JPH0215002A - ケイ石質砕砂からなる農薬用担体 - Google Patents

ケイ石質砕砂からなる農薬用担体

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JPH0215002A
JPH0215002A JP16529388A JP16529388A JPH0215002A JP H0215002 A JPH0215002 A JP H0215002A JP 16529388 A JP16529388 A JP 16529388A JP 16529388 A JP16529388 A JP 16529388A JP H0215002 A JPH0215002 A JP H0215002A
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JP
Japan
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carrier
crushed
powder
parts
particle size
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JP16529388A
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English (en)
Inventor
Hisashi Obayashi
久 大林
Norio Naito
内藤 紀雄
Sosuke Naito
壮介 内藤
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KANSAI JIYARI KK
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
KANSAI JIYARI KK
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、農薬用担体に関する。
本発明の農薬用担体は、例えば殺虫剤、殺菌剤。
除草剤、植物生長調整剤等の農薬製剤、特に粒剤。
粉剤、粉粒剤、水和剤などの担体原料として用いられる
(従来の技術) 今まで農薬担体として例えばクレー、ケイ石、長石、タ
ルク、葉ロウ石、軽石、珪藻土、ベントナイト。
酸性白土、パイロフィライトなどの天然鉱物や炭酸カル
シウム等が用いられてきている。とりわけ、天然鉱物、
特にクレー、ケイ石、タルクは農薬製剤、例えば粒剤、
粉粒剤、粉剤、水和剤等の担体原料として一般に広く用
いられている。
(発明が解決しようとする課2n) 農薬用担体としてクレーやケイ石を用いた場合、クレー
やケイ石の浮遊性指数が大きいので、得られる製剤はド
リフトが生じ、そのため適用作物への付着mが少なくな
り十分な薬効が発現しなかったり、他の地域を汚染する
等の欠点がある。
酸性白土、ベントナイトは吸着力が強く、これらを担体
として用いた場合、農薬活性成分を吸着分解させたり、
吸着したまま容易に脱芒(溶出)しない等の問題点があ
る。
長石1葉ロウ石は、硬度が小さく、均一な粒度を有する
担体、特に粒剤や粉粒剤用担体の製造がむつかしい。さ
らに農薬活性成分と混合して粒状もしくは粉粒状の農薬
製剤を製造する際、担体粒子がさらに砕けて細かくなり
、均一な品質の製剤が得られない等満足できるものでは
ない。又これらの鉱物は産出量が少なく、同一品質の原
石を多量に得ることは極めて困難であり、工業的製造に
は適当ではない。
硅藻土は、長石以上に硬度が小さく、極めて壊れやすい
ので、均一な粒度を有ずろ担体特に粒剤。
扮粒剤用担体の製造は困難である。
軽石は、吸油能力に優れるので、液状の農薬活性成分の
担体として用いられるが、比重が小さく極めてかさ高い
ので製造や運搬が困難であるとと乙に、得られる製剤は
ドリフトが生じるなどの問題点がある。
パイロフィライトは軽石に比べてさらに軽くてかさ高い
ので軽石より一層製造や運搬が困難で、ドリフト等の問
題から使用しにくい。
炭酸力ルノウムやタルクは、アルカリ性であるため、農
薬活性成分を分解させることもあり、特殊な農薬活性成
分にしか使用できない。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、従来から用いられてきた農薬用担体のも
つ欠点を克服すべく、新しい農薬用担体につい−ζ鋭α
研究を重ねていたところ、道路、コンクリート、鉄道道
床用等の砕骨材製造時に生じろ砕砂がひ外にら農薬製剤
のたぬの理想的な担体であることを見い出し、さらにこ
れらのフJl見に基づき研究を正ねた結果、本発明を完
成した。
即ち、本発明は、 150メツシュふるいを通過4′る粒度で、形状係数が
0.75から0.95のケイ石質砕砂からなろ農薬用担
体(以下、本発明の担体と略記ケることムある)に関す
る。
本発明においては、+50メツンコふるいを通過する粒
度の砕砂、ずなわち平均粒子i¥が105ミクロン以下
の砕砂が用いられろ。好ましくは、平均粒子径が105
ミクロンから3ミクロンの砕砂が用いられる。
本発明においては形状係数が0.75から095の砕砂
が用いられる。形状係数とは、粒子の形状をあられず特
性値で、球形からのはずれの程度を示し、たとえば形状
係数が1を示ケ場合その粒子は球形であるこを意味する
形状係数は次式で定義される。
形状係数の測定は次の方法により行なわれる。
(1)  砕砂の電子顕微鏡写真(7,000倍)を撮
る。
(2) この写真より各粒子の形状を5倍に拡大して撮
影図に表示する。
(3) この撮影図に表わされた粒子のうち100個を
選びこれらの周長をキルビメーター(曲線長測定器)で
測定し、面積をブラニメーター(面積計)で測定する。
(11)各粒子の形状係数を式 (5)  100個の粒子について形状係数の平均値を
求め、これを供試砕砂の形状係数とする。
ケイ石質砕砂とは、無水ケイ酸(S+02)を含む鉱物
の砕砂を意味し、無水ケ、イ酸を含む鉱物としては、た
とえば玄武岩、安山岩などの火成岩、砂岩1石英班岩な
どの堆積岩が用いられる。
本発明の担体は、砕骨材(例えばコンクリート川砂骨材
)製造方法と同様の方法により製造される。
本発明の砕砂の原料石(原石)は、ケイ石質のもの、例
えば玄武岩、安山岩、砂岩1石英班岩が用いられる。原
石は表土、その他の不純物を例えば、スカルピングスク
リーン リプルフロー型スクリン等で除去した後粉砕さ
れる。原石の粉砕は、砕骨材製造と同様の方法で行なわ
れる。例えば、採取された原石は泥抜き等により不純物
を除去したのち、公知の粉砕機例えばジョークラノンヤ
(大塊破砕用クラッシャー)、コーンクラッシャ(中割
用クラッシャー)、インペラーブレーカ(細割用クラッ
シャー)等を用いて順次細かく砕いた後、エアセパレー
ターで分級することにより目的の本発明の担体が得られ
る。
このようにして得られる本発明の担体は、このまま又は
例えば植物性粉末(たとえば大豆粉、タバコ粉、小麦粉
、木粉など)、鉱物性粉末(たとえばカオリン、ベント
ナイト、酸性白土などのクレイ類、滑石粉、ロウ石粉な
どのタルク類、珪藻上、雲母粉などのシリカ類など)さ
らにアルミナ、硫黄粉末、リン酸カルシウム、活性炭な
どの慣用の固体担体の1種または2種以上と適宜の割合
で混合し、本発明の担体として用いてもよい。これらの
添加される固体担体は適宜の大きさに粉砕されて用いら
れる。
本発明においては、150メツシュふるいを通過する粒
度の砕砂を下記にのべる安定化剤、界面活性剤、結合剤
などと混合し、これに水を加えて均一に練合した後、自
体公知の方法にしたかつて造粒し、空位を製造したのち
本発明の担体として使用してもよい。
本発明の担体は農薬活性成分、例えば、各種の殺虫化合
物、殺菌化合物、除草化合物、植物生長調整化合物等と
混合し、所要の場合はさらに結合剤。
界面活性剤、流動助剤、湿潤剤、枯しよう剤、安定化剤
などを添加し、農薬製剤として用いられろ。
これらの殺虫、殺菌、除!′i″L、植物生長調整化合
物は、1種または2種以上適宜の割合で混合して用いて
も良い。
」−記の農薬活性成分のうし好ましいしのを化合物名(
化合物名のあとのかっこ内には一役名らしくは略称を示
す)、−役名又は略称で示す。
殺虫化合物 S、S’−[2−(ジエチルアミノ)トリメヂレン]ヒ
スーベンゼンヂオスルホネート (ベンスルタップ) N−アセチルホスホロアミドチオール酸 0.Sジエチ
ル (アセフェート) 1.3−ビス(カルバモイルヂオ)−2−CN、Nツメ
チルアミノ)プロパン塩酸塩 (カルタップ塩酸塩) チオリン酸 01p−シアノフェニル=0.0−ジメヂ
ル (CYAP) チオリン酸 0.0−ジエチル−0−2−イソプロピル
−4−メチル−6−ピリミジニル(ダイアジノン) チオリン酸 0.0−ジメチル−0−4−ニトロtn−
トリル (MEP) ジチオリン酸 S−1,2−ビス(エトキシカルボニル
)エチル−0,0−ジメチル (マラソン) リン酸 2.2−ジクロロビニル−ジエチル(DDVP
) チオリン酸 0,0−ジメチル=O−4−メチルチオ−
m−トリル (MPP) ジチオリン酸 0,0−ジメチル−5−(N−メチルカ
ルバモイルメヂル) (ジメトエート) チオリン酸 0−2.4−ジクロロフェニル二〇。
O−ジエチル (ECP) フェニルホスボッチオン酸 0−p−ソアノフェニルー
Q−エチル (CYP) チオリン酸 0−2.3−ジヒドロ−3−オキソ2−フ
ェニル−6−ピリダジニル;OO−ジエチル (ピリダフェンチオン) メヂルカルバミド酸 I−ナフチル (NΔC) ピレトリン1.ピレトリン■、ンネリン■、ノネリン■ (ピレトリン[除虫菊]) 2−イソプロピルフェニル−N−メチルカーバメート (MIPC) 2−sec−ブチルフェニル−N−メチルカーバメート (BPMC) ジチオリン酸 0.0−ジエチル=S−(2−エチルチ
オエチル) (エチルチオメトン) 0−エチル−〇−[+−(4−クロルフェニル)ピラゾ
ール−4−イル]−5−n−プロビルヂオリン酸 エス
テル (ビラクロホス) 〇−エチルー〇−(1−フェニルピラゾール−4イル)
−S−n−プロビルチオリン酸 エステル殺菌化合物 5−メチル−1,2,4−1−リアゾロ(3,4−b)
ベンゾチアゾール (トリンクラゾール) 、1 、5 、6 、7−チトラクロロフタリド(フサ
ライド) テトラクロロイソフタロニトリル (TPN) エチレンビス(ジチオカルバミド酸)マンガン(マンネ
ブ) ジチオリン酸 0−エチル=S、S−ジフェニル(ED
DP) エチレンヒス(ジチオカルバミド酸)亜鉛(ジネブ) チオリン酸 S−ベンジル−0,0−シイツブ[1ピル (IBP) プラストサイジンS 4.6−ジメヂルー2−[1−(2−メチルフェニル)
エヂリデンヒドラジノ]ピリミジンバリダマイシンA等 除雪すい1敬 ジメチルヂオ力ルバミド酸 5−o−クロc1ベンジル (オルソベンカーブ) ノエチルヂオカルバミド酸 5−p−クロ〔1ベンンル (ベンチオカーブ) 34−ノクロロカルバニリド酸メチル (MCC) m−クロロ力ルバニリド酸イソプロピル(IPC) 2.4−’)’;lロロフェニルーp−ニトロフェニル
エーテル (NIP) p−ニトロフェニル−2,4,6−ト!lロロフエニル
ーエーテル (CNI)) m−メチルカルバニリド酸 m−(メトキシカルボニル
アミノ)フェニル (フェノメディファム) オクタン酸 ・1−ノアノー2.6−ジヨードフエニル (アイオキシニル) 2.4−ジクロロフェニル−3−メトキシ−4−ニトロ
フェニル−エーテル (タロメトキンニルン 酢酸 2−8eC−ブチル−4,6−シニトロフエニル (DNr3PA) 4−クロロ−〇−トリルオキシ酢酸 (M CP ) d、(1−2−(4−クロロ−o−トリルオキシ)プロ
ピオン酸 (MCI’P) 2−(α−ナフチルオキシ)−N、N−ノエチルプロビ
オンアミド (ナプロパミド) グリオサート等 植物生長調整化合物 ■−ナフタレンアセトアミド p−クロロフェノキソ酢酸等 さらに上記化合物の他、農薬として一般に使用される化
合物例えば“農薬ハンドブック、1985年版。
日本植物防疫協会発行に記載の殺虫1殺菌、除草植物生
長調整化合物等ら用いることができる。
本発明の担体は、農薬製剤全体の99.5重量%以下、
好ましくは99重量%以下の割合で用いられろ。
農薬製剤は、自体公知の方法により製造され、粒剤、扮
粒剤、粉剤、水和刑などの製剤、好ましくは粒剤、粉粒
剤、粉剤として用いられる。
農薬製剤においては、結合剤として、例えばグリセリン
ボリエヂレングリコール(例、PEG600o、P。。
1000o、P。ceoo。
いずれも工注化成社製)、イソプロピルアシッドホスフ
ェート(以下、PAPと略記)、ポリビニルアルコール
、CMG(カルボキシメチルセルロースナトリウム塩)
、アラビアゴム、デンプン等が用いられ、また乳化剤、
展着剤、浸透剤1分散剤などとして使用される界面活性
剤としては、石けん類、ポリオキシアルキルアリールエ
ステル類(例、ノナール■、東邦化学社製)、アルキル
硫酸塩類(例、工?−/、IO”、工、−、、oo、花
王アトラス社製)、アルキルスルホン酸塩類(例、ネオ
ゲン■、ネオゲンTO1第一工業製薬社製・ネオペ、ツ
ク80.花王アト、:、、社製)、ボリエ、f、いアゲ
リコールエーテル類(例、ノニボール8p)二ボール1
00■、ノニボール160o、ノニボール4000、工
注化成社製)、多価アルコールニス■     、  
 ■ チル類(例、トウイーン20 、トウィーン80花王ア
トラス社製)、ポリオキシエチレンノニルフ・ニルエー
テル類(ペネロールN’P−25゜ペネ・−ル5P−1
80松本油脂工業(株)製)などが用いられる。
安定化剤としてはジブデルヒドロキシトルエン。
4.4−チオビスーe−tert−ブチル−3−メチル
フェノール、ブチルヒドロキシアニソール、バラオクチ
ルフェノール、モノ(またはジまたはトす)(α−メヂ
ルベンノル)フェノール、2.6−ジtert−ブチル
−4−メチルフェノール、ペンタエリスリデル−テトラ
キス[3−(3,5−ジーしcrtブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート]等が用いられる。
このようにして得られる農薬製剤は、自体公知の方法に
より例えば各種植物の茎葉等に直接散布するか、植物の
根元や土壌に処理又は種子に処理すること等により、農
薬製剤に含まれる農薬活性成分に基づく殺虫、殺菌、除
草または植物生長調整効果が得られる。
(発明の効果) 本発明の担体は、下記に示されるように、農薬用担体と
して極めて優れた効果を有している。
(1)本発明の担体から得られる農薬製剤は、浮遊性指
数が小さく、施用時のドリフトが少ない。
(2)本発明の担体から得られる農薬製剤は、散布した
場合、稲などの作物の茎葉によく付着し、有効に利用さ
れる。
(3)本発明の担体は農薬活性成分を安定に担持する。
(4)農薬活性成分と混合して、農薬製剤を製造する際
、担体粒子の破壊による粒度の変化はほとんどみられず
、均一粒度および均一品質の製剤の製造が容易である。
(5)均一な粒度1品質の担体(特に粒剤、粉粒剤、粉
剤)が容易に製造でき、保存や運搬中でも安定である。
(6)見掛比容が小さいので、取り扱い容量が小さくな
り、包装、保管1運送が容易であり、安価である。
(7)原料石が多量に存在し、大量生産が可能で、生産
コストが安い。
(実施例) 以下に実施例をあげて、本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明はこれらに何ら限定されるしのではない。
なお以下に示す実施例、参考例、試験例中の「部」及び
1%」は、「重量部」及び「重量%」を示す。
実施例1 兵庫県飾磨郡男鹿島産の砂岩11を原石にして、スカル
ピングスクリーン(川崎重工社製)で−次の泥抜き、リ
プルフロー型スクリーンで2次の泥抜きを行い、不純物
を除去した。ついで得られた原石をショークラッシャー
(神戸製綱社製)で大塊破砕、コーンクラッシャー(大
塊鉄工社製)で中割りを行なった。さらにインペラーブ
レーカ−(栗本鉄工社製)で細割りを行ない、水洗、つ
いで乾燥後、エアーセパレーター(川崎重工社製)で分
級し、150メツツユふるいを通過する粒度のケイ石質
砕砂195kgを得た。
実施例2 兵庫県飾磨郡男鹿島産の石英斑岩11を原石にして、ス
カルピングスクリーン(川崎重工社製)で−次の泥抜き
、リプルフロー型スクリーンでさらに2次の泥抜きを行
なった。ついでジョークラッノヤ−(神戸製鋼社製)で
大塊破砕、コーンクラノノヤ−(大塊鉄工社製)で中割
りをした後ロットミルで粉砕し、クラッシャーファイヤ
ーで石粉を集め、分級し、15Gからメツツユふるいを
通過する粒度のケイ石質砕砂267 kgを得た。
実施例3 兵庫県飾磨郡男鹿産の安山岩1tを原石にして、実施例
2と同様にして150メツンユふるいを通過ずろ粒度の
ケイ石質砕砂137kgを得た。
実施例4 150メツシュふるい通過の砕砂(実施例1で製造)9
0.5部にPAP  1.0部、ノニボール85’0.
51+デキストリン8.0部を加え均一に混合した。つ
いて常法に従い、農薬粒剤用空位(10メツシュから4
3メツンユ)を製造した。
参考例I 空位(実施例4て製造、以下同じ)192.6+’!1
にベンスルタップ原体4.9部をノニボール400”1
.8部を用いてコーチイブした。これに珪藻−ヒ0.7
部を加えて常法にしたがい粒剤を製造した。
参考例2 空位862部にBPMC原体4.4部を吸着させ、これ
に安定化剤としてジブチルヒドロキノトルエン2.0部
とベンスルタップ原体4.9部とをコーチイブした。つ
いで硅首土2゜5部を加えて常法にしたかい粒剤を製造
した。
参考例3 空位886部にベンスルタップ原体4.4部M 11)
 C粉砕原体44部を加えペネロールNP−2502,
5部でコーチイブした。ついで珪藻上0.1部を加えて
常法にしたがい粒剤を製造した。
参考例4 実施例!で得られる砕砂を分級して得た150メソツユ
ふるいを通過し300メツンユのふるいを通過しない砕
砂88.5部、PAP(日本化学社製、以下同じ)1部
、PEG  6000■6.5部及びカルタップ塩酸塩
原体4部を均一に混合し、常法に従い粒剤を製造した。
参考例5 実施例1で得られる砕砂を分級して製造した300メツ
シュのふるい通過の砕砂(以下の参考例においても同じ
)98.2部にバリダマインンA原末0.3部及びPA
P  O,5部、ホワイトカーボン1部を均一に混合し
、常法に従い粉剤を製造した。
参考例6 実施例1で得られる砕砂を分級して得た150メソンユ
のふるいを通過し、400メツシュのふるいを通過しな
い砕砂87.5部とダイアジノン法に従い粒剤を製造し
た。
参考例7 300メツシュのふるい通過の砕砂64.5□3.ア+
?7x  hfQ体3゜部、工?−/、40゜5.5部
を加え均一に混合し常法にしたがい水和剤を製造した。
参考例8 300メツシュのふるい通過の砕砂96 、5 Flに
ベンスルタップ原体2.4部、FAI)0./1部ホワ
イトカーボン0.7部を加え、均一に混合し常法にした
がい粉剤を製造した。
参考例9 300メツシュのふるい通過の砕砂92 、 O部にベ
ンスルタップ原体2.4部、BPMC原体3.3部、P
APo、4部、ホワイトカーボン1.7部加え均一に混
合し、常法にしたがい粉剤を製造した。
参考例IO 300メツシュのふるい通過の砕砂96.6部ホワイト
カーボン0.フ部を加え均一に混合し、常法にしたがい
粉剤を製造した。
対照製剤例1 300メツシュのふるい通過のタルク96.5部にベン
スルタップ原体2.4部、PAP  O,4部。
ホワイトカーボン1.7部を加え均一に混合し、常法に
したがい粉剤を製造した。
対照製剤例2 300メツシュのふるい通過のクレー96.5部にベン
スルタップ原体2.4部、PAP  0.4部。
ホワイトカーボン0.7部を加え均一に混合し、常法に
したがい粉剤を製造した。
対照製剤例3 300メツシュのふるい通過のクレー92.0部にベン
スルタップ原体2.4部、BPMC原体3.3部、PA
Po、4部、ホワイトカーボン1.7部加え均一に混合
し、常法にしたがい粉剤を製造した。
対照製剤例4 300メツシュのふるい通過のタルク96.6部にカル
タップ塩酸塩原体22%、PAP  O,5部、ホワイ
トカーホン0.7部を加え均一に、昆合し、常法にした
がい粉剤を製造した。
対照製剤例5 300メツンコのふるい通過のタルク98.2部にバリ
ダマインンΔ原末0.3部及びF A I)0.5部、
ホワイトカーボン1部を均一に混合し、常法に従い粉剤
を製造した。
試験例1 実施例1〜3で得られた砕砂及び対照製剤例1〜3の担
体原料用タルク又はクレーの電子顕微鏡写真(7000
倍)を撮り、この写真より砕砂粒子の形状を5倍に拡大
して投影図に表示した。この投影図に表された砕砂の粒
子の100個を選びこれらの周長(μm)をキルビメー
タ(内10洋行(昧)製)で測定し面積(μm2)をプ
ラニメータ(ケンl−(株)製)で1lll+定した。
各粒子の周長及び面積を下式に代入し、各粒子の形状係
数を求めた。
ついで100個の粒子についての形状係数の平均値を算
出し、供試担体の形状係数を求めた。
結果を第1表に示す。
第1表 試験例2 浮遊性指数の測定 市販の浮遊性指数測定装置(送風機回転数:約700 
Orpm、散粉箱にかかる内圧(吸収管入り口での測定
値):2+1mm水柱、インビンジャー:柴田製IP−
62型)を運転し、投入器ダンパーを解放状態で試料1
0.(Igを一時に投入し、ダンパーは閉止した。投入
後30秒間送風器の運転を続けて散粉を行い、そのまま
5分間放置した。
インビンジャーを用いて空気流130c/分の速度で1
分間吸引を行い、浮遊している粒子を捕集し )と。
捕集した懸濁液はよく振り混ぜて、100yJの共栓三
角フラスコに移し、6%ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム液1dを加えて軽く振り混ぜ、粒子を分散させ
た。
懸濁液は、O,OS%ドデシルベンゼンスルフ1;ン酸
ナトリウム液を対照液として、周長1cm、波長610
nmにおける透過率を測定した。
透過率の測定は捕集終了後から30〜120分間の範囲
内で行なった。
浮遊性指数は下式から求めた。
浮遊性指数−100−透過率 結果を第2表に示す。
第2表 浮遊性指数 上記結果から本発明の担体から得られる製剤は公知の担
体から得られる製剤に比へて浮遊性指数が小さく、その
ため散布時のドリフトが少ないことがわかる。
試験例3 イネ茎葉への付着量の測定 ポット(1/+0.00.0アール)に植えたイネ(中
生新千本、草丈50から55cm)をカットし、ガラス
容器(内径30cm、高さ50cm)内に剣山を用いて
重ff110gのイネを立てた。真空度60cm11g
で試料200mgを散扮し、5分間放置した。イネの茎
葉に付着した試料を濃塩酸;メチルアルコール(I/9
9v/v)50Jで抽出し、有効成分用(ベンスルタッ
プまたはカルタップ塩酸塩)を高速液体クロマトグラフ
ィーまたは比色法で測定した。
有効成分がベンスルタップの場合(参考例8゜9及び対
照製剤例1,2.3)は高速液体クロマトグラフィーを
用いて、またq効成分がカルタップ塩酸塩の場合(参考
例1O及び対照製剤例4)は比色法で測定した。結果を
第3表に示す。
(以 下 余 白) 第3表 イネ茎葉への付着量 上記結果から本発明の担体は、公知の担体よりら作物(
イネ)への付着mが2倍以上多いことがわかる。
試験例4  見掛比容の測定 JIS−K・5101によるカサ測定装置を用いて見掛
比容を測定した。
結果を第4表に示す。
第4表 見掛比容 上記結果から本発明の担体から得られる製剤は、公知担
体から得られる製剤に比べて見掛比容が小さく、包装、
保管、運送か容易であることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 150メッシュふるいを通過する粒度で形状係数が0.
    75から0.95のケイ石質砕砂からなる農薬用担体。
JP16529388A 1988-07-01 1988-07-01 ケイ石質砕砂からなる農薬用担体 Pending JPH0215002A (ja)

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