JPH0214834Y2 - - Google Patents

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JPH0214834Y2
JPH0214834Y2 JP564985U JP564985U JPH0214834Y2 JP H0214834 Y2 JPH0214834 Y2 JP H0214834Y2 JP 564985 U JP564985 U JP 564985U JP 564985 U JP564985 U JP 564985U JP H0214834 Y2 JPH0214834 Y2 JP H0214834Y2
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sand
inner cylinder
cylinder
air supply
supply port
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JP564985U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鋳物砂を鋳枠内へ吹込み充填するブロ
ーイング装置に関し、更に詳しくは、該ブローイ
ング装置のサンドマガジンの改良に関する。
(従来技術) 公知のブローイング装置は、概略、円筒形のサ
ンドマガジン、該サンドマガジンの上端にスライ
ドゲートを介して配設された鋳物砂供給ホツパ及
び該サンドマガジンの下端に固着されたブロープ
レート又はブローヘツドから成つており、該サン
ドマガジンは更に、側壁のほぼ対向する位置に給
気口と排気口とを備えた外筒と、表面に内部に通
じる多数のスリツト又は細孔を備えた内筒とから
成つていて、該外筒の内壁面と該内筒の外壁面と
により所定容積の空隙が画成されている。そして
前記空隙は、前記外筒の給気口を介して外部の圧
縮空気源と連通しており、該空隙へ供給された圧
縮空気は、前記スリツト又は細孔を通過して前記
内筒内へ侵入し、該内筒内に貯留された鋳物砂を
流動化した上、これを前記ブローヘツドの先端又
は前記ブロープレートの下面に接続して配設され
た鋳枠内へ吹込むようにされている。(例えば、
特開昭52−26316号、特開昭59−24552号等)。と
ころで従来のブローイング装置におけるサンドマ
ガジンでは、外筒と内筒とは同軸に、すなわち外
筒内壁面と内筒外壁面とが全周等間隔になるよう
に配設されており、圧縮空気源から外筒と内筒と
の空隙へ供給された圧縮空気が該内筒の全周壁面
より均等に内部へ侵入することが期待されてい
る。しかし実際は、内筒の給気口寄りの外壁面よ
り侵入する量が反対側の外壁面から侵入する量よ
りも多いため、内筒内の砂は一様には流動化され
ず、給気口寄りの砂は流動化されて鋳枠内へ吹込
まれるものの、反対側壁面附近の砂は流動化され
ずに内筒内に滞留し、その結果、必要量の砂が鋳
枠内へ充填されない事態がまま発生した。
(考案の目的) 本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
ので、外筒の給気口から内部へ供給された圧縮空
気が、内筒の全周壁面より均等に内部へ侵入可能
なブローイング装置のサンドマガジンを提供する
ものである。
(考案の構成) 以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明する
と、図面は本考案に係るサンドマガジン1を組込
んだブローイング装置を示し、該サンドマガジン
1はその側壁のほぼ相対向する位置に給気口2と
排気口3とを備えた外筒4と、その表面に内部へ
通じる多数のスリツトを備えた内筒5とから成つ
ており、該外筒4の内壁面と該内筒5の外壁面と
により所定容積の空隙が画成されている。前記内
筒5は、その軸線を前記外筒4の軸線よりも若干
前記給気口2寄りにずらせて配設されており、そ
の結果、該外筒4の内壁面と該内筒5の外壁面と
により画成される空隙は、第2図に示す如く、該
給気口2寄りが狭く、前記排気口3寄りが広くな
つている。前記給気口2は図示しない導管を介し
て同じく図示しない圧縮空気源と連通接続してお
り、また前記排気口3の他端には図示しない開閉
バルブが接続されている。なお前記内筒5外壁面
の、前記給気口2に対面する位置にはメクラ板6
が取り付けられている。
前記内筒5の上端開口部には、スライドゲート
7を介して鋳物砂のホツパ8が連設されており、
該スライドゲート7の端部には図示しないゲート
シリンダのピストンロツド9が連結されていて、
該ゲートシリンダの作動により該ホツパ8と該内
筒5との連通路が開閉されるようになつている。
なお前記サンドマガジン1の上端部における前記
外筒4と内筒5との空隙は適宜の方法によりシー
ルされている。
前記内筒5の下端開口部には、その端部に図示
しない上枠及び下枠の鋳物砂吹込口にそれぞれ連
通可能な鋳物砂吹出口11,12を備えると共
に、中間位置における傾斜壁13下面に中空室1
4を形成したブローヘツド15が連設されてい
る。前記中空室14は前記傾斜壁13に貫通穿設
された多数個の小孔(図示せず)を介して前記ブ
ローヘツド15内部と通気可能にされている。ま
た、前記中空室14の底面には給気口16,17
が設けられており、該給気口16,17は図示さ
れない導管を介して同じく図示されない圧縮空気
源と連通接続されている。なお18は衝突板であ
る。また、前記サンドマガジン1の下端部におけ
る前記外筒4と内筒5との空隙も適宜の方法によ
りシールされている。
(作用) 上記のように構成されたブローイング装置にお
いて、上枠と下枠の鋳物砂吹込口を、これに対応
するブローヘツド15の鋳物砂吹出口11,12
と連通接続させた上、ゲートシリンダーを作動さ
せてスライドゲート7を開き、所定量の鋳物砂を
ホツパ8から前記ブローヘツド15内及びサンド
マガジン1の内筒5内へ投入する。次に前記ゲー
トシリンダを逆作動させて前記スライドゲート7
を閉じ、圧縮空気源から圧縮空気を導管及び給気
口2を経て前記サンドマガジン1内へ供給する
と、該圧縮空気は外筒4と内筒5との空隙へ流入
する。この時、前記空隙は給気口2寄りが狭く、
排気口3寄りが広くされているため、該圧縮空気
は排気口3側空隙へも十分に回り、前記内筒5の
全周外壁面から均等に、該内筒5のスリツトを通
過して内部へ侵入する。その結果、前記内筒5内
の砂は万べんなく流動化され、一部の砂が滞留す
ることもなく、前記ブローヘツド15内の砂と共
に前記鋳物砂吹出口11,12、鋳物砂吹込口を
経て前記上枠及び下枠内へ吹込み充填される。
なお、上記吹込み作業の際、前記ブローヘツド
15の傾斜壁13の小孔から圧縮空気を噴出させ
て該ブローヘツド15内に貯留された鋳物砂を流
動化させ、前記上枠及び下枠内への吹込み充填を
助けると共に、該ブローヘツド15内部への砂の
付着を防止している。
吹込み作業完了後、圧縮空気の供給が停止さ
れ、排気口3の他端のバルブが開かれて前記サン
ドマガジン1及びブローヘツド15内の残留エヤ
ーが排出される。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案はブロ
ーイング装置のサンドマガジンにおいて、外筒内
に配設される内筒を、その軸線を外筒の軸線から
若干ずらして該外筒の給気口寄りに配設し、以て
外筒内壁面と内筒外壁面とにより画成された空隙
が前記給気口寄りで狭くなるように成したもので
ある。
従つて本考案によれば、外筒の給気口を介して
サンドマガジン内の前記空隙へ供給された圧縮空
気は給気口と反対側の空隙にも十分に廻り、内筒
外壁面の全周から均等に内部へ侵入する。その結
果、内筒内に貯溜された鋳物砂は万べんなく流動
化されるから、鋳枠への砂の吹込み充填の際、一
部の砂が内筒内に滞留することがなく、必要量の
砂が充填される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサンドマガジンを組込ん
だブローイング装置の縦断正面図、第2図は、第
1図のA−A線における断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁のほぼ対向する位置に給気口2と排気口3
    とを備えた外筒4と、表面に内部へ通じる多数の
    スリツト又は細孔を備えた内筒5とから成るブロ
    ーイング装置のサンドマガジン1において、前記
    内筒5を、その軸線を前記外筒4の軸線よりも前
    記給気口2寄りにずらせて配設したことを特徴と
    するブローイング装置のサンドマガジン。
JP564985U 1985-01-18 1985-01-18 Expired JPH0214834Y2 (ja)

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JP564985U JPH0214834Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JP564985U JPH0214834Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JPS61122041U JPS61122041U (ja) 1986-08-01
JPH0214834Y2 true JPH0214834Y2 (ja) 1990-04-23

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