JPS62210820A - 架空送電線路 - Google Patents

架空送電線路

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Publication number
JPS62210820A
JPS62210820A JP61052658A JP5265886A JPS62210820A JP S62210820 A JPS62210820 A JP S62210820A JP 61052658 A JP61052658 A JP 61052658A JP 5265886 A JP5265886 A JP 5265886A JP S62210820 A JPS62210820 A JP S62210820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission line
overhead
power
power transmission
steel tower
Prior art date
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Pending
Application number
JP61052658A
Other languages
English (en)
Inventor
小島 宗次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS62210820A publication Critical patent/JPS62210820A/ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は架空送電線路に係り、特に送電線又は配電線な
どの電力を輸送する線路の避雷に対する改良に関する。
(従来の技術) 従来の架空送電線路の一例は第3図に示すとおすである
。大地lOに建てられた鉄塔1の腕部1aには夫々絶縁
支持部材例えばかいし2aを複数筒接続した絶縁支持部
2によって電力を輸送する導体、いわゆる電力線3を支
持する。図示では複数本の電力線3が設けられている。
また、鉄塔1の上部には工ないし2本、図示では2本の
架空地線4が避雷のために設けられている。
(発明が解決しようとする問題点) このように構成された従来の架空送電線路では、塔頂雷
撃5が生じると、鉄塔1のサージインピーダンス(この
サージインピーダンスは通常約100Ω)のため、瞬時
的に高い鉄塔電位上昇を示し、その結果逆フラッシュオ
ーバ、すなわち逆せん路6が生じ、電力線3の地絡事故
に至る場合が多かった・ また一方、比較的小電流の雷に対しては、架空地線4の
遮蔽半径が小さく、従って雷撃7のように電力線3に直
撃することがあり、そのためがいし2aからなる絶縁支
持部2が、せん絡して地絡事故に至る場合も多かった。
このような場合、停電や電力設備の雪害は避けられず、
解決すべき問題点があった。
本発明は上記の点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、送配電線のような架空送電線路に落雷
しても、逆せん絡も、また電力線へ直撃の落雷も生じな
い完全な避雷となる架空送電線を提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段と作用)鉄塔の電力線全
体を遮断部材でおへうことにより、いわゆるシールドケ
ージを形成し、この遮蔽部材によっておXわれた電力線
には落雷時においても電位差を生じないので、通せん絡
やまた電力線への直撃もさけることができる。
このように鉄塔に遮蔽部材を設けることにより、その内
部にある電力線は落札時にも殆んど影響を受けない。す
なわち完全に遮蔽された内部空間では、通常のときも落
雷をうけたときも内部各部に加わる電位差は殆んど変ら
ない。
これはガス絶縁開閉装置や管路気中送電でも、この作用
に関しては同じであるが、このガス絶縁開閉装置や管路
気中送電の場合には内部に高絶縁ガスを密封し、通常地
上又は地下に設けられるのに対し、本発明においては通
常の架空送電線路をそのま2利用し、勿論遮蔽部材でお
一つだ内部に絶縁ガスを封入する必要性もなく、簡易な
遮蔽部材例えば遮蔽板を鉄塔に固定支持させることによ
り、完全な避雷効果が達せられる。
(実 施 例) 以下本発明の架空送電線路の一実施例を第1図を参照し
て説明する。第3図と同一部分は同符号を付しである。
すなわち、大地10に建られた鉄塔1の腕部1aには夫
々絶縁支持部材例えばかいし2aを複数筒接続した絶縁
支持部2によって電力を輸送する導体、いわゆる電力線
3を支持する。図示では複数本の電力線3が設けられて
いる。
そして、2点鎖線で示した例えば遮蔽板のような遮蔽部
材8で全ての電力線3を包囲して覆うように遮蔽部材8
を取付ける。この遮蔽部材8の遮蔽板は通常例えばアル
ミニウムなどの金属板で製−3= 作され、鉄塔1に1一部及び中間部で図示しないが固定
支持されている。遮蔽部材8の下部は落雷事故防止上か
らは特に必要ないが、鉄塔1に固定するためのものであ
る。
このように構成することにより、落雷時において、遮蔽
部材8で包囲された鉄塔1の電力線3には殆ど電位差は
発生せず、したがって逆せん絡を生ずることなく、また
電力線3に雷の直撃を生ずることはない。なお、遮断部
材8の下側空間すなわち鉄塔1の脚部1bを除き、従来
と同様な空間として他の目的のために利用し得る利点は
同じである。
次に、本発明の他の実施例を第2図を参照して説明する
。第1図と同一部分は同じ符号を付しである。すなわち
、第1図の遮断部材8の遮断板の代りに何本かの架空地
線9を全ての電力線3を包囲して覆うようにして設けた
もので、架空地線9の相互間は点線で示したように電気
的に接続されて、遮断部材を形成している。
このように構成することにより、落雷時において、遮断
部材8で包囲された鉄塔1の電力線3には殆んど電位差
は発生せず、したがって逆せん絡を生ずることなく、ま
た電力線3に雷の直撃を生ずることはない。なお、遮蔽
部材8の下側空間すなわち鉄塔1の脚部1bを除き、従
来と同様な空間として他の目的のために利用し得る利点
は同じである。
次に本発明の他の実施例を第2図を参照して説明する。
第1図は同一部分は同じ符号を付しである。すなわち、
第1図の第1図の遮蔽部材8の遮断板の代りに何本かの
架空地線9を全ての電力線3を包囲して覆うようにして
設けたもので、架空地線9の相互間は点線で示したよう
に電気的に接続されて、遮断部材を形成している。
このように遮断部材8で全ての電力線3を包囲するよう
に覆うことによって、落雷時に電力線3の電位差は殆ん
ど変らず逆せん絡は発生せず、また電力線3への直撃は
なく、前述した本発明の実施例と同様な効果がある。こ
のほか風力を受けても飛ばされにくいなど本発明の実施
例より優れた利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、鉄塔に支持されて
いる全ての電力線を包囲するように遮断部材で覆うこと
により、落雷時に電力線に殆んど電位差が生じないので
逆せん絡は発生しない。また電力線に直撃する雷を防止
するなどの効果が得られる架空送電線路を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の架空送電線路の断正面図、第2図は本
発明の他の実施例の断正面図、第3図は従来の架空送電
線路の断正面図である。 1・・鉄塔+         la・・・腕部。 2・・・絶縁支持部、      2a・・・がいし。 3・・・電力線、       8・・・遮蔽部材。 9・・・架空地線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電力を送る複数本の導体を鉄塔に夫々絶縁支持部
    を介して支持し、前記鉄塔に1ないし2本の架空地線を
    備えた架線送電線路において、全ての導体を包囲するよ
    うに避雷のために遮蔽部材で覆うようにしたことを特徴
    とする架空送電線路。
  2. (2)遮蔽部材が鉄塔の導体を複数の架空地線で包囲す
    るように覆って形成された特許請求の範囲第1項記載の
    架空送電線路。
JP61052658A 1986-03-12 1986-03-12 架空送電線路 Pending JPS62210820A (ja)

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JP61052658A JPS62210820A (ja) 1986-03-12 1986-03-12 架空送電線路

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JP61052658A JPS62210820A (ja) 1986-03-12 1986-03-12 架空送電線路

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JPS62210820A true JPS62210820A (ja) 1987-09-16

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