JPH0215153B2 - - Google Patents
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- JPH0215153B2 JPH0215153B2 JP58231084A JP23108483A JPH0215153B2 JP H0215153 B2 JPH0215153 B2 JP H0215153B2 JP 58231084 A JP58231084 A JP 58231084A JP 23108483 A JP23108483 A JP 23108483A JP H0215153 B2 JPH0215153 B2 JP H0215153B2
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- grating
- scanning
- light beam
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 238000003705 background correction Methods 0.000 claims description 10
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920000535 Tan II Polymers 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は平面走査型画像走査記録装置での走
査速度変化にともなう走査光量又は記録光量の変
化を補正するシエーデイング補正に関するもので
ある。
査速度変化にともなう走査光量又は記録光量の変
化を補正するシエーデイング補正に関するもので
ある。
平面走査型の画像走査記録装置で原画を光電走
査する場合には、例えば第1図に示す如き光学系
を用いて行なわれる。第1図に於てレーザ発振器
11aの出力光ビームは、ハーフミラー等の光学
素子により、後述するグレーテイングビームBG
と走査光ビームBPに分岐される。走査光ビーム
BPはビームエキスパンダ12Pで所定のビーム径
まで拡大されてガルバノミラー13に入射され、
該ガルバノミラー13で偏向された後、対物レン
ズ14及び折返しミラー15を介して走査面A上
を図示矢印方向に走査する。そして走査面Aから
の反射光を受光センサアレイ16で光電変換する
様になつている。
査する場合には、例えば第1図に示す如き光学系
を用いて行なわれる。第1図に於てレーザ発振器
11aの出力光ビームは、ハーフミラー等の光学
素子により、後述するグレーテイングビームBG
と走査光ビームBPに分岐される。走査光ビーム
BPはビームエキスパンダ12Pで所定のビーム径
まで拡大されてガルバノミラー13に入射され、
該ガルバノミラー13で偏向された後、対物レン
ズ14及び折返しミラー15を介して走査面A上
を図示矢印方向に走査する。そして走査面Aから
の反射光を受光センサアレイ16で光電変換する
様になつている。
尚第1図には後で説明中で述べるグレーテイン
グ信号finを得る光学系も同時に示されている。
すなわち前記グレーテイングビームBGはエキス
パンダ12Gで所定のビーム径まで拡大されてガ
ルバノミラー13に入射され、該ガルバノミラー
13で偏向された後、対物レンズ14を介してグ
レーテイング17に入射される。グレーテイング
17の格子間〓を通過したビームは受光センサア
レイ18に入射され、該受光センサアレイ18か
らグレーテイング信号finを得る様になつている。
グ信号finを得る光学系も同時に示されている。
すなわち前記グレーテイングビームBGはエキス
パンダ12Gで所定のビーム径まで拡大されてガ
ルバノミラー13に入射され、該ガルバノミラー
13で偏向された後、対物レンズ14を介してグ
レーテイング17に入射される。グレーテイング
17の格子間〓を通過したビームは受光センサア
レイ18に入射され、該受光センサアレイ18か
らグレーテイング信号finを得る様になつている。
上記光学系の構成に於てガルバノミラー13は
V=V0sinωt ……(1)
V0:駆動信号の最大振幅
ω:角速度
なる信号V(Volt)でモータ駆動される。従つて
ガルバノミラー13の振れ角θ(rad)は θ=θ0sinωt ……(2) θ0:ガルバノミラーの最大振れ角(rad) で表わされる。
ガルバノミラー13の振れ角θ(rad)は θ=θ0sinωt ……(2) θ0:ガルバノミラーの最大振れ角(rad) で表わされる。
第2図は上記ガルバノミラー13で走査光ビー
ムBPが偏向され走査面A上を走査する状態を拡
大して示したものでここでは、折返しミラー15
は省略されている。
ムBPが偏向され走査面A上を走査する状態を拡
大して示したものでここでは、折返しミラー15
は省略されている。
同図中、走査光ビームBPの振り幅L(mm)は対
物レンズ14の焦点距離をf(mm)としたとき次
の如くになる。
物レンズ14の焦点距離をf(mm)としたとき次
の如くになる。
L=2・y≒2・f・tan2θ=2・f
・tan(2・θ0・sinωt)……(3) また該ビームBPの走査速度vは v=αL/αt=k1・cosωt/cos2(2・θ0・sinωt
) ……(4) (ただし、k1=4・f・θ0・ω) となる。
・tan(2・θ0・sinωt)……(3) また該ビームBPの走査速度vは v=αL/αt=k1・cosωt/cos2(2・θ0・sinωt
) ……(4) (ただし、k1=4・f・θ0・ω) となる。
また、当該光学系においては、走査面Aにおけ
る光ビームのスポツト径が一定であるため、該ビ
ームBPが単位長さlを通過する時間Tは T=l/v=l/k・cos2(2・θ0・sinωt)/cos
ωt ……(5) で表わされる。
る光ビームのスポツト径が一定であるため、該ビ
ームBPが単位長さlを通過する時間Tは T=l/v=l/k・cos2(2・θ0・sinωt)/cos
ωt ……(5) で表わされる。
従つて走査面A上での走査光量Eは次式(6)で表
わせる。
わせる。
E=P・T
=P・k2・cos2(2・θ0・sinωT)/cosωt
……(6)
P:レーザービームのパワー(W)
k2=l/k1
上記(6)式で与えられる走査光量E(W・sec=
J)を規格化した1例をグラフで示すと第3図の
如くになり、かかる光量の走査光ビームBPによ
り原画を走査して画像信号を得た場合該画像信号
は中心部が小さく周辺部が大きくなつて正確な画
像信号を得ることはできない。そこで従来から走
査光ビームの走査速度の変化にともなう走査光量
の変化を補正するため、シエーデイング補正が行
なわれている。このシエーデイング補正の1例と
しては、例えば特開昭58−27466に開示された如
きものがあり、ここでは特定走査位置に対応させ
たシエーデイング補正係数を、あらかじめメモリ
装置に記憶させておき、画像信号に対してシエー
デイング補正を行なう方法が開示されている。し
かしながらこの方法に於てはメモリ装置が必要で
あること、また上記メモリ装置の容量を小さくす
るために前記特定走査位置以外の位置の補正係数
は補間計算によつて得ているので該計算のための
複雑な回路及び係数計算のためのソフトウエアが
必要となる欠点がある。また、かかる係数計算に
は、回路の応答性が限定される計算速度の限界が
あり、リアルタイムの補正が困難であつた。
J)を規格化した1例をグラフで示すと第3図の
如くになり、かかる光量の走査光ビームBPによ
り原画を走査して画像信号を得た場合該画像信号
は中心部が小さく周辺部が大きくなつて正確な画
像信号を得ることはできない。そこで従来から走
査光ビームの走査速度の変化にともなう走査光量
の変化を補正するため、シエーデイング補正が行
なわれている。このシエーデイング補正の1例と
しては、例えば特開昭58−27466に開示された如
きものがあり、ここでは特定走査位置に対応させ
たシエーデイング補正係数を、あらかじめメモリ
装置に記憶させておき、画像信号に対してシエー
デイング補正を行なう方法が開示されている。し
かしながらこの方法に於てはメモリ装置が必要で
あること、また上記メモリ装置の容量を小さくす
るために前記特定走査位置以外の位置の補正係数
は補間計算によつて得ているので該計算のための
複雑な回路及び係数計算のためのソフトウエアが
必要となる欠点がある。また、かかる係数計算に
は、回路の応答性が限定される計算速度の限界が
あり、リアルタイムの補正が困難であつた。
また、他の例としては、例えば特公昭58−
19187に開示された如きものがあり、ここでは前
記例に於ける如く、補正係数そのものをメモリ装
置に記憶させるのでなく、該メモリ装置には補正
係数の逆数を記憶しておき、掛算によつて入力信
号に対してシエーデイング補正をする方法が開示
されている。この場合、メモリ容量を減少させる
べく補正係数の逆数からある定数を引いた値をメ
モリ装置に記憶させる様にしているが、前記例と
同様、メモリ装置が必要であり、演算回路が複雑
であるので高価となる難点がある。更に他の公知
例として、例えば特開昭57−119565があるが、こ
こでも補正値をメモリ装置に記憶させておき、該
補正値に基づいて入力信号を補正する方法が示さ
れている。この方法は前記2つの公知例と同じく
メモリ装置や演算回路を必要とするという難点に
加えて、予め基準面(白紙原稿)を光電走査して
上記補正値を作る必要があり、操作上の難点をも
伴つている。
19187に開示された如きものがあり、ここでは前
記例に於ける如く、補正係数そのものをメモリ装
置に記憶させるのでなく、該メモリ装置には補正
係数の逆数を記憶しておき、掛算によつて入力信
号に対してシエーデイング補正をする方法が開示
されている。この場合、メモリ容量を減少させる
べく補正係数の逆数からある定数を引いた値をメ
モリ装置に記憶させる様にしているが、前記例と
同様、メモリ装置が必要であり、演算回路が複雑
であるので高価となる難点がある。更に他の公知
例として、例えば特開昭57−119565があるが、こ
こでも補正値をメモリ装置に記憶させておき、該
補正値に基づいて入力信号を補正する方法が示さ
れている。この方法は前記2つの公知例と同じく
メモリ装置や演算回路を必要とするという難点に
加えて、予め基準面(白紙原稿)を光電走査して
上記補正値を作る必要があり、操作上の難点をも
伴つている。
この発明は上記従来の事情に鑑みてなされたも
のであり、その第1の要点は画像走査記録装置に
よつて得た画像信号に走査光ビームの速度変化に
対応する補正信号を、リアルタイムで掛け合わせ
ることにある。そして、第2の発明の要点は、画
像走査記録装置によつて得た画像信号に、所要の
処理を施して得た記録信号に、記録光ビームの速
度変化に対応する補正信号を、リアルタイムで掛
け合わせることにある。ここでは該補正信号とし
てグレーテイング信号から導き出される信号を用
いており、従つて回路的には上記掛け合わせを行
う乗算回路を設けるだけでよく回路の簡略化を図
ることができる。
のであり、その第1の要点は画像走査記録装置に
よつて得た画像信号に走査光ビームの速度変化に
対応する補正信号を、リアルタイムで掛け合わせ
ることにある。そして、第2の発明の要点は、画
像走査記録装置によつて得た画像信号に、所要の
処理を施して得た記録信号に、記録光ビームの速
度変化に対応する補正信号を、リアルタイムで掛
け合わせることにある。ここでは該補正信号とし
てグレーテイング信号から導き出される信号を用
いており、従つて回路的には上記掛け合わせを行
う乗算回路を設けるだけでよく回路の簡略化を図
ることができる。
以下、この発明を詳細に説明する。
第4図は、画像走査記録装置全体を制御するた
めに必要な、同期信号を得るための公知の位相同
期ループ回路(以下、PLL回路と称する。)3の
1例を示すもので、かかるPLL回路3は、通常、
位相比較器31、低域フイルタ32、電圧制御発
振器33、分周器34から構成されている。かか
るPLL回路3に、前記した如くして得られるグ
レーテイング信号fin(第5図a)が入力される
と、通常第5図cに示す如き分周された同期信号
foutが得られる。ところでこのPLL回路3に用い
られている低域フイルタ32の出力電圧VLPFは第
5図bの如く走査光ビームBPの走査速度に対応
し、 VLPF∝k4・v ……(7) (ただし、k4は定数) で表わされる。
めに必要な、同期信号を得るための公知の位相同
期ループ回路(以下、PLL回路と称する。)3の
1例を示すもので、かかるPLL回路3は、通常、
位相比較器31、低域フイルタ32、電圧制御発
振器33、分周器34から構成されている。かか
るPLL回路3に、前記した如くして得られるグ
レーテイング信号fin(第5図a)が入力される
と、通常第5図cに示す如き分周された同期信号
foutが得られる。ところでこのPLL回路3に用い
られている低域フイルタ32の出力電圧VLPFは第
5図bの如く走査光ビームBPの走査速度に対応
し、 VLPF∝k4・v ……(7) (ただし、k4は定数) で表わされる。
従つてこの低域フイルタ32の出力信号VLPFの
ゲイン・オフセツトを調整して反転させた信号
V※LPF と前記(6)式に示す走査面上での光量E を乗算すると、 V※LPF ×E∝ =P・l・k4(定数) ……(8) となり、速度変化に関係のない一定値を得ること
ができる。
ゲイン・オフセツトを調整して反転させた信号
V※LPF と前記(6)式に示す走査面上での光量E を乗算すると、 V※LPF ×E∝ =P・l・k4(定数) ……(8) となり、速度変化に関係のない一定値を得ること
ができる。
第6図は上記原理を画像走査記録装置の走査側
に適用した回路の1例を示すものであり、又第7
図は第6図に示した各信号波形を示したものであ
る。まず第7図dに示す如くの基準面例えば白色
を光電走査して得た入力画像信号VPはアンプ2
1を介してVPU(第7図d)として乗算器22a
の一方の端子に入力される。一方、PLL回路3
の低域フイルタ32から出力される第7図bの如
き信号VLPFは波形調整回路23aでゲインもしく
はオフセツト調整されて、第7図cに示す如き信
号V※LPF に変換された後、乗算回路22aの他方
の端子に入力される。乗算器22aでは前記2つ
の信号が掛け合わされ第7図eの如くシエーデイ
ング補正された画像信号Vdataが得られる。該画
像信号Vdataは次に、A/D変換回路24に入力
され、階調修正等の信号処理回路25に入力され
る。
に適用した回路の1例を示すものであり、又第7
図は第6図に示した各信号波形を示したものであ
る。まず第7図dに示す如くの基準面例えば白色
を光電走査して得た入力画像信号VPはアンプ2
1を介してVPU(第7図d)として乗算器22a
の一方の端子に入力される。一方、PLL回路3
の低域フイルタ32から出力される第7図bの如
き信号VLPFは波形調整回路23aでゲインもしく
はオフセツト調整されて、第7図cに示す如き信
号V※LPF に変換された後、乗算回路22aの他方
の端子に入力される。乗算器22aでは前記2つ
の信号が掛け合わされ第7図eの如くシエーデイ
ング補正された画像信号Vdataが得られる。該画
像信号Vdataは次に、A/D変換回路24に入力
され、階調修正等の信号処理回路25に入力され
る。
第8図は画像走査記録装置の記録側にこの発明
を適用した場合の1実施例を示すものであり、第
9図は第8図に於ける各信号の波形を示すもので
ある。ここで用いられる光学系は記録光ビーム
BRがドライブ回路5で制御される音響光学光変
調素子(AOM)6で変調されている点を除いて
は第1図に示した光学系と略同じである。すなわ
ちレーザ発振器11bから出力された光ビームは
記録光ビームBRとグレーテイングビームBGに分
岐され、該記録光ビームBRはガルバノミラー1
3と対物レンズ14更に、折返しミラー15bを
介してドラムD上に装着された感光材料Eに照射
される。
を適用した場合の1実施例を示すものであり、第
9図は第8図に於ける各信号の波形を示すもので
ある。ここで用いられる光学系は記録光ビーム
BRがドライブ回路5で制御される音響光学光変
調素子(AOM)6で変調されている点を除いて
は第1図に示した光学系と略同じである。すなわ
ちレーザ発振器11bから出力された光ビームは
記録光ビームBRとグレーテイングビームBGに分
岐され、該記録光ビームBRはガルバノミラー1
3と対物レンズ14更に、折返しミラー15bを
介してドラムD上に装着された感光材料Eに照射
される。
グレーテイング信号を得るための光学系及び
PLL回路3は第6図に示したものと全く同じで
あり、両者は走査側と記録側で共用することもで
きる。更に、グレーテイング17を通過した光ビ
ームは受光センサアレイ18で光電変換されて、
最終的には波形調整回路23bから、 第9図cの如き信号V※LPF がアナログ乗算器 22bに入力されることは第6図の説明内容と同
じであるので詳述しない。
PLL回路3は第6図に示したものと全く同じで
あり、両者は走査側と記録側で共用することもで
きる。更に、グレーテイング17を通過した光ビ
ームは受光センサアレイ18で光電変換されて、
最終的には波形調整回路23bから、 第9図cの如き信号V※LPF がアナログ乗算器 22bに入力されることは第6図の説明内容と同
じであるので詳述しない。
画像信号処理回路4で階調修正され、更に網目
版画像を記録するための信号に変換された第9図
dの如き信号VSはアナログ乗算器22bに入力
される。
版画像を記録するための信号に変換された第9図
dの如き信号VSはアナログ乗算器22bに入力
される。
上記の如くにアナログ乗算器22bに入力され
た信号 V※LPF と信号VSは相互に掛け合わされて、 第9図eに示す如き信号Voutとなり、AOMドラ
イブ回路5に入力され、更にそのドライブ回路5
の出力信号VAOM(第9図f)がAOM6に入力さ
れることによつて第9図gの如くに変調された記
録光ビームBRを得る。この記録光ビームBRが冒
頭に記述した如くに信号V0(=sinωt)で駆動さ
れるガルバノミラーに入射偏向されることによつ
て第9図hに示す如くの露光量が一定である記録
画像を得ることができるのである。
た信号 V※LPF と信号VSは相互に掛け合わされて、 第9図eに示す如き信号Voutとなり、AOMドラ
イブ回路5に入力され、更にそのドライブ回路5
の出力信号VAOM(第9図f)がAOM6に入力さ
れることによつて第9図gの如くに変調された記
録光ビームBRを得る。この記録光ビームBRが冒
頭に記述した如くに信号V0(=sinωt)で駆動さ
れるガルバノミラーに入射偏向されることによつ
て第9図hに示す如くの露光量が一定である記録
画像を得ることができるのである。
なお、上記した説明では、この発明を走査側も
しくは記録側に適用した場合について記載した
が、走査側および記録側の両方同時に適用し得る
ことは自明である。また、走査側だけから成る画
像入力装置、または記録側だけから成る画像出力
装置にも、それぞれ、適用できることはいうまで
もない。
しくは記録側に適用した場合について記載した
が、走査側および記録側の両方同時に適用し得る
ことは自明である。また、走査側だけから成る画
像入力装置、または記録側だけから成る画像出力
装置にも、それぞれ、適用できることはいうまで
もない。
以上説明した様に本発明の第1の発明は、ガル
バノミラー等の光ビーム偏向手段によつて偏向さ
れる走査光ビームにより原画を走査線順次に光電
走査してその原画の画像信号を得るに際し、走査
光ビームの走査速度の変化に伴う走査光量の変化
を補正するシエーデイング補正方法であつて、前
記走査光ビームに同期して偏向されるグレーテイ
ングビームによりグレーテイング格子を走査し、
そのグレーテイング格子を経て得られたグレーテ
イング信号を位相同期ループ回路に入力し、この
位相同期ループ回路に内蔵され位相比較器の出力
信号が入力される低域フイルタからの出力信号を
調整して補正信号を形成し、この補正信号を前記
画像信号に掛け合わせるので、走査光量の変化を
補正する場合に於いて、補正係数を収納するため
のメモリ装置や補正計算を行うための回路を必要
とせず、装置全体のコストを下げることができる
等、実用上多大の効果を有している。
バノミラー等の光ビーム偏向手段によつて偏向さ
れる走査光ビームにより原画を走査線順次に光電
走査してその原画の画像信号を得るに際し、走査
光ビームの走査速度の変化に伴う走査光量の変化
を補正するシエーデイング補正方法であつて、前
記走査光ビームに同期して偏向されるグレーテイ
ングビームによりグレーテイング格子を走査し、
そのグレーテイング格子を経て得られたグレーテ
イング信号を位相同期ループ回路に入力し、この
位相同期ループ回路に内蔵され位相比較器の出力
信号が入力される低域フイルタからの出力信号を
調整して補正信号を形成し、この補正信号を前記
画像信号に掛け合わせるので、走査光量の変化を
補正する場合に於いて、補正係数を収納するため
のメモリ装置や補正計算を行うための回路を必要
とせず、装置全体のコストを下げることができる
等、実用上多大の効果を有している。
そして、本発明の第2の発明は、ガルバノミラ
ー等の光ビーム偏向手段によつて偏向される記録
光ビームにより感光材料を走査し、画像信号に所
定のデータ処理が施された記録信号によつて記録
光ビームを変調制御して複製画像を記録するに際
し、記録光ビームの走査速度の変化に伴う記録光
量の変化を補正するシエーデイング補正方法であ
つて、前記記録光ビームに同期して偏向されるグ
レーテイングビームによりグレーテイング格子を
走査し、そのグレーテイング格子を経て得られた
グレーテイング信号を位相同期ループ回路に入力
し、この位相同期ループ回路に内蔵され位相比較
器の出力信号が入力される低域フイルタからの出
力信号を調整して補正信号を形成し、この補正信
号を前記記録信号に掛け合わせるので、記録光量
の変化を補正する場合に於いても、補正計算を行
うための回路を必要とせず、装置全体のコストを
下げることができる等、実用上顕著な効果を奏す
るのである。
ー等の光ビーム偏向手段によつて偏向される記録
光ビームにより感光材料を走査し、画像信号に所
定のデータ処理が施された記録信号によつて記録
光ビームを変調制御して複製画像を記録するに際
し、記録光ビームの走査速度の変化に伴う記録光
量の変化を補正するシエーデイング補正方法であ
つて、前記記録光ビームに同期して偏向されるグ
レーテイングビームによりグレーテイング格子を
走査し、そのグレーテイング格子を経て得られた
グレーテイング信号を位相同期ループ回路に入力
し、この位相同期ループ回路に内蔵され位相比較
器の出力信号が入力される低域フイルタからの出
力信号を調整して補正信号を形成し、この補正信
号を前記記録信号に掛け合わせるので、記録光量
の変化を補正する場合に於いても、補正計算を行
うための回路を必要とせず、装置全体のコストを
下げることができる等、実用上顕著な効果を奏す
るのである。
第1図は画像走査記録装置の走査側の光学系図
であり、第2図は第1図主要部の拡大図であり、
第3図は第1図の光学系を用いた場合の走査面上
の露光量であり、第4図はPLL回路図、第5図
はPLL回路図の各部の電圧波形図、第6図はこ
の発明を画像走査記録装置の走査側に適用した場
合の1実施例図、第7図は第6図の各部の電圧波
形図、第8図はこの発明を画像走査記録装置の記
録側に適用した場合の1実施例図、第9図は第8
図の各部の電圧波形図である。
であり、第2図は第1図主要部の拡大図であり、
第3図は第1図の光学系を用いた場合の走査面上
の露光量であり、第4図はPLL回路図、第5図
はPLL回路図の各部の電圧波形図、第6図はこ
の発明を画像走査記録装置の走査側に適用した場
合の1実施例図、第7図は第6図の各部の電圧波
形図、第8図はこの発明を画像走査記録装置の記
録側に適用した場合の1実施例図、第9図は第8
図の各部の電圧波形図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガルバノミラー等の光ビーム偏向手段によつ
て偏向される走査光ビームにより原画を走査線順
次に光電走査してその原画の画像信号を得るに際
し、走査光ビームの走査速度の変化に伴う走査光
量の変化を補正するシエーデイング補正方法であ
つて、 前記走査光ビームに同期して偏向されるグレー
テイングビームによりグレーテイング格子を走査
し、そのグレーテイング格子を経て得られたグレ
ーテイング信号を位相同期ループ回路に入力し、
この位相同期ループ回路に内蔵され位相比較器の
出力信号が入力される低域フイルタからの出力信
号を調整して補正信号を形成し、この補正信号を
前記画像信号に掛け合わせることを特徴とする、
シエーデイング補正方法。 2 ガルバノミラー等の光ビーム偏向手段によつ
て偏向される記録光ビームにより感光材料を走査
し、画像信号に所定のデータ処理が施された記録
信号によつて記録光ビームを変調制御して複製画
像を記録するに際し、記録光ビームの走査速度の
変化に伴う記録光量の変化を補正するシエーデイ
ング補正方法であつて、 前記記録光ビームに同期して偏向されるグレー
テイングビームによりグレーテイング格子を走査
し、そのグレーテイング格子を経て得られたグレ
ーテイング信号を位相同期ループ回路に入力し、
この位相同期ループ回路に内蔵され位相比較器の
出力信号が入力される低域フイルタからの出力信
号を調整して補正信号を形成し、この補正信号を
前記記録信号に掛け合わせることを特徴とする、
シエーデイング補正方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58231084A JPS60123168A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | シエ−デイング補正方法 |
US06/671,984 US4691241A (en) | 1983-12-06 | 1984-11-15 | Method and system for compensating for a shading phenomenon |
GB08430654A GB2151876B (en) | 1983-12-06 | 1984-12-05 | Shading correction in image reproducing system |
DE19843444581 DE3444581A1 (de) | 1983-12-06 | 1984-12-06 | Verfahren und vorrichtung zur kompensation eines schattenphaenomens |
GB08703957A GB2185654B (en) | 1983-12-06 | 1987-02-20 | Shading correction of image signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58231084A JPS60123168A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | シエ−デイング補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60123168A JPS60123168A (ja) | 1985-07-01 |
JPH0215153B2 true JPH0215153B2 (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=16918031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58231084A Granted JPS60123168A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | シエ−デイング補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60123168A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6169259A (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 走査速度変動補正手段を備えた読取走査装置 |
JPS6189765A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録走査装置 |
-
1983
- 1983-12-06 JP JP58231084A patent/JPS60123168A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60123168A (ja) | 1985-07-01 |
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