JPH0214798Y2 - - Google Patents

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JPH0214798Y2
JPH0214798Y2 JP1733887U JP1733887U JPH0214798Y2 JP H0214798 Y2 JPH0214798 Y2 JP H0214798Y2 JP 1733887 U JP1733887 U JP 1733887U JP 1733887 U JP1733887 U JP 1733887U JP H0214798 Y2 JPH0214798 Y2 JP H0214798Y2
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JP
Japan
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shutter
exhaust pipe
drying air
fan
clothes dryer
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JP1733887U
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JPS63125996U (ja
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、本体内の加熱装置によつて加熱され
た乾燥風を回転ドラムにフアンによつて供給し、
この乾燥風の排気管を共用ダクトに接続可能に設
け、上記排気管内には排出される乾燥風の風圧に
よつて開放する円板状のシヤツターを回動軸にて
設けた衣類乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術 この種の衣類乾燥機の一例が特公昭60−9838号
公報に開示されており、このものは共用ダクトに
接続可能な排気管内にほこりや湿つた空気の逆流
を阻止するシヤツターを設けている。このシヤツ
ターは実公昭43−10141号公報に示すように、回
動軸を偏芯位置に固着しており、フアン駆動時に
は回動軸で分けた2個の半円では受圧力が異なる
ことにより回転し、フアン停止時には2個の半円
では自重が異なることにより元位置(閉成位置)
に自動復帰する。
しかしながら、排気管の内周面とシヤツターの
外周との間にはシヤツターの回転を円滑にするた
めに〓間が設けてある。従つて、閉成時でも外部
からほこりが侵入したり、複数の衣類乾燥機を共
用ダクトに接続した場合には乾燥後の湿つた空気
が侵入し、ドラムを汚染したり、ドラムやそのド
アで結露させることがあつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、シヤツター閉成時の密閉度を向上
し、ほこりや湿つた空気の侵入を阻止せんとする
ものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案による解決手段は、排気管の内周面のシ
ヤツター閉成位置に、閉成時のシヤツターを弾力
的に当接させる弾性材を内方突出状に取付けた構
成である。
(ホ) 作用 即ち、閉成時のシヤツターが弾性材に密接して
〓間を塞ぎ且つ閉成復帰時の衝撃音を緩和する。
また、弾性材を排気管側に設けることにより、シ
ヤツター自体の動きを確保するのである。
(ヘ) 実施例 図面に基づいて説明すると、1はガス式衣類乾
燥機の本体で、その上部にはガスバーナ等の燃焼
機から成る加熱装置2を内装し、その下方の中段
には横軸型の回転ドラム3を内装し、下部には横
向きのフイルター4及び排気用のフアン5を内装
している。そして、本体1の背面には他の衣類乾
燥機と共に共用ダクト6に連通することができる
排気管7を突設している。フアン5は、駆動する
ことによつて吸引した外気(燃焼用空気)を加熱
装置2に供給し、生成した乾燥風を回転ドラム
3、フイルター4の順に流下させ、排気管7に導
出する。回転ドラム3内では乾燥風の供給とドラ
ム回転とにより衣類を撹拌しつつ乾燥していく。
8は回転ドラム3及びフアン5を適当な速度で
回転させるモータ、9は回転ドラム3及び本体1
の衣類出入口を開閉するドアである。
ここで、排気管7内には円板状のシヤツター1
0が回転自在に軸支してある。斯る回動軸11は
シヤツター10の中心Oを通る垂直線V,Lと外
周との交点から、その垂直線に対して約10度傾く
ように配設され且つ固着してあり、実際に軸11
上下端を排気管7の軸支部12,12に軸支する
際にはこのシヤツター10を排気管7の長手方向
に対して少許傾けて軸支する。フアン5を駆動す
ると、シヤツター10は広面積の半円側の受圧力
が大なので回転して排気管7を開き、フアン5を
停止すると、自重によつて元位置(閉位置)に戻
る。広面積の半円側に板を重ねる等して重量増加
の処理を施すことにより、閉成復帰力を増加する
ことができる。
尚、シヤツター10の軸支持に於いて、シヤツ
ター10を垂直線V,Lに対して更に約10度〜約
30度の範囲で回転して軸支部12,12をずらせ
ることができる(第3図二点鎖線が約15度回転し
た例を示す)。これは10度より小さくなると閉成
復帰力が小と成り、30度より大きくなると早く閉
成復帰しても閉成状態の保持が不十分であること
を実験等により確認した結果に基づくものであ
る。因みに、排気管7の内径は約200mm、シヤツ
ター10の外径は約195mm、フアン5の送風量は
18〜15m3/min(60Hz)、16〜13m3/min(50Hz)
である。
一方、排気管7内にはシヤツター10がフアン
5の送風圧にて開放した時にその開放状態を最大
にするためのストツパー棒13が突入させてあ
る。また、排気管7のシヤツター10閉成位置の
内周面には、夫々半円状の例えばクロロブレン等
の弾性材14,14をストツパーと緩衝機能を兼
ねて接着している。因みに、接着面の巾は約15
mm、厚さ(中心方向への突出長)は約5mmであ
る。尚、弾性材14,14の接着位置は、シヤツ
ター10の開放回転側に少許ずらすこともでき、
むしろこの方がシヤツター10の弾性材14,1
4との密着性を増し、接着位置の自由度をも高く
できている。
(ト) 考案の効果 このように本考案に依れば、シヤツター閉成時
の密閉度を向上して、ほこりや湿つた空気の流入
を的確に阻止し、ドラム内やドアでの結露、ドラ
ムの汚染を防止できるので、極めて衛生的な衣類
乾燥機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による衣類乾燥機の正面断面
図、第2図は側断面図、第3図は外側から見た排
気管の断面図、第4図は排気管の縦断面図、第5
図は同横断面図である。 7……排気管、10……シヤツター、11……
回動軸、12……軸支部、14……弾性材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内の加熱装置によつて加熱された乾燥風を
    回転ドラムにフアンによつて供給し、この乾燥風
    の排気管を共用ダクトに接続可能に設け、上記排
    気管内には排出される乾燥風の風圧によつて開放
    する円板状のシヤツターを回動軸にて設けた衣類
    乾燥機に於いて、上記排気管の内周面のシヤツタ
    ー閉成位置には、閉成時のシヤツターを弾力的に
    当接させる弾性材を内方突出状に取付けたことを
    特徴とする衣類乾燥機。
JP1733887U 1987-02-09 1987-02-09 Expired JPH0214798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1733887U JPH0214798Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1733887U JPH0214798Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63125996U JPS63125996U (ja) 1988-08-17
JPH0214798Y2 true JPH0214798Y2 (ja) 1990-04-20

Family

ID=30810007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1733887U Expired JPH0214798Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

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JP (1) JPH0214798Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS63125996U (ja) 1988-08-17

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