JPH02151287A - 光ディスクの記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、　　ＣＬ　Ｖ　（Ｄｏｎｓｔａｎｔ　１ｉ
ｎｅａｒ　ｖｅｌｏｃｉ−１ｙ：線速度一定）制御を行
なう光ディスク（光磁気ディスクを含む）の記録再生装
置に関する。

従来の技術 光ディスクの記録再生にはＣＬＶが採用され。

光ディスクの光ヘッドによる記録再生箇所の線速度が一
定となるように光ディスクの回転数が制御される。線速
度を一定とするには光ヘッドの径方向の位置に応じてモ
ータの回転数を変化させる必要がある。このため従来は
たとえば光ディスク上に記録されている同期信号を速度
信号として用い、水晶から出力される信号を基準信号と
して利用してスピンドル・モータをＰ　Ｌ　Ｌ　（Ｐｈ
ａｓｅｌｏｃｋｅｄ　１ｏｏｐ）制御して光ディスクの
回転をＣＬＶ制御している。

しかしながら同期信号は先ディスクの回転線速度が規定
線速度のきわめて近い範囲にあるときしか再生すること
ができないので、この範囲内で光ディスクが回転してい
ない限り同期信号の再生をすることができない。このた
め同期信号を再生することができないときにはスピンド
ル・モータの回転速度に関する指標を失なうことになる
。

発明が解決しようとする課題 ＣＬＶ制御を採用する光ディスクの記録再生装置では光
ヘッドの位置によりスピンドル・モータの回転数が変化
する。このため、同期信号を速度信号として用いて、水
晶から出力される信号の周波数とＰＬＬ制御を行ってい
る記録再生装置では、シーク時に、同期信号が乱れ、ス
ピンドル・モータの回転数が不安定となるので同期が安
定するまでに、ある一定時間（ＰＬＬ制御が引き込む時
間）が必要となり、ＣＬＶＩＩＩｍにおけるシステムの
シーク時間の短縮化を阻んでいる。この発明は、シーク
時のアクセスタイムの短縮化を目的とするものである。

課題を解決するための手段 この発明は、線速度一定制御方式の光ディスク記録再生
装置において、光ディスクを回転駆動するスピンドル・
モータと、上記スピンドル中モータの回転数に比例した
周波数の信号を出力する周波数発生器と、上記周波数発
生器から出力される信号の周波数を計数する計数手段と
、上記計数手段による計数値をディレクトリ・エリアに
記録再生する計数値記録再生手段と、上記記録再生手段
によってディレクトリ・エリアから読出された計数値に
もとづいて光ディスクのデータ・シーク時に上記スピン
ドル・モータを回転制御するモータ制御手段とを備えた
ことを特徴とする。

作　　用 光ディスクへのデータの記録時に上記計数手段によって
上記周波数発生器から出力される信号の周波数（これは
光ディスクの回転速度を表わしている）が計数される。

そしてこの計数値が上記計数値記録再生手段によってデ
ィレクトリ・エリアに記録される。再生開始時には上記
計数値記録再生手段によってディレクトリ拳エリアから
計数値を読出して計数値に比例した電圧をスピンドル・
モータの駆動回路に印加する。スピンドル・モータの回
転により周波数発生器から出力される信号の周波数を計
数し、上記記録再生手段から読出した計数値とが等しく
なるとモータの回転が一定の目標値に達したとしてＰＬ
Ｌ制御に移行する。

このようにして光ヘッドのアクセス位置に適合した速度
となるようにスピンドル・モータの回転を迅速に°制御
でき、ＰＬＬ制御の引き込み時間。

したがってシーク・タイム（アクセス時間）を短縮する
ことができる。

ディレクトリ・エリアはコンピュータ等の制御装置のメ
モリに存在してもよいし、先ディスク上の所定の領域上
に存在してもよい。

実施例 図面はこの発明による光ディスク記録再生装置を光磁気
ディスク記録再生装置に適用した場合のブロック図を示
している。

まず、データの書込み時について述べる。

光磁気ディスク１への記録の書込み時には光磁気ディス
ク１をＰＬＬでＣＬＶ制御して行なう。

ＰＬＬについては再生時の動作において詳述する。光磁
気ディスク１の回転がＣＬＶ制御によって所定値になる
と、記録データがシステム・コントローラとしてのＣＰ
Ｕ５からエンコーダ・ユニット１７に与えられ、エンコ
ーダ・ユニット１７によってエンコードされた記録デー
タが記録増幅器１８で増幅され、増幅された記録データ
が光磁気ヘッド１０によって光磁気ディスク１に記録さ
れる。

スピンドル・モータ２はドライバ９によって駆動される
。モータ２と同軸に設けられた周波数発生器（ＦＧ）３
からモータ２の回転数に比例した周波数をもつ信号（Ｆ
Ｇパルス）が出力される。

このＦＧパルスはカウンタ４に与えられ、カウンタの計
数値がＣＰＵ５に取り込まれる。ＣＰＵ５に取り込まれ
た計数値は光磁気ディスク１上の先頭アドレス、データ
長その他のディレクトリ情報とともにメモリ２０のディ
レクトリ・エリアにこれらの情報を書込むときに一緒に
記憶される。

次に記録データの再生時の動作について述べる。

スピンドル・そ−夕２の始動時にはスイッチ８はＡ端子
側になっている。ＣＰＵ５によってメモリ２０のディレ
クトリ・エリアに記憶されている。

アクセスすべき箇所に対応したＦＣパルスの計数値が読
取られる。読取られた計数値はＤ／Ａ（ディジタル／ア
ナログ）変換器６に与えられてアナログ信号に変換され
る。次に低域通過フィルタ（ＬＰＦ）７に入力し、高域
成分が除去された後スイッチ８のＡ端子に与えられる。

これによりスピンドル・モータ２を駆動するドライバ９
にＦＧパルスの計数値に比例した電圧が与えられる。ド
ライバ９は印加される電圧に応じた回転速度となるよう
にスピンドル・モータ２を駆動する。

スピンドル・モータ２が回転すると周波数発生器３から
出力されるＦＧパルスがカウンタ４で計数され、ＣＰＵ
５に与えられる。カウンタ４から入力する計数値がメモ
リ２０から読取った上記の計数値と等しくなると、スピ
ンドル・モータ２か所期の回転速度に達したとＣＰＵ５
によりて判断される。これによりＣＰＵ５から制御信号
が出力されスイッチ８はＡ端子側からＢ端子側へと切換
えられる。そしてＰＬＬ制御に移行する。このようにし
てスピンドル・モータ２は迅速に所期の速度に達しシー
ク時間の短縮を図ることができる。

光磁気ディスク１に記録されているデータは光磁気ヘッ
ドＩＯによって読取られ再生増幅器１１で増幅される。

増幅されたデータはデコーダ・ユニット１２および同期
検出回路１３に与えられる。デコーダ・ユニット１２に
与えられた記録データはデコードされた後に読取りデー
タとしてＣＰＵ５に入力しインターフェイス（図示時）
を介して外部に出力される。

一方同期検出回路１３に与えられた記録データは検出回
路１３で光磁気ディスク１上の同期信号が検出された後
位相比較器１５に与えられる。位相比較器１５には水晶
発振回路Ｉ４からの基準周波数の基準信号が与えられて
おり、同期検出回路１３から入力する信号とこの基準信
号の位相が比較され、その位相差に比例した信号を出力
する。この位相差を表わす信号は低域通過フィルタＩＢ
を通ってスイッチ８のＢ端子に与えられることにより、
上記位相差を低減するようにドライバ９によってモータ
２が１駆動される。これによりスピンドル・モータ２の
回転が制御され、光磁気ディスク１は光磁気ヘッド１０
の位置に応じて常に一定の線速度で回転するように制御
される。

上述の実施例においてはディレクトリ・エリアがメモリ
２０に設けられているが、光磁気ディスク１上の所定の
箇所（この箇所をアクセスするための回転速度があらか
じめ分りでいる）にディレクトリ・エリアを設けるよう
にすればメモリ２０は不要となる。

発明の効果 再生起動時には、アクセスすべき光ディスク上の位置に
応じた光ディスクの回転数を表わすデータをディレクト
リ・エリアから読出して、このデータを用いて光ディス
クの回転数を直接に制御するので線速度一定とするＰＬ
Ｌ制御への引き込み時間を短縮することが可能となりシ
ーク時間を短縮することができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すブロック図である。 １・・・光磁気ディスク。 ２・・・スピンドル中モータ。 ３・・・周波数発生器。 ４・・・カウンタ。 ８・・・スイッチ。 ９・・・ドライバ。 ｌＯ・・・光磁気ヘッド。 ２０・・・メモリ。 以　　上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 線速度一定制御方式の光ディスク記録再生装置において
   、 光ディスクを回転駆動するスピンドル・モータと、 上記スピンドル・モータの回転数に比例した周波数の信
   号を出力する周波数発生器と、 上記周波数発生器から出力される信号の周波数を計数す
   る計数手段と、 上記計数手段による計数値をディレクトリ・エリアに記
   録再生する計数値記録再生手段と、上記記録再生手段に
   よってディレクトリ・エリアから読出された計数値にも
   とづいて光ディスクのデータ・シーク時に上記スピンド
   ル・モータを回転制御するモータ制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスクの記録再生装置。