JPH01285298A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衣類乾燥機に係り、特にトップオープン操作
方式すなわち乾燥機本体を床置き形として、衣類の出し
入れ操作をおこなう衣類投入口を上部に設けた機種に採
用して好適な衣類乾燥機に係り、さらに詳細には、衣類
の撹拌作用ならびに乾燥作用を良好ならしめることので
きるこの種の乾燥機の改良に関するものである。

〔従来の技術〕

トップオープン操作方式を採用する衣類乾燥機は、従来
第４図に示すように、衣類収納室を回転ドラム３０によ
って構成し、かつこの回転ドラム胴部の一部に蓋付きの
衣類投入口３１を設けるとともに、乾燥機本体３２の上
部に外蓋３３を設は回転ドラム３０の内壁面に衣類攪拌
用リフタ３４を設けている。衣類の出し入れ操作は、前
記乾燥機本体３２の上部に設けた外蓋３３と、回転ドラ
ム胴部の一部に設けた衣類投入口の蓋３１を開くことに
より行っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、トップオープン操作方式を採用する従来
形衣類乾燥機にあっては、衣類投入口を乾燥機本体の側
面にもつ衣類乾燥機に比べ、必要以上に多くの衣類を投
入されやすく、前記衣類収納室の単位容積当りの衣類重
量が大くなる傾向がある。したがって、前記衣類の撹拌
性が悪くなり、衣類全体に温風がいきわたらず乾燥効率
が低くて、乾燥時間が長く掛かり、乾燥シワが多くなる
などの問題がある。

本発明は、以上の点を考慮してなされたものであって、
その目的とするところは、簡単な構成手段で、衣類投入
量の上限を越えて投入されないようにすることにより、
衣類の撹拌作用を良好ならしめ、乾燥効率を向上できて
、乾燥シワを少なくすることのできるトップオープン方
式を採用する衣類乾燥機を提供しようとするものである
。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的は、衣類を収納する衣類収納室を筒状胴部とそ
の両側に位置する板状部材とで構成し、前記筒状胴部を
乾燥機本体に取り付けて固定し、前記筒状胴部の上部に
前記衣類を出し入れする衣類投入口を設け、前記板状部
材の少なくとも一方側をモータで回転駆動する回転自在
な板状部材とし、この回転自在な板状部材に衣類攪拌用
リフタを設置し、前記衣類収納室に温風を供給して衣類
の乾燥を行う衣類乾燥機において、前記筒状胴部の内壁
面に衣類投入量の上限基準の目印を付けることにより達
成される。

（作用〕 前記衣類収納室に投入された衣類の量と乾燥効率の関係
は、第５図のように前記筒状胴部の最底部から、投入し
た衣類の上面までの高さをｈとすると、第３図のように
なる６図より、衣類投入量が多くなり、高さｈｏを越え
ると乾燥効率が急激に低くなることがわかる。したがっ
て、ｈｏを上限基準とし、この位置に目印を付け、使用
者に適正な衣類の投入量を知らしめることにより衣類収
納室中の衣類を必要以上に入れられることがなくなり、
衣類全体に均等に温風が当るようになるので、非常に良
好な衣類の撹拌及び乾燥を行うことができ、乾燥シワも
少なくなる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。

１は乾燥機の本体、２は外枠体上面を覆い衣類投入口２
−１を有するトップカバーで、３−１は該衣類投入口２
−１を覆う内蓋でドアパツキン４により気密構造となっ
ている。３−２は、該トップカバー２に設置され、該内
蓋３−１を覆う外蓋である。１０は前記乾燥機本体１内
に設けられた　゛筒状胴部（以下固定ドラムという）で
、本体１に支持された固定ドラム支持体７を介して保持
され、該固定ドラム１０の上部は衣類投入口２−１に接
続されている。５，６はそれぞれ該固定ドラム１０の内
部側面にディスクシャフト２５を中心に回転可能に支持
された回転板状部材（以下回転ディスクという）であり
、モータ１１の軸の両端部に設けた駆動プーリ８により
、前記回転ディスク５．６の外周部に掛けられている能
動ベルト１７を介して駆動される。９は前記回転ディス
ク５゜６に固定され、該回転ディスクとともに回転する
衣類攪拌リフタで衣類をかき上げる機能を有する。

２７は前記固定ドラム１０の内壁面に設けた摺動体で、
第５図に示す如く衣類投入量の上限基準より分割し下側
と上側で色相を変えている。１３はファンでモータ１１
によりファンプーリ２２及びファンベルト１６を介して
駆動される。１４はファンケーシングで吸気口１４−１
、吸気ダクト２１及び延長管２６を介して前記固定ドラ
ム１０の側面に設けた開口部１０−１に接続されており
、また、排気ダクト１４−２を介して１本体１に設けた
排気口２４に接合されている。前記開口部１０−１に対
向する固定ドラム１０の側面に設けた開口部１０−２に
は一端にヒータ１８を設けた温風通風ダクト２３を接続
している。前記回転ディスク５には、その回転中央部に
糸くず等を取り除く糸くず捕集器１２を設けである。前
記構成の衣類乾燥機において、モータ１１が駆動される
と、駆動プーリ８及び駆動ベルト１７により回転ディス
ク５，６が回転しこれに設置さ九た撹拌リフタ９がそれ
にしたがい回転する。固定ドラム１０゜回転ディスク５
，６及び内蓋３−１により構成されている衣類収納室Ａ
中の衣類は、該回転ディスク５，６及び撹拌リフタ９の
回転作用により、摺動体２７上をすべり、かき上げられ
、衣類が撹拌される。衣類収納室Ａ中の高温多湿の空気
は、糸くず捕集器１２により糸くずを取り除いた後、吸
気ダクト２１を介してファンケーシング１４に吸入され
、さらに排気ダクト１４−２及び排気口２４を通じ乾燥
機外に排気される。また、吸気孔２０より吸気された外
気はヒータ１８により加熱された後、温風通風ダクト２
３を通じて衣類収納室Ａ中に送られ、衣類が乾燥される
。

前記構成の衣類乾燥機は、固定ドラム１０の内壁面に衣
類投入量の上限基準より下側と上側で色相を変えた摺動
体を設けているので、使用者が衣類を投入する際、前記
上限基準すなわち色相を変えた部位を目安として適正な
衣類の投入量を知らしめることができるので、衣類の撹
拌性が良好になり衣類全体に均等に温風が当るようにな
る。したがって非常に良好な衣類の乾燥を行うことがで
きる。

ここで、固定ドラム１０の内壁面に設置される摺動体は
前記上限基準より下側のみに設けてもよいし、さらに、
前記固定ドラム１０の内壁面に、衣類投入量の上限基準
を境に色相を変えた塗装又はコーティング処理を施して
もよくその構成方法により本発明の作用、効果に何ら支
障をきたすものではない。

〔発明の効果〕

以上のように１本発明によれば、固定ドラムの内壁面に
衣類投入量の上限基準の目印を設けただけの簡単な構成
で、必要以上に衣類を投入されることなく、適正な衣類
投入量を使用者に知らしめることができるので、非常に
良好な衣類の撹拌及び乾燥を行うことができ、また、乾
燥シワも少なくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る衣類乾燥機の縦断面図、第２図は
、第１図の縦断面側面図、第３図は衣類投入量と乾燥効
率の関係を表わし、第４図はトップオープン方式を採用
した従来形乾燥機の一例で第５図は摺動体の取付状態を
表わした図である。 ５．６・・・回転ディスク、１０・・・固定ドラム、２
７・・・摺動体。 第１　口 第２図 茶４１１２１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、衣類を収納する衣類収納室を筒状胴部とその両側に
   位置する板状部材とで構成し、前記筒状胴部を乾燥機本
   体に取り付けて固定し、前記筒状胴部の上部に前記衣類
   を出し入れする衣類投入口を設け、前記板状部材の少な
   くとも一方側をモータで回転駆動する回転自在な板状部
   材とし、この回転自在な板状部材に衣類攪拌用リフタを
   設置し、前記衣類収納室に温風を供給して前記衣類の乾
   燥を行う衣類乾燥機において、前記筒状胴部の内壁面に
   衣類投入量の上限基準の目印を付けたことを特徴とする
   衣類乾燥機。 ２、前記筒状胴部の内壁面の少なくとも一部に、複数枚
   の摺動板を設け、衣類投入量の上限基準を境に前記摺動
   板の色を変えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の衣類乾燥機。 ３、前記筒状胴部の内壁面に、衣類投入量の上限基準よ
   り下側に摺動板を設けたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の衣類乾燥機。 ４、前記筒状胴部の内壁面に、衣類投入量の上限基準を
   境に色を変えた塗装又はコーティング処理を施したこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の衣類乾燥機。