JPH02152050A - 光磁気デイクス - Google Patents

光磁気デイクス

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JPH02152050A
JPH02152050A JP30605388A JP30605388A JPH02152050A JP H02152050 A JPH02152050 A JP H02152050A JP 30605388 A JP30605388 A JP 30605388A JP 30605388 A JP30605388 A JP 30605388A JP H02152050 A JPH02152050 A JP H02152050A
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protective film
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文良 桐野
Jiichi Miyamoto
治一 宮本
Shigenori Okamine
岡峯 成範
Noriyuki Ogiwara
荻原 典之
Masahiko Takahashi
正彦 高橋
Norio Ota
憲雄 太田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザー光を用いて記録/再生/消去を行う
光磁気記録に係り、特に記録/消去の繰返しに伴う再生
出力の劣化の抑制に有効な構造を有する光磁気ディスク
に関する。
〔従来の技術〕
近年の高度情報化社会の進展により、高密度で大容量の
ファイルメモリーへのニーズが高まっている中で、光デ
ィスクはこれに応えるものとじて注目されている。特に
光磁気記録は、書換え可能な光ディスクとして実用化の
直前にあり、各所で盛んに開発が行なわれている。現在
までに知られている層構造として、3層構造(下地膜/
記録膜/保護膜)と4層構造(下地膜/記録膜/保護膜
/金属反射膜)の2つのタイプがある。このうち4層構
造ディスクは、光磁気記録膜のK err効果とF a
raday効果の両方の効果を同時に利用しているので
大きな回転角が得られ、ドライブにかけたときに再生出
力の増大が図れる等の特徴があることから、研究開発が
活性化している。その公知例として、特開昭57−16
9996号公報をあげることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は1回転角向上を中心に研究開発が行なわ
れており、ディスク特性、特に記録消去を繰返したとき
に再生出力が低下するという点についての配慮がなされ
ておらず、信頼性が低いという問題があった・ 本発明の目的は、記録/再生/消去を繰返したときの再
生出力の低下を抑制することにより、高信頼性を有する
光磁気ディスクを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
レーザー光を用いて記録/再生/消去を行う光ディスク
において、記録/再生/消去を繰返すと再生出力が低下
する場合があった。そのため、ディスクのエラーの原因
となる等、信頼性が低下するという問題があった。記録
/再生/消去を繰返したときの再生出力の低下を抑制す
ることが、急務となっていた。そのために、ディスク基
板上に第1誘電体膜、光磁気記録膜、第2誘電体膜、そ
して金属保護膜から成る4層構造の膜を設け、金属保護
膜の熱伝導率を制御することにより、熱流動をコントロ
ールして光磁気記録膜の温度分布を制御した。金属保護
膜の熱伝導率の制御法として、1)金属保護膜材料(A
ll、Au、Pt、Rh。
PdおよびC1uから選ばれる少なくとも1種類の元素
を主体とする)を選択する、2)合金化する(Al、A
u、Pt、Rh、PdおよびCuの内の1種を主体とし
、これに自元素(ここに自元素とは、上記1)において
選択された主体元素をさす)以外の元素を添加するかN
i、Nb、Ta。
Ti、Zr、CoおよびMnの内から選ばれる少なくと
も1種類の元素を望ましくはlat%〜30at%添加
する)、3)金属保護膜の膜厚を!l!l整する(熱容
量を変える)の3つの方法がある。光磁気記録膜の温度
分布を制御するには、その他に、光磁気記録膜の膜厚を
調整する、等の手法が考えられる。このように4R構造
とすることで、光磁気記録膜は見かけ上、あたたまり易
くさめ易くなる。これに対して、金属保護膜がない三層
構造ディスでは3層目の誘電体膜に熱が蓄積して、記録
膜の最高到達温度が高くなるとともに高温領域が広いの
で、記録膜の構造緩和が生じ易い。このように熱の流れ
が重要となってくる。この効果が顕著に表われてくるの
が消去時である。消去時にはトラックオフセットを考慮
すると広い帳の磁区を形成しなければならないが、1.
3μmの磁区幅を得ようとすると3層構造では光スポッ
トの中心部分0,5μmが300℃以上の温度になるの
に対し、4層構造のディスクでは300℃以上になる領
域はない。この違いが、記録/消去の繰返しに伴う再生
出力の変化の違いとなって表われてくる。この他、ディ
スクを構成する材料として、第1誘電体層及び第2誘電
体層として窒化アルミニウム、窒化シリコン、窒化ゲル
マニウム、酸化珪素、硫化亜鉛、酸化ジルコニウム、安
定化ジルコニアの内から選ばれる少なくとも1種類の化
合物もしくはこれらの化合物の複酸化物や酸窒化物等を
用いる。また、光磁気記録膜として、垂直磁気異方性を
有する希土類元素と鉄族元素の非晶質合金、さらに具体
的には、Tb、Dy、HoおよびGdの内から選ばれる
少なくとも1種類の元素或いは2種類の元素と、Fe、
Go、Nb、Ti。
Ta、Cr、Rh、Pd、AuおよびPtの内から選ば
れる少なくとも1種類或いは2種類以上の元素で、少な
くともFeもしくはCe或いはその両方を含む合金を用
いた。この他、先の希土類元素の一部をNd、Pr、C
eおよびSmの内から選ばれる少なくとも1種類の元素
で置換した材料を用いても良い。この他、記録膜の温度
分布をコントロールする手法として、第1誘電体層及び
第2誘電体層における光の多重干渉効果によるK er
rエンハンス効果の大小を制御することによっても達成
できる。ただし、この場合、K errエンハンス効果
を変える場合、(K err + F araday 
)回転角が大きく変動する場合があるので、十分に注意
する必要がある。また、4ys目の金属保護膜の形成に
おいて、高反射率材料(AQICulRh、Pd、Au
およびPt)と高耐食性材料(Ni、Nb、Ta、 T
i、Zr、Co、MnおよびCr)との組合せで組成勾
配をもたせるか或いは二層とすることにより高反射率を
保持しつつ(C/N向上)、膜の耐食性も確保(高信頼
化)でき、しかも記録/再生/消去の繰返しに伴う再生
出力の変化の制御も可能となる。また、本発明の構造を
有するディスクを用いて磁界変調記録方式により記録す
ると、a界変調記録特有の記録磁区の″尾″を取除くこ
とができ、高密度化及び高性能化(高C/N化)を達成
することができる。
〔作用〕
上述のように、ディスク基板上に第1誘電体膜。
光磁気記録膜、第2誘電体層そして金属保護膜からなる
4層構造をとると、金属保護層が存在するために熱が逃
げやすい。しかも逃げた熱は基板と平行方向に拡散する
ので記録膜の温度をあまり上げることなく幅広い磁区を
形成することができる。
さらに、金属保護膜の熱伝導率や膜厚、さらには記録膜
の膜厚を制御することにより、熱の流れの状態を自由に
変えられるので、ディスクへの記録。
消去感度を任意に選択できる。その結果として、記録膜
の最高到達温度を任意にコントロールすることが可能と
なり、非晶質記録膜の構造緩和が抑制できるので、記録
や消去の繰返しに伴う再生出力の低下をなくすことがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を実施例1〜5を用いて説明する。
[実施例1コ 本発明により作製した光磁気ディスクの断面構造を示す
模式図を第1図に示す。ディスクの作製は、次に述べる
手J@により行なった。凹凸の案内溝を有するディスク
基板(1)上に、まずスパッタ法により窒化シリコン第
1誘電体膜(2)を形成した。ターゲットにSi□N4
焼結体ターゲットを、放電ガスにA r / N 2混
合ガス(混合比=80/20)をそれぞれ使用した。ス
パッタ条件は、放電ガス圧: I X1O−2Torr
、投入RF Ml力4.2W/cm”とし、膜厚は85
0人である。つづいて、 Tb、、 F e、2Co□
2Nb、光磁気記録膜(3)をスパッタ法により作製し
た。ターゲットには先に示した組成の合金を、放電ガス
は純Arをそれぞれ用いた。スパッタ条件は、放電ガス
圧力=5X 10−3To rr、投入RF@力4.2
W/cm”である。形成した膜の膜厚は300人である
。つづいて、窒化シリコン第2誘電体膜(4)をスパッ
タ法により形成した。雰囲気ガスにAr、ターゲットに
は窒化シリコン焼結体ターゲットをそれぞれ使用した。
そして、ガス圧を2X10−”Torrとした以外第1
誘電体膜形成と同一の条件にてスパッタを行ない、第2
誘電体膜(4)を形成した。
そして最後に、Al、。Ti1.金層保護膜(5)をス
パッタ法により形成した。ターゲットにAQ−Ti合金
を、雰囲気ガスにArをそれぞれ使用した。スパッタ条
件は、ガス圧カニlX1O−2Torr、投入RF電カ
ニ 4 、2 W/am2であり、形成した膜厚は50
0人である。比較例として、第1誘電体N (2) 、
光磁気記録層(3)、第2誘電体層(4)を先と同−条
件及び手法によりそれぞれの膜厚が850人、800人
、1500人となるように形成したディスクを用いた。
このようにして作製したディスクは、最内周r=30m
mφ位置に、記録周波数1f=4.9MHz、ディスク
回転数: 240 Orpm、記録レーザーパワー6m
W、消去レーザーパワー7mW、そして再生レーザーパ
ワー1.2mWに2、記録/再生/消去を繰返したとき
の繰返し回数と再生出力の変化率(初期=100)の関
係の検討結果を第2図に示す。本実施例のディスクでは
2 X 10’回繰返しても再生出力の変化は全くみら
れないのに対し、比較例では、100回から低下がはじ
まり10G回以降急激に低下し、2X107回の繰返し
で初期の65%まで減少した。ここで比較例のディスク
の記録消去の条件は、本実施例の条件にてディスクに書
込んだときに形成されるのと同一の磁区幅が得られる条
件、すなわち、記録レーザパワーニアmW、/l!4去
レーザーパワー9mWである。この効果は、光磁気記録
膜や第1及び第2誘電体膜の材質には依存せず、ディス
クの構造のみにより得られる。
また、再生出力を本実施例のディスクと比較例のディス
クとを比べると、それぞれ62dB。
56dBであり、約6dB大きかった。これは、本実施
例の構造のディスクは反射率:R=22%、カー回転角
(含ファラデー回転角)=OK=0.89°と比較例R
=23%、θに=0.59°と比へて反射率をほとんど
低下させずに、カー回転角のみを大きく増大せることが
できることによる。
[実施例2] 本発明により作製した光磁気ディスクは実施例1と同様
で、その断面構造の模式図は第1図に示すとおりである
。ディスクの作製手順は実施例1と同一であり、用いた
材料及び作製時のスパッタ条件を第1表にまとめて示す
第1表 このようにして作製したディスクの再生出力の記録レー
ザーパワー依存性を最初に測定し、結果を第3図に示す
、測定の条件は、ディスク回転数2400rpn+、デ
ィスク位置:φ=30mm、外部印加磁界: 4000
 e 、レンズの開口比N^=0.55、記録周波数:
 f=4.9MHzである。
その結果、ΔΩ中にCrがわずか5%含有させただけで
、記録可能な最小パワーが1mWはど急激に低くなりそ
の後、ゆるやかに変化した。AQにわずかに元素を添加
すると、熱伝導率が急激に低下し、その後ゆるやかに熱
4率が変化していることがわかる。また、最大C/Hの
得られる記録パワーは、Cr if1度の増大につれて
、高パワー側へシフトしているが、C/Nはほぼ一定で
50dBであった。このように金属保護膜(5)の熱伝
導率を含有Cr量を変えて制御することで、任意の記録
及び消去感度が得られ、装置との整合性を容易にとるこ
とができた。これと同様の効果は、金属保護膜(5)の
材料一定のもとで膜厚のみを変えても得られる。これは
、熱の逃げ方が異るためであることが、熱拡散方程式を
解くことで明らかとなった。
次に、記8/再生/消去(W/R/E)を繰返したとき
の再生信号出力の変化について調べ、結果を第4図に示
す。比較例は、実施例1で用いたのと同様のディスクで
ある。測定条件及び手法は、実施例1と同様である。図
よりCr濃度が10%以下では2 X 10’回W/R
/Eを繰返しても再生出力の変化はみられなかったが、
濃度が20%。
30%の場合、2 X 10’回の繰返しでそれぞれ3
%、6%と、わずかな減少がみられた。この変化は、光
磁気記録膜の結晶構造の安定化処理を行うことにより抑
制できる。また、高感度を有するディスクにおいては、
読出し光のレーザーパワー近くで記録できるディスクで
は、読出しとともにデーター破戒を越す可能性があるの
で注意しなければならない。
第1表において、金属保護膜(5): Al 1− x Cr zの代わりに、Al□−xCo
x、 Al□−xTix。
Al□−xTax、 A11−xNbx+ A11−x
Nix+A皇>−xZrx+ A11−xMnx+ C
u1−XCOXICui−xTLx、 Cu1−xTa
x+ Cu1−xNbx。
Cul−xcrx+ Cu1−xNxxHCu、−xZ
rxHCul−xMnx、Rh4−xcOxy Rh1
−xTix+Rh1−xTax*  Rhl−xNbx
+  Rh4−xCrxrRh□−xNxx+  Rh
1−xZrx+  Rh、−xMnx+Pb1−xcO
x+  pbl−xTix、  PJ−xTax+P 
bl−X Nbx +  P bl−x Crx l 
 P J−x Nxx 1Pbi−xZrx、  Pb
1−xMnx、Au1−xcoxtA ul−x T 
lx HA 11−x T ax g  A 11−x
 N bx +A u、−X CrX y  A 11
.−X N xx g  A IJ□−X Z rx 
IAul−xMnx+  P tl−xcOx+  P
t1−xTxx+Pt1−xTax、P tl−xNb
x、  Pt1−xCrxyPJ−xNix、Pt1−
xZrxを用いた場合も第9図の本実施例と同様な結果
が得られた。
また、A t=xCrxにおいて、AQの一部をAu。
Pt、Rh、PdまたはCuで置換しても、あるいは、
Crの一部をCo、Ti、Ta、Nb。
Ni、ZrまたはMnで置換しても同様な結果が得られ
た。
[実施例3] 本発明により作製した光磁気ディスクは、実施例1と同
様で、その断面構造の模式図は第1図に示すとおりであ
る。ディスクの作製手順は実施例1と同一であり、用い
た材料及び作製時のスパッタ条件を第2表にまとめて示
す。
第2表 ここで、金属保護膜(5)として純Pt層200人とし
その後150人はリニヤ−にPt−Ni濃度を変化させ
、最終的に150人は純Niとした。組成勾配膜は、P
tとNiの単体ターゲットを用意して、各々のターゲッ
トに加えるDC電流をコントロールすることにより作製
した。
このようにして作製したディスクの記録/再生/消去を
繰返したときの再生信号出力の変化について調べ、結果
を第5図に示す。比較例は、実施例1と同一の光磁気デ
ィスクを用い、かつ実施例1と同じ条件及び方法にて測
定した。この図から、本実施例において作製したディス
クでは、2X107回のW/R/Eの繰返しにおいても
再生出力の低下はみられなかった。
また、金属保護M(5)の構造:Pt/Pt−N i 
/ N iにおいて、Pt及びNiの厚さを100/1
00/300,200/100/200.300/10
0/100と変化させると記録消去の感度を変えること
ができ、その時の再生出力の記録レーザーパワー依存性
を第6図に示す。この図から、Ptの膜厚が薄くなるに
つれて(Niの膜厚が厚くなるにつれて)最小記録パワ
ーも低くなっており、ディスクの記録消去感度を向上さ
せることができる。
最後に、P t / P t −N i / N iと
Pt、。Ni2Oと変えたときのK err回転角を測
定したところ本実施例の場合θに=0.94°で後者が
θに=0.86°と約0.08°差があり、金属保護膜
の反射率は前者がR=95%、後者がR=87%と約8
%の違いがあった。このように、組成勾配を持たせると
、高反射率を維持したまま、耐食性も確保できた。その
結果、高反射率及び高Keυ回転角を有しており、信号
対ノイズ比(C/N)も56dB、53dBと約3dB
大きかった。このように、高反射率、耐食性、及び高C
/Nを有するディスクが得られた。
第2表において、金属保護膜(5): P t / N iの代わりに、A Q / Co 、
 A Q / T i 。
A Q / T a 、 A Q / N b 、 A
 Q / Cr 、 A Q /N i 、 A Q 
/ Z r 、 A n / M n 、 Cu / 
Co 。
Cu / T i 、 Cu / T a 、 Cu 
/ N b 、 Cu /Cr、Cu/Ni、Cu/Z
r、Cu/Mn。
Rh/Co、Rh/Ti、Rh/Ta、Rh/N b 
、 Rh / Cr 、 Rh / N i 、 Rh
 / Z r 。
Rh/Mn、Pd/Go、Pd/Ti、Pd/T a 
、 P d / N b 、 P d / Cr 、 
P d / N i 。
P d / Z r 、 P d / M n 、 A
 u / Co 、 A u /Ti、Au/Ta、A
u/Nb、Au/Cr。
A u / N i 、  A u / Z r 、 
 A u / M n 、  P t /Co、P t
/Ti 、P t/Ta、P t/Nb。
P t / Cr 、  P t / N i 、  
P t / Z r 、  P t /Mnを用いた場
合も第5図の実施例と同様な結果が得られた。
また、P t / N iにおいて、Ptの一部をAQ
Cu、Rh、PdまたはAuで置換しても、あるいは、
Niの一部をGo、Ti、Ta、Nb。
Cr、ZrあるいはMnで置換しても同様な結果が得ら
れた。
[実施例4] 本実施例で用いたディスクは、実施例1と同一の構造を
有する。これの表面を吸水率の低いUV樹脂によりオー
バコートした。このディスクを用いて磁界変調記録方式
により、記録/再生/消去を繰返した。その結果は、第
7図に示すとおり。
I X 10’回繰返しても再生出力に変化はみられな
かった。比較例は、実施例1で用いたディスク表面をオ
ーバーコートしたものを用いた場合である。その時の条
件は、レーザー光:6mW(連続光)、ディスク回転数
:240Orpm、記録周波数: f=5.0MHz、
スイッチング磁界±3000e、帯域幅:30KHzで
ある。このように、W/R/Eの繰返しによる再生出力
の低下を抑制でき、この効果は記録方式により変るので
はなく、ディスク構造に起因している。
また、磁界変調記録方式で記録した記録磁区を偏光顕微
鏡により観察しその模式図を第8図に示す6本実施例の
構造を有するディスクでは、ドメインの“尾″′ (図
中O印)が短くなっており、高密度記録にとって有用で
ある。またC/Nも本実施例が62dBであるのに対し
、比較例では57dBと約5dB小さいことと対応して
いる。これはドメインの″尾″がなくなったために分解
能が向上したためである。
[実施例5コ 本実施例で作製したディスクの構造は、実施例1と同様
で、断面構造は第1図に示すとおりである。ディスクの
作製手順は、実施例1と同一であり、用いた材料及び作
製時のスパッタ条件を第3表にまとめて示す。
第3表 ここで、第1誘電体膜の屈折率:n1=2.05であり
、第2誘電体膜のそれは、n、=2.15であった。こ
のn工と02は等しいかn よ)n□であれば良い。
このようにして作製したディスクを用いて、記録/再生
/消去(W/R/E)を繰返したときの再生信号出力の
変化について調べ、結果を第9図に示す。比較例は、実
施例1と同一の光磁気ディスクを用い、かつ実施例1と
同じ条件及び方法により測定した。この図から本実施例
において作製したディスクでは、I X 107回以上
のW/R/Eの繰返してみたところ再生出力の低下は観
測されなかった。比較例は10’回の繰返しにより、初
期の再生出力の70%に低下した。以上説明した通り、
本発明のように4層構造とし光磁気記録膜の温度分布を
制御することで、W/R/Eに伴なう再生出力の低下を
大きく抑制できた。この他、θにも本実施例では0 、
76 ’(dec) 、比較例のそれがOg=0.55
degとK err回転角の増大にも大きく寄与してお
り、高C/Nが得られる。測定結果は、このことを支持
しており、C/Nはそれぞれ51dB、45dBであり
、約7dB大きかった。また、第10図にこの時の再生
出力のレーザーパワー依存性をそれぞれ示す。また、金
属保護膜(5)のAQ−Ti系においてTiの濃度を制
御することにより記録感度の制御ができる。つまり、T
iの濃度が高くなるとディスクの記録感度は高くなる。
また、この膜厚を薄くしていっても同様の効果が得られ
るが、再生レーザーパワーと記録可能最小パワーが近づ
くと再生光によりデータ破壊が起る場合があるので注意
しなければならない。ここでTiJ1度は先の注意を含
め、ディスクドライブとの整合性を考慮して微tA整し
た結果である。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明によれば、第4層目に金
属保護層を設けその材料や膜厚、膜の積構造をコントロ
ールして、記録膜の温度分布を制御することにより、記
録/再生/消去を繰返したときの再生出力の変動はみら
れず、高信頼性光磁気ディスクが得られる。また、本発
明の構造をとることにより、反射率をほとんど低下させ
ずに、カー回転角(含ファラデー回転角)のみを大きく
向上させることができ、大きな再生出力が得られるので
ディスクの高性能化ができる。また、高反率材料を媒体
側に、高耐食材料をその反対側に濃縮させることにより
、さらにカー回転角を向上(C/Nを向上)させるとと
もに金属保護膜の耐食性も確保できる。この熱伝導率の
制御によりディスクの記録消去の感度をコントロールで
き、ディスクドライブとの整合性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光磁気ディスクの断面構造を示す模式図、第2
図、第4図、第5図、第7図及び@9図は記録/再生/
消去を繰返したときの再生出力の変化を示す線図、第3
図、第6図及び第10図は再生出力の記録レーザーパワ
ー依存性を示す線図、第8図は磁界変調記録を行なった
時の磁区形状を示す図である。 1・・・ディスク基板、2・・・第1誘電体膜、3・・
・光磁気記録膜、4・・・第2誘電体膜、5・・・金属
保護膜。 弔/図 環7回 7ネ、ダ北り1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レーザー光を用いて記録、再生、或いは消去を行う
    光ディスクにおいて、ディスク基板上に第1誘電体膜、
    光磁気記録膜、第2誘電体膜、そして金属保護膜から成
    る4層構造の膜を設け、金属保護膜の熱伝導率を制御す
    ることにより光磁気記録膜の温度分布を制御したことを
    特徴とする光磁気ディスク。 2、Al、Au、Pt、Rh、PdおよびCuから選ば
    れる少なくとも1種類の元素を主体とする金属保護膜材
    料を選択して熱伝導率を制御することを特徴とする請求
    項1記載の光磁気ディスク。 3、さらに自元素以外の元素を添加もしくは、Ni、N
    b、Ta、Ti、Zr、Co、Mnから選ばれる少なく
    とも1種類の元素を1〜30at%添加し、その濃度を
    調整して金属保護膜の熱伝導率を制御することを特徴と
    する請求項1または2記載の光磁気ディスク。 4、金属保護膜の膜厚を調整して金属保護膜の熱伝導率
    を制御することを特徴とする請求項1記載の光磁気ディ
    スク。 5、レーザー光を用いて記録、再生、或いは消去を行う
    光ディスクにおいて、ディスク基板上に第1誘電体膜、
    光磁気記録膜、第2誘電体膜、そして金属保護膜から成
    る4層構造の膜を設け、該光磁気記録膜の膜厚を調整し
    て光磁気記録膜の温度分布を制御したことを特徴とする
    光磁気ディスク。 6、レーザー光を用いて記録、再生、或いは消去を行う
    光ディスクにおいて、ディスク基板上に第1誘電体膜、
    光磁気記録膜、第2誘電体膜、そして金属保護膜から成
    る4層構造の膜を設け、該金属保護膜として該第2誘電
    体膜側に高反射率材料を、そしてその反対側に高耐食材
    料を用いた二層からなる金属保護膜を用いたことを特徴
    とする光磁気ディスク。 7、高反射率材料と高耐食材料の間に両元素の組成勾配
    を設けたことを特徴とする請求項6記載の光磁気ディス
    ク。 8、高反射率材料としてAl、Cu、Rh、Pd、Au
    およびPtから選ばれる少なくとも1種の元素を用い、
    高耐食材料としてCo、Ti、Ta、Nb、Cr、Ni
    、ZrおよびMnから選ばれる少なくとも1種の元素を
    用いたことを特徴とする請求項6または7記載の光磁気
    ディスク。
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