JPH02151751A - 電子温湿度計 - Google Patents

電子温湿度計

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JPH02151751A
JPH02151751A JP30576888A JP30576888A JPH02151751A JP H02151751 A JPH02151751 A JP H02151751A JP 30576888 A JP30576888 A JP 30576888A JP 30576888 A JP30576888 A JP 30576888A JP H02151751 A JPH02151751 A JP H02151751A
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wave pulse
square wave
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pulse signal
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に、例えば大気中の湿度変化に応じて電
気抵抗値が可変する湿度センサーと、大気の温度変化に
応じて電気抵抗値が可変する温度センサーとを備えたデ
ィジタル電子温湿度計に関するものであり、特に、湿度
センサーの生産時のバラツキを調整したり、或いは時間
経過により特性が変動したり劣化した場合の調整機能を
有することを特徴とするディジタル電子温湿度計に関す
るものである。
従m術 周知のように、この種のディジタル電子温湿度計は、該
電子温湿度計が設置されている雰囲気の相対湿度や温度
を検知して、これら検知した相対湿度値や温度値の大き
さに応じた電気信号を出力する検知部と、前記検知部か
ら出力された電気信号を受けて、所定の信号処理を施す
ことによって前記雰囲気における相対湿度値や温度値を
算出する信号処理部とから成っている。
第7図には1本出願人等により提案された、より詳しく
は特開昭63−58143号公報に記載されるディジタ
ル電子温湿度計の一例が図示される。
本例のディジタル電子温湿度計1は、方形波パルス発振
器2とマイクロコンピュータ4とを具備する。方形波パ
ルス発振器2は、方形波パルス信号を出力するインバー
タ素子6を有し、該インバータ素子6には、湿度センサ
ーRH及び第1のスイッチング素子8から成る第1の帰
還回路10と、温度センサーRT及び第2のスイッチン
グ素子12から成る第2の帰還回路14と、より高精度
な温湿度検知をするための補正基準値ともなる抵抗値を
持った基準抵抗素子RO及び第3のスイッチング素子1
6から成る第3の帰還回路18とを並列に接続すると共
に、更に、前記インバータ素子6の入力側に、前記第1
.第2.第3の帰還回路10.14.18を構成してい
る各素子RH,RT、ROの電気抵抗値との間で選択的
にCR時定数回路を形成する固定容量素子Cを直列に接
続した構成とされる。
このようなディジタル電子温湿度計は、A/D変換器を
使用せず、A/D変換器の機能を他の技術的手段に補完
させることにより回路の部品点数を低減せしめ、もって
回路全体を1チップLSI化し得るものであり、小型化
、高精度化、低廉化を達成し得るものである。
が     よ − 特に、湿度センサーとしては、大気中の湿度変化に応じ
て感温素子の電気抵抗値が可変し電気的出力が得られる
例えばセラミック材料系の湿度センサーが使用されてい
る。
本発明者等の研究実験の結果によると、セラミック材料
系の湿度センサーは従来の他の湿度センサーに比較する
と、生産時の湿度−電気抵抗値特性のバラツキは少ない
が、無視し得ない程度の特性のバラツキが見受られる。
又、時間経過と共に変化或いは劣化することも観察され
た。特に。
湿度−電気抵抗値特性のバラツキは、湿度測定領域にお
ける中湿度(50%前後)において生じると同時に、高
湿側(90%前後)及び低湿側(30%前後)において
顕著であることが分かつた。
高精度の湿度測定を行なうには、このような湿度センサ
ーの湿度−電気抵抗値特性のバラツキに起因して生ずる
湿度測定値の誤差を補正することが必須であるが、従来
、高湿度、中湿度及び低湿度の全ての湿度領域において
湿度センサーの調整を行なうような構成の簡易、小型の
ディジタル電子温湿度計はなかった。
従って1本発明は、湿度センサーの湿度−電気抵抗値特
性の生産時のバラツキ、又は時間経過による変動或いは
劣化に起因して生ずる湿度測定値の誤差を補正すること
によって、特に湿度測定領域における高湿側領域、中温
領域及び低湿側領域において、高精度な湿度測定値を得
ることが可能な簡易、小型のディジタル電子温湿度計を
提供することである。
め 上記目的は本発明に係るディジタル電子温湿度計によっ
て達成される。要約すれば本発明は、方形波パルス発生
手段とディジタル演算処理手段とを具備し、方形波パル
ス発生手段は、方形波パルス信号を出力する方形波パル
ス信号発生器を有し、該方形波パルス信号発生器には、
湿度センサー及び第1のスイッチング手段を有する第1
の帰還回路と、温度センサー及び第2のスイッチング手
段を有する第2の帰還回路と、より高精度な温湿度検知
をするための補正基準値となる抵抗値を持った基準抵抗
素子手段及び第3のスイッチング手段を有する第3の帰
還回路とを並列に接続すると共に、更に、前記方形波パ
ルス信号発生器の入力側に直列に、前記第1.第2.第
3の帰還回路を構成している各素子の電気抵抗値との間
で選択的にCR時定数回路を形成する固定容量素子を接
続して成るディジタル電子温湿度計において、前記方形
波パルス信号発生器には、湿度センサーの基本特性を湿
度に対して平行に移動せしめるために中湿調整手段及び
第4のスイッチング手段を有する第4の帰還回路を平行
に接続し、更に、前記平行移動された湿度センサーの基
本特性の低温域及び高湿域を調整するために前記第1帰
還回路において、前記湿度センサーに対して平行に低湿
度調整手段を接続し、且つ該湿度センサーと低湿調整手
段の並列体に対して直列に高湿調整手段を接続したこと
を特徴とするディジタル電子温湿度計である。前記中温
調整手段、低湿調整手段及び高湿調整手段は各々可変抵
抗素子を有する。
支11 以下1本発明に係るディジタル電子温湿度計を図面に即
して更に詳しく説明する。
先ず、第1図を参照して、本発明の湿度センサー調整作
動原理について説明する0本発明に使用される湿度セン
サーの特性は、横軸に湿度(H)、縦軸に抵抗値(Z)
をとると、第1図にて曲線(イ)で図示されるように表
される。
しかしながら、湿度センサーは、感湿材の製造時の組成
比、製造条件等のバラツキによりその特性が各湿度セン
サー毎に相違したり、或いは感湿材の組成比、製造条件
等を一定に制御し、一定の特性を有した感湿材を作製し
たとしても、電極間隔のバラツキ、更には電極面にプリ
ントした感湿材の厚さのバラツキによって、湿度センサ
ーの特性は第1図で曲線(イ)にて示される基本特性よ
リプ91曲線(ロ)で表されるような特性を有すること
がある。このような湿度センサーの特性は、経時的にも
変動したり、劣化したりすることがある。
本発明者等は、電子温湿度計に組込まれる、或いは組込
まれた湿度センサーの基本特性のバラツキは、近似的に
湿度に対して、つまり湿度を示す横軸方向に平行に移動
していると考えることができることに着目した。即ち、
湿度センサーの基本特性を、中湿度領域においてΔHだ
け平行移動せしめることにより概略変更後の基本特性に
合致せしめることができ、低湿度領域及び高湿度領域に
おける特性のズレは電子回路にて補正することにより湿
度センサーの基本特性を新しい変更後の基本特性に調整
が可能であることを見出した。
第2図には、上記作動原理に従って湿度センサーの基本
特性の調整が可能なように構成された本発明に係るディ
ジタル電子温湿度計の一実施例が図示される0本実施例
のディジタル電子温湿度計IAは、基本的には第4図に
関連して説明したディジタル電子温湿度計1と同じ回路
構成とされ、測定雰囲気中の湿度変化や温度変化に応じ
た周波数の方形波パルス信号を出力する方形波パルス発
生手段、即ち、方形波パルス発振器2と、該方形波パル
ス発振器2から出力された方形波パルス信号を受けてこ
れを演算処理することによって前記測定雰囲気における
相対湿度値、温度値を求めるディジタル演算処理手段、
即ち、マイクロコンピュータ4とを具備する。
又、方形波パルス発振器2は、方形波パルス信号を出力
する方形波パルス信号発生器、即ち本実施例ではC−M
OSインバータの如きインバータ素子6を有し、該イン
バータ素子6には、湿度センサーRH及び第1のスイッ
チング手段8を有する第1の帰還回路10と、温度セン
サーRT及び第2のスイッチング手段12を有する第2
の帰還回路14と、より高精度な温湿度検知をするため
の補正基準値ともなる抵抗値を持った基準抵抗素子RO
及び第3のスイッチング手段16を有する第3の帰還回
路18とが並列に接続され、更に。
前記インバータ素子6の入力側には、前記第1゜第2.
第3の帰還回路1O514,18を構成している各素子
RH,RT、ROの電気抵抗値との間で選択的にCR時
定数回路を形成する固定容量素子Cが直列に接続される
本実施例によれば、インバータ素子6には、更に中温調
整手段20及び#I4のスイッチング手段22奄備えた
第4の帰還回路24が並列に接続される。中温調整手段
20は5本実施例では固定抵抗素子Rmと、可変抵抗素
子VRmとの直列体とされる。
更に、本実施例では、第1の帰還回路10には湿度セン
サーRHに対して並列となるように低湿調整手段26が
接続され、又高湿調整手段28が湿度センサーRHと前
記低湿調整手段26の並列体に対して直列となるように
接続される0本実施例で、低湿調整手段26は固定抵抗
素子n皇と可変抵抗素子VR皇との直列体とされ、高湿
調整手段28は固定抵抗素子Rhと可変抵抗素子VRh
との直列体とされる。
又、本実施例で、第2の帰還回路14には温度センサー
RTに対して、固定抵抗素子RTと可変抵抗素子VRT
との直列体が直列に接続され、更に、第3の帰還回路1
8には基準抵抗素子ROに対して直列に可変抵抗素子V
ROが接続され、方形パルス発振器12から出力される
信号の周波数がマイクロコンピュータ内の発振周波数デ
ータの設定範囲から外れないように調整可能とされる。
インバータ素子6としては、上述のように、本発明に従
う実施例においては、C−MOSシュミットインバータ
が用いられており、このようにインバータ素子7にC−
MOSシュミットイン八−へを用いることによって、低
コスト化、低消費電力化を図るとともに、例えば、10
0KHz程度のオーダの周波数に対しても安定した方形
波パルス信号が得られる。
又、湿度センサーRHは、例えばジルコニア(ZrO2
)にイツトリア(YZ 03 ) 、カルシア(CaO
)及びマグネシア(M g O)のうちの少なくとも一
種を固溶化させて成るセラミック感湿素材が使用されて
おり、その湿度−電気抵抗値特性は、第1図にて図示す
るごとく湿度変化が30〜95%に対して電気抵抗値の
変化が17OKΩ〜300Ωのオーダとなっている。温
度センサーとしては通常のサーミスタ等を好適に使用し
得る。
又、第1−W44のスイッチング手段8.12゜16.
22は、限定されるものではないが、例えば3ステート
バツフアが好適に使用される。
上述した構成のディジタル電子温湿度計の作動について
更に説明する。
本実施例によれば、マイクロコンピュータ4からの制御
信号Hcによって前記第1のスイッチング手段8が閉成
されたときには、インバータ素子6は、第1帰還回路l
Oの合成インピーダンスと容量素子Cの容量値との間で
形成される01時定数に応じた周波数(fh)の方形波
パルス信号を出力し、信号線30にてコンピュータ4へ
と送信する。
前記インバータ素子6は、マイクロコンピュータ4から
の制御信号Tcによって第2のスイッチング素子12が
閉成されると、第2帰還回路14の合成抵抗と前記固定
容量素子Cとの間で形成されるCR発振回路における発
振周波数の可変に応じた周波数(f t)の方形波パル
ス信号を出力し、信号線30にてコンピュータ4へと送
信する。
又、前記インバータ素子6は、マイクロコンピュータ4
からの制御信号Rcによって第3のスイッチング手段1
6が閉成されると、第3帰jl@路18の合成抵抗と前
記固定容量素子Cの容量値との間で形成される01時定
数に応じた周波数(fO)の方形波パルス信号を出力し
、信号線30にてコンピュータ4へと送信する。
更に本発明に従えば、前記インバータ素子6は、マイク
ロコンピュータ4からの制御信号1mCによって第4の
スイッチング手段22が閉成されたときに、第4帰還回
路24の合成抵抗と前記固定容量素子Cとの間で形成さ
れるCR発振回路により所定の周波数(fm)の方形波
パルス信号を出力し、信号線30にてコンピュータ4へ
と送信する。
mAしたマイクロコンピュータ4は、算術演算、論理演
算を行なうCPU、方形波パルス発振器2から出力され
た方形波パルス信号を計数するカウンタ、制御プログラ
ム等を内蔵し又必要データを記憶するメモリ、入出力ポ
ート等を備えている。前記マイクロコンピュータのメモ
リに記憶されているデータとしては、例えば第1図にて
図示したごとき湿度センサーRHの湿度−電気抵抗値特
性データを始め、前記湿度センサーRHの温度補償値デ
ータ、更には方形波パルス発振器2から出力される方形
波パルス信号の発振周波数fと帰還回路の合成抵抗との
関係を表わす下記式。
・ ・ ・ ・ ■ 但し、 ■0:前記方形波パルス発振器2の出力電圧 V T H:前記インバータ素子6(即ち、C−MOS
シュミットインバータ) のHiレベルスレッショルド電圧 VTL :前記インバータ素子6(即ち、C−MOSシ
ュミットインバータ) (7)LOレベルスレッショルド電圧 に:定数 等がある。
マイクロコンピュータ4のCPUは、前述した方形波パ
ルス発振器2から出力される方形波パルス信号の周波数
f (fh、ft、fo)をカウントし、該カウントし
た方形波パルス信号の発振周波数fと前記メモリに記憶
されている0式とから各帰還回路の合成電気抵抗値Rを
演算し、該演算した電気抵抗値Rと前記メモリに記憶さ
れている各種データとから大気中の湿度値、温度値が求
められる。
つマリ、マイクロコンピュータ4は、上記式〇より、第
1のスイッチング手段8が閉成しているときに方形波パ
ルス発振器2から出力される方形波パルス信号の発振周
波数fhと、第3のスイッチング手段16が閉成してい
るときに前記方形波パルス発振器2から出力される方形
波パルス信号の発振周波afoとの比rfh=fh/f
oを演算し、大気中の湿度値が求められる。
又、第2のスイッチング素子12が閉成しているときに
方形波パルス発振器2から出力される方形波パルス信号
の発振周波数ftと、第3のスイッチング手段16が閉
成しているときに方形波パルス発振器2から出力される
方形波パルス信号の発振周波数foとの比r f L 
= f t / f oを、上記式〇にて演算し、大気
の温度値が求められる。
次に、本発明に従った湿度センサーの調整作動について
説明する。
本発明に従えば、電子温湿度計は、中温調整、低湿調整
、及び高湿調整が行なわれる。更に具体的に言えば5本
発明によれば、中温用、低湿用。
及び高湿用の3箇所の調整点を設け、中温調整、低湿調
整、高湿調整の順に標準湿度槽を用い、上記調整手段2
0.26.28の可変抵抗素子VRm、VR1、VRh
のボリュームを回すことにより行なわれる。
Φ中温調整 電子温湿度計IAを中温調整槽(53%標準湿度槽)に
装入し、調整手段20の可変抵抗素子VRmのボリュー
ムを回す。
可変抵抗素子VRmのボリュームを回すことにより、t
JiJ4の帰還回路24を利用した発振回路にて発生さ
れる発振周波数fmがマイクロコンピュータ4内のカウ
ンタ部により計測され、一般に、Δ)(g f m示さ
れる演算式にて演算され、ΔHが求められる。
本実施例では、発振回路を構成する固定容量素子Cの温
度による影響をなくするために、演算式においてはfm
の代りに、fm/fo(=rfm)が採用される。fo
は、上述のように、基準抵抗素子を有したtjIj3帰
還回路を利用した場合の発振回路の発振周波数である。
上記演算式は任意に設定し得るが、例えば、Rrrs=
 100にΩ、V Rm = 0〜50 KΩとし、発
振周波数fOを発振する基準抵抗素子ROを有した第3
帰還回路の合成抵抗値を50にΩであるとし、且つΔH
のV Rm = O〜50にΩに対する変化量を約15
%であるとすれば、 ΔH= (−30/rfm)+75   a e a■
で表すことができる。
又、マイクロコンピュータのプログラムにおける処理範
囲を、 0.3<rfm<0.6       口e■とすれば
、湿度の可変範囲は、 一25%くΔHく25%      参・−■となる。
上記中温調整のための演算処理フローの一実施例が第3
図に図示される。
このようにして求められたΔHの値は、マイクロコンピ
ュータ4内にプログムされて固定されている基本特性(
H)に加算され、演算処理時にはH+ΔHにて処理され
る。このことは、固定された湿度センサーの基本特性が
アナログ的に変えられたことと同じ結果となる。
つまり、調整手段20の可変抵抗素子VRmのボリュー
ムを回すことにより、湿度センサーRHの基本特性は、
第4図に図示されるように、曲線(イ)から曲線(ハ)
へと平行移動したこととなり、itt子温湿温湿度計示
が本実施例では53%を表示するに至れば、中湿度債域
における湿度センサーの調整は完了したこととなる。
・低湿及び高湿調整 上記方法により湿度センサーの基本特性を平行移動させ
場合には、第1図に図示されるように、ΔHが大きいほ
ど、又中温調整点より定、高湿域へとズレるに従って誤
差が増大する場合が生じる。このような弊害を解決する
ために低湿調整手段26及び高湿調整手段28にて低湿
及び高湿域の補正を行なう。
先ず、電子温湿度計IAを低湿調整槽(33%標準湿度
槽)に装入し、調整手段26の可変抵抗素子VRuのボ
リュームを回し、電子温湿度計の表示が33%を表示す
るようにする。
次いで、電子温湿度計lAを高湿調整槽(94%標準湿
度槽)に装入し、調整手段28の可変抵抗素子VRhの
ボリュームを回し、電子温湿度計の表示が94%を表示
するようにする。
上記方法にて、湿度センサーの平行移動された基本特性
(曲線(ハ))は、第5図に図示されるように、低湿域
及び高湿域にて調整される。
更に説明すると、高湿域においては、w42図に示すご
と<RHが非常に小さくなるためRH<<R1+VR1 となり、湿度検出部は、R1、VRILは無視できるた
め、RHとRhとVRhはそれぞれ直列に配列されたと
同様に働く、すなわちVRlLが変化しても高湿域での
数値は変らない。
一方、低湿域においては、RHが非常に大きくなるため RH>7(Rh+VRh)    及びCRQ+VR1
)>>  (Rh+VRh)となり、湿度検出部は、上
記と異なりRHと(R1+VR皇)は並列に配列された
状態で作動する。すなわち、VRRが変化しても高湿域
での数値は変らない。
E記方法にて1本発明に係る電子温湿度計は、湿度セン
サーの基本特性が、第1図に図示されるように、グラフ
(イ)から新しい基本特性グラフ(ロ)に変更されたと
等価の作動をなすことができる。
第6図には1本発明に従って構成された発振手段2を、
既存の、発振手段に対する制御信号が3個Hco、Tc
o、Rcol、かないディジタル電子温湿度計に組込む
場合の一実施例が図示される1本実施例によれば、デコ
ーダ50を利用することにより3個の制御信号が4個の
制御信号Hc、Tc、Rc、Rmcに変換され、前記第
1〜第4スイツチング手段を作動せしめるべく構成され
る。
又1本発明に係るディジタル電子温湿度計は、発振手段
2とマイクロコンピュータ4とを一体に構成することも
できるし、又1発振手段2とマイクロコンピュータ4と
を伝送線にて接続した分離型とすることも可能である。
この場合に、伝送線の長さが長くなる場合には、信号の
伝送誤差を少なくするために、第2図に図示されるよう
に発振手段2の信号線30に更にインバータ素子52を
設けるのが好ましい。
l見立差】 以上の如くに構成される本発明は、湿度センサーの湿度
−電気抵抗値特性の生産時のバラツキ、又は時間経過に
よる変動或いは劣化に起因して生ずる湿度測定値の誤差
を簡単な手段にて補正することができ、特に湿度測定領
域における高湿側領域、中温領域及び低湿側領域におい
て、高精度な湿度測定値を得ることが可能である簡易、
小型のディジタル電子温湿度計を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るディジタル電子温湿度計の調整
作動原理を説明するグラフである。 第2図は1本発明に係るディジタル電子温湿度計の構成
を示す一実施例の回路図である。 第3図は、本発明に係るディジタル電子温湿度計の調整
作動の演算処理フロー図である。 第4図及び第5図は、本発明に係るディジタル電子温湿
度計の調整作動を説明する湿度センサーの特性を示すグ
ラフである。 第6図は1本発明に係るディジタル電子温湿度計の他の
実施例の部分回路図である。 第7図は、従来のディジタル電子温湿度計の構成を示す
回路図である。 2:方形波パルス発生手段 4:ディジタル演算処理手段(マイク ロコンピュータ) 6:方形波パルス信号発生器 8.12.16.22:第1.第2、 第3.第4スイッチング手段 20:中温m整手段 26:低湿調整手段 28:高湿調整手段 RH:湿度センサー RT:温度センサー RO:基準抵抗素子 C:固定容量素子 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 方形波パルス発生手段とディジタル演算処理手段
    とを具備し、方形波パルス発生手段は、方形波パルス信
    号を出力する方形波パルス信号発生器を有し、該方形波
    パルス信号発生器には、湿度センサー及び第1のスイッ
    チング手段を有する第1の帰還回路と、温度センサー及
    び第2のスイッチング手段を有する第2の帰還回路と、
    より高精度な温湿度検知をするための補正基準値となる
    抵抗値を持った基準抵抗素子手段及び第3のスイッチン
    グ手段を有する第3の帰還回路とを並列に接続すると共
    に、更に、前記方形波パルス信号発生器の入力側に直列
    に、前記第1、第2、第3の帰還回路を構成している各
    素子の電気抵抗値との間で選択的にCR時定数回路を形
    成する固定容量素子を接続して成るディジタル電子温湿
    度計において、前記方形波パルス信号発生器には、湿度
    センサーの基本特性を湿度に対して平行に移動せしめる
    ために中湿調整手段及び第4のスイッチング手段を有す
    る第4の帰還回路を平行に接続し、更に、前記平行移動
    された湿度センサーの基本特性の低湿域及び高湿域を補
    正するために前記第1帰還回路において、前記湿度セン
    サーに対して平行に低湿調整手段を接続し、且つ該湿度
    センサーと低湿調整手段の並列体に対して直列に高湿調
    整手段を接続したことを特徴とするディジタル電子温湿
    度計。 2) 中湿調整手段、低湿調整手段及び高湿調整手段は
    各々可変抵抗素子を有して成る第1項記載のディジタル
    電子温湿度計。
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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04328459A (ja) * 1991-04-26 1992-11-17 Nikko Kyodo Co Ltd 化学センサの温度依存性の補正方法
JPH07120428A (ja) * 1993-10-26 1995-05-12 Japan Energy Corp 化学センサによる計測方法
JP2007147611A (ja) * 2005-11-23 2007-06-14 Therm-O-Disc Inc 温度補償型蒸気センサ
CN108534866A (zh) * 2018-06-06 2018-09-14 珠海市洁源电器有限公司 一种可隔空监测液位的高灵敏度高精度电子液位感应器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2556367B2 (ja) 1996-11-20

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