JPH02154820A - 電磁デイスクブレーキ - Google Patents

電磁デイスクブレーキ

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JPH02154820A
JPH02154820A JP63304058A JP30405888A JPH02154820A JP H02154820 A JPH02154820 A JP H02154820A JP 63304058 A JP63304058 A JP 63304058A JP 30405888 A JP30405888 A JP 30405888A JP H02154820 A JPH02154820 A JP H02154820A
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JP
Japan
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disc brake
magnetic
electromagnet
gear
electromagnetic disc
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Pending
Application number
JP63304058A
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English (en)
Inventor
Masanobu Ito
正信 伊藤
Masakatsu Tanaka
田中 正勝
Tatsuhiko Takahashi
高橋 龍彦
Toshihiko Nara
奈良 俊彦
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、漏洩磁束による他部分の磁化を防止すること
のできる電磁ディスクブレーキに係り、特に、電磁ディ
スクブレーキに結合されている回転伝動機構の回転軸の
磁化を防止するために用いて好適な電磁ディスクブレー
キに関する。
[従来の技術] 電磁ディスクブレーキに関する従来技術として、例えば
、実開昭58−149630号公報等に記戟された技術
が知られている。以下、この種従来技術による電磁ディ
スクブレーキの一例を図面により説明する。
第4図は従来技術の一例を示す断面図、第5図は第4図
の電磁ディスクブレーキを回転伝動機構である歯車装置
に装着した断面図である。第4図。
第S図において、1は電磁ディスクブレーキ、2は回転
軸、3は摩擦円板、4は固定板、5は可動板、6は制動
ばね、7は直流電磁石、57.71は貫通穴、9〜12
は歯車、13〜15は歯車軸、16は歯車箱、17は歯
車装置である。
従来技術による電磁ディスクブレーキ1は、第4図、第
5図に示すように、回転軸2に回り止めされ、かつ、軸
方向に・可動に係合した摩擦円板3と、該摩擦円板3を
挾んで対向して設けられた固定板4及び回転軸2に回り
止めされ、かつ、軸方向に可動に係合した可動板5と、
該可動板5を前記摩擦円板3側へ押圧する制動ばね6と
、該制動ばね6の押圧力に抗して前記可動板5を吸引す
る直流電磁石7とにより構成されている。そして、前記
可動板5及び直流電磁石7は1回転軸2が貫通する貫通
穴5’ 、7’ を備えて構成されている。
前述のように構成される従来技術による電磁ディスクブ
レーキにおいて、直流電磁石7が図示しない方法で励磁
されているとき、可動板5は、制動ばね6に抗して直流
電磁石7に引き付けられ、摩擦円板3は、自由に回転可
能である。従って。
回転軸2は、ブレーキがかけられない状態で回転可能で
ある。また、直流電磁石が励磁されない場合、可動板5
は、制動はね6により摩擦円板3の側に押し付けられ、
該摩擦円板3は、可動板5と固定板4との間に挟持され
、その回転が止められるので、回転軸2は、ブレーキが
かけられることになる。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来技術は、直流電磁石7が励磁されたとき、直流
電磁石7と可動板5で形成される磁気回路に漏洩磁束8
が生じる点について配慮されていない。このため、前記
従来技術は、回転軸2が磁性体で構成されている場合、
漏洩磁束8が歯車装置17の歯車軸13としての回転軸
2の突出部13′を磁化してしまう。例えば、このディ
スクブレーキ1が、歯車軸13〜15.歯車9〜11に
より構成される歯車装置17に取り付けられ、歯車軸1
3及び歯車9が磁性体で構成されていれば、この歯車軸
13及び歯車9が磁化されることになる。
9に吸着させ、歯車9の噛合部において、異常な騒音、
振動を発生させ、歯車を損傷させるという問題点を有し
ている。
前述の問題点は、歯車軸13の突出部13′を無クシ、
直流電磁石7の漏洩磁束が歯車軸13の突出部13′を
通らないようにすれば解決できる6しかし1例えば、前
記歯車装置17が、エレベータ−巻上機の減速機として
用いられている場合、停電等による動力が切れた場合に
は1手動でこれを動かす必要がある。このため、歯車軸
13は、電磁ブレーキ1の貫通穴7′の表面近くにまで
、突出させ、その突出部13′に巻上ハンドルを係合可
能とされ、この巻上ハンドルにより手動で回転せしめら
れるようになっている。従って、前述のような場合、歯
車軸13の突出部13′を無くすことができず、前述の
問題点を解決できないことになる。また、歯車軸13の
回転力を電磁ブレーキ1が設けられる側で利用したい場
合にも同様である。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、
歯車軸及び歯車等の回転伝動機構の回転軸及び回転伝動
部の磁化を防止し、歯車の噛合部等の回転伝動部におけ
る異常な騒音、振動の発生及び歯車等の回転伝動部材の
損傷を防止することのできる電磁ディスクブレーキを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、前記目的は、直流電磁石及び可動板の
貫通穴により形成される電磁ディスクブレーキの貫通穴
において、直流電磁石及び可動板と回転軸との間に鉄等
による磁性部材を介在させ、直流電磁石の漏洩磁束が、
貫通穴内を貫通している回転軸に達しないようにするこ
とにより達成される。
[作用] 直流電磁石及び可動板と回転軸との間に設けられる磁性
部材は、直流電磁石と可動板とにより形成される磁気回
路が、直流電磁石と可動板の貫通穴内に発生させる漏洩
磁束を誘導し、この漏洩磁束が回転軸を通過することを
防止し、磁性体で構成される回転軸及び歯車等の回転伝
動部材の磁化を防止する。このため、回転伝動機構内の
鉄等の摩耗粉が回転伝動部材に吸着されることがなくな
り、歯車の噛合部等の回転伝動部における、異常な騒音
、振動等の発生を防止でき、歯車等の回転伝動部材を損
傷させることもなくなる。
[実施例] 以下、本発明による電磁ディスクブレーキの実施例を本
発明を歯車装置に適用した場合について図面により詳細
に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図である。
第1図において、18はスプライン、19はスタッド、
20は磁性部材、2〕は弾性体であり、他の符号は第4
図、第5図の場合と同一である。
第1図において、歯車装W17は、歯車を備えた歯車軸
が少なくとも1組がみ合い、がっ、少なくとも1つの歯
車軸が磁性体で形成された歯車装置であり、歯車9〜1
2を具備した歯車軸と、歯車箱16を備え、歯車軸13
〜15が歯車箱16に回転支持されている。前記歯車9
〜12を具備した歯車軸13〜15のうち、少なくとも
1つは。
鉄等の磁性体で形成され、本発明の実施例では、歯車9
及び歯車軸13が磁性体で構成されているものとする。
電磁ディスクブレーキ1は、前記歯車装置17の磁性体
で形成される歯車9及び歯車軸13を制動するため、こ
の歯車軸η13の一方側に設置される。すなわち、電磁
ディスクブレーキ1は、前記歯車軸13にスプライン1
8を介して回り止めされ、軸方向に可動に係合した摩擦
円板3と、該摩擦円板3を挾んで対向させ、歯車箱16
に固定された固定板4と、この固定板4に固定されたス
タッド19に対し、回り止めされ軸方向に可動に支持さ
れた可動板5と、該可動板5を前記摩擦円板3側に押圧
する、後述の直流電磁石7に支持される制動ばね6と、
該制動ばね6の押圧力に抗して前記可動板5を吸引する
、スタッド19に支持される直流電磁石7とを備えて構
成されている。
そして、前記可動板5及び直流電磁石7は、前記歯車装
置17の歯車軸13が貫通する貫通穴5′7′を有し、
この貫通穴5’ 、7’に前記歯車軸13の一端が貫通
されており、歯車軸13は、電磁ブレーキ1により制動
される。
磁性部材20は、前記可動板5及び直流電磁石7の貫通
穴5’ 、7’の内部において、前記歯車軸13との間
に介在する鉄等の磁性部材であり、ゴム等の弾性体21
を介して、直流電磁石7との間に支持されている。
前述したように構成される本発明の一実施例において、
直流電磁石7が励磁されると、この直流電磁石7と可動
板5で形成される磁気回路に磁束が発生し、可動板5が
直流電磁石7の方に吸引され、磁気ディスクブレーキ1
の制動が解除される。
この際、前記直流電磁石7及び可動板5の貫通穴7’ 
、5’内に発生する漏洩磁束8は、磁性部材20に誘導
され、この磁性部材2o内を通過し、歯車軸13は、磁
気的な影響を受けることが無くなり、磁化されることが
無い。
重連した本発明の一実施例によれば、歯車軸とこの歯車
軸が貫通する電磁ディスクブレーキの直流電磁石及び可
動板の貫通穴の内部において、直流電磁石、可動板と歯
車軸との間に磁性部材を介在させるようにしたので、こ
の貫通穴部に発生する漏洩磁束をこの磁性部材に誘導し
て、歯車軸及び歯車の磁化を防止することができ、これ
により、歯車の噛合部に鉄等の摩耗粉が吸着して、歯車
の騒音、振動が発生することを防止でき、歯車の損傷を
防止することができるという効果を奏する。
第2図は本発明の他の実施例による磁性部材の形状を示
す斜視図、第3図は本発明の他の実施例を示す断面図で
ある。第2図、第3図において。
22は磁性部材、23は磁性体円筒、24は磁性体板、
25は弾性体であり、他の符号は第1図の場合と同一で
ある。
第2図、第3図に示した本発明の他の実施例は、着脱可
能とした磁性部材で、直流電磁石の貫通穴を塞ぐように
した点で、第1図に説明した本発明の実施例と相違する
。すなわち、第2図に示すように、磁性部材22は、磁
性体円筒23と、この磁性体円筒23の外径より大きな
外径を有する磁性体板24とにより、該磁性体板24で
磁性体円筒23の一方側を塞ぐように結合して帽子状に
形成され、かつ、直流電磁石7と対向する部分にゴム等
の弾性体25を被覆し、磁性部材22と一体形成したも
のである。この弾性体25が被覆された磁性部材22は
、第3図に示すように、電磁ブレーキ1を構成する直流
電磁石7及び可動板5の貫通穴7′及び5′内に1着脱
可能に装着される。
なお1本発明は、前述した本発明の他の実施例において
、弾性体25を直流電磁石7の貫通穴内に装置しておき
、磁性部材22のみを着脱可能とするように変形するこ
とも可能である。
このような構成の本発明の他の実施例によれば、前述し
た第1図に示す本発明の実施例と同様な効果を奏すると
ともに、貫通穴5’ 、7’内部のスプライン18の係
合部の点検を容易に行うことが可能となり、さらに、直
流電磁石の作動音が1貫通穴7″から外部に洩れること
を防止することができる。
前述した本発明の実施例は、本発明を歯車装置に用いた
ものとして説明したが1本発明は、回転軸及び回転伝動
部材が磁性体である他の回転伝動機構5例えば、摩擦円
板、ベルト等を用いる回転伝動機構にも適用することが
できる6 [発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、磁気ディスクブ
レーキにおいて、直流電磁石と可動板とによる磁気回路
からの漏洩磁束が、回転軸を通ることが無くなり、回転
軸ひいては回転伝動部材を磁化させることが無くなり、
回転伝動部に鉄等の摩耗粉が吸着されて、騒音、振動が
発生することを防止でき、回転伝動部材の損傷を防止す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明の他の実施例による磁性部材の形状を示す斜視図、第
3図は本発明の他の実施例を示す断面図、第4図、第5
図は従来技術の一例を示す断面図である。 l・・・・・・電磁ディスクブレーキ、2・旧・・回転
軸、3・・・・・・摩擦円板、4・・・・・・固定板、
5・・・・・・可動板、6・・・・・・制動ばね、7・
・・中面流電磁石、9〜12・・・・・・歯車、13〜
15・・・・・・歯車軸、16・・・・・・歯車箱、1
7・・・・・・歯車装置、18・・・・・・スプライン
、19・・・・・スタッド、20.22・・・・・・磁
性部材、21.25・・・・・・弾性体、23・・・・
・・磁性体円筒、24・旧・・磁性体板。 代理人 弁理士  武 顕次部(外1名) (j;j℃ 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、制動すべき回転軸が磁性体である回転伝動機構の回
    転軸を制動する電磁ディスクブレーキにおいて、電磁デ
    ィスクブレーキの貫通穴と該貫通穴を貫通する前記回転
    軸との間に磁性部材を介在させたことを特徴とする電磁
    ディスクブレーキ。 2、前記ディスクブレーキの貫通穴は、ディスクブレー
    キを構成する電磁石と可動板とに設けられており、前記
    磁性部材は、前記回転軸の軸端側から前記電磁石及び可
    動板に設けられた貫通穴を塞ぐように設けられることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電磁ディスクブ
    レーキ。 3、前記磁性部材は、前記電磁石に弾性体で支持される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の電磁ディスクブレーキ。 4、前記磁性部材は、磁性体円筒の一方の側を、この円
    筒の外径より大きい径を有する磁性体板で塞いだ帽子状
    とし、前記貫通穴に着脱可能に設けたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の電磁
    ディスクブレーキ。 5、前記磁性体円筒は、前記電磁石と対向する部分が弾
    性体で被覆され、磁性部材と一体形成されることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の電磁ディスクブレー
    キ。
JP63304058A 1988-12-02 1988-12-02 電磁デイスクブレーキ Pending JPH02154820A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04113036A (ja) * 1990-09-03 1992-04-14 Hitachi Ltd 電磁ディスクブレーキ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04113036A (ja) * 1990-09-03 1992-04-14 Hitachi Ltd 電磁ディスクブレーキ

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