JPH021531Y2 - - Google Patents
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- JPH021531Y2 JPH021531Y2 JP1985004466U JP446685U JPH021531Y2 JP H021531 Y2 JPH021531 Y2 JP H021531Y2 JP 1985004466 U JP1985004466 U JP 1985004466U JP 446685 U JP446685 U JP 446685U JP H021531 Y2 JPH021531 Y2 JP H021531Y2
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- Japan
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- outer casing
- tube
- cable
- vibration
- coil spring
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 18
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 9
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Flexible Shafts (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、アウタケーシングにインナケーブル
を摺動自由に挿通して押し引き両方向若しくはい
ずれか一方向の操作力を伝達するコントロールケ
ーブル、特に、アウタケーシングが平鋼線を螺旋
巻きし若しくは多数本の細鋼線を中空状に撚り合
わせた鋼線からなるチユーブに合成樹脂製のライ
ナを嵌入したコントロールケーブルにおいて、コ
ントロールケーブルの一端に加わつた振動が鋼線
からなるチユーブを介して他端に伝わるのを防止
するコントロールケーブルの防振装置に関する。
を摺動自由に挿通して押し引き両方向若しくはい
ずれか一方向の操作力を伝達するコントロールケ
ーブル、特に、アウタケーシングが平鋼線を螺旋
巻きし若しくは多数本の細鋼線を中空状に撚り合
わせた鋼線からなるチユーブに合成樹脂製のライ
ナを嵌入したコントロールケーブルにおいて、コ
ントロールケーブルの一端に加わつた振動が鋼線
からなるチユーブを介して他端に伝わるのを防止
するコントロールケーブルの防振装置に関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点
アクセルペダルをキヤブレタに連結して操作力
を伝達するアクセルケーブルとして用いられるコ
ントロールケーブルは、平鋼線を螺旋巻きし若し
くは多数本の細鋼線を中空状に撚り合わせたチユ
ーブの内周面に合成樹脂製のライナを嵌入すると
ともに、チユーブの外周を合成樹脂製のジヤケツ
トで被覆したアウタケーシング内にインナケーブ
ルを摺動自由に挿通した構造になり、アウタケー
シングの一方の端末を運転室とエンジン室とを隔
絶するパネルに固定して、その端末から突出した
インナケーブルの一方の端末をアクセルペダルに
連結するとともに、アウタケーシングの他方の端
末をエンジンケースに突設したブラケツトに固定
して、その端末から突出したインナケーブルの他
方の端末をキヤブレタの作動部材に連結するよう
になつているが、コントロールケーブルのキヤブ
レタ側の端末に加わつたエンジンの振動が、アウ
タケーシングの振動を良く伝達する鋼線からなる
チユーブを介してペダル側の端末に伝達され、ペ
ダルが振動して不快音を発したり、また、パネル
が振動することにより運転室内にこもり音が発生
して運転者に不快感を与える不具合があつた。
を伝達するアクセルケーブルとして用いられるコ
ントロールケーブルは、平鋼線を螺旋巻きし若し
くは多数本の細鋼線を中空状に撚り合わせたチユ
ーブの内周面に合成樹脂製のライナを嵌入すると
ともに、チユーブの外周を合成樹脂製のジヤケツ
トで被覆したアウタケーシング内にインナケーブ
ルを摺動自由に挿通した構造になり、アウタケー
シングの一方の端末を運転室とエンジン室とを隔
絶するパネルに固定して、その端末から突出した
インナケーブルの一方の端末をアクセルペダルに
連結するとともに、アウタケーシングの他方の端
末をエンジンケースに突設したブラケツトに固定
して、その端末から突出したインナケーブルの他
方の端末をキヤブレタの作動部材に連結するよう
になつているが、コントロールケーブルのキヤブ
レタ側の端末に加わつたエンジンの振動が、アウ
タケーシングの振動を良く伝達する鋼線からなる
チユーブを介してペダル側の端末に伝達され、ペ
ダルが振動して不快音を発したり、また、パネル
が振動することにより運転室内にこもり音が発生
して運転者に不快感を与える不具合があつた。
なお、このような事情は、上記のアクセルケー
ブルに限らず、クラツチケーブルのように、振動
する部材に連結され、かつ、アウタケーシングが
鋼線からなるチユーブを含む構造の他のコントロ
ールケーブルについても同様にいえることであ
る。
ブルに限らず、クラツチケーブルのように、振動
する部材に連結され、かつ、アウタケーシングが
鋼線からなるチユーブを含む構造の他のコントロ
ールケーブルについても同様にいえることであ
る。
本考案は、叙上の点に鑑み成されたものであつ
て、アウタケーシングが鋼線からなるチユーブを
含む構造のコントロールケーブルにおいて、その
一端に加わつた振動が他端に伝達されるのを防止
するようにしたコントロールケーブルの防振装置
を提供することを目的とするものである。
て、アウタケーシングが鋼線からなるチユーブを
含む構造のコントロールケーブルにおいて、その
一端に加わつた振動が他端に伝達されるのを防止
するようにしたコントロールケーブルの防振装置
を提供することを目的とするものである。
実施例
以下、本考案をアクセルケーブルに適用した実
施例について説明する。
施例について説明する。
第1実施例を示す第1図において、アクセルケ
ーブル1は、平鋼線2を螺旋状に密着巻きしたチ
ユーブ3の内周面に合成樹脂製のライナ4を嵌入
するとともに、そのチユーブ3の外周を合成樹脂
製のジヤケツト5で被覆したアウタケーシング6
内に、撚り線からなるインナケーブル7を摺動自
由に挿通した構造になり、このアクセルケーブル
1のキヤブレタ側の端末部分において、アウタケ
ーシング6のチユーブ3及びジヤケツト5を一定
長さ切除して、剥き出しとなつたライナ4の先端
部を、略直角に曲成された金属製の筒形取付具9
の中心孔10内に緊密に嵌入するとともに、筒形
取付具9の一端と切断されたチユーブ3及びジヤ
ケツト5の端末の間に、ばね素線を間隔を空けて
螺旋巻きした疎巻部12の両端に疎巻部12と等
径の密着巻部13と疎巻部12よりも径の大きい
密着巻部14とを形成したコイルばね11を嵌装
してその一方の密着巻部13を筒形取付具9の一
端面に形成した取付孔15内に内嵌めしてかしめ
付けにより固着し、他方の密着巻部14をジヤケ
ツト5の端末に緊密に外嵌めして固着し、筒形取
付具9の雄ねじ16が形成された他端部を、エン
ジンケースに突設されたブラケツト17の取付孔
18に嵌合して、雄ねじ16に螺合されたナツト
19,19をブラケツト17の両側から締め付け
ることによつて固定し、ライナ4内を通つて筒形
取付具9の他端部に嵌着されたゴム製のキヤツプ
20の中心孔20aから突出したインナケーブル
7の端末を、キヤブレタの作動部材に連結すると
ともに、アウタケーシング6のペダル側の端末に
固着した筒形取付具をパネルに固定して、その筒
形取付具から突出したインナケーブル7の端末を
アクセルペダルに連結するようになつている。
ーブル1は、平鋼線2を螺旋状に密着巻きしたチ
ユーブ3の内周面に合成樹脂製のライナ4を嵌入
するとともに、そのチユーブ3の外周を合成樹脂
製のジヤケツト5で被覆したアウタケーシング6
内に、撚り線からなるインナケーブル7を摺動自
由に挿通した構造になり、このアクセルケーブル
1のキヤブレタ側の端末部分において、アウタケ
ーシング6のチユーブ3及びジヤケツト5を一定
長さ切除して、剥き出しとなつたライナ4の先端
部を、略直角に曲成された金属製の筒形取付具9
の中心孔10内に緊密に嵌入するとともに、筒形
取付具9の一端と切断されたチユーブ3及びジヤ
ケツト5の端末の間に、ばね素線を間隔を空けて
螺旋巻きした疎巻部12の両端に疎巻部12と等
径の密着巻部13と疎巻部12よりも径の大きい
密着巻部14とを形成したコイルばね11を嵌装
してその一方の密着巻部13を筒形取付具9の一
端面に形成した取付孔15内に内嵌めしてかしめ
付けにより固着し、他方の密着巻部14をジヤケ
ツト5の端末に緊密に外嵌めして固着し、筒形取
付具9の雄ねじ16が形成された他端部を、エン
ジンケースに突設されたブラケツト17の取付孔
18に嵌合して、雄ねじ16に螺合されたナツト
19,19をブラケツト17の両側から締め付け
ることによつて固定し、ライナ4内を通つて筒形
取付具9の他端部に嵌着されたゴム製のキヤツプ
20の中心孔20aから突出したインナケーブル
7の端末を、キヤブレタの作動部材に連結すると
ともに、アウタケーシング6のペダル側の端末に
固着した筒形取付具をパネルに固定して、その筒
形取付具から突出したインナケーブル7の端末を
アクセルペダルに連結するようになつている。
上記のように、アウタケーシング6の端末と筒
形取付具9の間に疎巻部12を有するコイルばね
11が装着され、このコイルばね11が軸線方向
及び軸線と直角方向に弾性変形可能であることか
ら、ブラケツト17を介して筒形取付具9に伝わ
つた振動の軸線方向及び軸線と直角方向の両成分
がコイルばね11の疎巻部12で吸収されて減衰
し、アウタケーシング6のチユーブ3に伝達され
る振動が極く小さいものとなり、従つて、アウタ
ケーシング6のペダル側の端末が振動するのが防
止されて、その端末が固定されたパネルの振動、
及び、アウタケーシング6の振動に伴つてインナ
ケーブル7が振動することによるペダルの振動も
防止される。
形取付具9の間に疎巻部12を有するコイルばね
11が装着され、このコイルばね11が軸線方向
及び軸線と直角方向に弾性変形可能であることか
ら、ブラケツト17を介して筒形取付具9に伝わ
つた振動の軸線方向及び軸線と直角方向の両成分
がコイルばね11の疎巻部12で吸収されて減衰
し、アウタケーシング6のチユーブ3に伝達され
る振動が極く小さいものとなり、従つて、アウタ
ケーシング6のペダル側の端末が振動するのが防
止されて、その端末が固定されたパネルの振動、
及び、アウタケーシング6の振動に伴つてインナ
ケーブル7が振動することによるペダルの振動も
防止される。
また、従来のように、アウタケーシング6の端
末を直接に筒形取付具9の取付孔15内に嵌入し
て固着したものにあつては、筒形取付具9の振動
によつてアウタケーシング6の付根部分に曲げ力
が作用し、その部分でジヤケツト5に亀裂が生じ
易い欠点があつたが、上記実施例では、ジヤケツ
ト5の端末が筒形取付具9から離間しているた
め、ジヤケツト5が筒形取付具9の振動により曲
げ力を受けることがなくてジヤケツト5に亀裂が
生じるおそれがない。
末を直接に筒形取付具9の取付孔15内に嵌入し
て固着したものにあつては、筒形取付具9の振動
によつてアウタケーシング6の付根部分に曲げ力
が作用し、その部分でジヤケツト5に亀裂が生じ
易い欠点があつたが、上記実施例では、ジヤケツ
ト5の端末が筒形取付具9から離間しているた
め、ジヤケツト5が筒形取付具9の振動により曲
げ力を受けることがなくてジヤケツト5に亀裂が
生じるおそれがない。
第2図は本考案の第2実施例を示し、アクセル
ケーブル1に中間部分において、アウタケーシン
グ6のチユーブ3及びジヤケツト5を一定長さ切
除し、その部分に疎巻部12の両端に疎巻部12
よりも径の大きい密着巻部14,14を形成した
コイルばね11を嵌装して、両密着巻部14,1
4をジヤケツト5の切断された端部に緊密に外嵌
めして固着したものであり、コイルばね11を挟
んだ一側のアウタケーシング6のチユーブ3に伝
達された振動がコイルばね11の疎巻部12で吸
収されて減衰し、他側のチユーブ3に伝達される
のが防止される。
ケーブル1に中間部分において、アウタケーシン
グ6のチユーブ3及びジヤケツト5を一定長さ切
除し、その部分に疎巻部12の両端に疎巻部12
よりも径の大きい密着巻部14,14を形成した
コイルばね11を嵌装して、両密着巻部14,1
4をジヤケツト5の切断された端部に緊密に外嵌
めして固着したものであり、コイルばね11を挟
んだ一側のアウタケーシング6のチユーブ3に伝
達された振動がコイルばね11の疎巻部12で吸
収されて減衰し、他側のチユーブ3に伝達される
のが防止される。
第3図は前記第1実施例の変形になる第3実施
例を示し、切断されたチユーブ3及びジヤケツト
5の端末に金属製若しくは合成樹脂製の筒形のキ
ヤツプ21の一端を嵌着し、コイルばね11の一
方の密着巻部14を、第4図に拡大して示すよう
に、キヤツプ21の他端部の外周面に形成したね
じ込みを容易にするためにねじ山の先端部を削り
取つた雄ねじ22にねじ込んで固着し、他方の密
着巻部13を、筒形取付具9の取付孔15の内周
面に形成した上記の雄ねじ22と同様にねじ山の
先端部を削り取つた雌ねじ23にねじ込んで固着
するとともに、筒形取付具9とキヤツプ21の間
をゴム製のプロテクタ25で被つたものであり、
第1実施例と同様に、コイルばね11の疎巻部1
2によつて筒形取付具9の振動が吸収されて減衰
するのに加えて、プロテクタ25を被せたことに
よつて、筒形取付具9の取付孔15から中心孔1
0内に、また、チユーブ3とライナ4の間に水や
粉塵が侵入するのが防止されて錆等の発生を防止
でき、また、プロテクタ25の内周面とコイルば
ね11の外周面が摩擦接触することによつて、コ
イルばね11の共振が防止できるとともに、振動
の減衰効果を高めることができる。
例を示し、切断されたチユーブ3及びジヤケツト
5の端末に金属製若しくは合成樹脂製の筒形のキ
ヤツプ21の一端を嵌着し、コイルばね11の一
方の密着巻部14を、第4図に拡大して示すよう
に、キヤツプ21の他端部の外周面に形成したね
じ込みを容易にするためにねじ山の先端部を削り
取つた雄ねじ22にねじ込んで固着し、他方の密
着巻部13を、筒形取付具9の取付孔15の内周
面に形成した上記の雄ねじ22と同様にねじ山の
先端部を削り取つた雌ねじ23にねじ込んで固着
するとともに、筒形取付具9とキヤツプ21の間
をゴム製のプロテクタ25で被つたものであり、
第1実施例と同様に、コイルばね11の疎巻部1
2によつて筒形取付具9の振動が吸収されて減衰
するのに加えて、プロテクタ25を被せたことに
よつて、筒形取付具9の取付孔15から中心孔1
0内に、また、チユーブ3とライナ4の間に水や
粉塵が侵入するのが防止されて錆等の発生を防止
でき、また、プロテクタ25の内周面とコイルば
ね11の外周面が摩擦接触することによつて、コ
イルばね11の共振が防止できるとともに、振動
の減衰効果を高めることができる。
なお、本考案は、上記各実施例で示したアウタ
ケーシング6のチユーブ3が平鋼線2を螺旋巻き
して形成されているものに限らず、多数本の細鋼
線を中空状に撚り合わせてチユーブを形成したも
のにも同様に適用することができ、また、アクセ
ルケーブルに限らず、クラツチケーブル等の振動
の吸収が要求される他のコントロールケーブルに
も適用することが可能である。
ケーシング6のチユーブ3が平鋼線2を螺旋巻き
して形成されているものに限らず、多数本の細鋼
線を中空状に撚り合わせてチユーブを形成したも
のにも同様に適用することができ、また、アクセ
ルケーブルに限らず、クラツチケーブル等の振動
の吸収が要求される他のコントロールケーブルに
も適用することが可能である。
考案の構成及び作用効果
以上の説明から明らかなように、本考案のコン
トロールケーブルの防振装置は、平鋼線を螺旋巻
きし若しくは多数本の細鋼線を中空状に撚り合わ
せた鋼線からなるチユーブに合成樹脂製のライナ
を嵌入したアウタケーシングにインナケーブルを
摺動自由に挿通して、押し引き両方向若しくはい
ずれか一方向の操作力を伝達るようにしたコント
ロールケーブルにおいて、前記アウタケーシング
の前記チユーブの一部を切除してライナを露出さ
せ、該露出部分に素線間に間隔を空けて螺旋巻き
したコイルばねを装着したことを要旨とするもの
であつて、コントロールケーブルの一端に加わつ
た振動が鋼線からなるチユーブを介して伝わるの
が、その途中でコイルばねの弾性変形により吸収
されて減衰し、その振動がコントロールケーブル
の他端に伝達されるのを防止し得る効果を奏す
る。
トロールケーブルの防振装置は、平鋼線を螺旋巻
きし若しくは多数本の細鋼線を中空状に撚り合わ
せた鋼線からなるチユーブに合成樹脂製のライナ
を嵌入したアウタケーシングにインナケーブルを
摺動自由に挿通して、押し引き両方向若しくはい
ずれか一方向の操作力を伝達るようにしたコント
ロールケーブルにおいて、前記アウタケーシング
の前記チユーブの一部を切除してライナを露出さ
せ、該露出部分に素線間に間隔を空けて螺旋巻き
したコイルばねを装着したことを要旨とするもの
であつて、コントロールケーブルの一端に加わつ
た振動が鋼線からなるチユーブを介して伝わるの
が、その途中でコイルばねの弾性変形により吸収
されて減衰し、その振動がコントロールケーブル
の他端に伝達されるのを防止し得る効果を奏す
る。
第1図は本考案の第1実施例の断面図、第2図
は第2実施例の断面図、第3図は第3実施例の断
面図、第4図はその部分拡大図である。 1……アクセルケーブル、2……平鋼線、3…
…チユーブ、6……アウタケーシング、7……イ
ンナケーブル、11……コイルばね、12……疎
巻部。
は第2実施例の断面図、第3図は第3実施例の断
面図、第4図はその部分拡大図である。 1……アクセルケーブル、2……平鋼線、3…
…チユーブ、6……アウタケーシング、7……イ
ンナケーブル、11……コイルばね、12……疎
巻部。
Claims (1)
- 平鋼線を螺旋巻きし若しくは多数本の細鋼線を
中空状に撚り合せた鋼線からなるチユーブに合成
樹脂製のライナを嵌入したアウタケーシングにイ
ンナケーブルを摺動自由に挿通して、押し引き両
方向若しくはいずれか一方向の操作力を伝達する
ようにしたコントロールケーブルにおいて、前記
アウタケーシングの前記チユーブの一部を切除し
て前記ライナを露出させ、該露出部分に素線間に
間隔を空けて螺旋巻きしたコイルばねを装着した
ことを特徴とするコントロールケーブルの防振装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985004466U JPH021531Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985004466U JPH021531Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122416U JPS61122416U (ja) | 1986-08-01 |
JPH021531Y2 true JPH021531Y2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=30480068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985004466U Expired JPH021531Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH021531Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0317051Y2 (ja) * | 1986-04-04 | 1991-04-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017535Y2 (ja) * | 1981-11-16 | 1985-05-29 | マツダ株式会社 | 自動車のクラッチコントロ−ルケ−ブル |
-
1985
- 1985-01-17 JP JP1985004466U patent/JPH021531Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122416U (ja) | 1986-08-01 |
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