JPH02154706A - 電気調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、誘導加熱手段を有するジャー炊飯器などの電
気調理器に関するものである。

従来の技術 第５図および第６図はそれぞれ従、来の電気調理器の一
例を示すブロック図である。第５図に示す電気調理器に
おいて、１は調理材料を入れる鍋、２は鍋１を加熱する
ヒータなどの加熱手段、３は加熱手段２の出力を制御す
る加熱制御手段、４は加熱手段２により加熱される鍋１
が設置されているか否かを検知し、鍋１の有無を出力す
る鍋検知手段、５は鍋１の温度を検知し、一定温度に達
すると信号を出力する鍋温度検知手段、６は鍋検知手段
４と鍋温度検知手段５の出力を受け、鍋１が設置されて
いない場合や、設置されていても鍋１の温度が一定温度
に達した場合に、加熱制御手段３に出力停止命令を出力
する制御手段である。

また、第６図に示す電気調理器（たとえば特公昭５９−
３２８７８号公報）において、７は鍋１を電磁誘導を利
用して加熱する誘導加熱手段、８は誘導加熱手段７に加
ねる負荷の材質や大きさを検知し、小物負荷が加わった
場合信号を出力する小物負荷検知手段、９は誘導加熱手
段７を制御する加熱制御手段、１０は加熱制御手段に出
力停止命令を出力する制御手段で、この制御手段６が小
物負荷検知手段８の出力を受は誘導加熱手段７に小物負
荷が加わった場合に加熱制御手段３に出力停止命令を出
力するような構成となっていた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の電気調理器では、第５図で加熱手段と
して電磁誘導を利用したときに、加熱手段に加熱される
鍋が設置されており、かつ鍋検知手段４が制御手段６に
鍋有を出力して加熱制御手段３が駆動したときに、加熱
手段２に加わる負荷が、鍋の材質や大きさを入れて、小
物負荷であった場合、鍋の温度が一定温度まで上昇する
前に。

加熱手段２や加熱制御手段３が過電圧や過電流により破
壊してしまうという問題があった。

また、第６図に示した構成では、たとえば鍋が設置され
ていない場合に、誘導加熱手段を駆動すると小物負荷検
知手段が小物負荷を検知するまで停止せず、無駄な電力
を消費するという問題があつた・ 本発明は上記問題を解決するもので、誘導加熱手段や加
熱制御手段が過電圧や過電流により破壊するのを防ぐと
ともに、鍋が設置されていない場合は誘導加熱手段の誤
動作による無駄な電力の消費を防ぐことのできる電気調
理器を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の電気調理器は、２５
１理材料を入れる鍋と、前記鍋を電磁誘導を利用して加
熱する誘導加熱手段と、この誘導加熱手段の出力を制御
する加熱制御手段と、前記誘導加熱手段により加熱され
る鍋が設置されているかを検知し、前記鍋の有無を出力
する鍋検知手段と、前記誘導加熱手段に加わる負荷の材
料や大きさを検知し、小物負荷が加わった場合信号を出
力する小物負荷検知手段と、前記鍋検知手段と前記小物
負荷検知手段の信号を受け、前記鍋が設置されていない
場合や、設置されていても前記誘導加熱手段に小物負荷
が加わった場合に前記加熱制御手段に出力停止命令を出
力する制御手段とで構成したものである。

作用 上記構成により、誘導加熱手段に加熱される鍋が設置さ
れており、鍋検知手段が制御手段に鍋有を出力して加熱
制御手段が駆動したときに鍋の材質や大きさにより誘導
加熱手段に加わる負荷が小物負荷であっても、小物検知
手段が制御手段に信号を出力し、加熱制御手段が制御手
段の出力停止命令によって停止するため、誘導加熱手段
や加熱制御手段が過電圧や過電流により破壊するのを防
ぐことができる。

また、鍋が設置されていない場合は、鍋検知手段が制御
手段に鍋無を出力し、加熱制御手段が制御手段の出力停
止命令によって停止するため、誘導加熱手段が駆動して
無駄な電力を消費するのを防ぐことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す電気調理器のブロック
図、第２図は同電気調理器の構造を示す断面図、第３図
は同電気調理器の回路図である。

第１図において、　１１は調理材料を入札る鍋、１２は
鍋１１を電磁誘導を利用して加熱する誘導加熱手段、１
３は誘導加熱手段１２の出力を制御する加熱制御手段、
１４は誘導加熱手段１２により加熱される鍋１１が設置
されているか否かを検知し、鍋１１の有無を出力する鍋
検知手段、１５は誘導加熱手段１２に加わる負荷の材質
や大きさを検知し、小物負荷が加わった場合信号を出力
する小物負荷検知手段、１６は鍋検知手段１４と小物負
荷検知手段１５の信号を受け、鍋１１が設置されていな
い場合や、設置されていても誘導加熱手段に小物負荷が
加わった場合に加熱制御手段１３に出力停止命令を出力
する制御手段である。

第２図において、１７は鍋１１を収納する本体、１８は
鍋１１を加熱するための加熱コイルであり、誘導加熱手
段１２の構成要素の一つである。１９は鍋検知手段１４
の構成要素の一つである鍋スイッチで１本体１７の下部
に設置され、鍋１１の有無によって上下し、鍋１１が有
る場合、その重量によって押される構造となっている。

２０は基板で、誘導加熱手段１２、加熱制御手段１３、
鍋検知手段１４、小物負荷検知手段１５、制御手段１６
を構成する電子部品を実装している。

第３図において、２２は加熱コイル１８と並列に接続さ
れ、加熱コイル１８と共振回路１１を構成する共振コン
デンサである。２３はパワースイッチング素子１２の一
つであるパワートランジスタで、加熱コイル１８と接続
されている。２４は整流器であり、交流電源２５を全波
整流して直流に変換し、加熱コイル１８とパワートラン
ジスタ２３の直列回路に電流を供給している。２６は整
流器２４の出力端子間に接続された入力コンデンサで、
加熱コイル１８とパワートランジスタ２３の直列回路に
並列に接続されている。２７はダンパーダイオードで、
カソードがパワートランジスタ２３のコレクタに、アノ
ードがパワートランジスタ２３のエミッタにそれぞれ接
続され。

パワートランジスタ２３を保護している。２８はインバ
ータ駆動回路で、パワートランジスタ２３のベースに出
力信号を出すように接続され、パワートランジスタ２３
を０Ｎ−ＯＦＦさせる。２９はマイクロコンピュータ（
以下マイコンという）であり、ＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭ
および入出力ポートを有している。　３０はインバータ
駆動回路２８を制御するトランジスタで、マイコン２９
の出力ポートの信号を受け、ＯＮするとインバータ駆動
回路２８にＬＯＷ信号を与えてパワートランジスタ２３
をＯＮさせ、ＯＦＦすると抵抗３１を通してインバータ
駆動回路２８にＨＩ倍信号与えてパワートランジスタ２
３をＯＦＦさせる。３２は電流検知回路で、交流電源２
５と直列に接続され、回路に流れる電流を検知してマイ
コン２９の入力ポートに出力している。３３は電圧検知
回路であり、パワートランジスタ２３のコレクタとエミ
ッタの間に接続され、パワートランジスタ２３のコレク
タ・エミッタ間に加わる電圧を検知してマイコン２９の
入力ポートに出力している。鍋スイッチ１９は、鍋１１
が本体１７に収納されると押され、マイコン２９の入力
ポートにＨＩ倍信号出力して鍋有の信号を与え、鍋１１
が本体１７に収納されていない場合は押されないで抵抗
３５を通じてＬＯＷ信号を出力して鍋無の信号を与える
。３６は直流電源で、前述した回路を駆動するための電
源である。

第４図はマイコン２９のＲＯＭ中の一実施例のプログラ
ムのフローチャートを示し、このフローチャートにもと
づいて動作の説明を行う、ステップ５１では鍋検知手段
１４が鍋の有無を検知し、鍋スイッチ１９がマイコン２
９に信号を出力し、マイコン２９に鍋有の信号が入力さ
れた場合だけステップ５２に進み、誘導加熱手段１２を
駆動してステップ５３に進む。ステップ５３では小物負
荷検知手段１５である電流検知回路３２と電圧検知回路
３３の信号をマイコン２９が受け、小物負荷と判断する
とステップ５４に進み、誘導加熱手段１２を停止してか
らステップ５１にもどる。また、ステップ５１で鍋スイ
ッチ１９がマイコン２９に信号を出力し、マイコン２９
に鍋無の信号が入力された場合にはステップ５４に進み
、誘導加熱手段１２を停止してからステップ５１にもど
る。

なお、ステップ５４で誘導加熱手段を停止するとともに
１合わせてブザーを鳴らしたり、ＬＥＤの点滅やＬＣＤ
の表示などでユーザーに異常を報知することもできる。

発明の効果 以上のように１本発明によれば、誘導加熱手段に加熱さ
れる鍋が設置されていない場合には誘導加熱手段を駆動
すること無く鍋検知手段が鍋無を検知するので、消費電
力の無駄を防ぐことができる。

また、鍋が設置されている場合でも、誘導加熱手段に小
物負荷が加わった場合にも電流検知回路と電圧検知回路
の働きによってマイコンが小物負荷検知するので誘導加
熱手段や加熱制御手段が過電流や過電圧により破壊する
ことを防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気調理器のブロック
図、第２図は同電気調理器の構造を示す断面構造図、第
３図は同電気調理器の回路図、第４図は同電気調理器に
おけるプログラムのフローチャート、第５図および第６
図は従来例を示す電気調理器のブロック図である。 １１・・・鍋、１２・・・誘導加熱手段、１３・・・加
熱制御手段、１４・・・鍋検知手段、１５・・・小物負
荷検知手段、１６・・・制御手段。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第２図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、調理材料を入れる鍋と、前記鍋を電磁誘導を利用し
   て加熱する誘導加熱手段と、この誘導加熱手段の出力を
   制御する加熱制御手段と、前記誘導加熱手段により加熱
   される鍋が設置されているかを検知し、前記鍋の有無を
   出力する鍋検知手段と、前記誘導加熱手段に加わる負荷
   の材質や大きさを検知し、小物負荷が加わった場合信号
   を出力する小物負荷検知手段と、前記鍋検知手段と前記
   小物負荷検知手段の信号を受け、前記鍋が設置されてい
   ない場合や、設置されていても前記誘導加熱手段に小物
   負荷が加わった場合に前記加熱制御手段に出力停止命令
   を出力する、制御手段とを備えた電気調理器。