JPH02154794A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯の終了時刻を任意に設定できる洗濯機の制
御装置に関するものである。

従来の技術 洗濯の終了時刻を任意に設定できる従来の洗濯機は、任
意に設定された洗濯の終了時刻と、選択された洗濯のコ
ースに応じ、予約運転がセットされた時点より時計機能
が作動し、選択された洗濯のコースの一般的な所要時間
より若干長い時間を見込んで洗濯をスタートさせ、はぼ
設定された終了時刻に洗濯が終了するように運転されて
いる。

また洗濯槽内の布量を検知し、その布量に応じた水位、
水流、洗濯時間、すすぎ時間、脱水時間を選定して洗濯
を行なう布量センサー付洗濯機にあうでは、各布量に応
じた運転プログラムのうち最長時間のものを見込んで予
約運転の開始時刻を選んでいた。

発明が解決しようとする課題 布量に応じた洗濯コースを選定する布量センサー付洗濯
機においては、予約された洗濯の終了時刻以内に洗濯が
終了出来る様に、最長プログラムの時間に合せて予約運
転をスタートさせた場合。

布量を検知した時、その布量が少ない場合には当然洗濯
、すすぎ、脱水の各時間は短かくてよく、また、水位も
低く選定される九め、給水時間も短かくなり、トータル
の洗濯時間はかなり短かくなり、よ−で予約された洗濯
終了時刻より早く終ってしまうことになる。従って、使
用者が、予約終了時刻に洗濯物を取り出すまでの時間が
長くなり、洗濯物は脱水された状態にあるので、その時
間の長さにつれてしわが多くなるという課題を有してい
た。

本発明は上記課題に鑑み、布量に応じた制御を行う場合
にも洗濯終了時刻に確実に終了させることを目的とする
。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、洗濯機本体内の洗
濯槽内の水位を検知する水位検知手段と。

洗濯槽内の布量を検知する布量検知手段と、布量検知手
段により検知さ几た布量に応じて水位、洗濯、すすぎ、
脱水の各行程を決定して制御する制御手段と、洗濯終了
時刻を任意に設定する予約時刻設定手段とを備え、前記
制御手段は前記予約時刻設定手段により設定した時刻前
に布量検知手段により布量を検知し−その布故に応じた
洗濯、すすぎ、脱水に要する時間を判断し、この時間に
応じて洗濯動作開始時刻を決定する構成である。

作用 上記構成により、布量に応じて洗濯、すすぎ。

脱水時間が変化しても、その布量検知による時間で洗濯
開始時刻を設定するため、確実に設定した終了時刻に洗
濯を終了することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。図に
おいて、１は水位検知手段で、洗濯槽９内と連通した管
１１に設けられ、槽９内の水位を数段階五〜Ｄで検知す
るものである。２は水位判別手段で、前記水位検知手段
１の出力と、記憶手段３の出力とを入力する。４は布量
検知手段であり一洗濯槽内の洗濯物の重量を検知するも
のである。、６は布量判別手段で、布量検知手段４の出
力と記憶手段の出力とを入力する。なお、記憶手段３は
、水位に関するデータや、所定の布量における布量判別
のデータ等を記憶している。前記水位判別手段２および
布量判別手段６の出力はいず几も制御手段６へ入力され
る。制御手段６は、給水弁駆動手段７を制御して給水弁
１６の開閉を行ない、洗濯槽９への水の流入を制御する
とともに、パルセータ駆動手段８を制御して、洗濯槽９
円底部のパルセータ１０の回転、停止を行なわせる。

前記制御手段６により、給水弁１６を開いて洗濯槽９に
水を流入させ、水位検知手段１の出力を入力する水位判
別手段２が所定の水位になう之という出力を発生した時
、給水弁駆動手段７を介して給水弁１６を閉じ、所定時
間パルセータ１０を回転させる。そして、布量検知手段
４．布量判別手段６により、洗濯槽内の洗濯物の重量（
布量）を検知し、水位と布量の関係より、水位が低い場
合には、給水弁駆動手段７を介して再び給水弁を開いて
適切な水位まで給水する。その後、再びパルセータ駆動
手段１３によりパルセータ１ｏを回転させ、洗濯工程へ
入うていくという構成である。

また、制御手段６はタイマー１２からの信号を入力し、
現在時刻を判定できる構成であり、予約時刻設定手段１
３により設定された終了時刻と現在時刻とを比較し、終
了時刻より所定時間だけ前に洗濯動作を開始する。なお
、１４はスタートスイッチで予約動作を開始させるため
のスイッチである。

次に、布量検知手段４により検知さｎた布量に応じた各
行程のタイマーチャートを第２図に示す。

ここでは布量の判別を３段階（容量４．２ｋＧの場合）
に判別しているが、洗濯時間、すすぎ時間、脱水時間を
３段階に設定している。所要時間でみると、１１分の差
がある。なお、第２図では示していないが、給水、排水
時間も、当然水位が異なる念めに差が出てくる６従うて
、実際には１１分以上の差が出てくる。

次に、上記洗濯機の制御装置の動作を第３図により説明
する。まず、ステップ２１で予約時刻設定手段１３によ
り予約運転をセットし一ステフプ２２でスタートスイッ
チ１４をオンする。次に、ステップ２３で布量検知のた
めの水位まで給水弁駆動手段７により給水弁１６を開き
給水する。そしてステップ２４でパルセータ駆動手段８
によりパルセータ１０を駆動させ所定時間回転させる。

このパルセータ１ｏの回転の回転数、あるいはモータ（
図示せず）に流れる電流等により布量検知手段４２よび
布量制御手段６で洗濯慴９内の布量を判別、検知する。

ステップ２６で検知さ几た布量に応じた最適水位まで次
に給水さｎて、当初の運転は終了する。ここで、洗濯物
は洗剤液に浸漬さ几た状態にある。

検知された布量により各々３つの洗濯コースに分けられ
る（ステップ２６　、２７　、２８　）が、今。

布量が最も多い場合の洗濯コース！（ステップ２６）の
場合について説明すると、洗濯コース■の場合には、給
排水時間も含めた洗濯所要時間を１．１分とする。この
１．７分の算出には、例えば給水量は１５４ｇ／Ｗｉｎ
であり、排水条件は延長ホース等が付けられていない場
合を通常は想定しており、こ几らの給、排水条件により
多少所要時間がかわ−でくるため−１，１分よりも若干
多い時間であるｔ１分を設定する。そして、ステップ２
アで予約された洗濯終了時刻よりもｔｌ　　分前になる
と、ステップ２８で洗濯が開始され、以降すすぎ、脱水
の各行程を経て洗濯が終了する（ステップ２９）、。

同様に、洗濯コース１．１の場合には各々、終了時刻の
ｔ２　分、１３分前にな−た時点で洗濯がスタートしく
ステップ３０，３１．３２．３３）、すすぎ、脱水行程
を行ない洗濯が終了することになる（ステップ３４．３
６）。

上記実施例では、洗濯開始になるまで衣類が洗剤液に浸
漬している状態となるためにつけおき洗いの効果も加わ
り、より洗浄力の向上が図れる。

なお、本実施例では、予約運転をスタート直後に布量検
知を行うものとしたが、最も長い洗濯コースの時間に余
裕をみた時間の前に布量を検知するようにしてもよい。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、洗
濯終了時刻を予めして運転する場合、布量検知を行なっ
て布量に応じた洗濯コースを選定して洗Ｉｎの所要時間
を明確とするため、予約された洗濯終了時刻にほぼ運転
が終了することになる。

したがって、使用者は、予約した終了時刻に洗濯物を取
り出しに行けば、洗濯が終了して脱水状態が長時間続い
ていないので、長時間放置によるシワの増大を気にする
必要がなく、乾燥後のアイロンがけの作業も容易となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施倒を示す洗濯機のブロック図、
第２図は同布量別の行程サイクルを示す図、第３図は同
制御の要部を示すフローチャートである。 １・・・・・・水位検知手段−２・・・・・・水位判別
手段、４・・・・・・布量検知手段、６・・・・・・布
量判別手段、６・・・・・・制御手段−１３・・・・・
・予約時刻設定手段。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名ｆ２
−−タ４７− １３−０子ｊ寸時？１勾吏島く １４−−−スダ味スイプ犬 第 、３ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗濯機本体内の洗濯槽内の水位を検知する水位検知手段
   と、洗濯槽内の布量を検知する布量検知手段と、布量検
   知手段により検知された布量に応じて水位、洗濯、すす
   ぎ、脱水の各行程を決定して制御する制御手段と、洗濯
   終了時刻を任意に設定する予約時刻設定手段とを備え、
   前記制御手段は前記予約時刻設定手段により設定した時
   刻前に布量検知手段により布量を検知し、その布量に応
   じた洗濯、すすぎ、脱水に要する時間を判断し、この時
   間に応じて洗濯動作開始時刻を決定することを特徴とす
   る洗濯機の制御装置。