JPH0214678Y2 - - Google Patents

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JPH0214678Y2
JPH0214678Y2 JP1984107834U JP10783484U JPH0214678Y2 JP H0214678 Y2 JPH0214678 Y2 JP H0214678Y2 JP 1984107834 U JP1984107834 U JP 1984107834U JP 10783484 U JP10783484 U JP 10783484U JP H0214678 Y2 JPH0214678 Y2 JP H0214678Y2
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JP1984107834U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、減速ギヤ群の所定ギヤに、切換用の
スライドギヤが噛合するに際し、この噛合が確実
に行われるようになつているギヤ切換装置に関す
る。
従来技術 先ずギヤ切換装置の要部を、第1図をかりて説
明する。これは並行に取付けた軸に複数の二段ギ
ヤを回転自在に設けて順次噛合させた減速ギヤ群
10を有し、一方の二段ギヤの大歯車のうち、切
換目標の所定ギヤa,b,c,d,e,fの何れ
かにスライドギヤ21が移動して選択的に噛合す
るものであつて、このスライドギヤ21の移動は
切換用回転部材1の回転操作によつて行うが、こ
の際スライドギヤ21と所定ギヤa,b…との噛
合が正しいかどうかは切換用回転部材1に設けた
クリツク機構によつて確認している。ところで従
来例のクリツク機構は第5図に示すように、切換
用回転部材1Aの上面に円周に沿つてクリツク孔
3Aが設けられ、減速ギヤ群の所定ギヤにスライ
ドギヤが噛合するごとに、弾性支持板6A下のク
リツク突起5aが嵌合するものであるが、これは
クリツク孔間が平滑であるので、クリツク孔間に
クリツク突起5aを位置させた状態でも切換用回
転部材を停止させることができ、この状態である
と、所定ギヤに対するスライドギヤの噛合が行わ
れない。とくにこの種のギヤ切換装置は小型のタ
イマーリレー等に組込まれた場合、必然的に前記
切換用回転部材が小さく、クリツク機構も小型化
するためにクリツク突起のノツチ力が弱くなつて
クリツク嵌合の手応えが悪く前述のごとき欠点が
生じ易かつたのである。
目 的 本考案は、切換用回転部材を操作して減速ギヤ
群の所定ギヤにスライドギヤが噛合する際に、ク
リツク機構が確実に嵌合して途中で止まらず、前
記噛合が正しく行われるようになつているギヤ切
換装置を得ることを目的とする。
構 成 本考案は、減速ギヤ群の所定ギヤにスライドギ
ヤを移動させて噛合させ出力ギヤの回転数を変更
するギヤ切換装置であつて、切換用回転部材に円
周上に沿つてクリツク孔を列設すると共に、クリ
ツク孔間に三角屋根斜面または類似斜面を形成
し、前記所定ギヤとスライドギヤの噛合に際し、
弾性支持板先のクリツク突起が、三角屋根斜面を
滑動して目標のクリツク孔に弾性的に嵌合するよ
うにしたものである。
実施例 第1図乃至第4図によつて本考案の一実施例を
示す。1は切換用回転部材、即ち切換ギヤであつ
て、軸心上部に六角つまみ2を有する。3は切換
用回転部材1の上面に円周に沿つて一定間隔に列
設したクリツク孔で、後述減速ギヤ群10の所定
ギヤa,b,c…の数だけの孔数を有し、この所
定ギヤと後述スライドギヤ21との噛合に対応す
る位置に設けられる。4はクリツク孔3と3との
間に形成した三角屋根形斜面、または類似斜面、
たとえば鈍頭の山形斜面で、この斜面の両端は第
4図に明示するように、クリツク孔3に向つて続
いている。5は本体板7の切欠き9間に形成され
た帯状の弾性支持板6の先端下面に設けたクリツ
ク突起で、支持板6のもつ弾力によつて下方の付
勢され、切換用回転部材1が回転するとき、クリ
ツク突起5は三角屋根形斜面4を滑動して、クリ
ツク孔3に嵌合する。8は切換用回転部材1の回
転を限定するストツパーである。10は減速ギヤ
群で、並行軸に5組の二段ギヤ11と6組の二段
ギヤ12を回転自在に設け、対向する大小のギヤ
どうしを噛合させたもので、二段ギヤ12のうち
の大歯車a,b,c,d,e,fの1つが、スラ
イドギヤ21と噛合し、スライドギヤ21のボス
部にはスプライン軸13がスプライン嵌合され、
同軸13の下端に固定した連結ギヤ20が出力ギ
ヤ19に噛合している。22は先端のシフター2
3によつてスライドギヤ21を緩く挾持する昇降
部材で、本体15に立柱した案内支柱25に上下
スライド自在に支持されると共に、支柱25と平
行に本体15上に設けた親ネジ28が螺合してい
る。27は前記回転部材1と噛合する親ネジ回転
ギヤである。17は出力軸24に軸支したアーム
であり、前端においてスプライン軸13の軸端1
3aを枢支している。18はスプライン軸13の
下端と出力軸24の下端を受ける共通の軸支板で
ある。31は回転部材1の裏面に形成したカム
で、アーム17の基端内側に突設した従節突起3
2と共にカム装置を構成してアーム17を揺動さ
せる。この揺動に際し、前記スライドギヤ21が
所定歯車a,b,c,d,e,fの各間において
以上所定歯車と離間する。26はアーム17を上
から見て反時計方向へ、即ちアーム17の先端の
スライド歯車21を減速ギヤ10側へ付勢するス
プリングである。なお16はクラツチで、14は
第2出力ギヤである。
上記の装置において、前記回転部材1を、たと
えば、六角スパナを六角つまみ2に入れ、矢印B
方向に回転すると、突起32がカム31により移
動し、スライドギヤ21が減速目標の所定のギヤ
aとの噛合を解除するとともに、スクリユー28
の回転により昇降部材22は下降し、カム31が
1ピツチ回転すると、アーム17は元の状態に戻
つてスライドギヤ21は1段階下の所定のギヤb
と噛合することになる。また、切換用回転部材1
を前記とは逆方向とすれば、昇降部材22は上方
に移動する。なお、カム31を2ピツチ回転させ
れば、スライドギヤ21を2段上下位置にある所
定のギヤと噛合させることができる。そして、ス
ライドギヤ21と減速目的の所定ギヤとが噛合す
るとき、ちようどクリツク突起5が対応するクリ
ツク孔3へ嵌合する。この場合、突起5は孔3外
においては三角屋根形斜面4に載つており、且つ
弾力により下へ押されているから、必ず突起5は
斜面4を滑つて目標のクリツク孔3に嵌合し、孔
3と3との間でとどまることがない。
効 果 本考案は、減速ギヤ群の所定ギヤにスライドギ
ヤを噛合させる場合、この噛合を確認するクリツ
ク機構のクリツク孔間に三角屋根形斜面また類似
斜面を形成したから、クリツク突起は必ず同斜面
を滑つてクリツク孔に嵌合することになり、クリ
ツク突起がクリツク孔間に止まつて所定ギヤとス
ライドギヤとが噛合外れになることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
同上の一部の上面図でクリツク機構を略したも
の、第3図は同上の要部の拡大上面図、第4図は
第3図のクリツク突起とクリツク孔との展開的拡
大断面図、第5図は従来例の要部の拡大上面図で
ある。 図中、1……切換用回転部材、即ち切換ギヤ、
2……六角つまみ、3……クリツク孔、4……三
角屋根形斜面、5……クリツク突起、6……弾性
支持板、8……ストツパー、10……減速ギヤ
群、11,12……二段ギヤ、13……スプライ
ン軸、17……アーム、19……出力ギヤ、20
……連結ギヤ、21……スライドギヤ、22……
昇降部材、27……親ネジ回転ギヤ、28……親
ネジ、31……カム、32……従節突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並行に取付けた軸に互いに噛合する多数のギヤ
    を回転自在に設けた減速ギヤ群の所定ギヤに、ス
    ライドギヤを移動させて噛合させることにより出
    力ギヤの回転数を変更するギヤ切換装置におい
    て、スライドギヤをギヤ切換方向に移動させる切
    換用回転部材に円周上に沿つてクリツク孔を列設
    し、クリツク孔間に三角屋根形斜面または類似斜
    面を形成し、減速ギヤ群の所定ギヤにスライドギ
    ヤが噛合する位置毎に、弾性支持板の先に設けた
    クリツク突起が、前記三角屋根形斜面を滑動して
    クリツク孔に弾性的に嵌合するようにしてなるギ
    ヤ切換装置。
JP10783484U 1984-07-17 1984-07-17 ギヤ切換装置 Granted JPS6122955U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10783484U JPS6122955U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 ギヤ切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10783484U JPS6122955U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 ギヤ切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6122955U JPS6122955U (ja) 1986-02-10
JPH0214678Y2 true JPH0214678Y2 (ja) 1990-04-20

Family

ID=30667058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10783484U Granted JPS6122955U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 ギヤ切換装置

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JP (1) JPS6122955U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940224U (ja) * 1972-07-06 1974-04-09
JPS56134653A (en) * 1980-03-24 1981-10-21 Omron Tateisi Electronics Co Gear reversing device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028182U (ja) * 1973-07-10 1975-04-01

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940224U (ja) * 1972-07-06 1974-04-09
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Publication number Publication date
JPS6122955U (ja) 1986-02-10

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