JPH0215369B2 - - Google Patents

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JPH0215369B2
JPH0215369B2 JP59230706A JP23070684A JPH0215369B2 JP H0215369 B2 JPH0215369 B2 JP H0215369B2 JP 59230706 A JP59230706 A JP 59230706A JP 23070684 A JP23070684 A JP 23070684A JP H0215369 B2 JPH0215369 B2 JP H0215369B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
mask
honeycomb
forming
molding
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59230706A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61108507A (ja
Inventor
Kikuo Senoo
Kojiro Matsuo
Akira Hashimoto
Koji Ishihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP23070684A priority Critical patent/JPS61108507A/ja
Publication of JPS61108507A publication Critical patent/JPS61108507A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、触媒担体、熱交換器、過器などと
して用いられるハニカム状構造体の押出し成形用
ダイス装置に関するものである。
従来の技術 従来、ハニカム状構造体(以下、単にハニカム
という)の押出し成形用ダイス装置としては、第
4図に示すような装置が知られている。
これらのダイス装置は、ダイス10と、それを
保持する枠11およびダイマスク12からなつて
いる。そして、成形材料供給孔13、これと連通
する成形溝14内を圧送される材料によつて、ハ
ニカムが形成される。
発明が解決しようとする問題点 このようなダイス装置から成形されたハニカム
には、全面に格子が形成されており、中空形状ハ
ニカムを得るためには、一度ハニカムを成形した
後、さらにドリルなどによつて穴をあける必要が
あり、工数がかかる、所定の大きさの穴が得
にくい、加工時に格子欠損や割れなどが発生す
る、などの問題があり、実際には加工は困難であ
る。
本発明の目的は、ハニカム成形時にハニカム内
部に、格子と連続した筒部を同時に形成すること
によつて、中空形状ハニカムを押出し成形するこ
とができるダイス装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明のダイス装置は、押出し成形用ダイスの
成形材料出口側に設けたハニカムの外周部形成用
ダイマスクとハニカムの中空部形成用ダイマスク
とを備え、前記中空部形成用ダイマスクとダイス
との間に、ダイスの成形溝と連通する隙間を形成
したものである。
ここで、前記の中空部形成用ダイマスクをダイ
スを取りつけるには、ダイスの成形材料出口側端
面に凹部を設けるとともに、前記ダイマスクには
凹部にはまり込む突部を設け、ダイマスクを貫通
させた固定用ボルトをダイスに螺合し、ダイマス
クに螺合した調節ボルトの先端をダイスに当接さ
せる構成をとるのがよい。この構成によれば、前
記両ボルトを調整することによつて、ダイスとダ
イマスクとの間に所望の隙間を形成することがで
きる。
作 用 前記のハニカムの中空部形成用ダイマスクが成
形材料の流れを妨げ、これによつてハニカム内に
中空部を形成することができる。また、前記のダ
イマスクとダイスとの間の隙間からハニカムの内
周部を形成する材料が供給されるので、中空部は
格子が寸断されたものでなく、格子と連続した筒
部が形成され、格子の欠損を生じることもない。
実施例 第1図及び第2図は実施例のダイス装置を示
す。これらの図において、1は成形用ダイス、2
はその保持枠、3はハニカムの外周部を形成する
ダイマスクであり、ダイマスク3には成形材料供
給孔4とこれに連通する成形溝5が設けてある。
また、ダイス1は、成形材料出口側端面の中央に
円形の凹部6を有する。
7はハニカムの中空部成形用ダイマスクで、ダ
イス1の凹部6にはまり込む突部8を有する。9
は固定用ボルトで、ダイマスク7の穴10を貫通
してダイス1のねじ穴11に螺合している。12
は調節ボルトで、ダイマスク7のねじ穴13に螺
合し、これより突出させた先端部を凹部6の底面
に当接させている。前記のボルト9,12を調整
することによりダイス1とダイマスク7との間の
隙間14を適切なものにすることができる。
この装置を用いて押出し成形すると、第3図a
のようにハニカムの中央部においてはダイマスク
7によつて成形材料の流れが止められるので、中
空部が形成され、しかも隙間14から流れ出る成
形材料によつて前記の中空部をとりまく厚肉の内
周部を構成する筒部が形成される。この筒部はハ
ニカムの格子と連続している。なお、隙間14を
設けない場合は、第3図bのようになり、内周部
は格子が途中で切れたままであるから、ハニカム
の取扱い時に中空部に面した格子が欠損する問題
が生じる。
第1図のダイス装置によつて押出成形された中
空形状ハニカムは、ダイス1と中空部形成用ダイ
マスク7との隙間14の材料流出抵抗が比較的大
きく、格子部の成形スピードに比べ厚肉部の成形
スピードが遅いため、中空部の内周面に厚肉の形
成されない部分(以下カスレという)が生じるこ
とがある。また、材料流出抵抗を減じるため、ダ
イスとダイマスクとの隙間14を大きくすると内
周面の厚みが必要以上に厚くなつたり、厚みが不
均一になつたりする問題が生じる。
第2図は前記実施例の問題点を解決し、カスレ
がなく均一な厚みの中空部内周面が形成されるよ
うにしたダイス装置である。すなわち、ダイス1
の凹部6の側壁に、凹部の開口部側で径が大きく
なるような傾斜面15を設け、ダイマスク7にも
これと対応して傾斜面16を設けた例である。
上記の構成によれば、ダイス1の凹部の傾斜面
の部分にある成形材料流出溝は他の部分の成形材
料流出溝より短いため、材料の流出抵抗が小さ
く、材料流出スピードの遅れが生じにくいので、
中空部内周面のカスレは生じにくい。また内周面
の厚みは、ダイスの凹部側面とダイマスクとの間
の隙間の巾で決定されるため、厚みはほぼ均一で
あつた。
ダイス1の凹部についてさらに詳しく説明する
と、傾斜面15の水平方向の巾は、格子のピツチ
の1〜3倍が好ましく、水平面との角度は10゜か
ら45゜の間が適している。傾斜面とダイスの材料
出口側端面との間の側面の長さは2mm〜5mmの間
が適しており、ダイマスクとの間の巾は、成形材
料流出溝の1〜3倍が良い。
なお、上記実施例では、円形の中空部でかつハ
ニカムの中心部に位置するものについて説明した
が、中空部の形状が楕円あるいは四角形について
も同様であり、位置も中心部に限らない。
発明の効果 本発明の押出し成形ダイス装置を用いることに
よつて、従来のダイス装置では成形できなかつた
中空形状ハニカムを安定して押出し成形すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のダイス装置の構成
例を示す要部縦断面図、第3図は成形されたハニ
カム状構造体の平面図を示し、aは本発明装置に
よるもの、bは比較例を示す図、第4図は従来の
ダイス装置の縦断面図である。 1……ダイス、3……外周部形成用ダイマス
ク、5……成形溝、6……凹部、7……中空部成
形用ダイマスク、8……突部、9……固定用ボル
ト、12……調節ボルト、14……隙間、15,
16……傾斜面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに連通する格子状の成形溝を有する押出
    し成形用ダイスと、前記ダイスの成形材料出口側
    に設けたハニカム状構造体の外周部形成用ダイマ
    スク及びハニカム状構造体の中空部形成用ダイマ
    スクを備え、前記中空部形成用ダイマスクの外周
    部と前記ダイスとの間に、前記成形溝と連通する
    隙間を形成したことを特徴とするハニカム状構造
    体の押出し成形用ダイス装置。 2 前記ダイスが成形材料出口側端面に凹部を有
    するとともに、前記中空部形成用ダイマスクが前
    記凹部にはまり込む突部を有し、前記ダイマスク
    を貫通させた固定用ボルトをダイスに螺合させ、
    ダイマスクに螺合した調節ボルトの先端をダイス
    に当接させて、ダイマスクとダイスとの間に成形
    溝と連通する隙間を形成した特許請求の範囲第1
    項記載のハニカム状構造体の押出し成形用ダイス
    装置。 3 前記凹部が側壁が、凹部の開口部側で径が大
    きくなる傾斜面を有し、前記ダイマスクの突部が
    前記傾斜面と対応する傾斜面を有する特許請求の
    範囲第2項記載のハニカム状構造体の押出し成形
    用ダイス装置。
JP23070684A 1984-11-01 1984-11-01 ハニカム状構造体の押出し成形用ダイス装置 Granted JPS61108507A (ja)

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JPS61108507A JPS61108507A (ja) 1986-05-27
JPH0215369B2 true JPH0215369B2 (ja) 1990-04-11

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ID=16912033

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JPS61108507A (ja) 1986-05-27

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