JPH02152558A - 遠心破砕機とその破砕方法及び破砕片の仕分け方法 - Google Patents

遠心破砕機とその破砕方法及び破砕片の仕分け方法

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JPH02152558A
JPH02152558A JP63308501A JP30850188A JPH02152558A JP H02152558 A JPH02152558 A JP H02152558A JP 63308501 A JP63308501 A JP 63308501A JP 30850188 A JP30850188 A JP 30850188A JP H02152558 A JPH02152558 A JP H02152558A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高速回転するロータの軸心部より給鉱した原
料を遠心力にてロータの周りの出口より接線方向に飛ば
し、ロータ周囲の破砕片で形成されるデッドベッドに衝
突させて破砕する遠心破砕機とその破砕方法及び分離さ
れた破砕片の仕分は方法に関する。
従来技術 遠心破砕機における破砕方法の一つに、ロータの周りに
設けられる破砕片の堆積によるデッドベッドを形成し、
ロータより飛出す原料とデッドベッドの破砕片とを衝突
させて破砕を行うものがあり、破砕された破砕片はロー
タと破砕室との間より落下し、遠心破砕機の下部よりり
［出されたのち粒度によって仕分けされていた。
発明が解決しようとする課題 この種の遠心破砕機では、破砕力は原料のデッドベッド
への衝撃力に左右され、１１撃力が大きくなる程よく粉
砕されて破砕効果が上がるようになるが、デッドベッド
の表層部にはロータより飛出す原料との′４３１突によ
り破砕片がより細かく破砕され、細粒が多くなるため衝
突時に原料がデッドベッドに喰い込み易く、原料の有す
る運動エネルギがデッドベッドに吸収されて破砕に有効
に利用されていない嫌いがある。
また排出される破砕片には、デッドベッド上層部の細粒
からｍ粒までが入り交じり篩分けが必要となる。
本発明の目的は、原料が有する運動エネルギを破砕に有
効に利用して破砕効率を向上させようとするものである
。そして破砕された破砕片を粒度によって仕分けしよう
とするものである。
課題の解決手段 本発明はそのためデッドベッドを振動させるようにした
ものである。
すなわち本発明は、高速回転するロータの軸心部より給
鉱した原料を遠心力にてロータの周りの出口より接線方
向に飛ばし、ロータ周囲の破砕片で形成されるデッドベ
ッドにｊｔｉ突させて破砕する遠心破砕機において、デ
ッドベッドを振動させるようにしたことを特徴とする。
そしてデッドベッドから落下する破砕片の落下経路上に
分離板を設け、デッドベッドの振動によって浮上分離し
た粗粒を分離板の内側に、細粒を分離板の外側に仕分け
して落下させるか或いはデッドベッド下層部に排出口を
設けて下層の細粒を排出口を通じて機外に排出する一方
、上層の粗粒を機内にずり落とすようにしたことを特徴
とするものである。
デッドベッドを振動させるには、破砕室の一部若しくは
全体、破砕室を含む機枠の一部を別体に構成して振動装
置に連結させるが、機枠全体をロータを回転駆動させる
モータとともに振動装置により振動させるようにしても
よい。
作用 デッドベッドを振動させることにより粗粒が）ツ上がり
、細粒が下層部に、粗粒が上層部に分離される。そして
ロータより飛出す原料が上層部の粒度の粗い破砕片と衝
突し破砕が行われるが、細粒が動き易く、原料の有する
運動エネルギーが吸収されて衝撃力が緩和されるのと異
なり、運動エネルギーはデッドベッドに吸収されること
が少なく、破砕に有効に利用される。また振動によって
分離された上層部の粗粒がそのま＼ずり落ち、また下底
部の細粒が分Ｍ板の内側に落下するか或いは排出口より
機外に排出される。
実施例 第１図は、図示しないモータによって高速回転駆動され
るロータｌと、その周りに設けられる破砕室２とを有し
、上方よりロータ１の軸心部に給鉱された原料を遠心力
にてロータ周面に設けた出口より接線方向に飛ばし、破
砕室２に堆積された破砕片より形成されるデッドベッド
３に衝突させて破砕する遠心破砕機について示すもので
、機枠が下部機枠６ａと、下部機枠上に連結され、破砕
室２を備えた上部機枠６ｂとから構成され、上部機枠６
ｂには、その上端に図示していないがホッパーが連結さ
れ、コンベアより投入された原料がホッパーを経、ロー
タｌに給鉱されるようになっており、また下部機枠６ａ
には底部中央に排出口１１が突設されるとともにその周
りに開口１２が設けられ、開口１２より落下した破砕片
がシュート１３に集められて排出されるようになってい
る。
上部機枠６ｂにはまた、破砕室２の床と、その直下の側
壁とが環状をなして開放され、核部に破砕室２の床下に
位置するようにして防振装置１５によって下部機枠６ａ
上に弾力的に支持されるリング状の受箱４が配置され、
咳受箱４には図示しないモータによって回転駆動される
偏心カムを含む振動機構５が連結され、該機構によって
上下に振動が与えられるようにしである。そして受箱４
はその上下において上部機枠６ｂに可撓性のある板材、
例えばゴム板７によって連結され、受箱４の振動が許容
できるようにしである。８は機枠下層部内に同心円状を
なして配置される環状の分離板で、受箱４の振動によっ
て分離された上層部の粒度の比較的粗いものが分離板８
の内側に、粒形の比較的細かなものが分離板８と機枠６
との間よりそれぞれ分かれて落下し、両者を仕分けする
作用を行うようになっており、仕分けされた粗粒は排出
口１１より、細粒はシュー目３よりそれぞれ排出される
ようになっている。
第２図は篩い目のサイズと、該サイズを通過する破砕片
の重量との関係を示すグラフで、曲線１はデッドベッド
が振動しない従来のタイプのもの、曲線２は本実施例に
よるもの＼実験例について示すものである。ここで実験
は図示するような粒径の凝灰岩をロータに給鉱し、以下
に示すような条件で行った。
給鉱量４０ｔ／ｈ　、ロータの周速５５ｍ／ｓｅｃ　、
受箱の振幅２．５ｍｍ１　、振動数５８Ｈｚ 同図から見られるように、本実施例によるものの方が、
従来例によるものよりも粒度の細かな破砕片が得られる
割合が多くなり、破砕が効率的に行われていることが分
かる。
上記実施例では、分離板を設けてデッドベッド上層の粗
粒を分離板の内側に、細粒を外側に落下させ、分離板で
仕分けするようにしているが、別の実施例では、受箱に
或いは破砕室の側壁に排出口が設けられ、細粒が該排出
口より排出される一方、粗粒がデッドベッドよりずり落
ちるようにされる。なお排出口にはネットを張設し、一
定サイズ以下の破砕片が排出されるようにしてもよい。
また上記実施例では、受箱を設けてこれを振動させるよ
うにしているが、別の実施例では破砕室全体、破砕室を
含む機枠上部或いは機枠全体が振動するように構成され
、機枠全体が振動するように構成される場合には、ロー
タｌを回転駆動させるモータも機枠に設けられ、一体と
なって振動するように構成される。
発明の効果 本発明は以上のように構成され、次のような効果を奏す
る。
請求項１〜４の遠心破砕機及び請求項５の方法において
は、デッドベッドを振動させることによって粗粒を浮上
がらせ、粗粒とロータより飛出す原料とを衝突させるよ
うにしたので、原料の有する運動エネルギーが破砕に有
効に利用され、破砕効率を向上させることができる。
請求項６及び７の方法によれば、デッドベッドを振動さ
せることによって分離した上層部の粗粒と下層部の細粒
とを分離板により或いはデッドベッド下層部に排出口を
設けることにより分けて排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明方法で使用される遠心破砕機の断面図、
第２図は本発明方法と従来法で得られる破砕片の粒度を
表わすグラフである。 ｌ・・ロータ　２・・破砕室　３・・デッドベッド４・
・受箱　５・、振動機構　６ａ、６ｂ・・機枠７・・ゴ
ム板８・・分離板　１１・・排出口１３・・シュート１
５・・防振装置 出願人　コトブキ技研工業株式会社

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）高速回転するロータの軸心部より給鉱した原料を
    遠心力にてロータの周りの出口より接線方向に飛ばし、
    ロータ周囲の破砕片で形成されるデッドベッドに衝突さ
    せて破砕する遠心破砕機において、破砕室は床が開放さ
    れてその下に振動装置に連結されて振動する受箱が配置
    される遠心破砕機
  2. （２）高速回転するロータの軸心部より給鉱した原料を
    遠心力にてロータの周りの出口より接線方向に飛ばし、
    ロータ周囲の破砕片で形成されるデッドベッドに衝突さ
    せて破砕する遠心破砕機において、破砕室が機枠とは別
    体に形成されて振動可能に支持されるとともに振動装置
    に連結される遠心破砕機
  3. （３）高速回転するロータの軸心部より給鉱した原料を
    遠心力にてロータの周りの出口より接線方向に飛ばし、
    ロータ周囲の破砕片で形成されるデッドベッドに衝突さ
    せて破砕する遠心破砕機において、破砕室は別体に構成
    された機枠の一部に形成される請求項２記載の遠心破砕
    機
  4. （４）高速回転するロータの軸心部より給鉱した原料を
    遠心力にてロータの周りの出口より接線方向に飛ばし、
    ロータ周囲の破砕片で形成されるデッドベッドに衝突さ
    せて破砕する遠心破砕機において、機枠全体がロータを
    回転駆動させるモータとともに振動装置に連結されて振
    動可能に構成される遠心破砕機
  5. （５）高速回転するロータの軸心部より給鉱した原料を
    遠心力にてロータの周りの出口より接線方向に飛ばし、
    ロータ周囲の破砕片で形成されるデッドベッドに衝突さ
    せて破砕する遠心破砕機における破砕方法において、デ
    ッドベッドを振動させることを特徴とする破砕方法
  6. （６）高速回転するロータの軸心部より給鉱した原料を
    遠心力にてロータの周りの出口より接線方向に飛ばし、
    ロータ周囲の破砕片で形成されるデッドベッドに衝突さ
    せて破砕する遠心破砕機における破砕方法において、デ
    ッドベッドを振動させるとともにデッドベッドから落下
    する破砕片の落下経路上に分離板を設け、デッドベッド
    の振動によって浮上分離した粗粒を分離板の内側に、細
    粒を分離板の外側に仕分けすることを特徴とする仕分け
    方法
  7. （７）高速回転するロータの軸心部より給鉱した原料を
    遠心力にてロータの周りの出口より接線方向に飛ばし、
    ロータ周囲の破砕片で形成されるデッドベッドに衝突さ
    せて破砕する遠心破砕機における破砕方法において、デ
    ッドベッドを振動させるとともにデッドベッド下層部に
    排出口を設けて下層の細粒を排出口を通して機外に排出
    する一方、上層の粗粒を機内にずり落とすようにしたこ
    とを特徴とする仕分け方法
JP63308501A 1988-12-05 1988-12-05 遠心破砕機とその破砕方法及び破砕片の仕分け方法 Expired - Lifetime JPH0783837B2 (ja)

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