JPS63293327A - 電磁スプリングクラッチ - Google Patents
電磁スプリングクラッチInfo
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- JPS63293327A JPS63293327A JP62128602A JP12860287A JPS63293327A JP S63293327 A JPS63293327 A JP S63293327A JP 62128602 A JP62128602 A JP 62128602A JP 12860287 A JP12860287 A JP 12860287A JP S63293327 A JPS63293327 A JP S63293327A
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- electromagnetic coil
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/10—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
- F16D27/105—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with a helical band or equivalent member co-operating with a cylindrical coupling surface
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電磁スプリングクラッチに関する。
(従来の技術)
従来の電磁スプリングクラッチを第2図と共に説明する
。
。
第2図(a)は電磁コイル50に非通電時の状態を示す
。第2の回転軸54は外力(回転力)を受けて回転して
いる。この時アーマチュア56は軸受58とは無接触状
態で、かつコイルスプリング60の両端は第2の回転軸
54とアーマチュア56に係止されているので第2の回
転軸54とコイルスプリング60、アーマチュア56は
一体となって回転し、第1の回転軸52は静止状態を保
つ。この状態で電磁コイル50に通電すると、第2図(
b)に示すようにフィールドコア62〜アーマチユア5
6〜軸受58を結んだ破線Bに示す磁気回路が形成され
、アーマチュア56の内側端面ば軸受58に吸引され、
アーマチュア56の回転に制動力が加わる。するとアー
マチュア56の回転数は第2の回転軸54より少な(な
り、次第にコイルスプリング60は縮径して第1の回転
軸52と第2の回転軸54を巻き締める。すると第1の
回転軸52は第2の回転軸54と一体となって回転を行
う。上述の電磁スプリングクラッチは電磁コイル50に
通電した際に第1の回転軸52と第2の回転軸54が一
体に回転する構成になっているが、これとは逆に、電磁
コイルに通電した際にはコイルスプリングの巻き締めを
緩め、第1の回転軸と第2の回転軸の一体回転を解除す
る逆作動電磁スプリングクラッチも有る(特願昭61−
244938号)。
。第2の回転軸54は外力(回転力)を受けて回転して
いる。この時アーマチュア56は軸受58とは無接触状
態で、かつコイルスプリング60の両端は第2の回転軸
54とアーマチュア56に係止されているので第2の回
転軸54とコイルスプリング60、アーマチュア56は
一体となって回転し、第1の回転軸52は静止状態を保
つ。この状態で電磁コイル50に通電すると、第2図(
b)に示すようにフィールドコア62〜アーマチユア5
6〜軸受58を結んだ破線Bに示す磁気回路が形成され
、アーマチュア56の内側端面ば軸受58に吸引され、
アーマチュア56の回転に制動力が加わる。するとアー
マチュア56の回転数は第2の回転軸54より少な(な
り、次第にコイルスプリング60は縮径して第1の回転
軸52と第2の回転軸54を巻き締める。すると第1の
回転軸52は第2の回転軸54と一体となって回転を行
う。上述の電磁スプリングクラッチは電磁コイル50に
通電した際に第1の回転軸52と第2の回転軸54が一
体に回転する構成になっているが、これとは逆に、電磁
コイルに通電した際にはコイルスプリングの巻き締めを
緩め、第1の回転軸と第2の回転軸の一体回転を解除す
る逆作動電磁スプリングクラッチも有る(特願昭61−
244938号)。
さらに、所定の回転角度で一体に回転している第1の回
転軸と第2の回転軸の一体回転を解除し、電磁コイルに
通電すると再び両者が一体回転を所定の回転角度まで行
うという電磁スプリングクラッチも有る(特願昭62−
17790号)。
転軸と第2の回転軸の一体回転を解除し、電磁コイルに
通電すると再び両者が一体回転を所定の回転角度まで行
うという電磁スプリングクラッチも有る(特願昭62−
17790号)。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記の従来の電磁スプリングクラッチに
は次のような問題点が有る。
は次のような問題点が有る。
まず、コイルスプリングの外周と、アーマチュアの内壁
との間は適宜なりリアランスが有り、又アーマチュア外
周と電磁コイル内壁との間にも適宜なりリアランスが有
る。従ってアーマチュアは前記クリアランスのため回転
軸が一定せず、回転軸が振れてしまい楕円運動をしてし
まう。この時に電磁コイルに通電すると楕円運動してい
るアーマチュアとコイルスプリングの巻き締め又は緩み
が全周一定に行われない。従って、電磁コイルに通電し
た際のクラッチの応答時間や伝達トルクのばらつきが大
きくなり、精密さが要求される機構に用いることができ
ないという問題点が有る。
との間は適宜なりリアランスが有り、又アーマチュア外
周と電磁コイル内壁との間にも適宜なりリアランスが有
る。従ってアーマチュアは前記クリアランスのため回転
軸が一定せず、回転軸が振れてしまい楕円運動をしてし
まう。この時に電磁コイルに通電すると楕円運動してい
るアーマチュアとコイルスプリングの巻き締め又は緩み
が全周一定に行われない。従って、電磁コイルに通電し
た際のクラッチの応答時間や伝達トルクのばらつきが大
きくなり、精密さが要求される機構に用いることができ
ないという問題点が有る。
本願発明者は、電磁コイルを内蔵したフィールドコアと
、該電磁コイル内に配され、電磁コイルに付勢されて軸
方向に移動可能なアーマチュアと、該アーマチュア内を
回転自在に挿通する第1の回転軸と、該第1の回転軸に
同軸に、また第1の回転軸に対しフリー状態に回転自在
に配された第2の回転軸と、前記アーマチュア内におい
て前記第1の回転軸の外周面上と前記第2の回転軸の外
周面上に跨がって配され、前記電磁コイルに通電された
際には前記コイルスプリングが巻き締め、もしくは巻き
締めを緩め、第1の回転軸と第2の回転くを一体に回転
、もしくは第1の回転軸と第2の回転軸の一体の回転を
解除するためのコイルスプリングとを具備する電磁スプ
リングクラッチにおいて、前記アーマチュアの回転時に
おける軸線の振れを防止すべく前記第1の回転軸と第2
の回転軸少なくとも一方のアーマチュア内壁に対応する
部分にアーマチュア内壁と遊滑可能な大径部を設けた電
磁スプリングクラッチを開発し、クラッチ動作の応答時
間、伝達トルクのばらつきの抑制に効果を挙げたが、第
1の回転軸と第2の回転軸に設けた前記大径部が磁性体
で形成されていると、電磁コイルに通電された際に前記
大径部も磁化してアーマチュアを吸着し、アーマチュア
が軸受に吸引される際のブレーキとなりスムーズな動作
が行われずクラッチ動作がばらついてしまう。また、電
磁コイルへの通電をストップした際には前記大径部に残
留磁気が残るのでスムーズなアーマチュアの復帰が行わ
れず、やはりクラッチ動作にばらつきが生じるという問
題点が有る。
、該電磁コイル内に配され、電磁コイルに付勢されて軸
方向に移動可能なアーマチュアと、該アーマチュア内を
回転自在に挿通する第1の回転軸と、該第1の回転軸に
同軸に、また第1の回転軸に対しフリー状態に回転自在
に配された第2の回転軸と、前記アーマチュア内におい
て前記第1の回転軸の外周面上と前記第2の回転軸の外
周面上に跨がって配され、前記電磁コイルに通電された
際には前記コイルスプリングが巻き締め、もしくは巻き
締めを緩め、第1の回転軸と第2の回転くを一体に回転
、もしくは第1の回転軸と第2の回転軸の一体の回転を
解除するためのコイルスプリングとを具備する電磁スプ
リングクラッチにおいて、前記アーマチュアの回転時に
おける軸線の振れを防止すべく前記第1の回転軸と第2
の回転軸少なくとも一方のアーマチュア内壁に対応する
部分にアーマチュア内壁と遊滑可能な大径部を設けた電
磁スプリングクラッチを開発し、クラッチ動作の応答時
間、伝達トルクのばらつきの抑制に効果を挙げたが、第
1の回転軸と第2の回転軸に設けた前記大径部が磁性体
で形成されていると、電磁コイルに通電された際に前記
大径部も磁化してアーマチュアを吸着し、アーマチュア
が軸受に吸引される際のブレーキとなりスムーズな動作
が行われずクラッチ動作がばらついてしまう。また、電
磁コイルへの通電をストップした際には前記大径部に残
留磁気が残るのでスムーズなアーマチュアの復帰が行わ
れず、やはりクラッチ動作にばらつきが生じるという問
題点が有る。
従って、本発明は電磁コイルへの電流の通電、遮断に際
しスムーズなアーマチュアの移動が可能な電磁スプリン
グクラッチを提供することを目的とする。
しスムーズなアーマチュアの移動が可能な電磁スプリン
グクラッチを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するため、本発明は次の構成を備える
。
。
すなわち、電磁コイルを内蔵したフィールドコアと、該
電磁コイル内に配され、電磁コイルに付勢されて軸方向
に移動可能なアーマチュアと、該アーマチュア内を回転
自在に挿通する第1の回転軸と、該第1の回転軸に同軸
に、また第1の回転軸に対しフリー状態に回転自在に配
された第2の回転軸と、前記アーマチュア内において前
記第1の回転軸の外周面上と前記第2の回転軸の外周面
上に跨がって配され、前記電磁コイルに通電された際に
は前記コイルスプリングが巻き締め、もしくは巻締めを
緩め、第1の回転軸と第2の回転を一体に回転、もしく
は第1の回転軸と第2の回転軸の一体の回転を解除する
ためのコイルスプリングとを具備する電磁スプリングク
ラッチにおいて、前記アーマチュアの回転時における軸
線の振れを防止すべく前記第1の回転軸と第2の回転軸
の少なくとも一方のアーマチュア内壁に対応する部分に
アーマチュア内壁と遊滑可能な大径部を設け、該大径部
の少なくとも前記アーマチュアの内壁に臨む部分を非磁
性体で形成もしくは非磁性材料でコーティングしたこと
を特徴とする。
電磁コイル内に配され、電磁コイルに付勢されて軸方向
に移動可能なアーマチュアと、該アーマチュア内を回転
自在に挿通する第1の回転軸と、該第1の回転軸に同軸
に、また第1の回転軸に対しフリー状態に回転自在に配
された第2の回転軸と、前記アーマチュア内において前
記第1の回転軸の外周面上と前記第2の回転軸の外周面
上に跨がって配され、前記電磁コイルに通電された際に
は前記コイルスプリングが巻き締め、もしくは巻締めを
緩め、第1の回転軸と第2の回転を一体に回転、もしく
は第1の回転軸と第2の回転軸の一体の回転を解除する
ためのコイルスプリングとを具備する電磁スプリングク
ラッチにおいて、前記アーマチュアの回転時における軸
線の振れを防止すべく前記第1の回転軸と第2の回転軸
の少なくとも一方のアーマチュア内壁に対応する部分に
アーマチュア内壁と遊滑可能な大径部を設け、該大径部
の少なくとも前記アーマチュアの内壁に臨む部分を非磁
性体で形成もしくは非磁性材料でコーティングしたこと
を特徴とする。
(作用)
作用を第1図と共に説明する。
第1の回転軸20及び第2の回転軸28は非磁性体で形
成されているので、両者に設けたアーマチュア32の真
円運動をガイドする大径部26a、26bにアーマチュ
ア32が吸着されるのを防止可能となる。
成されているので、両者に設けたアーマチュア32の真
円運動をガイドする大径部26a、26bにアーマチュ
ア32が吸着されるのを防止可能となる。
(実施例)
以下、本発明の好適な実施例について添付図面と共に詳
述する。
述する。
第1図(a)において、10はフィールドコアであり、
断面口の字状をなす磁性材料で形成されており、1対の
相対する面には軸線を一致させた透孔12a、12bが
穿設されており、一方の透孔12bには鉄系オイルレス
メタルで形成された軸受14が嵌入され、かしめて固定
されている。
断面口の字状をなす磁性材料で形成されており、1対の
相対する面には軸線を一致させた透孔12a、12bが
穿設されており、一方の透孔12bには鉄系オイルレス
メタルで形成された軸受14が嵌入され、かしめて固定
されている。
16は電磁コイルであり、フィールドコア10内部に配
されている。
されている。
20は第1の回転軸であり、非磁性材料で形成されてお
り電磁コイル16の中心貫通孔22内に挿通されている
。第1の回転軸20には後述するコイルスプリング34
が巻き締められるコイルスプリング巻き締め部24と、
後述するアーマチュア32の内壁を支持する大径部26
aが外周に形成されている。
り電磁コイル16の中心貫通孔22内に挿通されている
。第1の回転軸20には後述するコイルスプリング34
が巻き締められるコイルスプリング巻き締め部24と、
後述するアーマチュア32の内壁を支持する大径部26
aが外周に形成されている。
28は第2の回転軸であり、同じく非磁性材料で形成さ
れおり、端部には外力(回転力)が入力される入力ギア
30が形成され、前記第1の回転軸20に回動自在に外
嵌されている。第2の回転軸28にも後述するアーマチ
ュア32の内壁を支持する大径部26bが形成されてい
る。
れおり、端部には外力(回転力)が入力される入力ギア
30が形成され、前記第1の回転軸20に回動自在に外
嵌されている。第2の回転軸28にも後述するアーマチ
ュア32の内壁を支持する大径部26bが形成されてい
る。
32はアーマチュアであり、磁性材料で形成され、前記
第1の回転軸20と第2の回転軸28に跨がって回動可
能に外嵌されており、両端近傍の内壁は前記第1の回転
軸20と第2の回転軸28とに設けられた大径部26a
、26bに支持され遊滑可能になっている。
第1の回転軸20と第2の回転軸28に跨がって回動可
能に外嵌されており、両端近傍の内壁は前記第1の回転
軸20と第2の回転軸28とに設けられた大径部26a
、26bに支持され遊滑可能になっている。
34はコイルスプリングであり、■端はアーマチュア3
2の軸受14側端部に、他端は第2の回転軸28の大径
部26bの近傍に掛止されている。
2の軸受14側端部に、他端は第2の回転軸28の大径
部26bの近傍に掛止されている。
36a、36bは止め輪であり、前記各構成部材の第1
の回転軸20上の位置を決めている。
の回転軸20上の位置を決めている。
本発明に係る電磁スプリングクラッチは上述の如(構成
されるものであって、次に動作について説明する。
されるものであって、次に動作について説明する。
第1図(a)は電磁コイルには非通電の状態であり、第
2の回転軸28の入力ギア30には不図示の機構から外
力(回転力)が入力されて第2の回転軸28は所定の方
向に回転している。同時にアーマチュア32はコイルス
プリング34を介して第2の回転軸28と連繋されてい
るので第2の回転軸28、コイルスプリング34、アー
マチュア32の3者は一体に回転している。
2の回転軸28の入力ギア30には不図示の機構から外
力(回転力)が入力されて第2の回転軸28は所定の方
向に回転している。同時にアーマチュア32はコイルス
プリング34を介して第2の回転軸28と連繋されてい
るので第2の回転軸28、コイルスプリング34、アー
マチュア32の3者は一体に回転している。
この状態において、アーマチュア32内壁は両端を第1
の回転軸20と第2の回転軸28に設けられた大径部2
6a、26bにガイドされているのでアーマチュア32
は回転軸が振れることなく回転している。
の回転軸20と第2の回転軸28に設けられた大径部2
6a、26bにガイドされているのでアーマチュア32
は回転軸が振れることなく回転している。
そこで電磁コイル16に通電すると、第1図(b)に示
すように磁性回路が破線Aの如くフィールドコア10.
アーマチュア32軸受14に形成される。アーマチュア
32が磁化しても第1及び第2の回転軸20.28は非
磁性体で形成されているので磁化されずアーマチュア3
2が軸受14の方向へスムーズに吸引され、アーマチュ
ア32の端面と軸受14の端面が接触し、アーマチュア
32の回転に制動がかかる。アーマチュア32の回転数
が落ちると、第2の回転軸28の回転数との間に差が生
じ、コイルスプリング34には捻る力がかかりコイルス
プリング34は縮径し、第1の回転軸20のコイルスプ
リング締め付は部24を締め付ける。コイルスプリング
34の1端は第2の回転軸28に掛止されているので、
第1の回転軸20はコイルスプリング34の巻き締めに
より第2の回転軸28と一体に回転する。その際アーマ
チュア32は前述の大径部26a、26bに遊滑可能に
支持されているので、真円運動を行っておりコイルスプ
リング34の巻き締めは第1の回転軸20のコイルスプ
リング巻き締め部24の全周に亘って一定に行われる。
すように磁性回路が破線Aの如くフィールドコア10.
アーマチュア32軸受14に形成される。アーマチュア
32が磁化しても第1及び第2の回転軸20.28は非
磁性体で形成されているので磁化されずアーマチュア3
2が軸受14の方向へスムーズに吸引され、アーマチュ
ア32の端面と軸受14の端面が接触し、アーマチュア
32の回転に制動がかかる。アーマチュア32の回転数
が落ちると、第2の回転軸28の回転数との間に差が生
じ、コイルスプリング34には捻る力がかかりコイルス
プリング34は縮径し、第1の回転軸20のコイルスプ
リング締め付は部24を締め付ける。コイルスプリング
34の1端は第2の回転軸28に掛止されているので、
第1の回転軸20はコイルスプリング34の巻き締めに
より第2の回転軸28と一体に回転する。その際アーマ
チュア32は前述の大径部26a、26bに遊滑可能に
支持されているので、真円運動を行っておりコイルスプ
リング34の巻き締めは第1の回転軸20のコイルスプ
リング巻き締め部24の全周に亘って一定に行われる。
第1の回転軸20が回転を始めると第1の回転軸20に
取り付けられた不図示の機構へ第2の回転軸28へ入力
された力が伝達される。力の伝達の解除は電磁コイル1
6への通電をストップさせればアーマチュア32がコイ
ルスプリング34の弾性力により軸受14より離反する
。この時第1及び第2の回転軸20.28は全て磁化し
ていないので、残留磁気も生じないのでアーマチュア3
2はスムーズにllli反する。コイルスプリング34
は弾性により拡径され、コイルスプリング34の第1の
回転軸20の巻き締めが解除され、第1の回転軸20の
回転は停止する。
取り付けられた不図示の機構へ第2の回転軸28へ入力
された力が伝達される。力の伝達の解除は電磁コイル1
6への通電をストップさせればアーマチュア32がコイ
ルスプリング34の弾性力により軸受14より離反する
。この時第1及び第2の回転軸20.28は全て磁化し
ていないので、残留磁気も生じないのでアーマチュア3
2はスムーズにllli反する。コイルスプリング34
は弾性により拡径され、コイルスプリング34の第1の
回転軸20の巻き締めが解除され、第1の回転軸20の
回転は停止する。
上述の実施例では、電磁コイルに通電された際に第1の
回転軸と第2の回転軸が一体に回転する構造の電磁スプ
リングクラッチについて説明したが、電磁コイルに通電
された際には一体に回転していた第1の回転軸と第2の
回転軸の連結を解除する逆作動電磁スプリングクラッチ
や所定の回転角度で一体に回転している第1の回転軸と
第2の回転軸の一体回転を解除し、電磁コイルに通電す
ると再び両者が一体に所定の回転角度まで回転する構造
の電磁スプリングクラッチにも応用することができる。
回転軸と第2の回転軸が一体に回転する構造の電磁スプ
リングクラッチについて説明したが、電磁コイルに通電
された際には一体に回転していた第1の回転軸と第2の
回転軸の連結を解除する逆作動電磁スプリングクラッチ
や所定の回転角度で一体に回転している第1の回転軸と
第2の回転軸の一体回転を解除し、電磁コイルに通電す
ると再び両者が一体に所定の回転角度まで回転する構造
の電磁スプリングクラッチにも応用することができる。
以上、本発明の好適な実施例について種々述べて来たが
、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、例え
ば第1及び第2の回転軸に設けた大径部を別体として両
回転軸に外嵌した構成にし、大径部を非磁性体で形成し
てもよいし、大径部を非磁性材料でコーティングしても
よい等、発明の精神を逸脱しない範囲でさらに多くの改
変を施し得るのはもちろんである。
、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、例え
ば第1及び第2の回転軸に設けた大径部を別体として両
回転軸に外嵌した構成にし、大径部を非磁性体で形成し
てもよいし、大径部を非磁性材料でコーティングしても
よい等、発明の精神を逸脱しない範囲でさらに多くの改
変を施し得るのはもちろんである。
(発明の効果)
本発明の電磁スプリングクラッチを用いると、電磁コイ
ルの通電時にアーマチュアの内壁と接している第1及び
第2の回転軸の接触部分が磁化することがなく、また電
磁コイルへの通電を停止した際に第1及び第2の回転軸
に残留磁気が残らないのでアーマチュアの吸引、離反が
スムーズに動作させることができる。従って、クラッチ
動作が、電磁コイルのスイッチ操作に対してスムーズに
行うことができ、精密な動作も可能となる等の著効を奏
する。
ルの通電時にアーマチュアの内壁と接している第1及び
第2の回転軸の接触部分が磁化することがなく、また電
磁コイルへの通電を停止した際に第1及び第2の回転軸
に残留磁気が残らないのでアーマチュアの吸引、離反が
スムーズに動作させることができる。従って、クラッチ
動作が、電磁コイルのスイッチ操作に対してスムーズに
行うことができ、精密な動作も可能となる等の著効を奏
する。
第1図は、本発明に係る電磁スプリングクラッチの側面
断面図、第2図は従来の電磁スプリングクラッチの側面
断面図である。 10・・・フィールドコア、 16・・・電磁コイル
、 20・・・第1の回転軸、 26a、26b−・・大径部、 28・−・第2の回転
軸、 32・・・アーマチュア、34・・・コイルスプ
リング。
断面図、第2図は従来の電磁スプリングクラッチの側面
断面図である。 10・・・フィールドコア、 16・・・電磁コイル
、 20・・・第1の回転軸、 26a、26b−・・大径部、 28・−・第2の回転
軸、 32・・・アーマチュア、34・・・コイルスプ
リング。
Claims (1)
- 1.電磁コイルを内蔵したフィールドコアと、該電磁コ
イル内に配され、電磁コイルに付勢されて軸方向に移動
可能なアーマチュアと、該アーマチュア内を回転自在に
挿通する第1の回転軸と、 該第1の回転軸に同軸に、また第1の回転 軸に対しフリー状態に回転自在に配された第2の回転軸
と、 前記アーマチュア内において前記第1の回 転軸の外周面上と前記第2の回転軸の外周面上に跨がっ
て配され、前記電磁コイルに通電された際には前記コイ
ルスプリングが巻き締め、もしくは巻締めを緩め、第1
の回転軸と第2の回転軸を一体に回転、もしくは第1の
回転軸と第2の回転軸の一体の回転を解除するためのコ
イルスプリングとを具備する電磁スプリングクラッチに
おいて、前記アーマチュアの回転時における軸線の振れ
を防止すべく前記第1の回転軸と第2の回転軸の少なく
とも一方のアーマチュア内壁に対応する部分にアーマチ
ュア内壁と遊滑可能な大径部を設け、該大径部の少なく
とも前記アーマチュアの内壁に臨む部分を非磁性体で形
成もしくは非磁性材料でコーティングしたことを特徴と
する電磁スプリングクラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62128602A JPS63293327A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 電磁スプリングクラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62128602A JPS63293327A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 電磁スプリングクラッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63293327A true JPS63293327A (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=14988832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62128602A Pending JPS63293327A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 電磁スプリングクラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63293327A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0422909A2 (en) * | 1989-10-11 | 1991-04-17 | Mita Industrial Co., Ltd. | Electromagnetically controlled spring clutch mechanism |
US5099974A (en) * | 1990-08-01 | 1992-03-31 | Dana Corporation | Electromagnetically actuated spring clutch |
US5952750A (en) * | 1997-07-31 | 1999-09-14 | Ogura Clutch Co Ltd. | Electromagnetic spring clutch with non-magnetic rotating members |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3185276A (en) * | 1962-09-19 | 1965-05-25 | Curtiss Wright Corp | Electro-magnetically actuated normally disengaged spring clutches |
JPS5550211A (en) * | 1978-10-07 | 1980-04-11 | Zeiss Stiftung | Binocular |
JPS57114035A (en) * | 1980-11-21 | 1982-07-15 | Hansu Rentsue Kg Maschf | Solenoid spring clutch |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP62128602A patent/JPS63293327A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3185276A (en) * | 1962-09-19 | 1965-05-25 | Curtiss Wright Corp | Electro-magnetically actuated normally disengaged spring clutches |
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---|---|---|---|---|
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US5099974A (en) * | 1990-08-01 | 1992-03-31 | Dana Corporation | Electromagnetically actuated spring clutch |
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