JPS6397347A - 連鋳機における鋳型内湯面レベル制御方法 - Google Patents

連鋳機における鋳型内湯面レベル制御方法

Info

Publication number
JPS6397347A
JPS6397347A JP24082886A JP24082886A JPS6397347A JP S6397347 A JPS6397347 A JP S6397347A JP 24082886 A JP24082886 A JP 24082886A JP 24082886 A JP24082886 A JP 24082886A JP S6397347 A JPS6397347 A JP S6397347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
hot water
mold
control
water level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24082886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0229420B2 (ja
Inventor
Jun Azuma
洵 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP24082886A priority Critical patent/JPH0229420B2/ja
Publication of JPS6397347A publication Critical patent/JPS6397347A/ja
Publication of JPH0229420B2 publication Critical patent/JPH0229420B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、連鋳機における鋳型内湯面レベル制御方法の
改良に関するものである。
(従来技術とその問題点) 鋳型内湯面レベルの制御方法としては、第11図に示す
ように、鋳型内の湯面レベルを渦流式、ガンマ線式、電
極式等のレベル計を用いて検出し、設定器によって予め
設定した設定値SVと上記実測値PVとの偏差eを解消
するように、調節器からの制御信号をサーボアンプに入
力し、油圧ユニットを介してスライドノズルまたはスト
ッパーノズルを開度検出器により開度を検出しつつ制御
してタンディツシュから鋳型内への溶湯性大量を調整す
る方法、サーボモータを駆動して鋳片引き汝き速度を制
御する方法、両者を組み合わU・ろI(/I調制御方法
なとが採用されているが、制御信号がレベル51からの
実測値と設定値との偏差eに基づくものでiつるため、
複電な制御システムの内部で相互干渉や外乱が加わって
いる七、制御系が不安定となり、湯面レベルが変動する
ことになる。特に、鋳型の断面積が小さく、引き抜き速
度が早い装置では僅かな外乱か加わっただけで、レベル
変動が生じ、鋳片の表面品質に悪影響を与えることにな
る。したがって、急激なレベル変動は避けなければなら
ない。しかしながら、外乱に対して安定にすると、追随
性が悪くなるため、両者を満足するように制御するには
、現状では、第12図に示すように、レベル計等の検出
器からの実測値PVと設定f)l’i S vとの偏差
eに堰づき、調整器から制御出力を出力するにあたり、
実プロセスとプロセスモデルとを比較し、修正ロジック
にて実プロセスと一致するように制御するいわゆるモデ
ル規範型制御方法や、PID制御系の前段に目標値フィ
ルタを挿入することにより2種のPrD要素を場合によ
り使い分ける2自由度PID制御方法を使用せざるを得
ない。ところが、萌者は大容量のコンピュータと複雑な
プログラムが必・要であるにもかかわらず、応答性がさ
ほど向上しないという問題点がある。他力、後者は安定
性と追随性の両方を満足ずろが、実際上連続鋳造におけ
るレベル制御について全ての外乱に対する最適パラメー
タ(α、β、γ)を選定することは不可能であると言う
難点がある。
(発明の課題) 本発明は、従来のモデル規範型制御方法や2自由度PI
D制御方法に代わる安定性と追随性の両方を満足する浸
れた制御方法を提供することを課題とする。
(課題解決のための手段) 本発明は、鋳型内の湯面レベルをレベル計で検出して実
測湯面レベルPVと目標湯面レベルSvとの偏差eを算
出し、該偏差に基づいて演算される制御出力信号MVに
よりノズルの開度および/または鋳片引き抜き速度を調
節し、鋳型内湯面レベルを制御するにあたり、 設定値またはプロセス値が突如変化すると、偏差eは第
7図に示す変化となるため、もし制御装置の追随性が悪
いと、第8図(a)のように一定区間の積分値は大きく
なり、他方、安定性が悪いと、第8図(b)のように一
定区間の積分値は小さく、振動的になるが、第9図(a
)に示すように、偏差eが急変した場合は、偏差が急変
した初期によりおおきな修正制御を行い、偏差eが小さ
くなり始めた時に修正動作に制動をかける一方、第9図
(b)に示すように、偏差eが小さい時はある程度大き
くなるまで修正制御をかけないようにすれば、第10図
に示すような理想的な応答が実現できることに着目して
なされたもので、その要旨とするところは、 必ろ単位時間毎に測定される実測湯面レベルの変化計を
検出して積分し、その積分値を非線形ヒステリシス特性
回路に入力し、上記実測湯面レベルの変化−!nが所定
以上の場合に補正出力yを出力し、2該hli正出力Y
により上記制御出力MVを修正して上記第8図に示す理
想的な応答に基づき、鋳型内湯面レベルを制御し、湯面
レベルの急変をなくして鋳片の表面品質を改善する方法
にある。
なお、上記制御方法は、通常、ある単位時間毎に測定さ
れる実測湯面レベルの変化量として、今回と前回の実測
l湯面レベルの差PVn−PVn−。
を用いる。この変化量は、実測湯面レベルPVと目標湯
面レベルSVとの偏差eが急変する場合に特に有効であ
るが、目標湯面レベルがあまり変化しない定値制御にお
いては、上記PVn自体の変化、即ちPVn−9Vを定
期的にサンプリングして積分し、その積分値を非線形ヒ
ステリシス特性回路に入力し、上記変化量が所定以上の
場合に補正出力yを出力し、該補正出力yにより上記制
御出力MVを修正するようにして制御付加回路構成を簡
略化してもよい。
本発明の制御方法は通常のPID制御方法における制御
出力MVに対する補助的な出力Yとして利用するのが望
ましく、どのような補正出力Yを演算出力すべきかは、
制御出力MVに対する外乱影響を考慮して決定すべきで
ある。通常外乱としては、 (1)油圧サーボ弁の不感帯や追随誤差(2)油圧シリ
ンダの漏れによる誤動作(3)油圧配管への空気の混入
による不感帯や誤動作 (4)開度検出機構の機械的ガタ (5)電気的ノイズ (6)スライドバルブ部の溶損やアルミ等の介在物付着
によるバルブ部の径の変化等を挙げることができる。し
たがって、かかる外乱影響を考慮して非線形ヒステリシ
ス回路特性を決定し、理想的応答が得られるように補正
出力を演算することになる。
以下、具体例に基づき、本発明の制御方法を詳しく説明
することとする。
(実施例) 第1図は本発明方法を実施する制御ブロック図で、第2
図はその付加回路構成の詳細を示すブロック図、第3図
は第2図のスイッチ機構の動作説明図、第4図(a)〜
(d)は第2図の付加回路によって補正出力を出力する
に至るグラフである。
図面において、かかる制御回路は通常のPID制御を行
うように構成されており、鋳型内のl門前レベルをレベ
ル計等の検出器(1)で検出して実測湯面レベルPVと
目標湯面レベルSVとの偏差eを算出し、該偏差に基づ
いて調整計(2)でnii算される制御出力信号〜1■
によりプロセス制御装置(3)を介してノズルの開度お
よび/または鋳片引き抜き速度を調節するにあたり、 上記検出器(1)からの実測湯面レベル信号PVを付加
回路(4)にも入力して、上記制御出力MVを付加回路
(4)から出力される補正出力yにより必要に応じて補
正し、理想的応答出力により鋳型内湯面レベルを制御す
るようになっている。
詳しくは、上記付加回路(4)は第3図(a)に示す動
作を行うスイッチ機構41を介して実測湯面レベル信号
PVを記憶保持する保持回路42.43を並列接続し、
いずれか一方の保持回路・12.43に上記実測湯面レ
ベル信号P■が入力され(図示の状態では、保り回路4
2に入力されている。)、ある単位時間毎の最終値を保
持するようになっている。したがって、スイッチが入っ
ていない方の保持回路43は前回の最終値PVn−,を
保持している。他方、上記実測湯面レベル信号PVは第
4図(a)に示すように、刻々変化しつつ差検出回路4
4に入力されているので、該差検出回路44からは、前
回の最終値PVn  lと刻々変化する上記実測湯面レ
ベル信号PVnとのある単位時間毎に測定される実測湯
面レベルの変化量PVn−PVn−1が出力され(第4
図(b)参照)、積分器45にて積分され、該積分値(
第4図(C)参照)を第3図(b)に示す動作を行うス
イッチ機構46を介して非線形ヒステリシス特性回路4
7に入力し、上記実測湯面レベルの変化量が所定以上の
場合に補正出力y(第4図(d)参照)を出力し、該補
正出力yにより上記制御出力MVを修正するようになっ
ている。
」二記付加回路(4)は目標湯面レベルSVがあまり変
化しない定値制御では、第5図に示すように、変形され
る。すなわち、鋳型内の湯面レベルをレベル計等の検出
器(+)で検出して実測湯面レベルPVと目標湯面レベ
ルS■との偏差eを算出し、該偏差に基づいて調整計(
2)で演算される制御出力信号MVによりプロセス制御
装置(3)を介してノズルの開度および/または鋳片引
き抜き速度を調節するにあたり、上記制御出力信号MV
を修正する付加回路(5)は、偏差信号eを第6図(a
)に示す動作を行うスイッチ機構51を介して積分器5
2に入力し、該積分値を非線形ヒステリシス特性回路5
3に入力し、上記第6図(a)に示す動作を行うスイッ
チ機構51と同様の動作を行うスイッチ機構54を介し
て補正出力y′を出力するようにする一方、第6図(b
)に示す動作を行うスイッチ機構55を積分器52と並
列接続して一定時間毎にサンプリングされる上記偏差e
の変化量が所定以上の場合に該補正出力y′により上記
制御出力MVを修正するようにしてもよい。
(発明の作用効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、鋳型内
の湯面レベルをレベル計で検出して実測湯面レベルPV
と[]標渇湯面しルS■との偏差eを算出し、該偏差に
基づいて演算される制御出力信号X1vによりノズルの
開度および/または鋳片引き抜き速度を凋節し、鋳型内
湯面レベルを制御するにあたり、 ある単位時間毎に測定されろ実測湯面レベルの変化量を
検出してその積分値を非線形ヒステリンス特性回路に入
力し、上記実測湯面レベルの変化h1が所定以上の場合
に補正出力yを出力し、該補正出力yにより上記制御出
力MVを修正するので、偏差eの急変に対しては速やか
にかつ非振動的に応答する一方、偏差eのゆるやかな変
化に対してはゆっくりとした制御を行うことができ、外
乱に対する安定性と追随性を両立させることができ、湯
面レベルの安定した制御、即ちハンチングの少ない制御
が可能となる結果、鋳片品質を向上させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する制御ブロック図で、第2
図はその付加回路構成の詳細を示すブロック図、第3図
は第2図のスイッチ機構の動作説明図、第4図(a)〜
(d)は第2図の付加回路によって補正出力を出力する
に至るグラフである。第5図は本発明方法を実施する第
2実施例の制御ブロック図、第6図(a)〜(d)は第
5図の制御装置の作動状態説明グラフ、第7図は実測湯
面レベルと設定湯面レベルとの偏差の変化を示すグラフ
、第8図(a) 、 (b)は追随性が悪い場合(a)
および安定性が悪い場合(b)の応答の変化を夫々示す
グラフ、第9図(a) 、 (b)は本発明による偏差
の変化に対する応答状態を夫々示すグラフで、(a)は
大きな修正制御動作をかけろ場合で、(b)は偏差があ
る程度大きくなるまで修正制御動作をかけない場合を示
す。第1O図は偏差に対する理想的応答を示すグラフ、
第11図は従来の湯面レベル制御方法を示すブロック図
、第12図はモデル規範型制御方法を示すブロック図で
ある。 (1)・・・レベル検出器、(2)・・・調整器、(3
)・・・プロセス制御装置、(4)、(5)・・・付加
回路。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代 理 人 弁理士 前出 葆ほか2名集4図 儒S面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋳型内の湯面レベルをレベル計で検出して実測湯
    面レベルPVと目標湯面レベルSVとの偏差eを算出し
    、該偏差に基づいて演算される制御出力信号MVにより
    ノズルの開度および/または鋳片引き抜き速度を調節し
    、鋳型内湯面レベルを制御する方法において、 ある単位時間毎に測定される実測湯面レベルの変化量を
    検出してその積分値を非線形ヒステリシス特性回路に入
    力し、上記実測湯面レベルの変化量が所定以上の場合に
    補正力yを出力し、該補正力yにより上記制御出力MV
    を修正することを特徴とする鋳型内湯面レベル制御方法
  2. (2)鋳型内の湯面レベル変化量として、今回と前回の
    実測湯面レベルの差(PVn−PVn−_1)を用いる
    前記第1項記載の鋳型内湯面レベル制御方法。
  3. (3)鋳型内の湯面レベル変化量として、実測湯面レベ
    ルの目標湯面レベルとの差(PVn−SV)を用いる前
    記第1項記載の鋳型内湯面レベル制御方法。
JP24082886A 1986-10-09 1986-10-09 Renchukiniokeruigatanaiyumenreberuseigyohoho Expired - Lifetime JPH0229420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24082886A JPH0229420B2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09 Renchukiniokeruigatanaiyumenreberuseigyohoho

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24082886A JPH0229420B2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09 Renchukiniokeruigatanaiyumenreberuseigyohoho

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6397347A true JPS6397347A (ja) 1988-04-28
JPH0229420B2 JPH0229420B2 (ja) 1990-06-29

Family

ID=17065298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24082886A Expired - Lifetime JPH0229420B2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09 Renchukiniokeruigatanaiyumenreberuseigyohoho

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0229420B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02142658A (ja) * 1988-11-22 1990-05-31 Nippon Steel Corp 連続鋳造プロセス制御装置
JPH02207957A (ja) * 1989-02-07 1990-08-17 Sumitomo Heavy Ind Ltd 鋳型内溶鋼レベル制御装置
JP2015062917A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 新日鐵住金株式会社 連続鋳造機の湯面レベル制御装置、連続鋳造機の湯面レベル制御方法およびコンピュータプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02142658A (ja) * 1988-11-22 1990-05-31 Nippon Steel Corp 連続鋳造プロセス制御装置
JPH02207957A (ja) * 1989-02-07 1990-08-17 Sumitomo Heavy Ind Ltd 鋳型内溶鋼レベル制御装置
JP2015062917A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 新日鐵住金株式会社 連続鋳造機の湯面レベル制御装置、連続鋳造機の湯面レベル制御方法およびコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0229420B2 (ja) 1990-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2647217B2 (ja) 複合制御方法
JPS6397347A (ja) 連鋳機における鋳型内湯面レベル制御方法
JP2628266B2 (ja) 射出成形機の速度制御方法及び装置
JPS62111311A (ja) ヒ−ト・ク−ル制御装置
JPH06285938A (ja) 射出成形機の速度制御方法及び装置
JP2955728B2 (ja) ボイラ主蒸気温度制御方法及び装置
JP3772340B2 (ja) バルブポジショナ
JP2637248B2 (ja) ガス弁装置の制御装置
JPH10206038A (ja) ファジーロジックを用いた炉加熱制御方法
US20050177253A1 (en) Controller
JP3267841B2 (ja) 位相補償機能つき制御装置
JP3299111B2 (ja) 射出成形機の保圧工程制御方法
JP3571833B2 (ja) 速度形pid調節装置
JPS61190602A (ja) 調節装置
JPH02253302A (ja) 可変構造pi制御装置
JPS62127902A (ja) プロセス制御装置
JPH0619556A (ja) 計装制御装置
JP3122271B2 (ja) 火力発電プラントにおけるボイラ給水中への酸素注入方法
JP2000010602A (ja) Pid制御方法及びその制御用コントローラ
JPS62168652A (ja) 連鋳機における鋳型内湯面レベル制御方法
JPH05118022A (ja) ゲート制御装置
JPH01293961A (ja) 連続鋳造における鋳型内溶鋼レベル制御装置
JPH0363597A (ja) 原子炉圧力調整装置
RU2049290C1 (ru) Способ каскадного регулирования технологического параметра теплоэнергетического объекта
JPS62522B2 (ja)