JPH0215027Y2 - - Google Patents

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JPH0215027Y2
JPH0215027Y2 JP1984159064U JP15906484U JPH0215027Y2 JP H0215027 Y2 JPH0215027 Y2 JP H0215027Y2 JP 1984159064 U JP1984159064 U JP 1984159064U JP 15906484 U JP15906484 U JP 15906484U JP H0215027 Y2 JPH0215027 Y2 JP H0215027Y2
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Japan
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stand
locking
shaft
stand shaft
piece
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JP1984159064U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自転車のスタンドに関する。
(従来の技術) 従来、自転車は、錠前を自転車本体のフレーム
に固定し、該錠前に設けられたロツクアームを車
輪のスポーク間に突出させたり、あるいはチエー
ンを車輪に絡ませて施錠しており、その操作は手
数が掛かり、煩雑であつた。
(考案が解決しようとする問題点) そこでこの考案は、施錠が極めて簡単に行え、
盗難防止に役立つ自転車のスタンドを提供するも
のである。
(問題点を解決するための手段) 以下、この考案の一実施例を図面に従つて説明
すると、車輪固定軸29に回動自在に枢着される
と共に、ピン2でスタンド軸1を固定した錠前機
構ユニツト3からなり、錠前機構ユニツト3は、
側板6と蓋7で被覆されており、内部には基軸部
12と係止片5とそして錠前ユニツト17から構
成されている。
まず、基軸部12は、錠前機構ユニツト3を車
輪固定軸29に枢支すると共に、回動片10を一
体に形成している。そして回動片10には、回動
片11と一体に形成されたレバー13と、側板6
に突設するストツパーピン15,21の移動範囲
を限定させるためのストツパー片16,22を設
けている。
更に、基軸部12には前記回動片10と同径の
回動片11を回動自在に嵌挿しており、回動片1
0と重ね合う状態にある。
次に、係止片5は、周縁の一部に係合爪4を設
け、ピン8で側板6と蓋7に枢支しており、該係
止片5は、複合し重なり合つた回動片10,11
の周縁25に穿設した凹溝26,27と係合爪4
が嵌まることにより係合するものである。
二枚に重複された回動片の溝はレバー13の操
作により、回動片11が回動すると溝26は回動
片10の溝27と一体となつたり、離れた位置に
移動するためその結果凹溝26,27への係合爪
4の係合,非係合を容易に選択できるのである。
また、係止片5の一部には、鍵による解錠操作
時に連動する開錠用金具19が係止片5を押圧回
動させるべく設けたピン20と解錠操作後に弾性
部材9によつて離脱状態の姿勢を保持された係止
片5の係合爪4を、復帰誘導片23にそつて回動
片10,11の周縁上に復帰させるべく設けたピ
ン24をそれぞれ設けている。
また、解錠操作後のスタンド軸1の跳ね上げ操
作時においては、同位置に重なり合つた凹溝2
6,27に係止片5のピン24近辺が嵌着し、ス
タンド軸1の回動を妨げる恐れがあるのでそれを
防止するため基軸部12に嵌着防止片23′を設
けている。
(作用) 次にこの考案の作用について述べると、スタン
ド軸1が方向Bへ回動〔即ち、スタンド軸1を起
立させる〕すると、係合爪4は、複合する回動片
10,11の周縁25に弾性部材9により押圧さ
れながら摺動し、スタンド軸1の回動が起立する
角度まで達すると、複合する回動片10,11の
有する凹溝27,26〔この場合、両凹溝は並列
している〕に係合爪4が弾性部材9に押圧されな
がら嵌着する。その結果、基端部12に回動可能
に枢着された錠前機構ユニツト3はスタンド軸1
と共に、方向Aへの回動運動を規制される。
そして同時に錠前機構ユニツト3の側板6に固
定されたストツパーピン15は、回動片10に設
けたストツパー片16に到達してスタンド軸1の
方向Bへの回動運動は停止し、A及びB両方向へ
のスタンド軸1の回動運動は規制され起立する角
度に固定されることにより自転車本体の盗難防止
を図ることが出来る。
そして、起立する角度に固定されたスタンド軸
1の方向Aへの回動運動の規制を解除する解錠操
作は、錠前機構ユニツト3の蓋7に取りつけられ
た錠前ユニツト17の鍵穴18に鍵を差し込み、
解錠操作を行うことにより連動する半円形の開錠
用金具19が係合爪4を有する係止片5に固定さ
れたピン20を外側に押しやることにより、複合
する回動片10,11の有する凹溝27,26に
係合する係合爪4は離脱し、スタンド軸1は方向
Aへの回動運動の規制を解除される。規制を解除
されたスタンド軸1は、自転車のスタンドの跳ね
上げ操作によつて水平な状態に達すると、錠前機
構ユニツト3の側板6に固定されるストツパーピ
ン21が、回動片10に突設したストツパー片2
2に到達することによつて、スタンド軸1の方向
Aへの回動運動が停止し弾性部材14により水平
に保たれる。
そして、解錠操作によつて、複合する回動片1
0及び11の有する凹溝27,26から離脱した
係合爪4を有する係止片5は、弾性部材9によつ
て離脱状態の姿勢を保持されるが、方向Aへのス
タンド軸1の回動運動に従つて係合爪4を有する
係止片5に固定されるピン24を基軸部12に突
設する復帰誘導片23が外側に押しやり、スタン
ド軸1が跳ね上がり水平に保持されると同時に、
係合爪4は複合する回動片10,11の周縁25
に弾性部材9によつて圧着され圧着状態に復帰を
完了する。
便宜上、施錠効果を必要としない場合のスタン
ド軸1の起立は、あらかじめレバー13を操作す
ることによりレバー13と一体に形成される回動
片11の有する凹溝26は、回動片10の有する
凹溝27の位置から移動し、スタンド軸1が起立
する角度に到達しても係合爪4は回動片10,1
1の有する凹溝27,26への係合を成し得ず、
スタンド軸1の方向Aへの回動運動は規制されな
いので施錠効果の発生なくしてスタンド軸1の起
立が達成出来る。
また、回動片10に突設するストツパー片16
に固定される弾性部材31及び回動片11に形成
される溝32,33はレバー13の操作を安定さ
せるためのものである。
そしてこの考案の自転車への取りつけ方法は、
基軸部12を車輪固定軸29のナツト28に嵌め
込んで、基軸部12を貫通する車輪固定軸29に
ナツト30で固定するものである。
(考案の効果) この考案によると、スタンド軸1の回動運動を
任意に規制可能とする錠前機構ユニツト3を設け
ることにより、車体を安定して起立させ、また、
盗難防止を目的とした施錠が自動的に出来、ある
いは又、便宜上施錠効果を必要としない場合のス
タンド軸1の起立立脚をもレバー13の操作次第
で可能となるばかりでなく施錠効果の発生なくし
てのスタンド軸1の起立立脚状態においてもレバ
ー13の操作を行うことで容易に施錠できる結
果、従来の自転車の施錠作業を省略出来、鍵の掛
け忘れを防止出来、極めて有益なる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す一部欠截
正面図、第2図は、第1図中−断面図、第3
図は、この考案の一実施例を示す平面図、第4図
は、この考案の作動状態を示す説明図、第5図
は、第4図中−拡大断面図、第6図は、この
考案の作動状態(解錠)を示す説明図、第7図
は、この考案の作動状態(施錠効果を必要としな
い場合のレバー操作)を示す説明図、第8図は、
第7図中−拡大断面図、第9図は、この考案
の一部欠截側面図、第10図は、この考案の一部
欠截背面図であり、第11図は、他の実施例を示
す。 1……スタンド軸、2……ピン、3……錠前機
構ユニツト、4……係合爪、5……係止片、6…
…側板、7……蓋、8……ピン、9……弾性部
材、10……回動片、11……回動片、12……
基軸部、13……レバー、14……弾性部材、1
5……ストツパーピン、16……ストツパー片、
17……錠前ユニツト、18……鍵穴、19……
開錠用金具、20……ピン、21……ストツパー
ピン、22……ストツパー片、23……復帰誘導
片、23′……嵌着防止片、24……ピン、25
……周縁、26……凹溝、27……凹溝、28…
…ナツト、29……車輪固定軸、30……ナツ
ト、31……弾性部材、32……溝、33……
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラチエツト機能を有し、一方が独立して回動す
    る二枚の回動片を重合して設け、これら各回動片
    の周縁にそれぞれ凹溝を穿設し、これら二枚の回
    動片の凹溝を並列した際に、これら凹溝に弾性材
    で押圧された係止板の係合爪が嵌り、係合する錠
    前機構ユニツトを設け、該錠前機構ユニツトの一
    端を自転車の車軸上に、回動可能に設けると共
    に、他端をスタンド軸に装着することにより、自
    転車のスタンド軸の起立立脚と同時に該スタンド
    軸の回動を規制し、これにより施錠し、また、便
    宜上施錠を必要としな場合のスタンド軸の起立立
    脚をも自在に選択できることを特徴とする自転車
    のスタンド。
JP1984159064U 1984-10-19 1984-10-19 Expired JPH0215027Y2 (ja)

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JP1984159064U JPH0215027Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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JP1984159064U JPH0215027Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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JPS6184089U JPS6184089U (ja) 1986-06-03
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