JP3268971B2 - 鋳造型用の鋳砂吹込装置 - Google Patents
鋳造型用の鋳砂吹込装置Info
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- JP3268971B2 JP3268971B2 JP07293896A JP7293896A JP3268971B2 JP 3268971 B2 JP3268971 B2 JP 3268971B2 JP 07293896 A JP07293896 A JP 07293896A JP 7293896 A JP7293896 A JP 7293896A JP 3268971 B2 JP3268971 B2 JP 3268971B2
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Description
するための鋳砂吹込装置に関する。
ための従来の鋳砂吹込装置として、図3、図4のような
ものがある(関連技術としては、例えば実開昭58−6
1345号公報参照)。
子を同時に成型するために、複数の中子型空間2が例え
ば一列に等間隔で形成され、金型表面にはそれぞれに接
続する導入口3が開口する。この金型1の上面には鋳砂
の吹込装置5が移動可能に配置される。鋳砂吹込装置5
はブロープレート6に、前記導入口3の位置に対応して
複数のノズル7が取付けられ、砂中子を成型するとき
は、導入口3に挿入されたブッシュ8にノズル7の位置
を合わせて、エア圧をかけながら金型内の中子型空間2
に鋳砂を圧送する。なお、図中9はノズル7の周囲から
砂が外部に漏れ出ることのないようにシールするパッキ
ンである。
鋳砂吹込装置5にあっては、金型1の種類が変わり、導
入口3の配列位置、個数が変化すると、これに対応した
別のブロープレート6をもつ鋳砂吹込装置5に交換して
いる。
装置5の交換作業が必要で、しかも何種類かの鋳砂吹込
装置5を準備しておかねばならないことから、その製作
コストも高くつくという問題があった。
き、したがって交換作業が不要でかつコストを大幅に低
減できる鋳砂吹込装置を提供することを目的する。
入口に対応してブロープレートから鋳砂を吹き込む鋳砂
吹込装置において、前記ブロープレートに金型に配列さ
れる複数の導入口の範囲にわたり長手方向に延びる鋳砂
吹き込みスリットを形成し、かつこのスリットの周囲を
覆うシール手段を設ける一方、ブロープレートの内部に
スリットの内面と所定の間隙をもって対峙するバルブプ
レートを備える。
スリットは、金型に形成された複数の導入口の全てをカ
バーするように縦長に形成されているので、ブロープレ
ートの内部からエア圧をかけて鋳砂を吹き込むと、各導
入口から金型内へと鋳砂が圧送され、砂中子が成型され
る。この場合、導入口が無い部分についても鋳砂が押し
出されようとするが、ブロープレートに密着する金型の
上面でスリットが閉塞されると共に、その周囲をシール
手段により覆われるので、鋳砂が外部に溢れ出ることは
ない。
を金型から離すが、このときはエア圧が解除されるた
め、スリットの内面に所定の間隙をもって対峙するバル
ブプレートにより、鋳砂の落下が防止される。
個数が変わったとしても、縦長のスリットがこれらの導
入口の全てをカバーする限りは、同一の鋳砂吹き込みブ
ロープレートを利用することが可能となる。
で、図示するように、鋳砂吹込装置のブローマガジン1
1に連結してブロープレート12が設けられる。このブ
ロープレート12には、金型1に設けられる複数の鋳砂
導入口3をカバーするように、縦長のスリット13が形
成され、このスリット13を介してマガジン内部空間1
5と連通する。
3の内面に所定の間隙をもって対峙するバルブプレート
14が配置、固定され、このバルブプレート14は複数
のカラー14aにより、スリット13との間に所定の間
隙を保たれる。このバルブプレート14は、エア圧がか
かっているときには、スリット13との間隙を通してマ
ガジン内部空間15からの鋳砂を外部に吹き出すが、エ
ア圧が作用しないときには、摩擦力により鋳砂の自由な
落下を防止する。
6には、スリット13の周囲を覆うようにシールゴム1
7が長円形の形状に埋め込まれている。なお、シールゴ
ム17は金型1の表面に密着し、スリット13の周囲か
ら鋳砂が漏れ出ることのないように封止する。
路である。
る。
プレート12を密着させた状態でエア圧をかけて鋳砂を
吹き込むと、ブロープレート12に形成された縦長のス
リット13は金型1の全ての導入口3をカバーしている
ため、各導入口3から金型内へと鋳砂が圧送されてい
き、砂中子が成型される。
鋳砂が押し出されようとするが、ブロープレート12に
密着する金型1の上面でスリット12が閉塞されると共
に、その周囲をシールゴム17により覆われているの
で、鋳砂が外部に溢れ出ることはない。
ン11を引き上げてブロープレート12を金型1から離
すが、このときはエア圧が解除されるため、スリット1
3の内面に所定の間隙をもって対峙するバルブプレート
14により、スリット13からの鋳砂の落下が防止され
る。
中子を効率的に生産することができる。
3の位置や個数が変わったとしても、ブロープレート1
2の縦長のスリット13がこれらの導入口3の全てをカ
バーするので、金型1を交換してもブロープレート12
はそのまま同じものを利用することができる。
不要で、作業効率が改善され、また種々のブロープレー
ト12を備える必要が無いため、ブロープレート12の
製作コストも低減する。
されたスリットは、金型に形成された複数の導入口の全
てをカバーするように縦長に形成されているので、各導
入口から金型内部へと鋳砂を供給することができ、導入
口が無い部分については、ブロープレートに密着する金
型の上面でスリットが閉塞され、鋳砂が外部に溢れ出る
ことはなく、一方、ブロープレートを金型から離すとき
はエア圧が解除されるのでバルブプレートによりスリッ
トからの鋳砂の落下が防止でき、このようにして効率よ
く砂中子の成型が可能となる一方、金型の交換に伴い、
導入口の位置や個数が変わったとしても、縦長のスリッ
トがこれらの導入口の全てをカバーする限りは、同一の
鋳砂吹き込みブロープレートを利用することができ、こ
のためブロープレートの交換が不要となり、作業効率の
改善が図れると共に、同一のブロープレートを利用でき
ることからその製作コストの低減も図れる。
Claims (1)
- 【請求項1】金型の鋳砂導入口に対応してブロープレー
トから鋳砂を吹き込む鋳砂吹込装置において、前記ブロ
ープレートに金型に配列される複数の導入口の範囲にわ
たり長手方向に延びる鋳砂吹き込みスリットを形成し、
かつこのスリットの周囲を覆うシール手段を設ける一
方、ブロープレートの内部にスリットの内面と所定の間
隙をもって対峙するバルブプレートを備えることを特徴
とする鋳造用の鋳砂吹込装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07293896A JP3268971B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 鋳造型用の鋳砂吹込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07293896A JP3268971B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 鋳造型用の鋳砂吹込装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09262639A JPH09262639A (ja) | 1997-10-07 |
JP3268971B2 true JP3268971B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=13503820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07293896A Expired - Fee Related JP3268971B2 (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 鋳造型用の鋳砂吹込装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268971B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP07293896A patent/JP3268971B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09262639A (ja) | 1997-10-07 |
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