JPH0215383Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215383Y2 JPH0215383Y2 JP1982175098U JP17509882U JPH0215383Y2 JP H0215383 Y2 JPH0215383 Y2 JP H0215383Y2 JP 1982175098 U JP1982175098 U JP 1982175098U JP 17509882 U JP17509882 U JP 17509882U JP H0215383 Y2 JPH0215383 Y2 JP H0215383Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor
- ferrite
- conductor
- insulated
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 20
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 17
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 15
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、表面絶縁形あるいは粒界絶縁形半導
体フエライト基体を用いたLCフイルタに関する
ものであつて、前記半導体フエライト基体の内部
に埋設された導電体によりインダクタンスを形成
するとともに、半導体フエライト基体の外周面に
付与した電極と前記導電体間とでキヤパシタンス
を形成するようにしたことを要旨とするものであ
る。
体フエライト基体を用いたLCフイルタに関する
ものであつて、前記半導体フエライト基体の内部
に埋設された導電体によりインダクタンスを形成
するとともに、半導体フエライト基体の外周面に
付与した電極と前記導電体間とでキヤパシタンス
を形成するようにしたことを要旨とするものであ
る。
以下本考案LCフイルタの実施例を図面を参照
して説明する。
して説明する。
第１図はLCフイルタの全体形状を示す斜視図、
第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は同Ｂ
−Ｂ線断面図である。図において、１は半導体フ
エライトの外表面を絶縁体化せしめた表面絶縁形
あるいは、半導体フエライトの粒界を絶縁体化せ
しめた粒界絶縁形半導体フエライト基体である。
２はこのフエライト基体１の内部に、基体１の相
対向側面に導出されるようにかつ互いに積み重ね
状態に埋設された複数個の導電体である。導電体
２を基体１に埋設させる具体的方法としては、た
とえば、一面上に導電膜を付与した、表面絶縁形
あるいは粒界絶縁形半導体フエライトからなるフ
エライトシートを複数枚積み重ねたりして構成す
ればよい。この各導電体２は基体１の導出側面に
おいて短絡電極３，３によつて短絡され、実質的
に一条の導電路を構成することになり、これによ
つてインダクタンスＬが形成される。さらに、導
電体の枚数を任意に選ぶことで電流容量を調節
し、インダクタンス値を調節することができる。
４，４は前記半導体フエライト基体１の、前記短
絡電極３，３の付与されていない側面に付与され
たキヤパシタンスＣ取出用の電極である。つま
り、前記基体１の表面あるいは粒界の絶縁体化
し、このような絶縁体を誘電体として、前記電極
４，４と、基体１の内部に埋設されている導電体
２との間でキヤパシタンスを得るものである。こ
の例においては、電極４，４間に導電体２を介し
て２個の直列容量が形成されている。
第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は同Ｂ
−Ｂ線断面図である。図において、１は半導体フ
エライトの外表面を絶縁体化せしめた表面絶縁形
あるいは、半導体フエライトの粒界を絶縁体化せ
しめた粒界絶縁形半導体フエライト基体である。
２はこのフエライト基体１の内部に、基体１の相
対向側面に導出されるようにかつ互いに積み重ね
状態に埋設された複数個の導電体である。導電体
２を基体１に埋設させる具体的方法としては、た
とえば、一面上に導電膜を付与した、表面絶縁形
あるいは粒界絶縁形半導体フエライトからなるフ
エライトシートを複数枚積み重ねたりして構成す
ればよい。この各導電体２は基体１の導出側面に
おいて短絡電極３，３によつて短絡され、実質的
に一条の導電路を構成することになり、これによ
つてインダクタンスＬが形成される。さらに、導
電体の枚数を任意に選ぶことで電流容量を調節
し、インダクタンス値を調節することができる。
４，４は前記半導体フエライト基体１の、前記短
絡電極３，３の付与されていない側面に付与され
たキヤパシタンスＣ取出用の電極である。つま
り、前記基体１の表面あるいは粒界の絶縁体化
し、このような絶縁体を誘電体として、前記電極
４，４と、基体１の内部に埋設されている導電体
２との間でキヤパシタンスを得るものである。こ
の例においては、電極４，４間に導電体２を介し
て２個の直列容量が形成されている。
上記各実施例のLCフイルタは、全体としてチ
ツプ形状に形成されているので表面実装に適した
ものとなつている。
ツプ形状に形成されているので表面実装に適した
ものとなつている。
なお、上記の説明ならびに図面は、本考案をよ
りよく理解するためのものであつて、何ら本考案
を特定するものではない。特に半導体フエライト
基体の形状や導電体の形状等は任意で、また基体
の外表面に付与する電極の形状も任意である。さ
らに第１図、第２図示の例において、半導体フエ
ライト基体１の上下面にも導電体が形成されるよ
うにしてもよい。
りよく理解するためのものであつて、何ら本考案
を特定するものではない。特に半導体フエライト
基体の形状や導電体の形状等は任意で、また基体
の外表面に付与する電極の形状も任意である。さ
らに第１図、第２図示の例において、半導体フエ
ライト基体１の上下面にも導電体が形成されるよ
うにしてもよい。
以上のように本考案LCフイルタは、１個のフ
エライト基体においてインダクタンスとキヤパシ
タンスの両方を得るようにしたもので、しかもイ
ンダクタンスを得るための半導体フエライト基体
の外周面に電極を付与することのみによつてキヤ
パシタンスをも一体に得たものであり、小型で量
産性にすぐれたをのとなる。また、表面絶縁形あ
るいは粒界絶縁形半導体フエライトを用いている
ので、半導体フエライト基体の表面あるいは粒界
に形成される絶縁体が非常に薄いものとなり、大
容量を取得することができるものとなる。さら
に、全体としてチツプ形状に形成されているので
表面実装に適したものとなる等の優れた効果を奏
する。
エライト基体においてインダクタンスとキヤパシ
タンスの両方を得るようにしたもので、しかもイ
ンダクタンスを得るための半導体フエライト基体
の外周面に電極を付与することのみによつてキヤ
パシタンスをも一体に得たものであり、小型で量
産性にすぐれたをのとなる。また、表面絶縁形あ
るいは粒界絶縁形半導体フエライトを用いている
ので、半導体フエライト基体の表面あるいは粒界
に形成される絶縁体が非常に薄いものとなり、大
容量を取得することができるものとなる。さら
に、全体としてチツプ形状に形成されているので
表面実装に適したものとなる等の優れた効果を奏
する。
第１図は本考案LCフイルタの一実施例を示す
斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３
図は同Ｂ−Ｂ線断面図。 １……半導体フエライト基体、２，２ａ……導
電体、４……電極。
斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３
図は同Ｂ−Ｂ線断面図。 １……半導体フエライト基体、２，２ａ……導
電体、４……電極。
Claims (1)
- 内部に両端部が異なる端面に導出されるような
導電体が２層以上埋設されてなる表面絶縁形ある
いは粒界絶縁形半導体フエライト基体と、この半
導体フエライト基体の前記導電体の導出端面以外
の外周面に付与された電極と、前記導電体に電気
的に接続されかつ前記電極と電気的に絶縁されて
前記導電体の導出端面に付与された短絡電極とか
らなることを特徴とするLCフイルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17509882U JPS5978724U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | Ｌｃフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17509882U JPS5978724U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | Ｌｃフイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5978724U JPS5978724U (ja) | 1984-05-28 |
| JPH0215383Y2 true JPH0215383Y2 (ja) | 1990-04-25 |
Family
ID=30381027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17509882U Granted JPS5978724U (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | Ｌｃフイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5978724U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0410675Y2 (ja) * | 1985-12-09 | 1992-03-17 | ||
| JPH0410674Y2 (ja) * | 1985-12-09 | 1992-03-17 | ||
| JPH0410676Y2 (ja) * | 1985-12-09 | 1992-03-17 | ||
| US4837659A (en) * | 1988-03-21 | 1989-06-06 | Itt Corporation | Transformer/inductor with integrated capacitor using soft ferrites |
| JP2596131B2 (ja) * | 1989-07-17 | 1997-04-02 | 株式会社村田製作所 | ノイズフイルタ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4889646A (ja) * | 1972-02-04 | 1973-11-22 | ||
| JPS5843025B2 (ja) * | 1978-11-06 | 1983-09-24 | 正二 村上 | 建築用パネル成形機に於ける石膏ボ−ドの間隔規制装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5843025U (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-23 | ティーディーケイ株式会社 | 貫通形ノイズフィルタ |
-
1982
- 1982-11-18 JP JP17509882U patent/JPS5978724U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4889646A (ja) * | 1972-02-04 | 1973-11-22 | ||
| JPS5843025B2 (ja) * | 1978-11-06 | 1983-09-24 | 正二 村上 | 建築用パネル成形機に於ける石膏ボ−ドの間隔規制装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5978724U (ja) | 1984-05-28 |
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