JPH0756102Y2 - 鋳型造型用マッチプレート - Google Patents
鋳型造型用マッチプレートInfo
- Publication number
- JPH0756102Y2 JPH0756102Y2 JP13064390U JP13064390U JPH0756102Y2 JP H0756102 Y2 JPH0756102 Y2 JP H0756102Y2 JP 13064390 U JP13064390 U JP 13064390U JP 13064390 U JP13064390 U JP 13064390U JP H0756102 Y2 JPH0756102 Y2 JP H0756102Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- match plate
- substrate
- mold making
- blown
- compressed air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、鋳物砂を圧縮空気と共に左右又は上下鋳枠内
に同時に吹込み充填して鋳型を造型する際に使用される
マッチプレートに関する。
に同時に吹込み充填して鋳型を造型する際に使用される
マッチプレートに関する。
（従来技術と問題点） 従来マッチプレートの左右あるいは上下両側に鋳枠を枠
合せし、各鋳枠の外側開口にスクイズ板を嵌入させた密
閉空間に鋳物砂を圧縮空気と共に吹き込み充填し、その
後スクイズ板で圧縮して鋳型を造型するような場合に使
用されるマッチプレートには、第１図、あるいは第２図
に示すように吹き込み空気を逃すために基板（11）にお
ける模型（12）取付外周辺等にベントホール（13）が穿
設されるのが一般的である。
合せし、各鋳枠の外側開口にスクイズ板を嵌入させた密
閉空間に鋳物砂を圧縮空気と共に吹き込み充填し、その
後スクイズ板で圧縮して鋳型を造型するような場合に使
用されるマッチプレートには、第１図、あるいは第２図
に示すように吹き込み空気を逃すために基板（11）にお
ける模型（12）取付外周辺等にベントホール（13）が穿
設されるのが一般的である。
しかし第１図あるいは第２図に示すようなマッチプレー
トの左右に枠合せをして鋳物砂と圧縮空気とを同時に吹
き込んだ場合、全く同一の空気圧がマッチプレートの左
右に作用することはなく、空気圧に差が出てベントホー
ル（13）および中空室（14）を通じて空気の流れが生じ
圧力の低い側のベントホール（13）近辺の鋳物砂部分に
空洞ができるという問題がある。
トの左右に枠合せをして鋳物砂と圧縮空気とを同時に吹
き込んだ場合、全く同一の空気圧がマッチプレートの左
右に作用することはなく、空気圧に差が出てベントホー
ル（13）および中空室（14）を通じて空気の流れが生じ
圧力の低い側のベントホール（13）近辺の鋳物砂部分に
空洞ができるという問題がある。
（目的） 本考案は上記の問題に鑑みて成されたもので、マッチプ
レートの両側に同時に鋳物砂を圧縮空気と共に吹き込み
充填する場合において、鋳物砂部分に空洞ができない構
造の鋳型造型用マッチプレートを提供することを目的と
するものである。
レートの両側に同時に鋳物砂を圧縮空気と共に吹き込み
充填する場合において、鋳物砂部分に空洞ができない構
造の鋳型造型用マッチプレートを提供することを目的と
するものである。
（問題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために本考案における鋳型造型用
マッチプレートは、基板の左右または上下表面に模型を
取付けた鋳型造型用マッチプレートにおいて、該基板に
おける少なくとも前記模型を取付けた外周辺に、左右ま
たは上下各表面からそれぞれ別々に基板の内部を通って
基板の周端に貫通開口するベンンホールをそれぞれ穿設
したことを特徴とするものである。
マッチプレートは、基板の左右または上下表面に模型を
取付けた鋳型造型用マッチプレートにおいて、該基板に
おける少なくとも前記模型を取付けた外周辺に、左右ま
たは上下各表面からそれぞれ別々に基板の内部を通って
基板の周端に貫通開口するベンンホールをそれぞれ穿設
したことを特徴とするものである。
（作用） 本考案は、上記のような構成の鋳型造型用マッチプレー
トを採用することにより、鋳物砂充填のために吹き込ま
れた圧縮空気は、それぞれ別々のベントホールを通って
大気中に排出されるようになり、鋳物砂は、圧縮空気の
圧力差等に影響されることなく充填されるようになる。
トを採用することにより、鋳物砂充填のために吹き込ま
れた圧縮空気は、それぞれ別々のベントホールを通って
大気中に排出されるようになり、鋳物砂は、圧縮空気の
圧力差等に影響されることなく充填されるようになる。
（実施例） 以下本考案の実施例を第３図に基づいて説明する。垂直
状態に保持された基板（１）の左右両表面には、模型
（２）（２）が取付けられている。
状態に保持された基板（１）の左右両表面には、模型
（２）（２）が取付けられている。
該基板（１）における前記模型（２）（２）を取付けた
外周辺および模型（２）のポケット（2A）底部には、各
表面からそれぞれ別々に基板（１）の内部を通って該基
板（１）の周端に貫通開口するベントホール（３）
（３）（３）（３）がそれぞれ穿設されている。
外周辺および模型（２）のポケット（2A）底部には、各
表面からそれぞれ別々に基板（１）の内部を通って該基
板（１）の周端に貫通開口するベントホール（３）
（３）（３）（３）がそれぞれ穿設されている。
このように構成された鋳型造型用マッチプレートは第３
図のように垂直に保持された状態で（以下の構成は点線
図参照）横向きにされた鋳枠（５）（５）を左右両側に
枠合せし、該鋳枠（５）（５）の外側開口部にスクイズ
板（６）（６）を嵌入して密閉室（７）（７）を画成
し、この密閉室（７）（７）に対し、砂吹込口（８）
（８）から鋳物砂を圧縮空気と共に同時に吹き込み充填
する。
図のように垂直に保持された状態で（以下の構成は点線
図参照）横向きにされた鋳枠（５）（５）を左右両側に
枠合せし、該鋳枠（５）（５）の外側開口部にスクイズ
板（６）（６）を嵌入して密閉室（７）（７）を画成
し、この密閉室（７）（７）に対し、砂吹込口（８）
（８）から鋳物砂を圧縮空気と共に同時に吹き込み充填
する。
この鋳物砂の吹き込み充填の際、同時に左右に吹き込ま
れた圧縮空気は、各ベントホール（３）（３）（３）
（３）を介してそれぞれ基板（１）の周端に流れて大気
中に排出される。このため吹き込まれた鋳物砂はマッチ
プレートの反対側に吹き込まれた圧縮空気の影響を一切
受けずに充填が成される。
れた圧縮空気は、各ベントホール（３）（３）（３）
（３）を介してそれぞれ基板（１）の周端に流れて大気
中に排出される。このため吹き込まれた鋳物砂はマッチ
プレートの反対側に吹き込まれた圧縮空気の影響を一切
受けずに充填が成される。
したがって鋳型造型用マッチプレートのベントホール
（３）（３）（３）（３）表面近辺（島部あるいはポケ
ット部）に鋳物砂の空洞をつくるといった不具合は起ら
ない。
（３）（３）（３）（３）表面近辺（島部あるいはポケ
ット部）に鋳物砂の空洞をつくるといった不具合は起ら
ない。
尚上記実施例では、鋳型造型用マッチプレートを垂直状
態にして左右に鋳型を造型する例をもって説明したが、
鋳型造型用マッチプレートを水平状態に保持して上下に
鋳型を造型する場合にも利用できるものである。
態にして左右に鋳型を造型する例をもって説明したが、
鋳型造型用マッチプレートを水平状態に保持して上下に
鋳型を造型する場合にも利用できるものである。
（効果） 本考案は上記の説明から明らかなようにマッチプレート
の各ベントホールを一方の表面から基板の内部を通って
周端に貫通開口させる構成としたから吹き込まれる鋳物
砂は反対側に吹き込まれた圧縮空気の影響を一切受けな
い状態で充填が行なわれるから、圧縮空気の逆流により
鋳物砂の空洞が作られるという不具合がなくなり吹き込
みによる鋳型造型にすぐれた作用効果を奏するものであ
る。
の各ベントホールを一方の表面から基板の内部を通って
周端に貫通開口させる構成としたから吹き込まれる鋳物
砂は反対側に吹き込まれた圧縮空気の影響を一切受けな
い状態で充填が行なわれるから、圧縮空気の逆流により
鋳物砂の空洞が作られるという不具合がなくなり吹き込
みによる鋳型造型にすぐれた作用効果を奏するものであ
る。
第１図及び第２図は従来の鋳型造型用マッチプレートの
断面図、第３図は本考案の鋳型造型用マッチプレートの
断面図である。 （１）：基板、（２）：模型 （３）：ベントホール
断面図、第３図は本考案の鋳型造型用マッチプレートの
断面図である。 （１）：基板、（２）：模型 （３）：ベントホール
Claims (1)
- 【請求項１】基板（１）の左右または上下表面に模型
（２）（２）を取付けた鋳型造型用マッチプレートにお
いて、該基板（１）における少なくとも前記模型（２）
（２）を取付けた外周辺に、左右または上下各表面から
それぞれ別々に基板（１）の内部を通って基板（１）の
周端に貫通開口するベントホール（３）（３）（３）
（３）をそれぞれ穿設したことを特徴とする鋳型造型用
マッチプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13064390U JPH0756102Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 鋳型造型用マッチプレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13064390U JPH0756102Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 鋳型造型用マッチプレート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0483440U JPH0483440U (ja) | 1992-07-21 |
| JPH0756102Y2 true JPH0756102Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31877964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13064390U Expired - Lifetime JPH0756102Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 鋳型造型用マッチプレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756102Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP13064390U patent/JPH0756102Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0483440U (ja) | 1992-07-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |