JPH02153408A - 位置比例制御装置 - Google Patents

位置比例制御装置

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JPH02153408A
JPH02153408A JP30728688A JP30728688A JPH02153408A JP H02153408 A JPH02153408 A JP H02153408A JP 30728688 A JP30728688 A JP 30728688A JP 30728688 A JP30728688 A JP 30728688A JP H02153408 A JPH02153408 A JP H02153408A
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saturation
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JP30728688A
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Tamio Ueda
民生 上田
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Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) この発明は、モータで開閉駆動される自動弁(以下「モ
ータバルブ」という)の位置比例制御装置の改良に関す
る。
(発明の概要) この発明は、操作量の変化幅をモータバルブが追従でき
る程度に制限し、この制限された操作量に応じて積分値
を修正することにより操作量と弁開度を一致させ、これ
により過積分が防止されてオーバーシュートが防止され
るとともに、連応性が向上する。
(従来技術とその問題点) 従来、モータバルブの位置比例制御装置としては、目標
値Rと制御量Yとの偏差値eをPID演算して操作量U
を求め、この操作量Uでオン・オフ(ONloFF)サ
ーボ機構を駆動して開閉制御された弁の開度量(弁開度
)■をフィードバックし、この弁開度Vと上記操作ff
1Uと一致させるように弁の開閉制御が行われている。
しかしながら、上記従来の位置比例制御装置においては
、目標値Rと制御量Yとから演算で求められる操作量は
即座にもとめらるが、モータによって駆動される弁が所
定の開度に達するまでには所定の時間(駆動モータの種
類によっても異なるが例えば1分)要し、両者に不一致
が生じて制御量Yが目標値Rから外れる、いわゆるオー
バーシュートが発生するという問題点があった。
このオーバーシュート現象を第3図の制御量Y。
操作ff1U及び弁開度Vのタイムチャートを参照して
更に言及する。
今、to時点で制御動作が開始されたとすると、操作量
Uは直ぐに100%に達するが、弁開度Vは、通常、弁
が全開から全開までに一定時間(例えば1分間)が要す
るので、直ぐには100%(全開)とならず、ようや<
1+時点で100%となる。また、t2で操作量Uが減
少し始めたときも同様にt3時点で操作量Uと弁開度V
とが始めて一致する。
このように、to−tl、t2〜t3の時点では、操作
量Uと弁開度Vとが一致していないにも係わらず(第3
図の弁開度の図に示されるように点線と実線の差の部だ
けの差がある)PID演算部ではそのことは全く考慮さ
れない。すなわち、t2〜t3の時点では操作量Uは飽
和していないので積分が実行されるが実際の弁開度Vは
最大速度で閉じられており、実際は飽和していると考え
られるため積分は実行されないのが妥当である。
したがって、t2〜t3の時点で積分値は必要以上に多
く計算されてしまい、そのために過積骨が生じ制御量Y
が目標値Rより外れるオーバーシュートが発生していた
。このように、従来の位置比例制御装置においては弁特
性を全く考慮せずに制御量なっていたため、性能を向上
させることが出来ないという問題点があった。
(発明の目的) この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
あって、その目的とするところは操作量と弁開度とが一
致できるようにした位置比例制御装置の提供を目的とす
る。
(発明の構成と効果) この発明は、上記目的達成のためにその構成は、目標値
と制御量との偏差に基づいて演算された操作量と、この
操作量に基づいて開閉制御された自動弁の弁開度とが一
致するように制御される位置比例制御装置において、 前記自動弁の全開ら全開までの所要時間と制御期間とか
ら一制御期間当りの弁の開度量を算出する手段と、 前記算出された弁の開度量と前回制御期間の操作量とか
ら操作量飽和値を前記自動弁が追従できる操作量飽和値
に修正する手段と、 を具備することを特徴とするものである。
このような構成によれば、演算された操作量の変化幅は
モータバルブが追従できる程度に修正されるので、操作
量と弁開度とは常時一致し、過積骨が行われないためオ
ーバーシュートが防止される。これにより、位置比例制
御装置の制御性能を大幅に向上されることができる。
(実施例の説明) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明装置の一実施例の概略構成を示すブロ
ック図、第2図は作用の動作を示すフローチャートであ
る。
第1図において、比較部1には目標値Rが人力されると
ともに、後述の制御対象であるモータバルブの流量の制
御量Yが人力され、これらが比較されてその差分(偏差
)eが検出される。PID演算部2ではその偏差eに基
づいてモータバルブの弁開度の操作量Uが演算され、そ
の操作量Uが0N10FFサ一ボ部3に送出される。
0N10FFサ一ボ部3はモータ部4へ弁開または弁閉
信号を送出するとともに、モータ部4の弁開度信号がフ
ィードバックされるように構成されている。モータ部4
は開信号を受けたときは制御対象5を開方向に、また閉
信号をきた時は閉方向に作動させるように構成されてい
る。
上記ON10 F Fサーボ部3は、PID演算部2か
らの操作量Uと弁開度Vとを比較する比較部10と、こ
の比較部10の比較によって得られた偏差e′によって
弁の開信号または閉信号を発生する0N10FF信号発
生部11とこれら開信号または閉信号を基に操作される
スイッチング部12とから構成されている。
ON10 F Fサーボ部3では弁特性ΔUi!、im
が測定されてこれがPID演算部2に設定される。
すなわち−制御期間(サンプリング周期)内におけるモ
ータバルブの開(または閉)の量である弁特性ΔUi!
、imは、下式によって求めることができるが、それは
0N10FF信号発生部11からスイッチング部12に
強制的に閉信号および開信号を送出し、バルブの全開ま
での所要時間を求め、これと−制御期間とで求められて
いる。
Δt ΔU、etm=     x100 open (Δt:制御期間、 Topen:弁が全閉から全開ま
でに要した時間) PID演算部2ではこの弁特性ΔU、5imを用いて、
第3図に示されるようなフローにしたがって操作量Uを
出力することとなる。
すなわち、制御動作に先立ち弁特性ΔU、gimが設定
されて(ステップ100)、制御動作が開始されると、
目標値Rと制御量Yとの偏差eに基づいてPID演算が
行われる(ステップ102)。
次いで、演算された操作量を0N10FFサ一ボ部12
に送出する際の修正が行われる。この修正は弁特性ΔU
、gimと前回制御期間での制御量Ukpとによって行
われ、通常100%及び0%に設定されている最大と最
少の操作量飽和値Umax及びUminが修正される。
まず、操作量飽和値Umaxについては、前回の操作量
Ukpに弁特性ΔUJ2.imの加えられた値が操作飽
和値Umaxを超えているか否かが判断される(ステッ
プ104)。
この判断において、Ukp+ΔUi!、imがUmax
より大きければUmaxを使用する操作量飽和値Uma
x−とじ、逆に小さければUkp+ΔUI!、imを使
用する操作量飽和値Umax−として修正する(ステッ
プ106.108)。例えばUkpが90%でΔUJ2
.imが20%の時はその場はその和は110%である
ので、その時は100%に修正され、またUkpが70
%でΔUlimが20%のときはその和は90%である
ので、その時はその和が修正された操作量飽和値Uma
X′となる。
一方、操作量飽和値Umi nについては前回の操作量
Ukpに弁特性ΔU、gimの減算された値が操作量飽
和値Uminを超えているか否かが判断され”る(ステ
ップ110)。この判断においてUkp−ΔU、gim
がUminより小さければそのUminを使用する操作
量飽和値Umin−とじ、逆に大きければUkp−ΔU
lz、imを使用する操作量飽和値Umin−とじて修
正する(ステップ112,114)。
また、PID演算においては、従来と同様に操作量が飽
和値を超えている時は積分が実行されず(ステップ11
6)、この場合、その飽和値は」二記のように修正され
た飽和値Umax”、Umin′が用いられる。
PID演算部2からは上述のようにUlcp−ΔUI!
、im、Ukp−でΔUI!、imを用い、操作量Uが
Ukp+ΔU、5imより大きいか、またはUkp−Δ
U、gLmより小さいときは、それぞれ操作量UをUk
p十ΔU、gim、Ukp−ΔU、e、imに修正し0
N10FFサ一ボ部3へ出力し、そして次の制御周期に
なると、ふたたび」二記ステップ100に戻る。
以上のように本実施例ではPID演算で演算された操作
量Uの変化幅が、モータバルブが追従できない大きさで
あったときにも、実際に出力される操作量Uはモータバ
ルブが追従できる程度の大きさに修正されているので、
操作iUと弁開度Vは常に一致するようになる。また、
この場合この修正された操作量飽和値Umax”、Um
inに対して操作量飽和値不積分が実行されるため、過
積分が起こらずオーバーシュートを発生させることがな
く制御性能を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す概略構成のブロッ
ク図、第2図は作用の動作を示すフローチャート図およ
び第3図は従来の制御動作を示す説明図である。 1・・・比較器 2・・・PID演算部 3・・・ON10 F Fサーボ部 4・・・モータ部 5・・・制御対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、目標値と制御量との偏差に基づいて演算された操作
    量と、この操作量に基づいて開閉制御された自動弁の弁
    開度とが一致するように制御される位置比例制御装置に
    おいて、 前記自動弁の全閉ら全開までの所要時間と制御期間とか
    ら一制御期間当りの弁の開度量を算出する手段と、 前記算出された弁の開度量と前回制御期間の操作量とか
    ら操作量飽和値を前記自動弁が追従できる操作量飽和値
    に修正する手段と、 を具備することを特徴とする位置比例制御装置。
JP63307286A 1988-12-05 1988-12-05 位置比例制御装置 Expired - Lifetime JP2767595B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61115204U (ja) * 1984-12-29 1986-07-21
JPS61233812A (ja) * 1985-04-08 1986-10-18 Mitsubishi Electric Corp 位置制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61115204U (ja) * 1984-12-29 1986-07-21
JPS61233812A (ja) * 1985-04-08 1986-10-18 Mitsubishi Electric Corp 位置制御装置

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