JP3334843B2 - 鋳物砂吸引充填装置 - Google Patents
鋳物砂吸引充填装置Info
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- JP3334843B2 JP3334843B2 JP28343696A JP28343696A JP3334843B2 JP 3334843 B2 JP3334843 B2 JP 3334843B2 JP 28343696 A JP28343696 A JP 28343696A JP 28343696 A JP28343696 A JP 28343696A JP 3334843 B2 JP3334843 B2 JP 3334843B2
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- Japan
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- suction
- sand
- model box
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、順次送られてくる
模型箱内に砂ホッパ内の鋳物砂を模型箱側からの吸引作
用を利用して吸引充填する装置に関する。
模型箱内に砂ホッパ内の鋳物砂を模型箱側からの吸引作
用を利用して吸引充填する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来上記のような鋳物砂の吸引充填は、
模型箱の吸引減圧機構に通じる吸引口にカプラ−プラグ
を取付けておき、各模型箱が砂ホッパの下方に移動され
てくると作業者が手作業により前記カプラ−プラグに対
し、空気吸引源に連通するカプラ−ソケットを装着させ
て、模型箱内を吸引減圧できるようにしている。このた
め使用される多数の模型箱には吸引減圧機構に通じるカ
プラ−プラグをそれぞれ設置しなければならず模型箱の
製作費が高くなる問題があると共に鋳物砂の充填に際
し、手作業が伴うため鋳物砂の吸引充填の自動化ができ
ない問題があった。
模型箱の吸引減圧機構に通じる吸引口にカプラ−プラグ
を取付けておき、各模型箱が砂ホッパの下方に移動され
てくると作業者が手作業により前記カプラ−プラグに対
し、空気吸引源に連通するカプラ−ソケットを装着させ
て、模型箱内を吸引減圧できるようにしている。このた
め使用される多数の模型箱には吸引減圧機構に通じるカ
プラ−プラグをそれぞれ設置しなければならず模型箱の
製作費が高くなる問題があると共に鋳物砂の充填に際
し、手作業が伴うため鋳物砂の吸引充填の自動化ができ
ない問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑みて成されたもので使用される多数の模型箱の構造を
簡単にすることができると共に鋳物砂の吸引充填を手作
業なしで機械的に成し得る鋳物砂吸引充填装置を提供す
ることを目的とする。
鑑みて成されたもので使用される多数の模型箱の構造を
簡単にすることができると共に鋳物砂の吸引充填を手作
業なしで機械的に成し得る鋳物砂吸引充填装置を提供す
ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における鋳物砂吸引充填装置は、上方に砂ホ
ッパを昇降可能にして配設すると共にその下方に、両側
面に吸引口を有する吸引減圧機構を備えた模型箱を順次
移送させるロ−ラコンベヤを設け、該ロ−ラコンベヤの
上方における前記砂ホッパに対応する下方両外側部に、
前記吸引減圧機構の吸引口に連通可能な開口部を前面に
有する吸引チャンバ−を対向させると共にシリンダを介
して前後進可能に設け、該吸引チャンバ−を空気吸引源
にそれぞれ連通したことを特徴とするものである。
めに本発明における鋳物砂吸引充填装置は、上方に砂ホ
ッパを昇降可能にして配設すると共にその下方に、両側
面に吸引口を有する吸引減圧機構を備えた模型箱を順次
移送させるロ−ラコンベヤを設け、該ロ−ラコンベヤの
上方における前記砂ホッパに対応する下方両外側部に、
前記吸引減圧機構の吸引口に連通可能な開口部を前面に
有する吸引チャンバ−を対向させると共にシリンダを介
して前後進可能に設け、該吸引チャンバ−を空気吸引源
にそれぞれ連通したことを特徴とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。内部に型キャビティ−１を形
成すると共にこの型キャビティ−１に連通して両側面に
吸引口２，２を開口させる吸引減圧機構３をその壁面に
備えた模型箱４を多数個間歇移動させるロ−ラコンベヤ
５が配設されており、該ロ−ラコンベヤ５の適宜の上方
には自硬性砂Ｓを溜める開閉ダンパ６付砂ホッパ７が昇
降可能にして配設されている。前記ロ−ラコンベヤ５の
上方における砂ホッパ７と対応する下方両外側部には前
記吸引減圧機構３の吸引口２，２に連通可能な開口部
８，８を前面に有する吸引チャンバ−９，９がフレ−ム
１０，１０に支持されたシリンダ１１，１１を介して前
後進可能に対向して設けられている。該吸引チャンバ−
９，９の背面にはガイドバ−を兼ねる吸引管１２，１２
が連通されており、該吸引管１２，１２は図示されない
空気吸引源に切替弁を介して連通する配管１３，１３に
連通されている。尚、前記吸引管１２，１２は前記シリ
ンダ１１，１１を取付けたフレ−ム１０，１０に設けら
れたスリ−ブ１４，１４に摺動可能にして貫挿されてい
る。
基づいて詳しく説明する。内部に型キャビティ−１を形
成すると共にこの型キャビティ−１に連通して両側面に
吸引口２，２を開口させる吸引減圧機構３をその壁面に
備えた模型箱４を多数個間歇移動させるロ−ラコンベヤ
５が配設されており、該ロ−ラコンベヤ５の適宜の上方
には自硬性砂Ｓを溜める開閉ダンパ６付砂ホッパ７が昇
降可能にして配設されている。前記ロ−ラコンベヤ５の
上方における砂ホッパ７と対応する下方両外側部には前
記吸引減圧機構３の吸引口２，２に連通可能な開口部
８，８を前面に有する吸引チャンバ−９，９がフレ−ム
１０，１０に支持されたシリンダ１１，１１を介して前
後進可能に対向して設けられている。該吸引チャンバ−
９，９の背面にはガイドバ−を兼ねる吸引管１２，１２
が連通されており、該吸引管１２，１２は図示されない
空気吸引源に切替弁を介して連通する配管１３，１３に
連通されている。尚、前記吸引管１２，１２は前記シリ
ンダ１１，１１を取付けたフレ−ム１０，１０に設けら
れたスリ−ブ１４，１４に摺動可能にして貫挿されてい
る。
【０００６】このように構成されたものの作動を説明す
る。ロ−ラコンベヤ５を介して模型箱４が砂ホッパ７の
直下に移動されて図１の状態にされる。次に砂ホッパ７
が下降されて下端が模型箱４の型キャビティ−１の上端
開口に圧着されると共にシリンダ１１，１１が伸長作動
して吸引チャンバ−９，９の開口部８，８が模型箱４側
面の吸引口２，２を包囲して連通圧着される。次に図示
されない切替弁を切替えて配管１３，１３を空気吸引源
に連通し、吸引管１２，１２、吸引チャンバ−９，９、
吸引減圧機構３を介して型キャビティ−１内を吸引減圧
し減圧状態を続ける。この状態で開閉ダンパ−６が開か
れて砂ホッパ７内の自硬性砂Ｓが型キャビティ−１内に
吸引充填される。以下上記の作動と逆の作動が成され
る。すなわち、開閉ダンパ−６が閉じられ、図示されな
い切替弁により配管１３，１３が空気吸引源との連通を
大気への連通に切替えられた後シリンダ１１，１１が作
動して吸引チャンバ−９，９を模型箱４の側面から切離
しロ−ラコンベヤ５により自硬性砂Ｓを吸引充填した模
型箱４を移送し、次の空の模型箱４を砂ホッパ７の直下
に搬入し上記の作動をくりかえし行なう。尚移送された
自硬性砂Ｓ充填の模型箱４は自硬性砂Ｓが硬化した後分
割して鋳型（中子）を取り出す。また鋳物砂がガス硬化
性砂である場合は硬化ガスの通気により鋳型（中子）を
硬化させて模型箱４を分割し、鋳型（中子）が取り出さ
れる。
る。ロ−ラコンベヤ５を介して模型箱４が砂ホッパ７の
直下に移動されて図１の状態にされる。次に砂ホッパ７
が下降されて下端が模型箱４の型キャビティ−１の上端
開口に圧着されると共にシリンダ１１，１１が伸長作動
して吸引チャンバ−９，９の開口部８，８が模型箱４側
面の吸引口２，２を包囲して連通圧着される。次に図示
されない切替弁を切替えて配管１３，１３を空気吸引源
に連通し、吸引管１２，１２、吸引チャンバ−９，９、
吸引減圧機構３を介して型キャビティ−１内を吸引減圧
し減圧状態を続ける。この状態で開閉ダンパ−６が開か
れて砂ホッパ７内の自硬性砂Ｓが型キャビティ−１内に
吸引充填される。以下上記の作動と逆の作動が成され
る。すなわち、開閉ダンパ−６が閉じられ、図示されな
い切替弁により配管１３，１３が空気吸引源との連通を
大気への連通に切替えられた後シリンダ１１，１１が作
動して吸引チャンバ−９，９を模型箱４の側面から切離
しロ−ラコンベヤ５により自硬性砂Ｓを吸引充填した模
型箱４を移送し、次の空の模型箱４を砂ホッパ７の直下
に搬入し上記の作動をくりかえし行なう。尚移送された
自硬性砂Ｓ充填の模型箱４は自硬性砂Ｓが硬化した後分
割して鋳型（中子）を取り出す。また鋳物砂がガス硬化
性砂である場合は硬化ガスの通気により鋳型（中子）を
硬化させて模型箱４を分割し、鋳型（中子）が取り出さ
れる。
【０００７】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、吸引減圧機構を備えた模型箱を移送させるロ−ラコ
ンベヤの上方に、砂ホッパを昇降可能に設けると共に該
ロ−ラコンベヤの上方における前記砂ホッパに対応する
下方両側部に、前記吸引減圧機構に連通可能な開口部を
前面に有する吸引チャンバ−を対向させると共にシリン
ダを介して前後進可能に設け、この吸引チャンバ−を空
気吸引源にそれぞれ連通した構成にしたから移送されて
くる模型箱に対し、鋳物砂を自動的に吸引充填させるこ
とができるようになる。また各模型箱は、吸引減圧機構
に対するカプラ−プラグ等の接続器を取付なくてもよく
なり多数使用される模型箱の製作費を低減できる等種々
の効果がある。
に、吸引減圧機構を備えた模型箱を移送させるロ−ラコ
ンベヤの上方に、砂ホッパを昇降可能に設けると共に該
ロ−ラコンベヤの上方における前記砂ホッパに対応する
下方両側部に、前記吸引減圧機構に連通可能な開口部を
前面に有する吸引チャンバ−を対向させると共にシリン
ダを介して前後進可能に設け、この吸引チャンバ−を空
気吸引源にそれぞれ連通した構成にしたから移送されて
くる模型箱に対し、鋳物砂を自動的に吸引充填させるこ
とができるようになる。また各模型箱は、吸引減圧機構
に対するカプラ−プラグ等の接続器を取付なくてもよく
なり多数使用される模型箱の製作費を低減できる等種々
の効果がある。
【図１】本発明の実施の形態を示す一部切り欠き正面図
である。
である。
２ 吸引口 ３ 吸引減圧機構 ４ 模型箱 ５ ロ−ラコンベヤ ７ 砂ホッパ ８ 開口部 ９ 吸引チャンバ− １１ シリンダ １２ 吸引管
Claims (1)
- 【請求項１】 上方に砂ホッパ７を昇降可能にして配設
すると共にその下方に、両側面に吸引口２，２を有する
吸引減圧機構３を備えた模型箱４を順次移送させるロ−
ラコンベヤ５を設け、該ロ−ラコンベヤ５の上方におけ
る前記砂ホッパ７に対向する下方両外側部に、前記吸引
減圧機構３の吸引口２，２に連通可能な開口部８，８を
前面に有する吸引チャンバ−９，９を対向させると共に
シリンダ１１，１１を介して前後進可能に設け、該吸引
チャンバ−９，９を空気吸引源にそれぞれ連通したこと
を特徴とする鋳物砂吸引充填装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28343696A JP3334843B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 鋳物砂吸引充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28343696A JP3334843B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 鋳物砂吸引充填装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10109140A JPH10109140A (ja) | 1998-04-28 |
| JP3334843B2 true JP3334843B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=17665527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28343696A Expired - Fee Related JP3334843B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 鋳物砂吸引充填装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3334843B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106077523B (zh) * | 2016-08-24 | 2018-11-16 | 苏州苏铸成套装备制造有限公司 | 一种抽真空射砂结构 |
| CN109746391A (zh) * | 2019-03-05 | 2019-05-14 | 内蒙古第一机械集团股份有限公司 | 一种熔模铸造常温复杂型壳的吸砂方法 |
-
1996
- 1996-10-04 JP JP28343696A patent/JP3334843B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10109140A (ja) | 1998-04-28 |
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Legal Events
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