、これらネジ部がスライド具１８のネジ孔に
噛入っている。スピンドル２０の一端はケーシング１か
ら突き出ており、該端部に回転つまみ２１が設けられて
いる。スピンドル２０は、第１の回転体３の固定に際し
てスピンドル２０の変位が可能となるように、中心線が
ケーシング軸９と平行に走る短冊穴２４にガイドされて
いる。

第２の回転体４用の固定装置７は第１の回転体３用の固
定装置６と同様な構成を有しているが、調節装置の構造
の点で相違している。この固定装置は、外側面を以って
くり抜き１１の内面にガイドされているリング形締付は
具２５、上側面が傾斜面と為され、該斜面がくり抜きの
内部にあって半径方向外側に向かって高まりを示すよう
な配置で第１の回転体３のくり抜き１１の内周面に固定
されている支えリング２６、上面で締付は具２５に接す
ると共に下面が斜面と為されている２個のスライド具２
７、およびスライド具２７を連動させる調節装置２８を
含んでいる。締付は具２５、支えリング２６及びスライ
ド具２７の相互の配置は第１の回転体３用の固定装置６
と同じであることから、その説明は省くこととする。

調節装置２８は、一端がケーシング１から突き出ている
スピンドル２９、スピンドルに取付けられている回転つ
まみ３０、スライド具２７と連結している２個のスライ
ド素子３１を含んでいる。スライド素子３１は雌ネジを
具えたネジブシュ３２と該ネジブシュの半径方向に突き
出た脚３３を有し°Ｃいる。一方のネジブシュには右回
りの雌ネジが具えられ、他方のネジブシュには左回りの
雌ネジが具えられている。スピンドル２９は右回りのネ
ジ山部及び左回りのネジ山部３４・３５を有しており、
これらネジ山がスライド素子３２に噛入っており、他方
、該ネジブシュ３２は中空シャフト１０の内周面にガイ
ドされている。中空シャフト１０には、更に、スリット
３６が設けられており、該スリットを通って脚３３が該
シャフトから突き出ており、これによりスピンドル２９
の回転時におけるスライド素子３１の捩れが防止され、
該構成により、スピンドルが回転させられるとスライド
素子３１が相互に接近し、あるいは互いに離反する運動
を行なうこととなる。

回転対称体として形成されている回転体は扁平な回転楕
円体であり、大玉、地球の形をしており、赤道部分に於
いて直径Ｄａを有している（第４図）。

第１図に示しているように、締付は具６は回転体３の相
対的にフラットな部分に合わされた凹みを有している。

第１の回転体３はケーシング１内の基本位置に於いて、
その回転軸がケーシング軸９と一致し、赤道線を通る中
空シャフト１０を中心にして旋回し得るように配置され
ている。第１の回転体のこうした構成と配置により、締
付は効果は、旋回角度が増すと共に、第１の回転体３の
締付は具１６に接する範囲が拡大することにより強めら
れることとなる。これにより、一方では旋回運動が制動
されると共に、他方で、自重の大きな光学器械を取付け
た場合の不本意な旋回運動の発生が防止される。

第２の回転体４も同じく回転対称体であり、ラグ５まで
を含めて同じ輪郭を有している。この第２の回転体４は
第１の回転体３内の基本位置に於いて、その回転軸がケ
ーシングＮｉ９と一致するように配置されている。第２
の回転体４の機能については第１の回転体３と同様であ
り、したがって説明は省くこととする。第１及び第２の
回転体３゜４が保持部８及び１２と接触している表面箇
所にはコーティング（図示されていない）を施すことが
できるが、また、適切な材料製の支持リング（図示され
ていない）を使用することも可能である。

三脚（図示されていない）取付は用接続装置２は、中央
部にチーバ孔及び周縁部に雄ネジを具えたスリット付き
リング４１を含んでいる。ケーシング１には雌ネジが形
成されており、リング４１は該雌ネジ中にネジ込まれて
いる。接続装置２は、更に、チーパ孔に傾きが合わされ
且つ中央に雌ネジ付きネジブシ：Ｌ４３を有した円錐台
形のインサート４２、皿小ネジ４６でインサート４２に
固定されたカバー４４を含んでいる。接続装置２はリン
グ４１でケーシング１内にネジ込まれるが、その際、リ
ング４１のインサート４２及びカバー４４は回転可能で
あり、したがって、パノラマ旋回に資する。

パノラマ旋回を固定するため調節ネジ４８が設けられて
おり、該ネジはケーシング１内のリング４１０箇所に設
けられているネジ孔にネジ込まれている。

該調節ネジ４７により、リング４１がインサート４２に
対して押し付けられる。

第２図に示されている実施形態は回転体５１を含んでい
る。該回転体５１は２つのユニット５２及び５３を有し
、これらユニットは扁平回転楕円体と為されており、赤
道線の箇所に最大直径を具えた、大玉、地球状の形を有
している。双方のユニツ）５２．５３には軸５４及び５
５が設けられており、これらの軸は互いに直角且つ回転
軸に対して横に配されている。

また、これらの軸はユニット５２及び５４に於いてその
両端に突き出ている。いずれのユニットにもケーシング
５６と固定装置５７が配されているが、その実施形態は
第１図に関連して前述したものと同じである。いずれの
ケーシング５６も接続装置５８を有しているが、これも
、また、第１図に関連して前述した装置と同じである。

第２図に示した実施形態に於いて、接続装置５８はネジ
込みボルト５９により回転が防止され、光学器械の取付
けに利用されるが、他方の接続装置５Ｂは三脚と結合さ
れ、パノラマ旋回に利用される。このため、本発明によ
り、止めネジ６０が設けられている。締付は効果を達成
するためリング６１にはスリットが付されていることか
ら、リング５１は止めネジ６０によって圧縮締付けされ
る。光学器械取付は用接続装置５Ｂについてはネジ込み
ボルト５９により締付けが行なわれる。

回転体３のユニット５２及び５３は、自重を低下させる
ため、円筒形くり抜きを有している。

一体式の回転体に代えて、ユニット５２及び５３と同様
に形成され、互いに回転可能な形で連結されているが、
スペーサで分離されている２つの回転体を設けることも
可能である。

第３図に示しているように、リング形締付は具７１の上
側面に回転体７２に合わせた凹みを設けると共に下側面
を傾斜面７３として形成し、スライド具７４の接続装置
７５ととは反対側の面を斜面７６として形成することに
より、固定装置７０を別様に形成することができる。こ
の場合には、スライド具７４の摺動により締付は具７１
が直接に回転体７２の方向に変位させられ、締付は効果
が達成される。スライド具７４のこの摺動はスピンドル
７９と回転つまみ７Ｂを有した調節装置７７によって行
なわれる。スピンドル７７は、第１図に示した第１の回
転体用の固定装置と同様に、右回り及び左回りのネジ山
部７９．８０を具えている。

〔発明の効果〕

第４図を例として回転体形状の効果を説明する。

既述したように、回転体は地球状の形状を有し、赤道線
の箇所に於いて最大直径ＤＧを有している。

回転体ないしケーシングが一定角度だけ傾斜旋回させら
れると、回転体の拡大部が締付は具の凹部に接すること
となり、この部分に大きな締付は効果が結果する。これ
により大きな制動が達成されることから、回転体に取付
けられている器具ないし器械の重心を旋回により球体円
周外に安定的にもたらすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による三脚ヘッドの好ましい実施形態の
断面図、第２図は本発明による三脚ヘッドの別の実施形
態の断面図、第３図は固定装置の別様な実施形態、第４
図は回転体が回転旋回した際の状態をそれぞれ示してい
る。１・・・三脚ヘッドのケーシング、２・・・三脚取付は用接続部、３・・・第１の回転体、
４・・・第２の回転体、５・・・光学器械取付は用接続部、６・・・第１の回転体に対する固定装置、７・・・第２
の回転体に対する固定装置、８・・・第１の回転体用保
持部、９・・・ケーシング軸、　　　１０・・・中空シャフト
、１１・・・第１の回転体内の円筒状くり抜き、１２・
・・第２の回転体用保持部、１３・・・切欠き、１４・・・光学器械取付は用プレート、１５・・・孔、
　　　　　　　　１６・・・締付は具、１７・・・支え
リング、１８・・・スライド具、１９・・・調節装置、
　　　　　２０・・・スピンドル、２１・・・回転つま
み、　　　　２２・・・ネジ部、２３・・・ネジ部、　
　　　　　２４・・・短冊穴、２５・・・締付は具、　
　　　　２６・・・支えリング、２７・・・スライド具
、　　　　２８・・・調節装置、２９・・・スピンドル
、３０・・・回転つまみ、３１・・・スライド素子、３
２・・・ネジブシュ、３３・・・脚、　　　　　　　　
３４・・・ネジ山部、３５・・・ネジ山部、　　　　　
３６・・・スリット、４１・・・リング、　　　　　　
　４２・・・インサート、４３・・・ネジブシニ、４４
・・・カバー４６・・・二手ネジ。手続補正書（方式）％式％事件の表示平成１年特許願第１７３１４５号日４、代理人住所　〒１０５東京都港区虎ノ門−丁目８番１０号静光
虎ノ門ビル　電話５０４−０７２１５、補正命令の日付平成１年１０月３１日（発送臼）６、補正の対象（１）委任状（２）明細書７、補正の内容（１）　　別紙の通り（２）明細書の浄書（内容に変更なし）８、添附書類の
目録（１）委任状及び訳文（２）浄書明細書各１通１通

Claims

【特許請求の範囲】１、一端に三脚用接続装置を有した円筒形ケーシング、
該ケーシング内に可動式に配置されている回転対称体及
び該回転体を締付け固定するための固定装置を具備した
、光学器械取付け用の三脚ヘッドに於いて、固定装置（
６、７、５７、７０）が、固定式支持具（２、２６、７
４）に支保され、斜面を以って互いに接し、締付け効果
の達成を目的として一方の要素（１６、２５、７１）を
回転体（３、４；５３、７２）に向かって圧し付けるた
め、互いに横向きに摺動し得るように配置された、それ
ぞれひとつの斜面を有する少なくとも２つの要素（１７
、１８、２６、２７；７１、７３）及び他方の要素（１
８、２７）を前記の要素（１７、２６）に対して横方向
に摺動させるため他方の要素（１８、２７）と噛合って
いる調節装置（１９）を有していることを特徴とする三
脚ヘッド。２、回転体（３、４）が球体であることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の三脚ヘッド。３、回転体（３、４）が回転体の旋回回転運動に応じ締
付け効果を増減させる輪郭を有していることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の三脚ヘッド。４、回転体（５１）が同一の中心線を軸として形成され
ている同一形状の２つのユニット（５２、５３）を有し
、それぞれのユニットに配され、互いに対して直角に配
置された旋回軸を中心にして相対旋回し得る２つのケー
シング（５６）が設けられ、各ユニット（５２、５３）
に固定装置（５７）が配置されていることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の三脚ヘッド。５、回転体（５１）のユニット（５２、５３）が球形に
形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第４項
記載の三脚ヘッド。６、少なくとも一方のユニット（５２、５３）が対応ケ
ーシング（５６）の相対旋回運動に応じ締付け効果を増
減させる輪郭を有していることを特徴とする特許請求の
範囲第４項記載の三脚ヘッド。７、ケーシング（５６）が同一形状に形成されていると
共に、一方のケーシングには三脚上に三脚ヘッドを取付
けるための接続装置（５８）、他方のケーシングには三
脚ヘッドに光学器械を取付けるための接続装置（５８）
がそれぞれ設けられていることを特徴とする特許請求の
範囲第４項記載の三脚ヘッド。８、第２の回転対称体（４）が設けられており、第１及
び第２の回転体（３、４）が互いに対して直角且つケー
シング軸（９）に対して横向きに旋回回転し得るように
配置され、少なくとも一方の回転体（４）が光学器械取
付け用の接続部（５）を有し、第２の回転体（４）に更
に別な固定装置（７）が対応させられていることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の三脚ヘッド。９、第１及び／又は第２の回転体（３、４）が球体とし
て形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第８
項記載の三脚ヘッド。１０、第１及び／又は第２の回転体（３、４）が旋回回
転運動に応じ締付け効果を増減させる輪郭を有している
ことを特徴とする特許請求の範囲第８項記載の三脚ヘッ
ド。１１、第１の回転体（３）がケーシング（１）内に、第
２の回転体（４）が第１の回転体（３）内にそれぞれ配
置されており、第１の回転体（３）に対応する固定装置
（６）がケーシング（１）内に、第２の回転体（４）に
対応する固定装置（７）が第１の回転体（３）内にそれ
ぞれ設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
８項記載の三脚ヘッド。１２、一方の要素（１６、２５、７１）がその外側面で
ガイドされているリング形締付け具として形成され、他
方の要素（１８、２７、７４）が互いに直径上に配され
て調節装置と噛合った２体のスライド具として形成され
ており、調節装置（１９、７７）がネジスピンドル（２
０、７７）と回転つまみ（２１、７８）を有し、スライ
ド具（１８、７４）が、自身（１８、７４）を対向摺動
させるため、左回り及び右回りのネジ山を具えたネジ孔
を有していることを特徴とする特許請求の範囲第１、４
、８もしくは１１項のいずれかの項に記載の三脚ヘッド
。１３、外側面でガイドされているリング形締付け具（１
６、２５）が設けられ、一方の要素（１７、２６）が他
方の要素（１８、２７）に対して固定配置された支えリ
ングとして形成され、他方の要素（１８、２７）が締付
け具（１６、２５）と支えリング（１８、２６）との間
で互いに直径上に配されて調節装置（１９、２８）と噛
合った２体のスライド具として形成されていることを特
徴とする特許請求の範囲第１、４、８もしくは１１項の
いずれかの項に記載の三脚ヘッド。１４、締付け具（１６、２５、７１）の上側面に回転体
（３、５１、７２）の球欠に合わされた凹みが設けられ
、下側面が斜面と為されていることを特徴とする特許請
求の範囲第１２項もしくは１３項のいずれかに記載の三
脚ヘッド。１５、スライド具（１７、２７、７４）がウェッジ形に
形成され、境を為す２つの直角面とひとつの斜面を有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第１２項もしくは１
３項のいずれかの項に記載の三脚ヘッド。１６、第２の回転体（４）に対応する固定装置（７）が
調節装置（２８）を有し、該調節装置は対向ネジ山部（
３４、３５）を具え中空シャフト（１０）内に配置され
たスピンドル（２９）、スピンドル（２９）の一端に取
付けられた回転つまみ（３０）及びスピンドル（２９）
がネジ込まれている２個のスライド素子（３１）を含ん
でおり、該構成により、スピンドル（２９）が回転させ
られると、スライド素子（３１）及び該スライド素子と
それぞれ連結しているスライド具（２７）が相互に接近
あるいは締付け具（１６）の方向に離反摺動して締付け
効果が達成され、その際、それぞれの各スライド素子（
３１）が雌ネジ付きネジブシュ（３２）及びネジブシュ
（３２）から半径方向に突き出てスライド具（２７）と
連結している脚（３３）を具えていることを特徴とする
特許請求の範囲第１１項記載の三脚ヘッド。１７、第２の回転体（４）が光学器械取付け用の接続部
（１４、１５）を有していることを特徴とする特許請求
の範囲第１１項記載の三脚ヘッド。