JPH02151589A - オートバイ用単後輪・二後輪駆動モード変換機構 - Google Patents
オートバイ用単後輪・二後輪駆動モード変換機構Info
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- JPH02151589A JPH02151589A JP1042907A JP4290789A JPH02151589A JP H02151589 A JPH02151589 A JP H02151589A JP 1042907 A JP1042907 A JP 1042907A JP 4290789 A JP4290789 A JP 4290789A JP H02151589 A JPH02151589 A JP H02151589A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M17/00—Transmissions characterised by use of rotary shaft, e.g. cardan shaft
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K13/00—Cycles convertible to, or transformable into, other types of cycles or land vehicle
- B62K13/04—Cycles convertible to, or transformable into, other types of cycles or land vehicle to a tricycle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Retarders (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、オートバイに関し、特にオートバイの単一後
輪駆動から二後輪駆動への駆動形式変換に関する。
輪駆動から二後輪駆動への駆動形式変換に関する。
従来の技術
近時、オートバイに益々強力なエンジンが搭載されてい
る。最も売れ行きの良いオートバイの多くは、しばしば
1,000ccを越える排気量のエンジンを有する大型
車である。特別注文すなわち改造型のオートバイにこれ
らの高出力大型エンジンがよく用いられる。これらの特
注車の中で、般的な二輪オートバイを、その中心線から
離隔する二つの後輪を有する三輪構成に改造したもの、
すなわち自動三輪車の人気が高い。
る。最も売れ行きの良いオートバイの多くは、しばしば
1,000ccを越える排気量のエンジンを有する大型
車である。特別注文すなわち改造型のオートバイにこれ
らの高出力大型エンジンがよく用いられる。これらの特
注車の中で、般的な二輪オートバイを、その中心線から
離隔する二つの後輪を有する三輪構成に改造したもの、
すなわち自動三輪車の人気が高い。
自動三輪車への変換は、二後輪の安全確実な駆動の確保
の難しさがゆえ困難極まりなく、時には、全く不可能と
なる。時には、安全性を犠牲にしてその改造車輌の外観
に多大の注意が払われる。主たる問題点は、この種の大
型オートバイが、事後輪駆動の場合に適し信頼性ある一
方で、二つの後輪が互いに異なる速度で回転する二後輪
駆動の自動三輪車に適さない標準的な、通常軸従動する
ピニオン・クラウン駆動方式をとっていることである。
の難しさがゆえ困難極まりなく、時には、全く不可能と
なる。時には、安全性を犠牲にしてその改造車輌の外観
に多大の注意が払われる。主たる問題点は、この種の大
型オートバイが、事後輪駆動の場合に適し信頼性ある一
方で、二つの後輪が互いに異なる速度で回転する二後輪
駆動の自動三輪車に適さない標準的な、通常軸従動する
ピニオン・クラウン駆動方式をとっていることである。
すなわち、最も頻繁に採用される解決策たる一体後車軸
はカーブでの車輌の走行安定性が極めて悪い。2車輪の
一方を駆動しつつ他方を遊ばせる方法も、左右のカーブ
での車輌の操作性が異なるので、満足のゆくものでない
。
はカーブでの車輌の走行安定性が極めて悪い。2車輪の
一方を駆動しつつ他方を遊ばせる方法も、左右のカーブ
での車輌の操作性が異なるので、満足のゆくものでない
。
ディファレンシャルギアもしくはこれに類する機構を用
いれば理想的な解決が図れること明白である。しかし、
ピニオン・クラウンギア駆動のディファレンシャルギア
への変換は、車輌の駆動系統の極めて実質的なオーバー
ホールであり、しばしばオートバイの二後輪駆動への変
換のコスト高の原因となる標準型ディファレンシャルギ
アの有用性を軽減せしめるもう一つの理由は、単一後輪
駆動の作用時にそのギアをロックするロック機構を設け
る必要がある点である。ロック機構は、公知の技術であ
る一方、ディファレンシャルギア自体の問題点に加えて
、その配設スペースをどうするかという別の問題を提起
する。
いれば理想的な解決が図れること明白である。しかし、
ピニオン・クラウンギア駆動のディファレンシャルギア
への変換は、車輌の駆動系統の極めて実質的なオーバー
ホールであり、しばしばオートバイの二後輪駆動への変
換のコスト高の原因となる標準型ディファレンシャルギ
アの有用性を軽減せしめるもう一つの理由は、単一後輪
駆動の作用時にそのギアをロックするロック機構を設け
る必要がある点である。ロック機構は、公知の技術であ
る一方、ディファレンシャルギア自体の問題点に加えて
、その配設スペースをどうするかという別の問題を提起
する。
上述の困難性がゆえ、大型オートバイを製造する者は、
費用のかかるオーバーホールを実施するかどうかについ
ての決断を所有者に委ね、より簡単な解決策たるピニオ
ン従動・クラウン歯車駆動を好んで選択する。このよう
な状況が、例えば、サイドカーの車軸を取外すことによ
り作動する自動ロック機構を有するディファレンシャル
ギアを備えたオートバイの取外し可能サイドカー駆動機
構について1939年9月にズンダップ(Zundap
p)名義で出願され、1944年に許可された西ドイツ
特許第754,948号明細書より広く知られていたに
もかかわらず、長年続いている。これと異なる、面倒な
二後輪駆動方式も米国特許節2゜230.749号(ヘ
バート)、同第1.309゜305(シャイナー)、同
第1.271,553(エリオツド)、同第4,325
,449 (ダディオはか)および西ドイツ特許第71
8.388号(ベー・エム・ヴエー)等の技術文献に開
示されている。要するに、上述の文献に開示された従来
技術は、いずれの場合も費用がかかり、しばしば永久的
な、元のオートバイのオーバーホールを伴い、極めて複
雑となったり、作用が不十分という問題を抱えている。
費用のかかるオーバーホールを実施するかどうかについ
ての決断を所有者に委ね、より簡単な解決策たるピニオ
ン従動・クラウン歯車駆動を好んで選択する。このよう
な状況が、例えば、サイドカーの車軸を取外すことによ
り作動する自動ロック機構を有するディファレンシャル
ギアを備えたオートバイの取外し可能サイドカー駆動機
構について1939年9月にズンダップ(Zundap
p)名義で出願され、1944年に許可された西ドイツ
特許第754,948号明細書より広く知られていたに
もかかわらず、長年続いている。これと異なる、面倒な
二後輪駆動方式も米国特許節2゜230.749号(ヘ
バート)、同第1.309゜305(シャイナー)、同
第1.271,553(エリオツド)、同第4,325
,449 (ダディオはか)および西ドイツ特許第71
8.388号(ベー・エム・ヴエー)等の技術文献に開
示されている。要するに、上述の文献に開示された従来
技術は、いずれの場合も費用がかかり、しばしば永久的
な、元のオートバイのオーバーホールを伴い、極めて複
雑となったり、作用が不十分という問題を抱えている。
発明が解決しようとする課題
本発明の目的は、事後輪駆動から双後輪駆動への変換を
比較的簡単で迅速な着脱操作で行うことができ、又専門
家の助力をほとんど又は全く必要とせすにすばやくモー
ドすなわち駆動方式の変更ができ、しかも既存のオート
バイの構造を比較的簡単かつコストを比較的に低く維持
せしめる改良を提供するにある。
比較的簡単で迅速な着脱操作で行うことができ、又専門
家の助力をほとんど又は全く必要とせすにすばやくモー
ドすなわち駆動方式の変更ができ、しかも既存のオート
バイの構造を比較的簡単かつコストを比較的に低く維持
せしめる改良を提供するにある。
課題を解決するための手段
上記の目的を達成するため、本発明は次のごとき機構を
提供した。すなわち、事後輪駆動モードより二後輪駆動
モードへの迅速な変換が可能なオートバイ用後輪駆動機
構であって、前記機構がケーシングに取着されたディフ
ァレンシャルギア装置と単一歯車駆動車軸とを含み、前
記ギア装置および前記ケーシングが駆動ピニオン手段を
有する入力部分と、第1半車軸に連結されるよう第1穴
部を有する第1太陽歯車手段を有する第1出力部分と、
第2半車軸に連結されるよう第2穴部を有する第2太陽
歯車を有する第2出力部分とから成り、前記穴部が同心
であり、かつ、前記駆動ピニオンの軸に対して概ね巾方
向とされた軸を有し、前記第1穴部と前記第2穴部との
間に前記第2穴部から前記第1穴部まで前記穴部と形状
が符合する車軸が前記太陽歯車の双方と係合するため通
過する自由空間を設け、前記ケーシングがその各出力部
分にそれぞれの半車軸機構を前記ケーシング、ひいては
前記ディファレンシャルギア装置に取着するための取着
手段を備えており、前記単一歯車駆動車軸が前記第1穴
部と係合するようこれと一致する形状の第1端部と、前
記第1端部の前記第1穴部への嵌合時に前記第2穴部に
嵌るようなされた中間部分と、駆動車軸ハウジングに回
転可能に取着されて前記ケーシングの外まで延び、かつ
、前記車軸に関連オートバイの後輪を取り付ける後輪取
付手段を有する第2端部と、前記ケーシングの前記第1
出力部分を密封閉鎖するため前記取着手段の前記第1出
力部分と符合する形状のキャップとから成っている。
提供した。すなわち、事後輪駆動モードより二後輪駆動
モードへの迅速な変換が可能なオートバイ用後輪駆動機
構であって、前記機構がケーシングに取着されたディフ
ァレンシャルギア装置と単一歯車駆動車軸とを含み、前
記ギア装置および前記ケーシングが駆動ピニオン手段を
有する入力部分と、第1半車軸に連結されるよう第1穴
部を有する第1太陽歯車手段を有する第1出力部分と、
第2半車軸に連結されるよう第2穴部を有する第2太陽
歯車を有する第2出力部分とから成り、前記穴部が同心
であり、かつ、前記駆動ピニオンの軸に対して概ね巾方
向とされた軸を有し、前記第1穴部と前記第2穴部との
間に前記第2穴部から前記第1穴部まで前記穴部と形状
が符合する車軸が前記太陽歯車の双方と係合するため通
過する自由空間を設け、前記ケーシングがその各出力部
分にそれぞれの半車軸機構を前記ケーシング、ひいては
前記ディファレンシャルギア装置に取着するための取着
手段を備えており、前記単一歯車駆動車軸が前記第1穴
部と係合するようこれと一致する形状の第1端部と、前
記第1端部の前記第1穴部への嵌合時に前記第2穴部に
嵌るようなされた中間部分と、駆動車軸ハウジングに回
転可能に取着されて前記ケーシングの外まで延び、かつ
、前記車軸に関連オートバイの後輪を取り付ける後輪取
付手段を有する第2端部と、前記ケーシングの前記第1
出力部分を密封閉鎖するため前記取着手段の前記第1出
力部分と符合する形状のキャップとから成っている。
本発明の他の重要な特徴によれば、この機構は、さらに
少なくとも1つ、好ましくは2つの半車軸組立体をHし
ており、各半車軸組立体は、内側に回転可能に取着され
た手車軸を何する手車軸ハウジングと、該ケーシングの
出力部分の一方に内側端部を迅速解放可能に固着するた
め手車軸ハウジングと連動する迅速解放半車軸取付手段
とから成っており、手車軸はハウジングの内側端を越え
て突出し、かつハウジングのケーシングへの取着時に関
連太陽歯車手段の穴部に嵌合するようこの穴と一致する
形状の内側端部と、ハウジングの外側端部より突出して
手車軸にそれぞれの後輪を取着する車輪取前手段を含む
外側端部とを有している。
少なくとも1つ、好ましくは2つの半車軸組立体をHし
ており、各半車軸組立体は、内側に回転可能に取着され
た手車軸を何する手車軸ハウジングと、該ケーシングの
出力部分の一方に内側端部を迅速解放可能に固着するた
め手車軸ハウジングと連動する迅速解放半車軸取付手段
とから成っており、手車軸はハウジングの内側端を越え
て突出し、かつハウジングのケーシングへの取着時に関
連太陽歯車手段の穴部に嵌合するようこの穴と一致する
形状の内側端部と、ハウジングの外側端部より突出して
手車軸にそれぞれの後輪を取着する車輪取前手段を含む
外側端部とを有している。
好ましくは、取む手段は、キャップおよび迅速解放半車
軸取付手段の双方と一致する形状とされている。また、
取着手段を太陽歯車の穴部と概ね同心の、ケーシングの
外側に設けた外側ねじとし、各取付手段を外側ねじと符
合する内側ねじとするのが好ましい。
軸取付手段の双方と一致する形状とされている。また、
取着手段を太陽歯車の穴部と概ね同心の、ケーシングの
外側に設けた外側ねじとし、各取付手段を外側ねじと符
合する内側ねじとするのが好ましい。
実 施 例
第1図を参照しつつ、先ず単輪駆動モードについて説明
する。
する。
当該装置が取り付けられるオートバイには一般的な後輪
駆動機構(lO)が配備されている。この機構は、上述
のごとく事後輪駆動から二後輪駆動への迅速なモード変
更が可能な構成となっている。
駆動機構(lO)が配備されている。この機構は、上述
のごとく事後輪駆動から二後輪駆動への迅速なモード変
更が可能な構成となっている。
この機構は、ケーシング(11)に取着されたディファ
レンシャルギア装置を有する。ディファレンシャルギア
技術より広く知られるように、このディファレンシャル
ギア装置は、オートバイ(第1図に図示せず)の駆動シ
ャフトの軸と概ね共通する長手軸Aと同心の入力部(1
2)を有する。入力部(12)は、図示の実施例におい
て、軸受装置(15,l[i)に枢支されたスリーブ(
14)と一体の駆動ピニオン手段(13)を有する。ピ
ニオン自体は、符号(I7)で示されている。周知のご
とく、ピニオン(17)はディファレンシャルケージ(
19)が固着されたクラウン歯車(18)の歯と常に係
合している。かくして、クラウン歯車(18)およびデ
ィファレンシャルケージ(19)は、常に一緒に回転す
る。装置は、軸受(20,21)を有する軸受装置内で
ケーシング(,11)に対し、回転可能となっている。
レンシャルギア装置を有する。ディファレンシャルギア
技術より広く知られるように、このディファレンシャル
ギア装置は、オートバイ(第1図に図示せず)の駆動シ
ャフトの軸と概ね共通する長手軸Aと同心の入力部(1
2)を有する。入力部(12)は、図示の実施例におい
て、軸受装置(15,l[i)に枢支されたスリーブ(
14)と一体の駆動ピニオン手段(13)を有する。ピ
ニオン自体は、符号(I7)で示されている。周知のご
とく、ピニオン(17)はディファレンシャルケージ(
19)が固着されたクラウン歯車(18)の歯と常に係
合している。かくして、クラウン歯車(18)およびデ
ィファレンシャルケージ(19)は、常に一緒に回転す
る。装置は、軸受(20,21)を有する軸受装置内で
ケーシング(,11)に対し、回転可能となっている。
軸受(20,21)は記号Bで示された横軸に対して同
心である。
心である。
ケージ(19)は遊星歯車装置(22,23)を回転自
在に支持する。簡略図面には示されていないが、一対の
遊星歯車(22)ともう一対の遊星歯車(23)があり
、各対の歯車は軸Bの対照対向側に配設されている。歯
車(22,23)は互いに軸Bに沿い、軸方向にずれて
いる。従って遊星歯車対(23)は、第1図の装置の右
側に、又歯車対(22)は左側に、配設されている。
在に支持する。簡略図面には示されていないが、一対の
遊星歯車(22)ともう一対の遊星歯車(23)があり
、各対の歯車は軸Bの対照対向側に配設されている。歯
車(22,23)は互いに軸Bに沿い、軸方向にずれて
いる。従って遊星歯車対(23)は、第1図の装置の右
側に、又歯車対(22)は左側に、配設されている。
遊星歯車(22)は、太陽歯車(24)と永久噛合して
おり、これに対して対向する遊星歯車(23)は太陽歯
車(25)と永久噛合しており、後者の歯車は前者の太
陽歯車の右側に位置している。太陽歯車(24,25)
は、ディファレンシャルギア装置技術において広く知ら
れるように、それぞれケーシング(11)の内側で相互
独立回転するよう取着されている。太陽歯車(24,2
5)には、ケーシング(11)に対し、又ケージ(19
)に対して回転可能に遊星(24)を支持する手段とな
るスリーブがそれぞれ設けられている。太陽歯車(24
)のスリーブは、符号(26)で示されており、太陽歯
車(25)のスリーブは符号(27)で示されている。
おり、これに対して対向する遊星歯車(23)は太陽歯
車(25)と永久噛合しており、後者の歯車は前者の太
陽歯車の右側に位置している。太陽歯車(24,25)
は、ディファレンシャルギア装置技術において広く知ら
れるように、それぞれケーシング(11)の内側で相互
独立回転するよう取着されている。太陽歯車(24,2
5)には、ケーシング(11)に対し、又ケージ(19
)に対して回転可能に遊星(24)を支持する手段とな
るスリーブがそれぞれ設けられている。太陽歯車(24
)のスリーブは、符号(26)で示されており、太陽歯
車(25)のスリーブは符号(27)で示されている。
両スリーブ(26,27)は軸Bと同心であり、それぞ
れ内側スプラインが設けられている。内側スプラインを
有するスリーブ(26)の穴部は符号(28)で、又ス
リーブ(27)の穴部は符号(29)で示されている(
第1図参照)。図示実施例において、スプラインを備え
た穴部(28,29)は、同一寸法、同一形状の同心穴
である。
れ内側スプラインが設けられている。内側スプラインを
有するスリーブ(26)の穴部は符号(28)で、又ス
リーブ(27)の穴部は符号(29)で示されている(
第1図参照)。図示実施例において、スプラインを備え
た穴部(28,29)は、同一寸法、同一形状の同心穴
である。
スリーブ(26,27)は、第1図乃至第3図において
それぞれケーシング(11)の左端側および右端側まで
延びている。ケーシング(11)の右側および左側は、
それぞれ第1出力部分(30) 、第2出力部分(31
)とも称され、後者は第1図に示されるごとくディファ
レンシャルギアの左側に位置する。第1および第2出力
部分の上記言及より見て、内側スプラインを有する穴部
(29)は第1穴部ともいい、内側スプライン付穴部(
28)は第2穴部ともいう。また第1図に示されるよう
に、穴部(28,29)間のスペース部は、障害のない
自由空間である。この自由空間は、以下で説明する事後
輪駆動モードでの作用に重要である。
それぞれケーシング(11)の左端側および右端側まで
延びている。ケーシング(11)の右側および左側は、
それぞれ第1出力部分(30) 、第2出力部分(31
)とも称され、後者は第1図に示されるごとくディファ
レンシャルギアの左側に位置する。第1および第2出力
部分の上記言及より見て、内側スプラインを有する穴部
(29)は第1穴部ともいい、内側スプライン付穴部(
28)は第2穴部ともいう。また第1図に示されるよう
に、穴部(28,29)間のスペース部は、障害のない
自由空間である。この自由空間は、以下で説明する事後
輪駆動モードでの作用に重要である。
ケーシング(11)の第1出力部には、外側ねじ(33
)を備えた環状突起(32)が設けられている。
)を備えた環状突起(32)が設けられている。
突起(32)は第1出力部分(30)の端部を構成して
いる。ねじ山(33)は適当なガスケット(36)(第
2図)を備えたキャップ(35)の内側ねじ(34)と
噛合可能である。従って、キャップ(35)は必要に応
じて第1出力部(30)を密封閉鎖すべく突起(32)
にしっかりと螺着される。
いる。ねじ山(33)は適当なガスケット(36)(第
2図)を備えたキャップ(35)の内側ねじ(34)と
噛合可能である。従って、キャップ(35)は必要に応
じて第1出力部(30)を密封閉鎖すべく突起(32)
にしっかりと螺着される。
反対側の第2出力部(31)には外側ねじ(38)を備
えた類似の環状突起(37)が設けられている。
えた類似の環状突起(37)が設けられている。
ねじ山(38)は取付スリーブすなわちユニオン(40
)のねじ山(39)と噛合可能である。ユニオン(40
)は、環状ハウジング(43)の外方に曲がったフラン
ジ(42)と同調する内方曲折フランジ(41)を有す
る。ノ\ウジング(43)は一対の軸受部(44,45
)に枢支された駆動軸を有する。この駆動軸は、符号(
4B)で示されている。
)のねじ山(39)と噛合可能である。ユニオン(40
)は、環状ハウジング(43)の外方に曲がったフラン
ジ(42)と同調する内方曲折フランジ(41)を有す
る。ノ\ウジング(43)は一対の軸受部(44,45
)に枢支された駆動軸を有する。この駆動軸は、符号(
4B)で示されている。
図示実施例において、駆動軸(46)は第2穴部(28
)の内側スプラインおよび第1穴部(29)の内側スプ
ラインの双方と同調する外側スプライン(47)を備え
ている。従って、ハウジング(43)がユニオン(40
)を介してケーシング(11)の突起(37)に固若さ
れた際に軸(46)は第1穴部(29)のスプラインに
嵌合し、こうしてこのとき第2穴部(28)のスプライ
ンはディファレンシャルをしめるべく太陽歯車(24,
25)を連携動作させる。
)の内側スプラインおよび第1穴部(29)の内側スプ
ラインの双方と同調する外側スプライン(47)を備え
ている。従って、ハウジング(43)がユニオン(40
)を介してケーシング(11)の突起(37)に固若さ
れた際に軸(46)は第1穴部(29)のスプラインに
嵌合し、こうしてこのとき第2穴部(28)のスプライ
ンはディファレンシャルをしめるべく太陽歯車(24,
25)を連携動作させる。
図示実施例において、軸(46)の外側スプラインは連
続するものである。しかし、軸(46)の中間部(48
)に、別にもう1組の外側スプラインを設け、相手方と
なる第2穴部(28)の内側スプラインに対応する変形
を加えてもよい。穴部(29)より突出する輔(46)
の自由端部は、第1太陽歯車(25)と係合する「第1
端部」の一部ともいえる。軸(46)の第2端部ともい
える反対側の端部には、オートバイの後輪(図示せず)
を軸(4B)に取着するボルト(51) (2本のみ
図示)等の取着手段をHする円盤(50)として現われ
る車輪取着手段が設けられている。ボルト(51)を備
えた円盤(50)を保護するためハウジング(43)に
カバー(52)を配設してもよい。当業者に当然理解さ
れるように、軸(46)の第2端部(49)は、本発明
の構成要素ではなく、従って図示する必要のないブレー
キ機構、その他の構成を包含しなければならないため、
通常、より複雑となっている。
続するものである。しかし、軸(46)の中間部(48
)に、別にもう1組の外側スプラインを設け、相手方と
なる第2穴部(28)の内側スプラインに対応する変形
を加えてもよい。穴部(29)より突出する輔(46)
の自由端部は、第1太陽歯車(25)と係合する「第1
端部」の一部ともいえる。軸(46)の第2端部ともい
える反対側の端部には、オートバイの後輪(図示せず)
を軸(4B)に取着するボルト(51) (2本のみ
図示)等の取着手段をHする円盤(50)として現われ
る車輪取着手段が設けられている。ボルト(51)を備
えた円盤(50)を保護するためハウジング(43)に
カバー(52)を配設してもよい。当業者に当然理解さ
れるように、軸(46)の第2端部(49)は、本発明
の構成要素ではなく、従って図示する必要のないブレー
キ機構、その他の構成を包含しなければならないため、
通常、より複雑となっている。
従って、第1図に示された装置により、オートバイにデ
ィファレンシャルギアが設けられているが、このディフ
ァレンシャルギアは軸(46)を2つの太陽歯車(24
,25)に挿入するだけでロックされる。ねじ山(33
,34)および(38,39)は、希望に応じた全ハウ
ジング(43)、従って軸(48)全体の他の部品への
取り替えのための迅速な取り外しを可能己する。
ィファレンシャルギアが設けられているが、このディフ
ァレンシャルギアは軸(46)を2つの太陽歯車(24
,25)に挿入するだけでロックされる。ねじ山(33
,34)および(38,39)は、希望に応じた全ハウ
ジング(43)、従って軸(48)全体の他の部品への
取り替えのための迅速な取り外しを可能己する。
ここで述べておくべきは、図示の実施例において、ねじ
山(38)およびその相手方となるねじ山(39)は、
いずれも左ねじ、すなわちフランジ(50)およびオー
トバイの車輪の回転方向に向くねじである。他方、右ね
じ(33,34)は、同じくオートバイの後輪の回転方
向に符合する通常の右ねじである。
山(38)およびその相手方となるねじ山(39)は、
いずれも左ねじ、すなわちフランジ(50)およびオー
トバイの車輪の回転方向に向くねじである。他方、右ね
じ(33,34)は、同じくオートバイの後輪の回転方
向に符合する通常の右ねじである。
次にオートバイの駆動モードを事後輪モードから、オー
トバイの長手中央線より概ね等距離各側に離隔して1つ
ずつ車輪が存する二後輪駆動モードに変換したいと想定
して、ユニオン(40)およびキャップ(35)がそれ
ぞれの突起(37,32)から解放され、この時軸(4
G)の組立体全体がケーシング(II)から都合よく引
き抜かれる。キャップ(35)も除去される。
トバイの長手中央線より概ね等距離各側に離隔して1つ
ずつ車輪が存する二後輪駆動モードに変換したいと想定
して、ユニオン(40)およびキャップ(35)がそれ
ぞれの突起(37,32)から解放され、この時軸(4
G)の組立体全体がケーシング(II)から都合よく引
き抜かれる。キャップ(35)も除去される。
次いで一組の二半車軸組立体が前述のディファレンシャ
ルギア機構の各出力部(30,31)の用に供せられる
。
ルギア機構の各出力部(30,31)の用に供せられる
。
第3図および第4図を参照すれば、キャップ(35)は
第1″Jf−車軸ハウジク(53)に代えられており、
その内側には第1穴部(29)のスプラインと係合する
外側スプラインを備えた内側端部(55)を有する第1
半車軸部(54)が、詳細に示されていない軸受手段を
介して回転自在に支持されている。ハウジング(53)
および半車軸(54)の反対側の端部には、第1図に示
されるごとき軸(46)の左端部に類似する態様で2後
輪の1方の半車軸(54)への取着手段(図示せず)が
設けられている。上述のユニオン(40)に類似するユ
ニオン(5B)はハウジング(11)の突起(32)上
のねじ(33)と螺合する内側ねじ(34)を有する。
第1″Jf−車軸ハウジク(53)に代えられており、
その内側には第1穴部(29)のスプラインと係合する
外側スプラインを備えた内側端部(55)を有する第1
半車軸部(54)が、詳細に示されていない軸受手段を
介して回転自在に支持されている。ハウジング(53)
および半車軸(54)の反対側の端部には、第1図に示
されるごとき軸(46)の左端部に類似する態様で2後
輪の1方の半車軸(54)への取着手段(図示せず)が
設けられている。上述のユニオン(40)に類似するユ
ニオン(5B)はハウジング(11)の突起(32)上
のねじ(33)と螺合する内側ねじ(34)を有する。
これは、最初に述べた事例におけるごとく、ハウジング
(53)の外方曲折フランジすなわち肩部(58)と係
合する内方曲折フランジ部(57)を有する。
(53)の外方曲折フランジすなわち肩部(58)と係
合する内方曲折フランジ部(57)を有する。
従って、ねじ(33)を介するユニオン(56)のハウ
ジング(11)への締着時に、ハウジング(53)の円
すい面(59)は、ハウジング(11)の対応円すい面
(GO)と係合し、もってハウジング(53)をケーシ
ング(11)の内側と密封係合せしめ、かつ内側端部(
55)を第1穴部(29)と係合した状態に保つ。これ
は、内側端部(55)が比較的短いので、第2穴部(2
8)ではなく、第1穴部(29)との係合に足りるだけ
の長さとされている。従って、第1半車軸(54)はこ
こで第1太陽歯車(25)と噛合する。
ジング(11)への締着時に、ハウジング(53)の円
すい面(59)は、ハウジング(11)の対応円すい面
(GO)と係合し、もってハウジング(53)をケーシ
ング(11)の内側と密封係合せしめ、かつ内側端部(
55)を第1穴部(29)と係合した状態に保つ。これ
は、内側端部(55)が比較的短いので、第2穴部(2
8)ではなく、第1穴部(29)との係合に足りるだけ
の長さとされている。従って、第1半車軸(54)はこ
こで第1太陽歯車(25)と噛合する。
同様に、第2半車軸ハウジング(61)は、ユニオン(
64)の内方曲折フランジ部(63)と係合する肩部(
62)を有する。ユニオン(64)の寸法および形状は
、内側ねじ(39)を含み、ユニオン(40)のものと
同一である。ユニオン(64)をケーシング(11)に
締着すると、半車軸(66)の内側端部(65)が第2
太陽歯車(24)と係合する。
64)の内方曲折フランジ部(63)と係合する肩部(
62)を有する。ユニオン(64)の寸法および形状は
、内側ねじ(39)を含み、ユニオン(40)のものと
同一である。ユニオン(64)をケーシング(11)に
締着すると、半車軸(66)の内側端部(65)が第2
太陽歯車(24)と係合する。
明白なごとく、第1図の単輪駆動から第3図および第4
図に示される駆動方式への変換が単なる1ユニオンの解
除・他の適用によって達成される。
図に示される駆動方式への変換が単なる1ユニオンの解
除・他の適用によって達成される。
勿論、サスペンション、泥よけ等の本体に付加される素
子の取着といった補助作業はいつものように実施されね
ばならないが、このような付加的作業に、重大なる駆動
部分の取替えの場合程の熟練技術は要求されない。
子の取着といった補助作業はいつものように実施されね
ばならないが、このような付加的作業に、重大なる駆動
部分の取替えの場合程の熟練技術は要求されない。
当業者ならば、本発明の概念から逸脱することなく多く
の変更例を容易に案出し得るであろう。
の変更例を容易に案出し得るであろう。
例えば、ねじ付き環状突起(82,87)をフランジそ
の他の連結手段に代えてもよい。ねじ(38)を当技術
において広く知られる他の多くの迅速解除機構に代える
こともできる。示されたディファレンシャルギア機構が
その小型構成がゆえに好まれる一方、基本的に同じ機能
を果たす他の多くの機構が存在する。また、同種の太陽
歯車(24,25)のスリーブ(26,27)上に内側
スプラインを形成しなくてもよい。これらをむしろ一体
躯動軸(46)に適当な変更を加えた別の種類のものと
してもよい。
の他の連結手段に代えてもよい。ねじ(38)を当技術
において広く知られる他の多くの迅速解除機構に代える
こともできる。示されたディファレンシャルギア機構が
その小型構成がゆえに好まれる一方、基本的に同じ機能
を果たす他の多くの機構が存在する。また、同種の太陽
歯車(24,25)のスリーブ(26,27)上に内側
スプラインを形成しなくてもよい。これらをむしろ一体
躯動軸(46)に適当な変更を加えた別の種類のものと
してもよい。
また、開示の実施例において、変換が側車輪がディファ
レンシャルギアから離隔している三輪車(二後輪型)に
ついて説明されている。これは、おなし原理が2半車軸
の一方を第2図の左側に示されるように極めて短くする
ことによって用いることができないといっているのでは
ない。ディファレンシャルを作用せしめるべく軸(48
)をスリーブ(27)ではなくスリーブ(26)にのみ
届く長さとすれば可能である。一方、キャップ(35)
は本発明をサイドカーの駆動に利用すべく軸(54)お
よび他の前述の設備を含む標準寸法の牛車軸機構に代え
られる。勿論、短縮半車軸は太陽歯車を互いに独立とす
るため歯車内でも短縮されている必要がある。しかし、
このような実施例において、サイドカー側の車輪のトル
クがオートバイの後輪にかかるトルクより低いトルクで
駆動されるよう設計された別タイプのディファレンシャ
ルギアを使用するのが好ましい。
レンシャルギアから離隔している三輪車(二後輪型)に
ついて説明されている。これは、おなし原理が2半車軸
の一方を第2図の左側に示されるように極めて短くする
ことによって用いることができないといっているのでは
ない。ディファレンシャルを作用せしめるべく軸(48
)をスリーブ(27)ではなくスリーブ(26)にのみ
届く長さとすれば可能である。一方、キャップ(35)
は本発明をサイドカーの駆動に利用すべく軸(54)お
よび他の前述の設備を含む標準寸法の牛車軸機構に代え
られる。勿論、短縮半車軸は太陽歯車を互いに独立とす
るため歯車内でも短縮されている必要がある。しかし、
このような実施例において、サイドカー側の車輪のトル
クがオートバイの後輪にかかるトルクより低いトルクで
駆動されるよう設計された別タイプのディファレンシャ
ルギアを使用するのが好ましい。
本発明は、標準のオートバイ用ディファレンシャルギア
の変形例に基づいて説明されているが、太陽歯車や遊星
歯車などのディファレンシャルギア装置の部材がこれら
の機械的均等物に置き換えられる他の多くの装置にも利
用できる。それ故に、本発明の一定の要素は「ピニオン
手段」、「太陽歯車手段」等の総称的な語句で表現され
ている。
の変形例に基づいて説明されているが、太陽歯車や遊星
歯車などのディファレンシャルギア装置の部材がこれら
の機械的均等物に置き換えられる他の多くの装置にも利
用できる。それ故に、本発明の一定の要素は「ピニオン
手段」、「太陽歯車手段」等の総称的な語句で表現され
ている。
第1図は、本発明に用いられるディファレンシャルギア
を一部分解して示した簡略水平・垂直断面図、 第2図は、第1図に類似する、事後輪駆動モードにおけ
る本発明による機構全体の断面図、第3図は、第1図に
類似する、二後輪駆動モードにおける機構の断面図、そ
して 第4図は、事後輪駆動モードから二後輪駆動モードに変
更されたオートバイの概略斜視図である。 (II) :ケーシング、 (12) :入力部
、(13) :駆動ピニオン、 (14,28,27) ニスリーブ、(15,18)
:軸受装置、 (17) :ピニオン、(19
) :ディファレンシャルゲージ、(22,23)
: il!星歯車装置、(24,25) ニー太陽歯
車、(2L 29) :穴部、(30) :第1出
力部、 (31) :第2出力部、(33,38
) :外側ねじ、 (34,39) :内側ねじ
、(35) :キャップ、 (40,58,84) :ユニオン、(43) :
ハウジング、(46) :駆動軸、 (47)
:外側スプライン、(48) :中間部分、
(49) :第2端部、(53) :手車軸ハウジ
ング、 (54) :第1半車軸部分、 (5565):内側端部、 (58,82) :肩部
、(81) :第2半車軸ハウジング、(6B)
:手車軸。
を一部分解して示した簡略水平・垂直断面図、 第2図は、第1図に類似する、事後輪駆動モードにおけ
る本発明による機構全体の断面図、第3図は、第1図に
類似する、二後輪駆動モードにおける機構の断面図、そ
して 第4図は、事後輪駆動モードから二後輪駆動モードに変
更されたオートバイの概略斜視図である。 (II) :ケーシング、 (12) :入力部
、(13) :駆動ピニオン、 (14,28,27) ニスリーブ、(15,18)
:軸受装置、 (17) :ピニオン、(19
) :ディファレンシャルゲージ、(22,23)
: il!星歯車装置、(24,25) ニー太陽歯
車、(2L 29) :穴部、(30) :第1出
力部、 (31) :第2出力部、(33,38
) :外側ねじ、 (34,39) :内側ねじ
、(35) :キャップ、 (40,58,84) :ユニオン、(43) :
ハウジング、(46) :駆動軸、 (47)
:外側スプライン、(48) :中間部分、
(49) :第2端部、(53) :手車軸ハウジ
ング、 (54) :第1半車軸部分、 (5565):内側端部、 (58,82) :肩部
、(81) :第2半車軸ハウジング、(6B)
:手車軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕単後輪駆動モードより二後輪駆動モードへの迅速
変換可能なオートバイ用後輪駆動機構において、前記機
構がケーシングに取着されたディファレンシャルギア装
置と単一歯車駆動車軸とを含み、前記ギア装置および前
記ケーシングが駆動ピニオン手段を有する入力部分と、
第1半半車軸に連結されるよう第1穴部を有する第1太
陽歯車手段を有する第1出力部分と、第2半車軸に連結
されるよう第2穴部を有する第2太陽歯車を有する第2
出力部分とから成り、前記穴部が同心であり、かつ、前
記駆動ピニオンの軸に対して概ね巾方向とされた軸を有
し、前記第1穴部と前記第2穴部との間に前記第2穴部
から前記第1穴部まで前記穴部と形状が符合する車軸が
前記太陽歯車の双方と係合すべく通過する自由空間を設
け、前記ケーシングがその各出力部分にそれぞれの半車
軸機構を前記ケーシング、ひいては前記ディファレンシ
ャルギア装置に取着するための取着手段を備えており、
前記単一歯車駆動車軸が前記第1穴部と係合するようこ
れと一致する形状の第1端部と、前記第1端部の前記第
1穴部への嵌合時に前記第2穴部に嵌るようなされた中
間部分と、駆動車軸ハウジングに回転可能に取着されて
前記ケーシングの外まで延び、かつ、前記車軸に関連オ
ートバイの後輪を取り付ける後輪取付手段を有する第2
端部と、前記ケーシングの前記第1出力を密封閉鎖する
ため前記取着手段の前記第1出力部分と符号する形状の
キャップとから成ることを特徴とするオートバイ用後輪
駆動機構。 〔2〕内側に半車軸が回転可能に取着されている半車軸
ハウジングと、内側端部を前記ケーシングの前記出力部
分の1つに迅速解放可能に取着するため前記半車軸ハウ
ジングと連携動作する迅速解放半車軸取着手段とから成
り、前記半車軸が前記ハウジングの前記内側端を越えて
突出する内側端部を有し、かつ、前記ハウジングの前記
ケーシングへの取着時に連携する前記太陽歯車手段と係
合するためその前記穴部と一致する形状とされており、
前記半車軸が前記ハウジングの外側端部より突出し、前
記半車軸にそれぞれの後輪を取着する車輪取着手段を含
む外側端部を有する半車軸組立体をさらに有して成る請
求項1に記載の機構。 〔3〕2つの半車軸組立体を含み、各半車軸組立体が内
側に回転可能に固着された半車軸を有する半車軸ハウジ
ングと、内側端部が前記半車軸ハウジングと連携動作し
てその内側端部を前記ケーシングの各前記出力部分に迅
速解放可能に取着する迅速解放半車軸取着手段とから成
り、前記半車軸が前記各ハウジングの前記内側端部を越
えて突出し、かつ前記各ハウジングの前記ケーシングへ
の取着時に関連太陽歯車手段の各前記穴部に嵌合するよ
うその穴部と符合する形状の内側端部と、前記ハウジン
グの外側端部より突出し、各後輪を前記各半車軸に取付
けるための取付手段を含む外側端部とを有している請求
項1に記載の機構。 〔4〕前記取付手段が前記キャップと前記迅速解放半車
軸取付手段の双方と符合する形状とされている請求項1
に記載の機構。 〔5〕前記取付手段が前記太陽歯車手段の前記穴部と概
ね同心の、前記ケーシングの外側に設けられた外側ねじ
で成る請求項4に記載の機構。 〔6〕前記取付手段が前記ディファレンシャルギア装置
の両出力部分で寸法および形状が略同一とされている請
求項4に記載の機構。 〔7〕前記取付手段が各前記出力部分で前記ケーシング
の外側面に設けられた外側ねじとされている請求項6に
記載の機構。 〔8〕単後輪駆動モードより二後輪駆動モードに迅速変
換可能なオードバイ用後輪駆動機構において、駆動ピニ
オンを含む入力部分を有するケーシングに取着されたデ
ィファレンシャルギア装置と、第1半車軸に連結される
よう内側スプラインを備えた第1穴部を有する第1太陽
歯車を含む第1出力部分と、第2半車軸に連結されるよ
う内側スプラインを備えた第2穴部を有する第2太陽歯
車を含む第2出力部分とを有し、前記穴部が同心で前記
駆動ピニオンの軸に対して概ね巾方向の軸を有しており
、前記ディファレンシャルギア装置が、内側スプライン
を有する前記第1穴部と内側スプラインを備えた前記第
2穴部との間に、前記太陽歯車の双方と係合するため両
穴部と形状が符合するシャフトが通過する自由空間が形
成さけるよう配設されており、前記ケーシングの前記第
2出力部分に単後輪駆動機構を前記ケーシングおよび前
記ディファレンシャルギア装置に取着するための外側ね
じ、前記第1出力部分には閉鎖キャップを前記ケーシン
グに取着するための外側ねじが設けられており、前記単
後輪駆動機構が単一歯車駆動車軸を含んでおり、前記単
一歯車駆動車軸が前記第1穴部の前記内側スプラインと
係合するようこれと符合する形状の外側スプラインを備
えた第1端部と、前記単一歯車駆動車軸を前記両穴部に
嵌合させて前記ディファレンシャルギアボックスをしめ
るべく前記太陽歯車が作用連結されるよう、前記第2穴
部の前記内側スプラインと一致する形状を有してこれと
係合するスプラインを有する中間部と、前記ケーシング
の外方に延びて駆動車軸ハウジングに回転自在に取着さ
れ、かつ関連オートバイの後輪を前記車軸に取着する後
輪取着手段を含む第2端部とを有し、前記機構が前記駆
動車軸ハウジングの内側端部に設けられた肩部と形状が
一致し、かつ前記第2出力部の前記ケーシングの前記ね
じと対応する内側ねじを備えた第1ユニオンをさらに含
み、前記キャップに前記関連オートバイが前記単後輪駆
動モードにある際前記ケーシングの前記第1出力部分を
密閉すべく前記ケーシングの前記第1出力部分に設けら
れた前記外側ねじと符合する内側ねじが設けられている
ことを特徴とするオートバイ用後輪駆動機構。 〔9〕半車軸組立体をさらに含み、前記組立体が内側に
回転自在に取着された半車軸を有する半車軸ハウジング
と、前記第1出力部分の前記ケーシングに内側端を迅速
取外し可能に取着するため前記半車軸ハウジングと連携
作用する半車軸迅速解放取着手段とから成り、前記取着
手段が前記第1出力部分の前記ケーシング上の前記外側
ねじと符合する内側ねじを備えた第2ユニオンを含み、
前記半車軸ハウジングの前記内側端部に前記第2ユニオ
ンと同調する肩部が設けられており、前記半車軸が前記
ケーシングの前記第1出力部分の第1太陽歯車の内側ス
プラインと一致する外側スプラインを備えた内側端部を
有しており、前記内側端部が前記ハウジングの前記内側
端部を越えて突出し、かつ前記関連太陽歯車の前記穴部
に嵌るようこれと一致する形状とされており、前記半車
軸がさらに、前記ハウジングの外側端部より突出し、か
つそれぞれの第2後輪を前記半車軸に取着する車輪取着
手段を含んでいる請求項8に記載の機構。 〔10〕2つの半車軸組立体をさらに含み、各半車軸組
立体が内側に回転自在に取着された半車軸を有する半車
軸ハウジングと、それぞれの前記出力部分の前記ケーシ
ングに内側端部を迅速取外し可能に取着するためそれぞ
れの前記半車軸ハウジングと連携作用する半車軸迅速取
外し可能取着手段とから成り、前記取着手段がそれぞれ
の前記出力部分の前記ケーシング上の前記外側ねじと符
合する内側ねじを備えた第2ユニオンを含み、前記半車
軸ハウジングの前記内側端部にそれぞれの前記第2ユニ
オンと同調する肩部が設けられており、前記半車軸が前
記ケーシングのそれぞれの前記出力部分の各前記太陽歯
車の前記内側スプラインと符合する外側スプラインを備
えた内側端部を有し、前記半車軸の前記内側端部が前記
ハウジングの前記内側端部を越え延び、かつ関連の前記
太陽歯車と係合するようこれを符合しており、前記半車
軸がさらに前記ハウジングの外側端部より突出し、かつ
それぞれの第2後輪をそれぞれの前記半車軸に取着する
後輪取着手段を含む外側端部を有している請求項8に記
載の機構。 〔11〕前記ケーシングの前記外側ねじが前記キャップ
および前記ユニオンの双方と符合する請求項8に記載す
る機構。 〔12〕前記ねじが全て概ね同寸法、同形式とされ、も
って前記ユニオンが2つのみ必要とされた請求項11に
記載の機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CA000584265A CA1255516A (en) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | Rear wheel drive mechanism for a motorcycle |
CA584,265 | 1988-11-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02151589A true JPH02151589A (ja) | 1990-06-11 |
Family
ID=4139188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1042907A Pending JPH02151589A (ja) | 1988-11-28 | 1989-02-22 | オートバイ用単後輪・二後輪駆動モード変換機構 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4905787A (ja) |
JP (1) | JPH02151589A (ja) |
CA (1) | CA1255516A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19748525B4 (de) * | 1997-11-03 | 2007-01-18 | Steyr-Daimler-Puch Fahrzeugtechnik Ag & Co. Kg | Allradantriebseinheit mit Zentraldifferential |
US6199652B1 (en) | 1997-12-11 | 2001-03-13 | Vectrix Corporation | Vehicle drive wheel assembly |
US6199651B1 (en) | 1997-12-11 | 2001-03-13 | Vectrix Corporation | Vehicle drive wheel assembly |
DE19907890C1 (de) * | 1999-02-24 | 2000-09-07 | Gkn Viscodrive Gmbh | Differentialgetriebe |
US7104375B2 (en) * | 2003-07-31 | 2006-09-12 | Motoczysz Llc | Vehicle with separate gearbox clutch and back-torque-limiting slipper clutch |
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