JPH0619955U - 鋳型造型設備のマッチプレート装置 - Google Patents

鋳型造型設備のマッチプレート装置

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Publication number
JPH0619955U
JPH0619955U JP40216890U JP40216890U JPH0619955U JP H0619955 U JPH0619955 U JP H0619955U JP 40216890 U JP40216890 U JP 40216890U JP 40216890 U JP40216890 U JP 40216890U JP H0619955 U JPH0619955 U JP H0619955U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
match plate
hollow chamber
plate
blown
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP40216890U
Other languages
English (en)
Inventor
康生 森部
英彦 有木
Original Assignee
新東工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新東工業株式会社 filed Critical 新東工業株式会社
Priority to JP40216890U priority Critical patent/JPH0619955U/ja
Publication of JPH0619955U publication Critical patent/JPH0619955U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マッチプレートと鋳枠とにより画成した空間
に鋳物砂を圧縮空気と共に吹込み充填するに当って圧縮
空気が鋳物砂充填に悪影響を及ぼさないようにする。 【構成】 マッチプレートMの基板1に中空室3を設
け、この中空室3とマッチプレートMの表面とをベント
ホール4、4で連通すると共に該中空室3を切替弁を介
して真空ポンプ7に連通し、鋳物砂吹込み時に密閉室1
1に真空ポンプの吸引作用をおよぼすようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はマッチプレートを垂直状態にして枠合せを行い、この鋳枠の開口部を スクイズ板又はブロースクイズプレートで密閉して鋳物砂を圧縮空気と共に吹込 み充填し、その後スクイズ板又はブロースクイズプレートにより圧縮して鋳型を 造型する鋳型造型設備のマッチプレート装置に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】
従来上記のような鋳型造型設備においては図2に示すように基板21の両表面 に模型22、22を取付けると共に両表面に貫通するベントホール23、23を 設けたマッチプレートが使用されるのが一般的である。
【0003】 しかしこのようなマッチプレートを使用して鋳物砂を圧縮空気と共に吹込み充 填した場合、圧縮空気の逃げ場がないことから深い島部等は十分な砂充填がなさ れないと共に全く同一の空気圧がマッチプレートの左右に作用することはなく空 気圧に差が出てベントホール23、23を通じて空気の流れが生じ、圧力の低い 側のベントホール23、23近辺の鋳物すな部分に空洞ができるという問題があ った。
【0004】 本考案は上記の問題に鑑みて成されたもので深い島部等に対しても鋳物砂を十 分に充填できる機構を備えたマッチプレート装置を提供することを目的とするも のである。
【0005】
【問題解決のための手段】
上記の目的を達成するために本考案における鋳型造型設備のマッチプレート装 置は、基板の両表面に模型を取付けもってマッチプレートと成し、該基板内壁に 中空室を画成すると共に該マッチプレートの表面と該中空室とを多数のベントホ ールを介して連通し、かつ該中空室を配管及び切替弁を介して真空ポンプに連通 したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案は、上記のような解決手段を採用することにより、鋳物砂と共に吹き込 まれる圧縮空気は真空ポンプの作用により中空室及びベントホールを介して積極 的に排気されるようになり、深い島部等に対しても砂充填が十分になされるよう になると共に圧縮空気がマッチプレート中心から排気されるため、一方に吹き込 まれた圧縮空気が他方側に流れて鋳物砂充填の障害になるようなこともなくなる 。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図1に基づいて説明する。垂直状態に保持された基板1 の左右両表面には模型2、2が取付けられていてマッチプレートMが構成されて いる。該マッチプレートMの基板1内壁に中空室3が画成されていると共に該マ ッチプレートMの表面と該中空室3は多数のベントホール4、4を介して連通さ れている。また該中空室3は配管5及び切替弁6を介して真空ポンプ7に連通さ れている。なお図中8はベントプラグである。
【0008】 このように構成されたものは図1のように垂直保持された状態で(以下の構成 は点線図参照)横向きにされた鋳枠9、9を左右両側に枠合わせし、該鋳枠9、 9の外側開口部にスクイズ板10、10を嵌入して密閉室11。11を画成し、 この密閉室11、11に対し砂吹込口12、12から鋳物砂を圧縮空気と共に吹 き込み充填する。この鋳物砂の吹込み充填の際に切替弁6を切り替えて中空室3 と真空ポンプ7とを連通して密閉室11、11内をベントホール4、4を介して 吸引し減圧状態にして吸引を続けておくことにより、吹き込みされた圧縮空気と 鋳物砂はベントホール4、4の方向に強制的に吸引流動され圧縮空気はベントホ ール4、4中空室3を介して真空ポンプ7に吸引されて排気される。一方鋳物砂 はベントホール4、4の方向に流動して深い島部等であっても十分に充填がなさ れる。
【0009】 また吹き込まれた圧縮空気は真空ポンプ7に吸引されて排気されることから鋳 物砂はマッチプレートM反対側に吹き込まれた圧縮空気の影響を一切受けずに充 填が成されるためベントホール4、4表面近辺に鋳物砂の空洞をつくるといった 不都合は起こらない。尚上記実施例では鋳物砂の吹込みを鋳枠9、9の砂吹込口 12、12から行うようにしているがスクイズ板10、10をブロースクイズプ レートに代えてここから吹き込むようにしてもしてもよい。
【0010】
【考案の効果】
本考案は上記の説明から明らかなようにマッチプレートの基板内壁に中空室を 画成し、この中空室とマッチプレート表面とをベントホールを介して真空ポンプ に連通させた構成としたから、鋳物砂と共に吹き込まれる圧縮空気は鋳物砂の充 填に悪影響をおよぼすことが全くなくなることに加えて吹き込まれる圧縮空気が マッチプレートに向けて流れを生じるようになるため鋳物砂もこの流れに伴って マッチプレートに向かって移動され深い島部等にも十分に充填される等種々の効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】従来例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 模型 3 中空室 4 ベントホール 6 切替弁 7 真空ポンプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】鋳型造型設備のマッチプレート装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直状態に配置されたマッチプレートの
    両側部に、鋳枠をそれぞれ枠合わせすると共に該鋳枠の
    外側開口にそれぞれスクイズ板又はブロースクイズプレ
    ートを嵌入して密閉し、該鋳枠内に圧縮空気と共に鋳物
    砂を吹き込み充填し、該吹込み充填された鋳物砂を前記
    スクイズ板又はブロースクイズプレートにより圧縮して
    鋳型を造型する鋳型造型設備のマッチプレート装置であ
    って、基板1の両表面に模型2、2を取付けもってマッ
    チプレートMと成し、該基板1内壁に中空室3を画成す
    ると共に該マッチプレートMの表面と該中空室3とを多
    数のベントホール4、4を介して連通し、かつ該中空室
    3を配管5及び切替弁6を介して真空ポンプ7に連通し
    たことを特徴とする鋳型造型設備のマッチプレート装置
JP40216890U 1990-12-07 1990-12-07 鋳型造型設備のマッチプレート装置 Pending JPH0619955U (ja)

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JPH0619955U true JPH0619955U (ja) 1994-03-15

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ID=18511993

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JP40216890U Pending JPH0619955U (ja) 1990-12-07 1990-12-07 鋳型造型設備のマッチプレート装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185547A (ja) * 1983-04-07 1984-10-22 ダンスク・インダストリ・シンジカ−ト・ア−・エス 鋳型製造機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185547A (ja) * 1983-04-07 1984-10-22 ダンスク・インダストリ・シンジカ−ト・ア−・エス 鋳型製造機

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