JPH08509485A - 農業用有効成分を含む濃厚組成物 - Google Patents

農業用有効成分を含む濃厚組成物

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JPH08509485A JP6523947A JP52394794A JPH08509485A JP H08509485 A JPH08509485 A JP H08509485A JP 6523947 A JP6523947 A JP 6523947A JP 52394794 A JP52394794 A JP 52394794A JP H08509485 A JPH08509485 A JP H08509485A
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グラベ,ジエラール
ボツシ,アラン
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ロ−ヌ−プーラン・アグロシミ
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    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/12Powders or granules
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Abstract

(57)【要約】 農業に使用される少なくとも2種の有効成分を含む固体濃厚組成物。該組成物は、水で希釈され得る顆粒の形態の濃厚組成物の混合物であり、それらの吸引性粒子の含有量が0.1%未満、好ましくは0.001%未満であり、水で希釈され得る各顆粒が多くても1種の有効成分しか含まないことを特徴とする。本発明は更に、壁が水溶性または水分散性材料であるバッグ内にかかる固体濃厚農薬組成物を含む容器系にも係わる。

Description

【発明の詳細な説明】 農業用有効成分を含む濃厚組成物 本発明は、少なくとも2種の農業用有効成分を含む新規な複数の濃厚組成物、 かかる濃厚組成物の植物処理における使用、及びかかる組成物を含む容器系に係 わる。 多くの農業用有効成分が、より良い結果、即ち作物をより高い収量で得る目的 で使用されている。 本発明において、農業用有効成分(agriculturally-active materials)とは 、植物保護剤、農業化学物質、農薬、成長調節剤または植物栄養剤といった(庭 園及び緑地の育成を含む)農耕に使用される任意の種類の有効成分を意味すると 理解される。農薬としては特に、除草剤、殺虫剤、殺菌剤、殺線虫剤及び殺ダニ 剤が挙げられる。 かかる有効成分の大部分は濃厚組成物の形態で製造及び市販されており、濃厚 組成物は、農業者によって農薬処理用散布器タンク内で水と混合されてから、水 で希釈された組成物の形態で施用される。 水で希釈するための濃厚組成物は当業者には公知の種々の形態で提供される。 使用者、即ち農業者にとって特に有利な形態は、分散性顆粒として提供されるこ とである。 分散性顆粒なる用語は、粒径1〜20μmを有し、水と混合すると崩壊または 分散して均一で安定な懸濁液を与える構成粒子からなる、中実の凝集塊を意味す るものと理解される。本発明において、分散性顆粒は、乾燥したままで土壌に施 用されたとき、環境内である時間が経過すれば崩壊し得る顆粒を意味するのでは ない。分散性顆粒として提供されると使用者にとっては使い勝手が良く、極めて 望ましいものとなる。かかる分散性顆粒は通常は、顆粒と同じ化学組成を有する と共に顆粒の構成粒子に対して上述した粒径を有する水和性粉末から製造される 。かかる水和性粉末を濡らし、成形し、最終的に乾燥する。この作業によって湿 潤顆粒を直接形成し、次いでそれを、市販用顆粒を得るために乾燥することが望 ましい。 しかしながら、多くの農業用有効成分は、農業者が作物を保護したいと考える 有害種の一部しか破壊しない。例えば除草処理のケースでは、所与のある有効物 質ではイネ科雑草しか駆除されなかったり、或いは双子葉雑草しか駆除されなか ったり、或いはまた、他の有効成分では効果のないある種の雑草植物しか駆除さ れない。 従って農業者は、特定の植物の保護処理の問題を解決す るためには多数の有効成分を同時に施用せねばならない。 同じ集団中に存在する有害種の相対量は、処理すべき耕作地の地理的位置に従 って広範囲に変わり得るので、農業者は施用する有効成分の相対量を適合させ、 特定の比に従う有効成分を含む希釈組成物を散布する必要がある。 農業者は、このために、「使用時」または「タンクミックス」と称される慣行 に頼る、即ち、各々が単一有効成分を含む多数の濃厚組成物を、散布器のタンク 内の水と混合することになる。しかしながら、このような慣行には危険が伴う。 実際、散布器のタンク内の濃厚組成物間の相容性の問題から耕作地に有効成分が 均一に散布されず、圃場のある部分には過剰量の有効成分が存在し、これに対し て圃場の他の部分には有効成分の量が不十分となり得る。このことは、ある時は 薬害として、またある時は有効性なしとして現れ得る。 農業者は更に、耕作地に存在する有害種の相対量に植物保護処理をより良く適 合させる目的で、「レディーミックス(ready mix)」の名で知られる市販の即 時使用可能な濃厚組成物を使用し得る。この場合には、その製品により有効成分 は確かに均一に施用され得る。しかしながら、該 製品中の有効成分の相対量は製造業者によって規定されており、農業者の土地の 有害種の集団中に存在する有害種の相対量によって必要となるものとはかなり掛 け離れているかもしれない。この欠点を解消するため、製造業者は、同じ有効成 分を種々の比で配合した多数の濃厚組成物を農業者が入手し得るようにしなけれ ばならない。 しかしながら、農業者が分散性顆粒をより都合良く使用し得るよう多数の濃厚 組成物を製造しようとすると、製造業者は幾つかの欠点と問題点に出会う。 実際、分散性顆粒の製造には特に細かく注意深い制御が必要であり、それがな いと、製造業者が遵守しようとしている仕様の外にある粒径を有する粉末凝集塊 または顆粒が生じてしまう。対応する分散性顆粒を得るべく同じ有効成分を異な る含有量で含む多数の水和性粉末を顆粒化することは、製造業者にとっては困難 なプロセス制御を増加する要因となる。 水和性粉末の顆粒化段階のあと、それが完了して装置を新たに使用する前に、 即ち製造クラスが変わるごとに、湿潤粉末の凝集塊が壁に付着したまま残留する ことから、装置を完全に洗浄することが必要となる。同じ有効成分を種 々の含有量で含む多数の分散性顆粒を製造する必要がある場合、カテゴリーの変 更及びそれから生じる洗浄の回数はそれに応じて必然的に増加される。 最後に、同じ有効成分を種々の含有量で含む多数の製品が存在すると、これに 対応して製造業者の側に、特に著しい在庫調節及び監視の仕事が必要となる。 本発明の目的は、公知の濃厚組成物の欠点を解消することである。 本発明の別の目的は、農業者の特定の植物の保護の問題に適した濃厚組成物を 提供することである。 本発明の別の目的は、空中浮遊粒子含有量の少ない固体濃厚組成物を提供する ことである。 本発明の別の目的は、製造業者による優れた在庫調節を可能とすることである 。 本発明の別の目的は、製造がより簡単な濃厚農薬組成物を提供することである 。 本発明の別の目的は、製造制御がより簡単な濃厚農薬組成物を提供することで ある。 本発明の別の目的は、クラス変更数の低減から、より短時間で製造される濃厚 農薬組成物を提供することである。 本発明の別の目的は、1つまたは幾つかの以下の利点を有する植物保護剤を含 む新規の容器系(containerization)を提供することである: *農薬製品と該製品の使用者、製造業者または取扱い者との接触が回避される ; *農薬製品が分散及び/または溶解されるべき水と接触したままであり、濃厚 製品と環境または人もしくは動物との偶発的な接触が回避される; *農薬製品が、所定量の有効成分を有する単位で提供され、有効成分及び毒性 または潜在的に毒性の物質を計量する必要が回避される。 本発明の別の目的は、以下の品質を同時に有する農業用有効成分を与える新規 の系を提供することである: *自己分散性である、即ち(水を含む)散布器タンク内で分散及び希釈される ために最低限のエネルギー及び時間しか必要としない; *有効成分と使用者(農業者、輸送者、取扱い者)とが接触しない; *製品使用後の容器には微量の残留物も残らない; *農薬製品を含んでいた容器を使用後に洗浄する必要が ない。 上記目的の全部または一部が、本発明の組成物及び容器系によって達成され得 ることが見い出された。 本明細書においては、特に記載のない限り、全てのパーセントは重量%である 。 更に、本明細書において「空中浮遊(air-borne)粒子含有量」及び「脆砕度 」なる表現には以下の定義が適用される。 空中浮遊粒子なる用語は、顆粒を取扱う際、特に顆粒を注ぎ込む際に現れ得る 粒径10μm未満、好ましくは5μmの粒子であって、その粒径から、空気によ って運搬されたとき農業者または製造業者の呼吸管内に進入し得る粒子を意味す ると理解される。 空中浮遊粒子含有量は以下の方法に従って測定される。 該方法の原理は、既知量の顆粒を密閉測定チャンバ内に落下させて空中浮遊粒 子を生成させ、次いでそれらを吸引装置によってフィルター上に回収し、対応質 量を測定することからなる。濾過装置のフィルターカートリッジ上に設置された 微孔フィルターを計量する。濾過装置は、空気流量が15リットル/分となるよ うに調節された流量計及び 真空ポンプに接続されている。分析すべき顆粒30gを一度に、端部に1辺の長 さが20cmの密閉立方体チャンバを備えた高さ60cm及び直径4cmの測定 装置のチューブの上部に導入する。濾過装置はこのチャンバの側面に設置されて いる。顆粒が落下する際に放出された空中浮遊粒子を含む空気を60秒間吸引す ると、粒子はフィルター上に集積される。フィルターを回収して計量する。mg で表わされる分析顆粒の空中浮遊粒子含有量は、分析の前と後のフィルター重量 の差から求められ、分析顆粒の質量(30g)に対するパーセントで表わされる 。 更に、脆砕度を測定する方法は、50gの顆粒を500mlのガラス製広口瓶 内で鋼球の存在下で15分間振盪することからなる。全ての顆粒及び形成された 微粒子を回収し、メッシュサイズ0.15mmのふるいを通して乾式ふるい分け する。脆砕度は、分析顆粒の重量(即ち50g)に対する、振盪の間に形成され た粒径0.15mm未満の微粒子の重量の比(%)である。 更に、本明細書において「水和時間」、「分散度」及び「懸濁度」なる用語に は以下の定義が適用される。 水和時間は、1970年にG.R.Rawによって編集さ れたCIPAC Handbook,Vol.1,pp966−967に記載の MT 53.3.1法に従って測定される。それは実質的に、100mlの水に 注ぎ込まれた5gの顆粒の水和時間を測定することからなる。 分散度は以下の方法で測定される。10gの顆粒を、CIPAC Handb ook,Vol.1,pp875−878に記載の方法18.1.4に定義され た硬水250mlを含む250mlメスシリンダー内に注ぎ込む。メスシリンダ ー及びその内容物を10回反転させ、次いで内容物をメッシュサイズ160μm のふるい上に注ぎ、残留物を乾燥し、計量する。分散度は、ふるいを通過した粒 子のパーセントで表わされる。 懸濁度は、CIPAC Handbook,Vol.1,pp861−865 に記載のMT15.1,注4の方法に従って測定される。それは本質的に、2. 5gの顆粒を、250mlの硬水を含む250mlメスシリンダー内に注ぎ込み 、メスシリンダー及びその内容物を30回反転させ、30分間放置し、メスシリ ンダーの下方25ml(メスシリンダーの容積の10%)内に含まれる物質の質 量を測定することからなる。懸濁度は、メスシリンダーの上方90 %内の懸濁液中に残っている材料のパーセントで表わされる。 本発明組成物は、少なくとも2種の農業用有効成分を含む複数の固体濃厚組成 物であって、水で希釈可能な顆粒の形態で提供され、空中浮遊粒子含有量が0. 1%未満、好ましくは0.01%未満であり、水で希釈可能な顆粒の各々が多く ても1種の有効成分しか含まないことを特徴とする固体濃厚組成物である。 本発明の主題をなす濃厚組成物は、以降は「顆粒カテゴリー」なる用語で示す 。 水で希釈可能な顆粒なる用語は、水で希釈した後、散布器によって農業者が都 合良く散布し得る水溶液または水性分散液を与え、処理すべき表面に有効成分を 均一に分配し得る任意の顆粒種を意味すると理解される。上記顆粒は、成分が使 用量で可溶性である顆粒であり得る。また、顆粒中の有効成分が使用量で不溶性 であっても、またはスラリー調製に要する一般的な時間より長い時間が経過する と溶解するものであり得る。このような顆粒は、必要によっては発泡剤を含む分 散性顆粒の形態で提供され得、安定で均一な懸濁液を与える。水で希釈可能な顆 粒は、分散性顆粒 と可溶性顆粒とを含む集合体を構成する。 本発明の有利な態様によれば、本発明の固体濃厚組成物は、顆粒のメジアン直 径が0.150〜10mm、好ましくは0.200〜4mmであることを特徴と する。メジアン直径なる用語は、以下の方法で測定される顆粒の粒径分布のメジ アンを意味すると理解される。分析すべき顆粒50gを、メッシュサイズが5m m〜0.074mmのふるいを連続的に積み重ねたものに通す。10分間ふるい 分けした後、各ふるいに保持された残留物を個々に計量し、分析顆粒の質量に対 するパーセントで表わす。メジアン直径は、得られたデータが正規法に従って分 布すると仮定することにより慣用の統計的方法、例えば回帰によって算出される 。 本発明の別の態様によれば、本発明の固体濃厚組成物は、水で希釈可能な顆粒 の最小粒径が0.05より大きい、好ましくは0.15mmより大きいことを特 徴とする。顆粒の最小粒径は、乾式ふるい分けもしくは湿式ふるい分け、または 光学的方法、例えばレーザービームの回折によって測定される。 本発明の別の態様によれば、本発明の固体濃厚組成物は、 希釈可能な顆粒の脆砕度が0〜8%、好ましくは0〜5%であることを特徴とす る。脆砕度は上述の方法に従って測定される。 本発明の別の態様によれば、本発明の固体濃厚組成物は、任意の2つの顆粒カ テゴリーのメジアン直径の比が10以下、好ましくは2以下であることを特徴と する。この場合、固体濃厚組成物はより安定であり、即ち混合物の均一性が貯蔵 及び輸送の間により維持される。 本発明の別の態様によれば、本発明の固体濃厚組成物は、有効成分を含む各顆 粒の有効成分含有量が5〜100%、好ましくは50〜90%であることを特徴 とする。本発明の固体濃厚組成物中に存在する農業用有効成分は農薬物質であり 、完全に除草性であるか、完全に殺菌性であるか、完全に殺虫性であるか、或い はまた、殺菌性有効成分と殺虫性有効成分の組合せであり得ることが十分に理解 される。 本発明の別の態様によれば、本発明の固体濃厚組成物は、微粉末形態(即ち、 1〜30μm、好ましくは2〜20μmの粒子の集合体)で混合されたときには 非相容性である有効成分を併用し得る。これには、2種または数種の有効 成分間に低共融点が存在し、粉砕によって温度が上昇すると処理した混合物が融 解及び一部結晶化する作用を有することから、前記混合物を粉砕することができ ない場合にも当てはまる。また、化学反応、特に酸/塩基反応により、微粉末混 合物中に存在する少なくとも1種の有効成分の量が、農薬製品の通常使用条件下 で保存された後、即ち−20℃〜+45℃の任意の温度で最長2年間保存された 後に低下する場合もこれに当てはまる。本発明により、有効成分を微細粒子形態 、特に水和性粉末及び分散性顆粒の形態で混合する必要のある既知の固体濃厚組 成物では併用し得ない非相容性の有効成分を、即時使用可能な組成物の形態で併 用し得る。しかしながら、本発明のこの態様は本発明をいかようにも制限するも のではない。 本発明の別の態様によれば、農業用有効成分を含む希釈可能な顆粒カテゴリー の少なくとも1つは分散性顆粒である。 好ましくは、本発明組成物の希釈可能な顆粒は更に、 −展着剤、即ち顆粒を容易に水中に浸透させる化合物; −分散剤、即ち粒子を使用スラリー中に懸濁状態で維持し、顆粒を水中で迅速 に崩壊させ得る化合物; −発泡剤、即ちCO2のごとき気体を放出し、その結果、顆粒を水中で崩壊さ せ、その構成粒子を分散させ得る物質または化合物; −水に可溶性または不溶性のビヒクルまたは充填剤 を含み得る。 展着剤として使用し得る化合物としては、例えばアルキルアリールスルホン酸 系の塩、特にアルカリ金属アルキルナフタレンスルホネート、ポリカルボン酸の 塩、エチレンオキシドと脂肪アルコールまたは脂肪酸または脂肪アミンとのポリ 縮合物、置換フェノール(特にアルキルフェノールまたはアリールフェノール) 、またはスルホコハク酸のエステルの塩が挙げられる。 分散剤として使用し得る化合物としては、例えばアリールスルホネート系のポ リマー、特に(アルキル)アリールスルホネートとホルムアルデヒドの縮合によ って得られるアルカリ金属ポリナフタレンスルホネート、リグノスルホネート、 ポリフェニルスルホネート、ポリアクリル酸の塩、リグノスルホン酸の塩、フェ ノールスルホン酸またはナフタレンスルホン酸の塩、タウリン誘導体(特にアル キルタウレート)、ポリオキシエチル化フェノールまたはアルコ ールのリン酸エステル、脂肪酸とポリオールのエステル、並びに、スルフェート 、スルホネート及びホスフェート官能基を含む上記化合物の誘導体が挙げられる 。 発泡剤は、1対の物質、例えば炭酸塩(または炭酸水素塩、好ましくはアルカ リ金属)と酸(好ましくは固体弱酸)からなるのが有利である。混合物の主成分 が少なくとも1つの酸官能基を有する有効成分からなる場合には、発泡剤は単に 、好ましくはアルカリ金属の炭酸塩または炭酸水素塩からなり得る。炭酸塩に対 する、酸または混合物の主成分の少なくとも1つの酸官能基を有する有効成分の 質量比は通常は0.3〜2、好ましくは0.5〜1である。 ビヒクルは、天然または合成の有機または無機固体材料である。このビヒクル は通常は不活性であり、農業において、特に処理植物に対して容認可能である。 ビヒクルは例えば、クレー、珪藻土、天然もしくは合成ケイ酸塩、シリカ、樹脂 、ろう、固形肥料、可溶性もしくは不溶性無機塩、有機誘導体、及び澱粉、セル ロース、糖もしくはラクトースといった多糖化合物が挙げられる。 使用可能なビヒクルのなかでは、崩壊作用を有する、即ち水の存在下で顆粒を 構成粒子に容易に破壊する親水性ビ ヒクルが好ましい。この種の化合物として、(天然または活性化された)ベント ナイト、澱粉及びその誘導体(特にアルキル澱粉及びカルボキシアルキル澱粉) 、セルロース(特に微晶質セルロース)及びセルロース誘導体(特にカルボキシ アルキルセルロース)、アルギネート、可溶性無機塩または架橋ポリビニルピロ リドンが挙げられる。 本発明組成物の水で希釈可能な顆粒が分散性顆粒である場合、それらは、上記 成分のほかに、他の化合物、特に結合作用を有する化合物、即ち顆粒の凝集及び 使用(implementation)において助成となるポリマー種の化合物を含み得る。結 合作用を有する化合物は、上記のものとは異なる化合物でもよいし、二重の作用 を有し得る限りはこれらと同じ化合物でもよい。この種の化合物または物質とし て、ゴム、特にアラビアゴム;接着剤、特にデキストリン;糖、特にグルコース 及びラクトース;セルロース誘導体、特にアルキルセルロース及びカルボキシア ルキルセルロース;澱粉;ポリマー、特にポリビニルピロリドン、ポリ(ビニル アルコール)、ポリエチレングリコール、ポリアクリレート、ポリ(酢酸ビニル );可溶性ろうまたはアルカリ金属ケイ酸塩が挙げられる。 結合剤及び崩壊性を有する物質またはビヒクルは、結合剤の作用が本発明組成 物の種々の固体粒子を相互に結合すべく固相で発揮され、崩壊性を有する物質の 作用が、本発明組成物を水に分散したときに液相で発揮される限りは、作用が拮 抗するものではない。 更に上述の成分のほかに、本発明組成物の水で希釈可能な顆粒は、消泡剤、金 属イオン封鎖剤、安定剤、浸透剤、保存剤、接着剤、凝集防止剤、染料などを含 み得る。 勿論、本発明組成物は更に、農薬組成物に慣用の任意の固体または液体添加剤 を含み得る。 農業用有効成分以外の顆粒の成分の量は、通常は、 展着剤が0.1〜8%、好ましくは0.5〜5%; 崩壊剤が0.3〜25%、好ましくは2〜20%; 発泡剤が0〜80%、好ましくは0〜50%; ビヒクルが0〜50%、好ましくは0〜30% である。 本発明の顆粒の全ての成分の中で、本発明組成物中でのそれらの特性及び用量 によって、 *5分未満、好ましくは2分未満の水和時間; *85%を超える、好ましくは92%を超える分散度; *50%を超える、好ましくは70%を超える懸濁度を有する顆粒を与える成 分を選択するのが好ましい。 本発明組成物の水で希釈可能な顆粒は、それ自体公知の方法に従って製造され る。 希釈可能な顆粒が分散性顆粒である場合、それらは通常は、かかる顆粒と同じ 化学組成を有する水和性粉末から製造される。水和性粉末を濡らし、成形し、最 後に乾燥する。 かかる水和性粉末を得るためには、有効成分を、必要によっては多孔質ビヒク ルに含浸させた別の物質と適当なミキサー内で均密混合し、次いで混合物をミル または他の適当な粉砕機で粉砕する。 本発明で使用され得る第1の顆粒製造方法によれば、液状水(1〜20%の水 、好ましくは10〜18%の水)を直接添加することにより水和性粉末を濡らし 、ペーストのコンシステンシーを有するこの濡らした粉末をグリッドまたは穿孔 プレートを通して押出し、場合によってはソーセージ、ときにはスパゲッティー とも称される多数の細長い円筒形の押出物を得、次いでそれを長さ方向で切断し 、本発明の顆粒を構成する多数の短小の円筒を生成する。得ら れた短小円筒が湿潤であるならば、市販し得る真の本発明顆粒を得るために、そ れらを(通気雰囲気下で例えば50℃以上、好ましくは80℃で)乾燥すればよ い。 本発明で使用し得る第2の顆粒製造方法によれば、水和性粉末で形成した流動 床に水(5〜35%の水、好ましくは20〜30%の水)を噴霧することにより 水和性粉末を濡らす。この作業で湿潤顆粒が直接形成されるので、次いでそれを 、市販し得る真の本発明顆粒を得るために乾燥すればよい。 本発明で使用し得る第3の顆粒製造方法によれば、傾斜及び回転しているプレ ート上に置いた水和性粉末上に液状水(1〜20%の水、好ましくは10〜18 %の水)を直接噴霧することにより水和性粉末を濡らす。プレートが回転してい るので、粉末粒子は相互に解離したままとなり得る。このように運動している粒 子の上に水を噴霧すると湿潤顆粒が形成されるので、次いでそれを、市販し得る 真の本発明顆粒を得るために(通気雰囲気下で例えば80℃以上、好ましくは1 00℃で)乾燥すればよい。 本発明で使用し得る(アトマイゼーションとしても公知の)第4の顆粒製造方 法によれば、液状水(20〜70% の水、好ましくは30〜50%の水)を直接添加することにより水和性粉末から 濃厚懸濁液を調製する。次いで、この懸濁液を熱風ドライアー(アトマイザー) 内に噴霧すると、懸濁液滴中に含まれる水分が迅速に蒸発することにより、微細 な乾燥顆粒を得ることができる。乾燥空気の温度は通常は120〜300℃、好 ましくは150〜250℃である。 水で希釈可能な顆粒が発泡性顆粒である場合、更に発泡剤を含む水和性粉末の 成分を、好ましくは周囲温度または少なくとも50℃以下で圧縮して乾式凝集す ることにより上記顆粒を製造し得る。これに使用される装置は、相互に極めてぴ ったりと当接しており反対方向の回転運動によってそれぞれが駆動される、軸が 平行な2つの回転シリンダーからなるのが好ましい。 上述した本発明組成物の顆粒カテゴリーの製造方法は、本発明の同じ組成物の 全ての顆粒カテゴリーで必ずしも同一である必要はないことが十分に理解される 。 しかしながら、本発明組成物の任意の2つの顆粒カテゴリーの顆粒のメジアン 直径比が10以下である場合、同じ製造方法によるものであることが好ましい。 更に、この場 合には、顆粒の形状が均一であると本発明の固体濃厚組成物の安定性、即ち貯蔵 及び輸送後に均一性をより保持し得る能力が向上される。 以下、上述した製造方法により製造した顆粒を出発物質とする、本発明の固体 濃厚組成物の実施態様を示す。 本発明の固体濃厚組成物は、顆粒を所望の割合で均密混合し得る任意の方法に より、上述の水で希釈可能な顆粒から得られる。 かかる混合方法を図1に示す。図では、2種の農業用有効成分を含む固体濃厚 組成物が、各々が1種の有効成分を含む2種の顆粒カテゴリーから製造される。 各顆粒カテゴリーはホッパー内に蓄積されている。調整自在な弁により顆粒を設 定流速で流すことができ、そうすると顆粒は、2種の顆粒カテゴリーに対しては 、反対方向に移動して最終的には共通の注入場所に至る2つのコンベヤベルトに よって輸送される。共通の注入場所で顆粒は混合され、保存容器内に蓄積される 。流速は、それらの比が2種の有効成分に所望される比に等しくなるように調整 される。このような方法は、本発明組成物に規定される特性を維持し得るので特 に有利である。 本発明の固体濃厚組成物は、それらを水を含むタンクに入れることにより実際 に使用される。タンクは必要によっては撹拌してもよい。散布用スラリーとして も公知のこのように得られた混合物は、処理すべき耕作または非耕作表面に施用 すべく、そのままで使用し得る。 本発明は更に、 a)本発明の固体濃厚農薬組成物; b)壁が水溶性または水分散性フィルム形成材料からなるバッグ からなる容器系であって、前記バッグが前記組成物を含み、密閉されている容器 系も提供する。 水分散性材料なる用語は、(農業者が噴霧器タンク内で一般に実施するような )通常の撹拌作用下で、粒径40μm未満、好ましくは15μm未満の微粒子の 分散系となる材料を意味すると理解されたい。 本発明の有利な態様によれば、上述のごとき容器系内に存在する本発明組成物 の量は、耕作地または非耕作地の所与の領域を処理するのに有効な量である。 噴霧器タンクの水と本発明容器系及び/または本発明組成物との接触を向上さ せる観点から、気泡(gas pockets) を含まない容器系を使用することが好ましい。かかる容器系は通常は、バッグは 封止されており、本発明の固体濃厚組成物とバッグの壁との間にいささかの空間 も見い出されず、及び/または、バッグの壁を希釈可能な顆粒から手で引き離す こともできないようになっている。これは気泡がないこと、即ち当該バッグの形 態に対して最大限に充填されていることに相当する。実際には、200ミリバー ル未満、好ましくは150ミリバール未満の絶対圧力下で本発明のバッグを充填 し、バッグ詰めの時点、バッグを最終的に封止するまで、更には本発明の容器系 を最終的に使用するまで、また更には貯蔵後も、フィルムと固体濃厚組成物とを 確実に密着させることが有利である。 本発明の別の態様によれば、バッグ内に含まれる本発明の固体濃厚組成物の量 は1g〜3kg、好ましくは5g〜1kg、より好ましくは100g〜1kgで ある。 本発明の別の態様によれば、バッグの壁を構成する水溶性または水分散性フィ ルム形成材料はかなり多様な種類のものとし得るが、水溶性であるのが好ましく 、通常はポリマー材料、例えば、ポリエチレンオキシド、ポリエチレングリコー ル、澱粉または改質澱粉;アルキル−またはヒド ロキシアルキルセルロース、例えばヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエ チルセルロースまたはヒドロキシプロピルセルロース;カルボキシメチルセルロ ース;ポリ(ビニルエーテル)、例えばポリ(メチルビニルエーテル)またはポ リ(2−メトキシエトキシエチレン);ポリ(2,4−ジメチル−6−トリアジ ニルエチレン);ポリ(3−モルホリニルエチレン);ポリ(N−1,2,4− トリアゾリルエチレン);ポリ(ビニルスルホン)酸;ポリ無水物;低分子量尿 素−ホルムアルデヒドまたはメラミン−ホルムアルデヒド樹脂;ポリ(2−ヒド ロキシエチルメタクリレート);ポリアクリル酸及びその類縁物が関与する。 バッグを構成するのに好ましい材料は、ポリエチレンオキシド、メチルセルロ ース及びポリ(ビニルアルコール)(PVA)である。バッグの壁を構成するの に好ましい材料はポリ(ビニルアルコール)である。PVAを使用する場合、一 部または全部が加水分解またはアリコール分解された、即ち40〜100%、好 ましくは80〜99%加水分解またはアリコール分解されたポリ(酢酸ビニル) (または他のビニルエーテル)を使用することが好ましい。かかるポリマーのコ ポリマーまたは他の誘導体を使用することも できる。 本発明の別の態様によれば、本発明の固体濃厚組成物を含むバッグは、水溶性 または水分散性材料製第1非平面フィルムと、第1フィルムに隣接している水溶 性または水分散性材料製第2フィルムとを含み、これら2つのフィルムは、交差 することなく、実質的に平面領域を区切る連続シールラインに沿って接着されて いる。 本発明の別の態様によれば、本発明の固体濃厚組成物を含むバッグは単一フィ ルムからなり、好ましくは少なくとも3つのシール域を含み、そのうちの2つは 実質的に直線をなし同一平面内にあり、第3のシール域によって2つの実質的に 区切られた領域に分割されている。 本発明の変形態様によれば、上述の容器系は更に外側容器を含み得る。この外 側容器は、一方はクラフトライナーとして公知の可撓性厚紙でできており他方は ポリエチレンでできている、相互に接着された少なくとも2つの層を含む系から なる壁を有する。この2層系は更に、ポリエチレンに接着されたアルミニウムか らなる第3の層を含んでいてもよい。 本発明の容器系は、それ自体公知の包装技術に従って製 造される。それらは実際には、水を含むタンクに入れることにより使用される。 タンクは必要によっては撹拌してもよいし、場合によっては使用者の背中に担持 されてもよい。散布用スラリーとしても公知のこのように得られた混合物は、処 理すべき耕作または非耕作表面に施用すべくそのまま使用することができる。 本発明の組成物及び容器系を説明するために以下の実施例を与える。これらの 実施例に使用される混合方法は上述したものである。 実施例1:ジフルフェニカン及びイソプロツロンをベースとする固体濃厚組成 物 イソプロツロン及びジフルフェニカンは、the Pesticide Ma nual,第9版,the British Crop Protection Council出版に記載されている、穀物の雑草を駆除する際に使用される 2種類の有効成分である。 防除すべき有害種の特定の集団に従って農業者の様々な要求を満足すべく、こ れら2種の有効成分を種々の比で含む多くの濃厚組成物が市販されている。所望 される種々の比(イソプロツロン/ジフルフェニカン)は、5、8、1 0、10.7、12、25である。 75%のジフルフェニカンを含む分散性顆粒を以下のように調製する。 下記の成分を微粉末固体の形態でドライブレンドする: ジフルフェニカン 750g アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 20g ポリフェニルスルホン酸ナトリウム 100g リグノスルホン酸ナトリウム 130g この混合物をアトマイゼーションによって顆粒にする。 80%のイソプロツロンを含む分散性顆粒を調製する。下記の成分を微粉末固 体の形態でドライブレンドする: イソプロツロン 800g ポリカルボン酸ナトリウム 80g ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 20g リグノスルホン酸ナトリウム 100g この混合物を上記と同様にアトマイゼーションによって顆粒にする。 最後に、下記の成分を微粉末固体の形態で混合することにより、(有効成分を 含まない)不活性顆粒を調製する: シリコアルミネート 800g ポリカルボン酸ナトリウム 80g ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 20g リグノスルホン酸ナフタレン 100g 上記のごとく調製した顆粒を所定量、図1に示したものと同型の装置によって 混合することにより、本発明の固体濃厚組成物を得る。濃厚組成物のイソプロツ ロン/ジフルフェニカンの比、及び使用する顆粒の量を下記の表に示す。 このように製造された固体濃厚組成物の顆粒は250μmのメジアン直径を有 する。空中浮遊粒子含有量は0.01%であり、脆砕度は1%である。水と混合 した後、かかる顆粒は極めて迅速に分散し、均一な安定懸濁液を与える。実施例2 :カルベタミド及びジメフロンをベースとする固 体濃厚組成物 カルベタミド及びジメフロンは、the Pesticide Manual ,第9版,the British Crop Protection Cou ncil出版に記載されている2種類の除草有効成分である。 これら2種の有効成分を2種の異なる比で含む2種の濃厚組成物が市販されて いる。これらの比(カルベタミド/ジメフロン)は3及び2である。 60%のカルベタミドを含む分散性顆粒は以下のように調製される。 下記の成分を微粉末固体の形態でドライブレンドする: カルベタミド 600g 沈降シリカ 117g ナトリウムアルキルタウレート 15g ポリナフタレンスルホン酸ナトリウム 80g アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 20g シリコアルミネート 153g C13脂肪アルコール 5g アルキルスルホコハク酸ナトリウム 10g この混合物を流動床グラニュレーターを使用して顆粒に する。 60%のジメフロンを含む分散性顆粒を調製する。下記の成分を微粉末固体の 形態でドライブレンドする: ジメフロン 600g シリコアルミネート 80g ポリナフタレンスルホン酸ナトリウム 80g アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 20g トウモロコシ澱粉 40g C13脂肪アルコール 5g 沈降シリカ 5g シリコアルミネート 170g この混合物を上記と同様に流動床グラニュレーターを使用して顆粒にする。こ のように調製された顆粒を実施例1のごとく混合することにより固体濃厚組成物 を得る。そのカルベタミド/ジメフロン比及び使用する顆粒の量を下記の表に示 す。 このように製造される固体濃厚組成物の顆粒は1mmの メジアン直径を有する。空中浮遊粒子含有量は0.08%であり、脆砕度は7% である。水と混合した後、かかる顆粒は極めて迅速に分散し、均一な安定懸濁液 を与える。実施例3 :ホセチル−A1及びマンコゼブをベースとする固体濃厚組成物 ホセチル−A1及びマンコゼブは、the Pesticlde Manua l,第9版,the British Crop Protection Co uncil出版に記載されている、つる植物に有効な2種の殺菌性有効成分であ る。 これら2種の有効成分を、ホセチル−A1/マンコゼブ比1及び1.7で含む 2種の濃厚組成物を得ることが望ましい。 80%のホセチル−A1を含む分散性顆粒は以下のように調製される。 下記の成分を微粉末固体の形態でドライブレンドする: ホセチル−A1 800g エトキシル化アルキルフェノール 52g エトキシル化アルキルフェノール 10g 酢酸ナトリウム 20g リグノスルホン酸ナトリウム 44g シリコーン油 5g シリコアルミネート 38g 沈降シリカ 17g この混合物をアトマイゼーションによって顆粒にする。 更に、75%のマンコゼブを含む分散性顆粒は、まず下記の成分を全てドライ ブレンドし、微粉末固体の形態に粉砕することにより調製される: マンコゼブ 750g ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 20g ポリナフタレンスルホン酸ナトリウム 230g この混合物もアトマイゼーションによって顆粒にする。 このように調製された2種類の顆粒を上記実施例のごとく混合することにより 、本発明の固体濃厚組成物を得る。該濃厚組成物のホセチル−A1/マンコゼブ 比、及び使用する顆粒の量を下記の表に示す。 このように製造される固体濃厚組成物の顆粒は300μ mのメジアン直径を有する。空中浮遊粒子含有量は0.01%であり、脆砕度は 1.7%である。水と混合した後、かかる顆粒は極めて迅速に分散し、均一な安 定懸濁液を与える。 実施例4:ジフルフェニカン及びイソプロツロンをベースとする固体濃厚組成 物を含む容器系 実施例1のジフルフェニカン及びイソプロツロンをベースとする混合物それぞ れ40gを、冷水に可溶性であるポリ(ビニルアルコール)[88%まで加水分 解されたポリ(酢酸ビニル)]フィルムからなるポケットに導入する。このフィ ルムは熱成形、即ち熱によって変形させてあり、吸引することで基材によって与 えられたポケットの形を与えた。前記ポケット上に第2フィルムを置き、熱溶着 によって固定し、これと同時に絶対圧力100ミリバールを与えるポンプによっ て真空を生成した。希釈可能な顆粒と得られたバッグの壁との間に自由空間は認 められない。 かかるバッグを各々、撹拌中の100リットルの水を含むタンクに投入する。 各バッグのPVAフィルムはフラグメント化して顆粒を放出し、その顆粒はタン ク内に均一に分散する。PVAフィルムは5分後に溶解する。 実施例5:カルベタミド及びジメフロンをベースとする固体濃厚組成物を含む 容器系 実施例2の混合物それぞれ100gを、実施例4と同じ方法で、冷水に可溶性 であるポリ(ビニルアルコール)[88%まで加水分解されたポリ(酢酸ビニル )]サッシェ内に導入した。サッシェの全表面が固体組成物の顆粒と接触してお り、気泡の存在は認められない。 得られたバッグを各々、撹拌中の100リットルの水を含むタンクに投入する 。バッグはフラグメント化して顆粒を放出し、顆粒は均一に分散する。PVAフ ィルムは5分後に溶解する。 実施例6:ホセチル−A1及びマンコゼブをベースとする固体濃厚組成物を含 む容器系 実施例3の混合物それぞれ500gを、冷水に可溶性であるポリ(ビニルアル コール)[88%まで加水分解されたポリ(酢酸ビニル)]サッシェ内に導入す る。このサッシェは、2つの直交する溶着ラインを含む単一長方形フィルムから 得た。顆粒を導入した後、ヒートシールによってバッグに第3の溶着ラインを設 ける。 得られた各バッグを実施例5のごとく処理すると同じ結 果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A01N 47/20 9450−4H A01N 47/20 B 47/30 9450−4H 47/30 B 9450−4H D 57/10 9450−4H 57/10 Z

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも2種の農業用有効成分を含む複数の固体濃厚組成物であって、水 で希釈可能な顆粒の形態で提供される濃厚組成物の混合物であり、空中浮遊粒子 含有量が0.1%未満、好ましくは0.01%未満であり、水で希釈可能な各顆 粒が多くても1種の有効成分しか含まないことを特徴とする固体濃厚組成物。 2.前記顆粒のメジアン直径が0.150〜10mm、好ましくは0.200〜 4mmであることを特徴とする請求項1に記載の組成物。 3.前記水で希釈可能な顆粒の最小粒径が0.05mmより大きい、好ましくは 0.15mmより大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。 4.前記希釈可能な顆粒の脆砕度が0〜8%、好ましくは0〜5%であることを 特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。 5.任意の2種の顆粒カテゴリーのメジアン直径の比が10以下、好ましくは2 以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。 6.有効成分を含む各顆粒の有効成分含有量が5〜100 %、好ましくは50〜90%であることを特徴とする請求項1から5のいずれか 一項に記載の組成物。 7.微細粉末形態で混合したときに非相容性である有効成分を併用することを特 徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。 8.前記水で希釈可能な顆粒が分散性顆粒及び可溶性顆粒を含むことを特徴とす る請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。 9.農業用有効成分を含む希釈可能な顆粒カテゴリーの少なくとも1種が分散性 顆粒であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。 10.前記希釈可能な顆粒が更に、展着剤、分散剤、発泡剤、及びビヒクルを含 むことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。 11.前記顆粒中の農業用有効成分ではない成分の量が、 展着剤は0.1〜8%、好ましくは0.5〜5%、 分散剤は0.3〜25%、好ましくは2〜20%、 発泡剤は0〜80%、好ましくは0〜50%、 ビヒクルは0〜50%、好ましくは0〜30% であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項 に記載の組成物。 12.前記顆粒が、5分未満、好ましくは2分未満の水和時間、85%を超える 、好ましくは92%を超える分散度、及び、50%を超える、好ましくは70% を超える懸濁度を有することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記 載の組成物。 13.a)請求項1から12のいずれか一項に記載の固体濃厚農薬組成物、 b)壁が水溶性または水分散性フィルム形成材料からなるバッグ からなる容器系であって、前記バッグが前記組成物を含み、密閉されていること を特徴とする容器系。 14.気泡を含まないことを特徴とする請求項13に記載の容器系。 15.前記バッグが封止されており、前記固体濃厚組成物と該バッグの壁との間 に空間が全く存在せず、及び/または、該バッグの壁を希釈可能な顆粒から手で 引き離すこともできないことを特徴とする請求項13または14に記載の容器系 。 16.前記バッグ内に含まれる本発明の固体濃厚組成物の 量が1g〜3kg、好ましくは5g〜1kg、より好ましくは100g〜1kg であることを特徴とする請求項13から15のいずれか一項に記載の容器系。 17.前記バッグが、ポリエチレンオキシド、メチルセルロースまたはポリ(ビ ニルアルコール)から選択される材料のものであり、好ましくはポリ(ビニルア ルコール)であることを特徴とする請求項13から16のいずれか一項に記載の 容器系。 18.前記固体濃厚組成物を含むバッグが、水溶性または水分散性材料でできた 第1非平面フィルムと、水溶性または水分散性材料でできた、前記第1フィルム に隣接している第2フィルムとを含み、これら2つのフィルムが、交差しておら ず、実質的に平面領域を区切る連続シールラインに沿って接着されていることを 特徴とする請求項13から17のいずれか一項に記載の容器系。 19.前記固体濃厚組成物を含むバッグが単一フィルムからなり、好ましくは少 なくとも3つのシール域を含んでおり、そのうちの2つは実質的に直線をなし同 一平面内にあり、第3のシール域によって実質的に区切られた領域に分割されて いることを特徴とする請求項13から18のいず れか一項に記載の容器系。 20.更に外側容器を含むことを特徴とする請求項13から19のいずれか一項 に記載の容器系。 21.処理すべき耕作または非耕作表面に施用される混合物の調製方法であって 、請求項1から12のいずれか一項に記載の固体濃厚組成物または請求項13か ら19のいずれか一項に記載の容器系を噴霧器タンクの水中に入れることを特徴 とする方法。
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