JPS598226A - 真空しや断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は真空しゃ断器に係り、特に３相一体成形の絶縁
フレームの改良に関する。

〔発明の技術的背景〕

一般に高圧機器の絶縁レベルは相間絶縁よりも大地間絶
縁を低く設定している。何故ならば大地間絶縁よシ相間
絶縁が弱いと絶縁が破壊された場合には、２相短絡もし
くは３相短絡となり事故の波及は拡大する。しかし相間
絶縁よりも大地間絶縁が弱くしであると絶縁が破壊され
た場合には、まず最初に１線地絡事故となシ、事故の発
生した機器よシも上位にあるしゃ断器を開路して３相短
絡事故への進展を防きゞ、事故の波及を極少にすること
ができる。

このようなことから、従来の真空しゃ断器は通電部の支
持に絶縁碍子を用い、各相間は空気絶縁しているので、
絶縁破壊した場合には必ず絶縁碍子を介して機構フレー
ムにつながシ１線地絡事故となっていた。しかしながら
近年では、しゃ断器の小形化、軽量化、低価格化や組立
の簡素化等の面から通電部の支持を３相一体成形の絶縁
フレームで行なうようになってきている。

〔背景技術の問題点〕

しかしながら、かかる３相一体成形の絶縁フレームは各
相間が絶縁物でつながれているため、絶縁破壊した場合
には一気に３相短絡事故となシ事故の波′及が拡大する
欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、３相一体成形
の絶縁フレームが絶縁破壊してもかならず１線地絡事故
となり事故の波及を極少に抑えるようにした真空しゃ断
器を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

すなわち、絶縁フレームの各相間に充電部からの相間距
離を変えた大地相を設けたものであり、２相短絡もしく
は３相短絡しようとしても必ず１線地絡にすることがで
きる。

〔発明の実施例〕

以下本発明を図面に示す一実施例について説明する。第
１図および第２図において、操作装置（１）に３相一体
成形の絶縁フレーム（２）を取付け、絶縁フレーム（２
）に真空バルブ（３）および導電部分である主回路導体
（４）、　（５）に取付は支持している。絶縁フレーム
（２）は第３図および第４図のように、真空バルブ（３
）を収納する凹部を形成する筒部（２ａ）と３相の筒部
（２ａ）を連結し支持する脚部（２ｂ）とを絶縁物で一
体成形し、各相間の脚部（２ｂ）に金属板を固着まだは
導電性塗料を塗着した大地相（６）を設けである。大地
相（６）は主回路導体（４）、（５）の通電部よりの沿
面距離り、、Ｌ、が異なるように配置しである。

次に作用を説明する。絶縁フレーム（２）は各相は全て
絶縁物でつながれている。従って絶縁フレーム（２）が
絶縁破壊して２相短絡まだは３相短絡しようとすると、
大地相（６）との沿面距離がせまい方の相が確実に１線
地絡となり１，３相短絡事故には至らず事故の波及を極
少に抑えることができる。

なお、大地相（６）を通電部よりの沿面距離り、、Ｌ。

が等しい位置に設けると、２相短絡まだは３相短絡の場
合には２線地絡とな９短絡は継続するので好ましくない
。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、真空しゃ断器において３
相一体成形の絶縁フレームの各相間に充電部からの沿面
距離の異なる大地相を設けるようにしたので、、絶縁フ
レームが万一絶縁破壊しても一線地絡事故にとどめ事故
の波及を極少に抑えることができ、しゃ断器の小形化、
軽量化、低価格化、組立の簡素化を計ることができるな
どのすぐれた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の空気しゃ断器の一実施例を示す左側面
図、第２図は正面図、第３図は第２図の絶縁フレームを
示す平面図、第４図は正面図である。 （１）・・・操作装置　　　　　　（２）・・・絶縁フ
レーム（３）・・・真空バルブ　　　　　（４）、　（
５）・・・主回路導体（６）・・・大地相 代理人　弁理士　　　井　上　−男

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．３相一体成形の絶縁フレームに真空バルブの充電部
   を支持する真空しゃ器において、前記絶縁フレームの各
   相間に前記充電部からの沿面距離の異なる大地相を設け
   たことを特徴とする真空しゃ断器。 ２　大地相は金属板を用いたことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の真空しゃ断器。 ３、大地相は導電性塗料を塗着したことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の真空しゃ断器。