JPH02148637A - 磁気応動スイッチ - Google Patents

磁気応動スイッチ

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JPH02148637A
JPH02148637A JP30374188A JP30374188A JPH02148637A JP H02148637 A JPH02148637 A JP H02148637A JP 30374188 A JP30374188 A JP 30374188A JP 30374188 A JP30374188 A JP 30374188A JP H02148637 A JPH02148637 A JP H02148637A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
fixed contact
magnetic piece
base
contact point
Prior art date
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Pending
Application number
JP30374188A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Iwasaki
幸雄 岩崎
Tamotsu Horiba
堀場 保
Norihiko Terasawa
寺沢 範彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP30374188A priority Critical patent/JPH02148637A/ja
Publication of JPH02148637A publication Critical patent/JPH02148637A/ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は磁気に応動して開閉する磁気応動スイッチに関
する。
(従来の技術) 従来より、この種磁気応動スイッチとしては、第6図に
示すようなリードスイッチがある。このものは、ガラス
管1内に夫々可動接点を構成する2個の磁性片2.2を
夫々の先端部が互いに接離可能なようにして対向して設
けると共に、それら両磁性片2.2の端子部2a、2a
をガラス管1の外方へ導出した構成である。斯様なリー
ドスイッチは、外部から磁界が両磁性片2.2に作用す
ると、両磁性片2.2を通じて磁束が流れ、これら両磁
性片2,2の先端部同志が互いに引寄せられて接触する
ことにより閉路状態となり、一方、両磁性片2.2に作
用する磁界が小さくなったり、作用する磁界がなくなる
と、両磁性片2,2は自身の弾性により離間して開路状
態となる。
(発明が解決しようとする3題) 上記従来構成のものでは、磁気に対する感度を上げるた
めには、両磁性片2.2を小形化すると共に、両磁性片
2,2間のギャップを小さくする必要がある。しかしな
がら、磁性片2を一定以上に小さくすると磁気抵抗が極
端に大きくなるため、磁気感度をそれ捏上げることはで
きず、又、小形化もし難いものであった。
そこで、本発明の目的は、磁気感度の向上を図り得ると
共に、小形化も図り得る磁気応動スイッチを提供するに
ある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の磁気応動スイッチは、磁性材製の基板上に固定
接点を設け、又、その基板上に絶縁層を介して磁性片を
片持状に支持させて、この磁性片の自由端部を固定接点
に対して接離可能に構成し、そして、この磁性片に固定
接点と対向するように可動接点を設けた構成とするもの
である。
(作用) 上記構成のものは、外部からの磁界が磁性材製の基板に
作用すると、この基板を磁束が流れて該基板が磁化され
、これに基き磁性片の自由端部が基板側に引寄せられて
「1J動接点が固定接点に接触することにより閉路状態
となる。一方、基板に作用する磁界が小さくなったり、
作用する磁界がなくなると、磁性片が自身の弾性により
固定接点から離間して開路状態となる。このものによれ
ば、磁束が基板を流れるようにしているので、磁束を十
分に確保できて磁気抵抗を小さくできる。従って、磁性
片を小さくできると共に、該磁性片の可動接点と基板上
の固定接点との間のギャップも小さくできるので、磁気
感度の向上を図ることができ、又、全体を小形化するこ
とができる。
(実施例) 以下本発明の第1実施例につき第1図乃至第3図を参照
して説明する。
まず、第1図及び第2図において、11は基板で、これ
は磁性材例えば強磁性体であるパーマロイからなり、横
長な矩形状をなしている。12はこの基板11上の全面
にわたって設けられた絶縁層で、これは窒化膜、酸化膜
、或いはポリイミドなどの樹脂から形成されている。1
3はこの絶縁層12上に略り字形に設けられた固定接点
で、これは、クロム、或いはチタンなどからなる電極膜
14と、貴金属例えばロジウムなどからなる接点膜15
とにより構成されている。尚、この場合、固定接点13
としては絶縁層12上に接点膜15を直接形成するよう
にしても良いが、接点膜15に貴金属を用いる場合には
絶縁層12に対する密行性が悪く、これを補うために電
極膜14を介して接点膜15を設けるようにしている。
16は基端部16aが絶縁層12上に支持されて片持状
に設けられた磁性片で、これは磁性材例えば鉄・ニッケ
ル系の合金により形成されており、これの立上がった自
由端部16bが固定接点13における一辺部13aの上
方にこれと所定の隙間17を存して対向しており、その
固定接点13の一辺部13aに対して接離可能な構成と
なっている。18は磁性片16における自由端部16b
の下面に設けられた可動接点で、これは前記接点膜15
と同様のロジウムなどの貴金属により形成されている。
19は磁性片16の上面に設けられた電極膜で、これは
前記電極膜14と同様にクロム、或いはチタンにより形
成されている。以上により磁気応動スイッチ20が構成
されている。
次に、斯様な磁気応動スイッチ20の製造工程について
第3図の(a)乃至(g)を参照して述べる。
まず、基板11上の全面に絶縁層12を設け、次いで、
電極膜14及び接点膜15を蒸着、或いはスパッタリン
グにより成膜した後、エツチング加工して略り字形の固
定接点13を形成する(第3図(a)参照)。次に、絶
縁層12上において磁性片16の基端部16aが接触す
る部分を除くようにしてレジスト層21を設ける(第3
図(b)り照)。そして、可動接点18を蒸着、或いは
スパッタリングにより成膜しく第3図(C)参照)、こ
の後、その可動接点18のうち後に磁性片16の可動接
点18となる部分を残して他はエツチングにより除去す
る(第3図(d)参照)。次に、磁性片16及び電極膜
19をメツキ或いは蒸着により成膜しく第3図(e)参
照)、次いで、これら磁性片16及び電極膜18を所定
形状にエツチング加工する(第3図(f)参照)。この
後、前記レジスト層21を除去することにより隙間17
を形成し、以て磁気応動スイッチ20の製造が完了する
(第3図(g)参照)。
而して、斯様に構成された磁気応動スイッチ20を例え
ば電気回路における;A電流の検出のために用いる場合
には、この磁気応動スイッチ20を図示しない電気回路
が設けられたプリント配線基板上に配設し、その電気回
路に接続されたコイルを該磁気応動スイッチ20の回り
に配置する。そして、固定接点13の一端部13bにお
ける電極膜15及び磁性片16の基端部16aにおける
電極膜19を夫々ワイヤボンディングにより検出回路に
接続する。
このような構成において、前記電気回路に過電流が流れ
た場合には、コイルに流れる電流によって発生した磁界
が基板11に作用し、この基板11を磁束が流れること
により該基板11が磁化され、これに基き磁性片16の
自由端部16bが基板11側に引寄せられ、可動接点1
8が固定接点13の一辺部13aに接触することにより
閉路状態となる。これにより、磁性片16の電極膜19
と固定接点13の電極膜15との間が導通状態となり、
以て電気回路の過電流を検出することができる。一方、
電気回路に通常の電流が流れている場合には、基板11
に作用する磁界が小さく、磁性片16の自由端部16b
は自身の弾性により固定接点13から離間して開路状態
を呈している。
上記した実施例によれば、基板11を磁性材により形成
し、この基板11を磁束が流れるように構成しているの
で、磁束を十分に確保できて磁気抵抗を小さくできる。
従って、磁性片16を小さくできると共に、該磁性片1
6の可動接点18と基板11上の固定接点13との間の
隙間17も小さくできるので、ガラス管1に2個の磁性
片2゜2を設けた従来のものとは違い、磁気感度の向上
を図ることができ、又、全体の小形化を図ることができ
る。また、上記磁気応動スイッチ20は、Icチップ等
の製造と同様な手法で製造できるので、小形でしかも精
度良く製作することができる。
尚、上記した実施例では、基板11上に設けた固定接点
13と、可動接点18を有した磁性片16とにより1個
のスイッチ部を構成したが、例えば固定接点13及びこ
れに対応する磁性片16を複数対設けて複数個のスイッ
チ部を形成すると共に、レジスト層21の厚さを変える
ことで夫々のスイッチ部の隙間17の寸法を異ならせる
ように形成し、異なる大きさの磁気に応動するスイッチ
部を複数個有した構成とすることもできる。
次に本発明の第2実施例について第4図及び第5図を参
照して説明する。22は磁性材例えば強磁性体であるパ
ーマロイからなる基板で、横長な矩形状をなしている。
23は基板22上の全面にわたって設けられた固定接点
で、これはクロム。
或いはチタンなどの薄膜により形成されている。
24はこの固定接点23上に設けられた絶縁層で、これ
は、窒化膜、酸化膜、或いはポリイミドなどの樹脂によ
り形成されていて、後述する磁性片25の自由端部25
bと対応する部位及びボンディングバット部26形成部
位にエツチングの除去により凹部27,28が形成され
ている。前記磁性片25は基端部25aが絶縁層24上
に支持されて片持状に設けられていて、自由端部25b
が凹部27において固定接点23と所定の隙間29を存
して対向しており、従って自由端部25bが固定接点2
3に対して接離可能な構成となっている。
そして、磁性片25の自由端部25bの下面には貴金属
例えばロジウムの薄膜からなる可動接点30が設けられ
、又、磁性片25の上面にはクロム。
或いはチタンからなる電極膜31が設けられている。以
上により磁気応動スイッチ32が構成されている。
而して、斯様な磁気応動スイッチ32は次のようにして
製造される。まず、基板22上に固定接点23を蒸着等
により成膜して形成する。次に、この固定接点23上に
絶縁層24を成膜し、この後、エツチングによる除去に
より四部27.28を形成する。そして、絶縁層24に
おいて磁性片25の基端部25aが接触する部分を除い
て図示しないレジスト層を設ける。尚、この場合、その
レジスト層により前記四部27.28部分も埋められる
。次に、そのレジスト層上に可動接点3゜を蒸着等によ
り成膜した後、所定形状にエツチング加工する。この後
、磁性片25及び電極膜31を蒸着等により成膜した後
、所定形状にエツチング加工する。そして、前記レジス
ト層を除去することにより前記凹部27.28が再び形
成される。
以上により製造が完了する。
斯様な第2実施例においても第1実施例と同様な作用効
果を得ることができる。又、特にこの第2実施例におい
ては、基板22と固定接点23とが導通状態であるから
、基板22の下面に例えば半田層を形成し、その基板2
2をプリント配線基板上に直接実装するようにすれば、
ボンディングバット部26へのボンディングワイヤの接
続を不要にでき、ボンディングワイヤの接続は磁性片2
5側のみにすることができる。
[発明の効果] 以上の記述にて明らかなように、本発明の磁気応動スイ
ッチは、磁性材製の基板上に固定接点を設け、又、その
基板上に絶縁層を介して磁性片を片持状に支持させて、
この磁性片の自由端部を固定接点に対して接離可能に構
成し、そして、この磁性片に固定接点と対向するように
可動接点を設けた構成とすることにより、磁気感度の向
上を図り得ると共に、小形化も図り得るという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第3図は本発明の第1実施例を示し、第4図
及び第5図は本発明の第2実施例を示し、第4図は第1
図相当図、第5図は第2図相当図である。そして、第6
図は従来のリードスイッチの縦断面図である。 図面中、11は基板、12は絶縁層、13は固定接点、
16は磁性片、16bは自由端部、18は可動接点、2
0は磁気応動スイッチ、22は基板、23は固定接点、
24は絶縁層、25は磁性片、25bは自由端部、30
は可動接点、32は磁気応動スイッチを示す。 出願人  株式会社東海理化電機製作所第1 図 第2図 !J3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、磁性材製の基板と、この基板上に設けられた固定接
    点と、前記基板上に絶縁層を介して片持状に支持され自
    由端部が前記固定接点に対して接離可能に構成された磁
    性片と、この磁性片に前記固定接点と対向するように設
    けられた可動接点とを具備してなる磁気応動スイッチ。
JP30374188A 1988-11-30 1988-11-30 磁気応動スイッチ Pending JPH02148637A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06223686A (ja) * 1992-12-15 1994-08-12 Asulab Sa リード接触器およびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928142B1 (ja) * 1967-11-17 1974-07-24

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