JPH0214674Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214674Y2 JPH0214674Y2 JP1985082640U JP8264085U JPH0214674Y2 JP H0214674 Y2 JPH0214674 Y2 JP H0214674Y2 JP 1985082640 U JP1985082640 U JP 1985082640U JP 8264085 U JP8264085 U JP 8264085U JP H0214674 Y2 JPH0214674 Y2 JP H0214674Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- rubber bushing
- bracket
- main body
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は車両に用いられるゴムブツシユに関す
るものである。
るものである。
［従来技術］
自動車のサスペンシヨンに設けたロアアーム先
端のロツドと自動車ボデーとはゴムブツシユを介
して連結され、ロアアームの振動やねじれのボデ
ーへの伝達を防ぐ構造となつている。第４図に示
すようにこのゴムブツシユ１は通常、断面ほぼ半
円形の本体部２１の両側縁からフランジ２２が延
びる板金のブラケツト２を用い、本体部２１とボ
デー４との間に圧力を加えて挟むようにし、フラ
ンジ２２をボルト５によりボデー４へ固定するこ
とにより取付けられる。
端のロツドと自動車ボデーとはゴムブツシユを介
して連結され、ロアアームの振動やねじれのボデ
ーへの伝達を防ぐ構造となつている。第４図に示
すようにこのゴムブツシユ１は通常、断面ほぼ半
円形の本体部２１の両側縁からフランジ２２が延
びる板金のブラケツト２を用い、本体部２１とボ
デー４との間に圧力を加えて挟むようにし、フラ
ンジ２２をボルト５によりボデー４へ固定するこ
とにより取付けられる。
ブラケツト２には、本体部２１の両側縁からフ
ランジ２２へ続く部分に曲げアール部２３があ
り、このアール部２３と平面状のボデー４とゴム
ブツシユ１の側縁との間には隙間３が生じてい
た。しかしながら従来は、この隙間３を埋めるこ
とについては特に考慮ははらわれていなかつた。
ランジ２２へ続く部分に曲げアール部２３があ
り、このアール部２３と平面状のボデー４とゴム
ブツシユ１の側縁との間には隙間３が生じてい
た。しかしながら従来は、この隙間３を埋めるこ
とについては特に考慮ははらわれていなかつた。
［本考案が解決しようとする問題点］
ところで、上記サスペンシヨンゴムブツシユの
如く、ボデー外部、特に下部に取付けられるゴム
ブツシユでは、上記隙間３に小石等が入り込みや
すく、ゴムブツシユ内に嵌入させたロアアーム先
端の作動でゴムブツシユがねじられたり移動した
りすると、ゴムブツシユと上記隙間３に入り込ん
だ小石等がこすり合わされ、隙間３に面するゴム
ブツシユの部分に亀裂や摩耗が生じやすくなり、
ゴムブツシユの耐久性を低下させるおそれがあつ
た。
如く、ボデー外部、特に下部に取付けられるゴム
ブツシユでは、上記隙間３に小石等が入り込みや
すく、ゴムブツシユ内に嵌入させたロアアーム先
端の作動でゴムブツシユがねじられたり移動した
りすると、ゴムブツシユと上記隙間３に入り込ん
だ小石等がこすり合わされ、隙間３に面するゴム
ブツシユの部分に亀裂や摩耗が生じやすくなり、
ゴムブツシユの耐久性を低下させるおそれがあつ
た。
そこで本考案は、ゴムブツシユを上記の隙間３
を埋める形状とすることにより、上記従来の問題
点を解決しようとするものである。
を埋める形状とすることにより、上記従来の問題
点を解決しようとするものである。
［問題点を解決するための手段］
第１図ないし第３図、特に第２図に示すよう
に、ゴムブツシユ１の底面１３の端部と、側面か
らなだらかに外方向に傾斜して底面１３の端縁に
接続する傾斜面１４とで構成される突起１２を形
成し、該突起１２にて、平面状のボデー４とブラ
ケツト本体２１のアール部２３との間の間〓を充
填するようになしたことを特徴とする。
に、ゴムブツシユ１の底面１３の端部と、側面か
らなだらかに外方向に傾斜して底面１３の端縁に
接続する傾斜面１４とで構成される突起１２を形
成し、該突起１２にて、平面状のボデー４とブラ
ケツト本体２１のアール部２３との間の間〓を充
填するようになしたことを特徴とする。
［作用効果］
第３図に示すように、ブラケツト２にてゴムブ
ツシユ１を圧縮状態で取付けたときに突起１２が
ブラケツト２のアール部２３とボデー４とで狭圧
され変形して両者の間〓を埋め、小石等が入り込
むことなく、上記の亀裂や摩耗の発生は防止され
る。
ツシユ１を圧縮状態で取付けたときに突起１２が
ブラケツト２のアール部２３とボデー４とで狭圧
され変形して両者の間〓を埋め、小石等が入り込
むことなく、上記の亀裂や摩耗の発生は防止され
る。
［実施例］
第１図ないし第３図は本考案の実施例を示すも
ので、第１図および第２図に示すようにゴムブツ
シユ１は筒状で中心孔１１には内筒１０が加硫接
着されている。ゴムブツシユ１の両側縁には平面
状の底面１３の端部と、底面１３とほぼ直角方向
の側面から外方へ向けてなだらかに傾斜して底面
１３の端縁に接続する傾斜面１４とで構成される
突起１２が形成してある。突起１２の先端はやや
丸味をつけた形状としてある。
ので、第１図および第２図に示すようにゴムブツ
シユ１は筒状で中心孔１１には内筒１０が加硫接
着されている。ゴムブツシユ１の両側縁には平面
状の底面１３の端部と、底面１３とほぼ直角方向
の側面から外方へ向けてなだらかに傾斜して底面
１３の端縁に接続する傾斜面１４とで構成される
突起１２が形成してある。突起１２の先端はやや
丸味をつけた形状としてある。
第３図は上記ゴムブツシユ１の取付状態を示す
もので、ゴムブツシユ１はほぼ半円形の本体部２
１の両側縁からフランジ２２が延出する板金のブ
ラケツト２を用い、平面状の自動車ボデー４と上
記本体部２１との間にゴムブツシユ１を挟み、両
フランジ２２をボルト５にて締結することで、圧
縮力が加えられた状態で取付けられる。
もので、ゴムブツシユ１はほぼ半円形の本体部２
１の両側縁からフランジ２２が延出する板金のブ
ラケツト２を用い、平面状の自動車ボデー４と上
記本体部２１との間にゴムブツシユ１を挟み、両
フランジ２２をボルト５にて締結することで、圧
縮力が加えられた状態で取付けられる。
このとき、突起１２はブラケツト２のアール部
２３とボデー４とで狭圧され、先端が薄く押しつ
ぶされつつ〓間の奥へ伸び出し、〓間はほぼ完全
に埋められる。
２３とボデー４とで狭圧され、先端が薄く押しつ
ぶされつつ〓間の奥へ伸び出し、〓間はほぼ完全
に埋められる。
上記傾斜面１４は直線状ないしはブラケツト２
のアール部２３よりもやや曲率が小さい曲面とす
ることが望ましい。また突起１２の先端は鋭角状
としてもよい。ただしバリ状に薄く伸び出す形状
にすることは、フランジ２２とボデー４との間へ
のかみ込みが生じるので望ましくない。
のアール部２３よりもやや曲率が小さい曲面とす
ることが望ましい。また突起１２の先端は鋭角状
としてもよい。ただしバリ状に薄く伸び出す形状
にすることは、フランジ２２とボデー４との間へ
のかみ込みが生じるので望ましくない。
以上の如く本考案のゴムブツシユではブラケツ
ト２のアール部２３とボテー４との隙間が埋めら
れるので隙間に小石等が入り込むおそれなく、こ
れがために亀裂や摩耗が生じることがないので、
ゴムブツシユの耐久性は大幅に向上される。
ト２のアール部２３とボテー４との隙間が埋めら
れるので隙間に小石等が入り込むおそれなく、こ
れがために亀裂や摩耗が生じることがないので、
ゴムブツシユの耐久性は大幅に向上される。
第１図ないし第３図は本考案のゴムブツシユの
一実施例を示すもので、第１図は側面図、第２図
は第１図の−線断面図、第３図は取付状態の
断面図、第４図は従来のゴムブツシユの取付状態
の断面図である。 １……ゴムブツシユ、１２……突起、１３……
底面、１４……傾斜面、２……ブラケツト、２１
……本体部、２２……フランジ、２３……アール
部、３……隙間。
一実施例を示すもので、第１図は側面図、第２図
は第１図の−線断面図、第３図は取付状態の
断面図、第４図は従来のゴムブツシユの取付状態
の断面図である。 １……ゴムブツシユ、１２……突起、１３……
底面、１４……傾斜面、２……ブラケツト、２１
……本体部、２２……フランジ、２３……アール
部、３……隙間。
Claims (1)
- 断面ほぼ半円形で自動車のボデーとの間にゴム
ブツシユを狭圧保持する本体部と本体部の両側縁
から延びボデーにボルト等で固定するフランジと
よりなるブラケツトにて圧縮状態で取付けられる
ゴムブツシユであつて、その両端縁に、平面状の
ボデーに圧接する底面の端部と側面からなだらか
に外方へ傾斜して上記底面の端縁に接続する傾斜
面とで構成される突起を形成し、該突起にて上記
ボデーと、ブラケツト本体部の両側縁からフラン
ジへ移るアール部との間の〓間を充填するように
なしたことを特徴とするゴムブツシユ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985082640U JPH0214674Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985082640U JPH0214674Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61198741U JPS61198741U (ja) | 1986-12-12 |
| JPH0214674Y2 true JPH0214674Y2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=30630535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985082640U Expired JPH0214674Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0214674Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6754311B2 (ja) * | 2017-02-28 | 2020-09-09 | 住友理工株式会社 | スタビライザブッシュ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5326740Y2 (ja) * | 1975-12-29 | 1978-07-07 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP1985082640U patent/JPH0214674Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61198741U (ja) | 1986-12-12 |
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