JPH02148934A - データ通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、１組の伝送路を介して複数の情報処理装置が
相互に通信する通信システムに利用する。

特に、通信システムでの一斉同報通信手段に関する。

〔概要〕

本発明は、データ長が制限される伝送路を経由して一斉
同報通信を行う手段において、データを複数の一斉同報
フレームに分割して伝送し、受信側で組立再生し、また
この組立再生が完結しないときは破棄することにより、
情報伝送を効率的に実行することができるようにしたも
のである。

〔従来の技術〕

従来、この種の通信システムとしてはＩＥＥＥ８０２、
３で規定されるバス形ローカルエリアネットワークシス
テムがある。このような従来例では、伝送路に送出され
る情報フレームは一斉同報フレームを含めてフレーム長
は一定制限値以下に制限されているので、制限値を越え
るデータ長を持つメツセージを送信する場合には複数の
情報フレームに分割して送信する必要があり、特定の情
報処理装置間の通信ではこのような分割された複数の情
報フレームで一つのメツセージを送信していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような従来例では、ひとつの情報処理装置
から他のすべての情報処理装置に同一のメツセージを送
信する場合に一斉同報フレームにより一回のフレーム送
信で行えるが、一斉同報フレームで送るべき情報が制限
値を越える場合には一斉同報フレームは使用できず、各
情報処理装置に対し個別に情報フレームを送信しなけれ
ばならない欠点があった。

本発明は、このような欠点を除去するもので、送るべき
情報が制限値を越える場合でも一斉同報フレームが使用
できるデータ通信方式を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するた約の手段〕

本発明は、一斉同報フレームを生成する同報通信手段を
有する情報処理装置を含む複数の情報処理装置と、この
情報処理装置が接続され、伝送する一斉同報フレームに
含まれるデータ長に制限値がある伝送路とを備えたデー
タ通信方式において、上記同報通信手段は、送出するデ
ータ長が上記制限値を越えるときにこのデータを含む一
斉同期フレームを識別するメツセージ番号、送出するデ
ータを上記制限値以内の長さに分割したデータ、このデ
ータの分割順を示すフレーム番号および最終に送出する
一斉同報フレームを示す最終フレーム識別子を含む一斉
同報フレームを生成する手段を備え、一斉同報フレーム
を受信する情報処理装置は、上記フレーム番号に基づき
分割されたデータを組立再生する手段および最終フレー
ム識別子を認識する以前に受信中のメツセージ番号と異
るメツセージ番号の付された一斉同報フレームを受信し
たときに受信中の一斉同報フレームを破棄する手段を備
えたことを特徴とする。

〔作用〕

情報処理装置から伝送路に一斉同報フレームにメツセー
ジ番号情報と、フレーム番号情報と、メツセージの最初
のフレームを表示する情報と、メッセーにの最後のフレ
ームを表示する情報を具備した一斉同報フレームを送出
し、一斉同報フレームを受信した情報処理装置は一斉同
報フレームのメツセージ番号情報と、フレーム番号情報
と、メツセージの最初のフレームを表示する情報と、メ
ツセージの最後を表示する情報とに基づき受信した複数
の一斉同報フレームから１つのメツセージに組立てて受
信データとし、送信された複数の一斉同報フレームのい
ずれかが受信できずにメツセージを組立てられない場合
は受信した同一メツセージ番号情報を持つ一斉同報フレ
ームを全て破棄する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は、この実施例の構成を示すブロック構成図であ
る。第２図は情報処理装置１から送信される一斉同報フ
レームの構成を示し、一斉同報フレームはフレームの先
頭を示すフラグフィールドＦと、送信先アドレスフィー
ルドＤＡと、送信元アドレスフィールドＳＡと、メツセ
ージ番号フィールドＭＮと、フレーム番号フィールドＦ
Ｎと、最終フレーム表示フィールドＬと、情報フィール
ドＩと、フレームチエツクフィールドＦＣ３と、フレー
ムの終了を示すフラグフィールドＦとから構成される。

この実施例は、第１図に示すように、演算処理を行う情
報処理装置１と、情報処理装置１で演算生成された画像
データを表示する表示装置３．４ないしｎとから構成さ
れ、情報処理装置１と表示装置３ないしｎは伝送路２に
接続され、この伝送路２を介して通信を行う。すなわち
、この実施例は、一斉同報フレームを生成する同報通信
手段１１を有する情報処理装置１と複数の情報処理装置
である表示装置３ないしｎと、この情報処理装置１．３
ないしｎが接続され、伝送する一斉同報フレームに含ま
れるデータ長に制限値がある伝送路２とを備え、さらに
、本発明の特徴とする手段として、同報通信手段１１は
、送出するデータ長が上記制限値を越えるときにこのデ
ータを含む一斉同期フレームを識別するメツセージ番号
、送出するデータを上記制限値以内の長さに分割したデ
ータ、このデータの分割順を示すフレーム番号および最
終に送出する一斉同報フレームを示す最終フレーム識別
子を含む一斉同報フレームを生成する手段を備え、一斉
同報フレームを受信する表示装置３ないしｎは、上記フ
レーム番号に基づき分割されたデータを組立再生する手
段であるデータ組立再生手段３１および最終フレーム識
別子を認識する以前に受信中のメツセージ番号と異るメ
ツセージ番号の付されたフレームを受信したときに受信
中の一斉同報フレームを破棄する手段であるデータ破棄
手段３２を備える。

第３図は画像データの送信法を説明する図であり、フレ
ームａは情報処理装置１で生成された画像データエ、を
示し、一斉同報フレームｂ、ｃ。

ｄおよびｅは画像データＩＡが分割された画像データ１
．、Ｉ。、Ｉｄおよび工。を送信する一斉同報フレーム
を示し、フレームｆは表示装置で受信された一斉同報フ
レームｂ、ｃＳｄおよびｅが再組立された画像データを
示す。

次に、この実施例の動作を説明する。情報処理装置１で
生成された画像データＩＡのデータ長が定められた制限
フレーム長の制限内か否かが検査される。画像データＩ
Ａの長さがこの制限フレーム長より長い場合には、画像
データを分割して複数の一斉同報フレームｂ、、ｃ、　
ｃｌおよびｅが作成される。そして、この画像データが
すべての表示装置３ないしｎに表示されるべきものであ
れば、この一斉同報フレームｂ、ｃ、ｄおよびｅの送信
は一斉同報通信により実行される。すなわち、第３図に
示すように、画像データエ、は分割画像データＩ、、Ｉ
。、Ｉｄおよび■。の４つに分割される。そして、第１
の一斉同報フレームｂが先ず送信される。一斉同報フレ
ームｂは送信先アドレスフィールドＤＡに一斉同報フレ
ームを表示するＦＦがセットされ、送信元アドレスフィ
ールドＳＡには情報処理装置１の局番・「０１」がセッ
トされ、メツセージ番号フィールドＭＮにはメツセージ
番号ｒｏｌ」カセットされ、フレーム番号フィールドＦ
’Ｎには最初の一斉同報フレームを表示する「０１」が
セットされ、最終フレーム表示フィールドＬには最終フ
レームでは無いことを示す「０」がセットされ、そして
情報フィールドには最初の分割画像データＩ、がセット
される。この第１の一斉同報フレームｂが送信された後
に、第２、第３および第４の一斉同報フレームｃＳｄお
よびｅが次々と送信される。一斉同報フレームｃ、ｄお
よびｅは一斉同報フレームｂと同様の情報がセットされ
ているが、一斉同報フレームＣには第２の一斉同報フレ
ームであることを表示するフレーム番号フィールドＦＮ
に「０２」と情報フィールドエに分割画像データ■、と
がセットされ、一斉同報フレームｄには第３の一斉同報
フレームであることを表示するフレーム番号フィールド
ＦＮに「０３」および情報フィールドＩに分割画像デー
タＩｄがセットされ、一斉同報フレームｅには第４の一
斉同報フレームでかつ最後の一斉同報フレームであるこ
とを表示するフレーム番号フィールＦＮに「０４」、最
終フレーム表示フィールドＬに「１」および情報フィー
ルド■に分割画像データＩ。がセットされて送信される
。

送信された一斉同報フレームｂＳｃＳｄおよびｅは表示
装置３ないしｎのそれぞれに受信され、分割された画像
データ１．、Ｉ。、ＩｄおよびＩ。

により画像データエ、が画像データｆとして再組立てさ
れて表示装置３ないしｎのそれぞれに表示される。この
表示装置３ないしｎに一斉同報フレームｅが受信される
と、表示装置３ないしｎは前に受信された一斉同報フレ
ームのフレーム番号フィールドＦＮを検査し、フレーム
のぬけがないか否かを判断する。また、一斉同報フレー
ムｅが受信されずに次にメツセージ番号フィールドＭＮ
に「０１」以外の一斉同報フレームを受信したときは一
斉同報フレームｅがぬけたものとして判断し、メツセー
ジ番号フィールドにＱｌが表示されたフレームをすべて
破棄してこの画像データを表示しない。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、１つのメツセージを分
割して複数の一斉同報フレームで一斉同報することがで
きるので、通信システムのフレーム長制限以上の情報デ
ータを一斉同報することができ、情報処理装置に個別に
送信する従来の通信システムに比べて効率の良い通信が
行える効果がある。

マット図。

第３図は本発明実施例の動作を示す説明図。

１・・・情報処理装置、２・・・伝送路、３．４、・、
ｎ・・・表示装置、１１・・・同報通信手段、３１・・
・データ組立再生手段、３２・・・データ破棄手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一斉同報フレームを生成する同報通信手段を有する
   情報処理装置を含む複数の情報処理装置と、この情報処
   理装置が接続され、伝送する一斉同報フレームに含まれ
   るデータ長に制限値がある伝送路とを備えたデータ通信
   方式において、 上記同報通信手段は、送出するデータ長が上記制限値を
   越えるときにこのデータを含む一斉同期フレームを識別
   するメッセージ番号、送出するデータを上記制限値以内
   の長さに分割したデータ、このデータの分割順を示すフ
   レーム番号および最終に送出する一斉同報フレームを示
   す最終フレーム識別子を含む一斉同報フレームを生成す
   る手段を備え、 一斉同報フレームを受信する情報処理装置は、上記フレ
   ーム番号に基づき分割されたデータを組立再生する手段
   および最終フレーム識別子を認識する以前に受信中のメ
   ッセージ番号と異るメッセージ番号の付されたフレーム
   を受信したときに受信中の一斉同報フレームを破棄する
   手段を備えたことを特徴とするデータ通信方式。