JPH02148816A - モールド型電子部品の製造方法 - Google Patents

モールド型電子部品の製造方法

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JPH02148816A
JPH02148816A JP30260788A JP30260788A JPH02148816A JP H02148816 A JPH02148816 A JP H02148816A JP 30260788 A JP30260788 A JP 30260788A JP 30260788 A JP30260788 A JP 30260788A JP H02148816 A JPH02148816 A JP H02148816A
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
release agent
resin
mold release
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP30260788A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kurihara
和彦 栗原
Hiroshi Igarashi
弘 五十嵐
Yoshihisa Watanabe
義久 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lincstech Circuit Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Condenser Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Condenser Co Ltd filed Critical Hitachi Condenser Co Ltd
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はモールド型電子部品の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、電子部品に樹脂モールドにより外装を形成する方
法は2種類ある。一つは熱硬化性樹脂を使用するトラン
スファーモールド法であり、もう一つは熱可塑性樹脂を
用いるインジェクションモールドである。
例えば、前者の方法で樹脂モールド外装を形成するには
次の通り行なう。
先ず、リードフレームの所定の位置に電子部品の素子を
接続し、次にこのリードフレームを加熱されたモールド
用金型内にセットし、100〜150トン位の圧力で型
締めする。型締め後、熱硬化性樹脂をプランジャーによ
って金型内に加圧注入する。注入後、数分間放置すると
樹脂が硬化する。樹脂硬化後、金型を開きリードフレー
ムを取り出してモールド作業を終了する。
そして通常コンデンサ等に於ては、モールド作業後、端
子に半田や錫メツキを形成し、端子加工する。
(発明が解決しようとする課題) しかし、モールドの型締め時に、上型又は下型がリード
フレームと接する面に5〜10μ而以上の微小な隙間が
あると、金型内に流れ込んだ樹脂が隙間にまで流れこむ
。この隙間に流れ込んだ樹脂は第3図に示す通り、電子
部品21には不要な樹脂パリ22を形成する。樹脂パリ
22が生じると、その後に行なう半田や錫メツキがその
部分に形成されない欠点があり、電子部品21を基板に
半田接続する場合に、接続不良が増加する欠点がある。
そのために、一般にこの樹脂パリを除去するために、モ
ールド後にサンドブラストや液体ホーニング等の処理を
必要とし、工程が増加する欠点がある。そして樹脂パリ
の発生は金型の使用期間に比例して増大する傾向にあり
、完全に樹脂パリを除去するためには、サンドブラスト
の吹き付は圧力を大きくしたり、その処理の頻度を増や
す必要がある。しかし、圧力を増したり、作業頻度を増
すと、電子部品の端子が損傷し易くなり、端子強度も低
下する欠点がある。
また、金型を隙間がほとんど生じない構造とするには、
その精度を向上したり、金型鋼材の弾性を利用したもの
とする必要があり、金型が非常に高価になる欠点がある
本発明の目的は、以上の欠点を改良し、端子の半田メツ
キ処理等を確実に行なえ、端子強度を改善でき、製造装
置を安価にしうるモールド型電子部品の製造方法を提供
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、樹脂モールド
により外装を形成したモールド型電子部品の製造方法に
おいて、端子部に離型剤を塗布する工程と、該工程後に
樹脂モールドする工程と、該工程後に前記離型剤を溶剤
で溶かす工程とを行なうモールド型電子部品の製造方法
を提供するものである。
(作用) 本発明によれば、端子部に離型剤を塗布しているために
樹脂が密着し難く樹脂パリを生じ難い。
そしてモールド後に離型剤を有機溶剤等で溶かすことに
より、離型剤とともに容易に樹脂パリを除去できる。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
先ず、第1図に示す通り、リードフレーム1をプレスで
打抜き、コンデンサ等の素子2を接続する。素子2を接
続後、この素子2を除き、リードフレーム1にフッ素系
離型剤やシリコーンオイル等の離型剤を塗布する。
素子2を接続後、第2図に示す通り、リードフレーム1
を、100〜200℃に加熱されたモールド用金型3の
下型4上の所定位置に載せセットする。セット後、上型
5と下型4とを100〜150トン位の圧力で型締めす
る。型締め後、金型3上部に設けられた中空円筒状のポ
ット6の中に円筒状の熱硬化性樹!7を入れ、プランジ
ャー8により加圧注入する。注入された円筒状の熱硬化
性樹脂7は、金型3及びボット6の熱により液状となり
、上型5と下型4により形成されるランナ9、ゲート1
0及びキャビティ11の中へ注入され、素子2の周囲を
包み込む。そしてこの状態で数分間放置すると注入され
た熱硬化性樹脂12は硬化し、素子2の外装を形成する
外装形成後、リードフレーム1を金型3から取り出し、
フッ素系溶剤や1.1.1. トリクロルエタン等の有
機溶剤中に浸漬し、あるいは超音波洗浄等により離型剤
を溶かす。
離型剤を溶かすことによって、樹脂パリを除去できる。
次に上記実施例と比較例とについて、端子に半田メツキ
をした場合のメツキネ良率を求めたところ表の通りの結
果が得られた。
本発明の実施例と従来例の製造条件は次の通りである。
1)実施例 型締圧カニ160トン 金型温度:170±5℃ 樹  脂ニドランファーモールド用 エポキシ樹脂 成型圧カニ90h/cl 成型時間:2.5分/ショット メツキ処理: 電気化学的メツキにより半田メ ツキする。
2)比較例 離型剤の塗布及び除去をする処理を除く他は、実施例と
同じとする。
なお、試料数は、1フレームに30個のタンタルコンデ
ンサを形成したものを160枚用いる。
また、メツキ処理の良、不良の判定は、プリント基板等
に半田付けされる端子の面のメツキ面積が97%以上を
良品とし、97%未満を不良品とする。
表 ば、他の実施例3及び4に比べて、2/19〜6/23
にでき、よりメツキネ良を減少できる。
(発明の効果) 以上の通り、本発明によれば、端子に離型剤を塗布、モ
ールド後にこれを除去することにより、端子表面の樹脂
パリを除去でき、メツキネ良率を低下でき、端子強度を
向上でき、安価に製造しうるモールド型電子部品の製造
方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は素子を接続したリードフレームの平面図、第2
図はモールド処理状態のモールド装置の断面図、第3図
はモールド後のリードフレームの平面図を示す。 1・・・リードフレーム、  2・・・素子、3・・・
金型、 7.12・・・熱硬化性樹脂。 表から明らかな通り、本発明によれば比較例に比べてメ
ツキネ良率を6/ 175〜38/175にできる。ま
た、本発明においても、特に、離型剤及び洗浄液ともフ
ッ素系とした実施例1及び2によれ特許出願人 日立コ
ンデンサ株式会社 ] 1 図 第3図 第2−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂モールドにより外装を形成したモールド型電
    子部品の製造方法において、端子部に離型剤を塗布する
    工程と、該工程後に樹脂モールドする工程と、該工程後
    に前記離型剤を溶剤で溶かす工程とを行なうモールド型
    電子部品の製造方法。
JP30260788A 1988-11-30 1988-11-30 モールド型電子部品の製造方法 Pending JPH02148816A (ja)

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