JPH0214616B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214616B2 JPH0214616B2 JP56101009A JP10100981A JPH0214616B2 JP H0214616 B2 JPH0214616 B2 JP H0214616B2 JP 56101009 A JP56101009 A JP 56101009A JP 10100981 A JP10100981 A JP 10100981A JP H0214616 B2 JPH0214616 B2 JP H0214616B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- blind
- window glass
- gap
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 15
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/044—Systems in which all treatment is given in the central station, i.e. all-air systems
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、建物における空気調和方法に関
し、特に、屋外に面した窓ガラスと、この窓ガラ
スの室内に吊されたブラインドとによつて形成さ
れた空隙部に、その下部から上部に向けて室内空
気を通し、窓ガラス内に貫流熱ブラインドの蓄熱
をその空隙部で除去して、ペリメータゾーンの室
温とインテリアゾーンの室温とを調和させるとと
もに、ブラインド本体の温度降下によりブライン
ド面からの室内側への輻射熱を減少させる事によ
りペリメータゾーンの居住性を一層快適にさせ
る。一般の建築物において、室内は、屋外の温度
変化の影響を受け易いペリメータゾーンと、室内
の空調負荷（主に照明、人体、発熱機器）の影響
を受けるインテリアゾーンとに区別される。
し、特に、屋外に面した窓ガラスと、この窓ガラ
スの室内に吊されたブラインドとによつて形成さ
れた空隙部に、その下部から上部に向けて室内空
気を通し、窓ガラス内に貫流熱ブラインドの蓄熱
をその空隙部で除去して、ペリメータゾーンの室
温とインテリアゾーンの室温とを調和させるとと
もに、ブラインド本体の温度降下によりブライン
ド面からの室内側への輻射熱を減少させる事によ
りペリメータゾーンの居住性を一層快適にさせ
る。一般の建築物において、室内は、屋外の温度
変化の影響を受け易いペリメータゾーンと、室内
の空調負荷（主に照明、人体、発熱機器）の影響
を受けるインテリアゾーンとに区別される。
而して、ペリメータゾーンの特にガラス窓の部
分は、熱伝導率が大きく、また、日射の透過性も
大きいので、屋外の影響を直接受けて著るしく変
動するため、ペリメータゾーンの室内温度を一定
に制御するのは困難であつた。そのため、これま
での空気調和方法としては、ペリメータゾーンと
インテリアゾーンとを、個々別々空調機器で制御
するか、あるいは両ゾーンを単一共通の空調機器
で制御している。しかし、前者の場合は、設備、
機材に費用が嵩むばかりでなく、両ゾーンが相互
に干渉して熱負荷の混合損失を生じるなど、各種
の弊害を発生する。また、後者の場合は、両ゾー
ンの熱負荷特性が著るしく異なるので、快適な温
度環境とすることが難かしく、例えば、空調の一
方のゾーンにもとづいて温度制御すると、他方の
ゾーンに寒暖の差を与えることになり、場合によ
つては、インテリアゾーンを冷房し、ペリメータ
ゾーンを暖房する必要を生じることもあるが、こ
の場合はもはやそのような温度制御は不可能とな
る。
分は、熱伝導率が大きく、また、日射の透過性も
大きいので、屋外の影響を直接受けて著るしく変
動するため、ペリメータゾーンの室内温度を一定
に制御するのは困難であつた。そのため、これま
での空気調和方法としては、ペリメータゾーンと
インテリアゾーンとを、個々別々空調機器で制御
するか、あるいは両ゾーンを単一共通の空調機器
で制御している。しかし、前者の場合は、設備、
機材に費用が嵩むばかりでなく、両ゾーンが相互
に干渉して熱負荷の混合損失を生じるなど、各種
の弊害を発生する。また、後者の場合は、両ゾー
ンの熱負荷特性が著るしく異なるので、快適な温
度環境とすることが難かしく、例えば、空調の一
方のゾーンにもとづいて温度制御すると、他方の
ゾーンに寒暖の差を与えることになり、場合によ
つては、インテリアゾーンを冷房し、ペリメータ
ゾーンを暖房する必要を生じることもあるが、こ
の場合はもはやそのような温度制御は不可能とな
る。
この発明は、一般の建築物のかかる問題を解決
するものである。すなわち、この発明の目的は、
ペリメータゾーンとインテリアゾーンとを効果的
に温度調和させることにあり、またこの発明の目
的は、ペリメータゾーンとインテリアゾーンとの
温度調和において、空調システムの省エネルギ効
果を得ることにあり、さらにこの発明の目的は、
ペリメータゾーンとインテリアゾーンとを各個に
温度制御できる方法を提供するにある。
するものである。すなわち、この発明の目的は、
ペリメータゾーンとインテリアゾーンとを効果的
に温度調和させることにあり、またこの発明の目
的は、ペリメータゾーンとインテリアゾーンとの
温度調和において、空調システムの省エネルギ効
果を得ることにあり、さらにこの発明の目的は、
ペリメータゾーンとインテリアゾーンとを各個に
温度制御できる方法を提供するにある。
而して、この発明は、図示する実施例の如く、
屋外に面した窓ガラス２と、この窓ガラス２の室
内側に吊下されて日射を遮へいするブラインド４
とによつて形成された空隙部１の下部から、室内
空気をそのまま吸引し、この室内空気を一次空気
として前記空隙部１内を下から上に吹き出し、こ
の一次空気を、前記空隙部１の上部に設けた吸込
口８から吸引することにより、日射の透過により
熱せられたブラインドの熱を除去するとともに、
ガラス面からの貫流熱とも除去して室外に排出す
るか空調器１２に戻すことを特徴とする空気調和
方法に係る。
屋外に面した窓ガラス２と、この窓ガラス２の室
内側に吊下されて日射を遮へいするブラインド４
とによつて形成された空隙部１の下部から、室内
空気をそのまま吸引し、この室内空気を一次空気
として前記空隙部１内を下から上に吹き出し、こ
の一次空気を、前記空隙部１の上部に設けた吸込
口８から吸引することにより、日射の透過により
熱せられたブラインドの熱を除去するとともに、
ガラス面からの貫流熱とも除去して室外に排出す
るか空調器１２に戻すことを特徴とする空気調和
方法に係る。
この発明は、窓ガラスとブラインドとの間に形
成された間隙に、その下部から上部に室内の空気
を送り、その上部でその空気を室外に導き、以つ
て、ペリメータゾーンの温度を、ブラインドと窓
ガラスの間に形成された空隙部で処理してインテ
リアゾーンの温度と調和させる。つまり、窓ガラ
ス、ブラインド間に発生する日射負荷、貫流熱負
荷を除去する。これによつて窓ガラス、ブライン
ドでの蓄熱は周囲に拡散しない。また、冬期にお
いて生じるガラス窓、ブラインドでのコールドド
ラフトの影響を受けないでペリメータゾーンの温
度環境は快適となる。この窓ガラス、ブラインド
間に形成された空隙部では、実験によれば、窓幅
１ｍ当り100〜200m3／Ｈの小量の風でよいから、
送気、排気の動力が小さくてよく、また、ペリメ
ータゾーンでの気流感もなく快適である。そし
て、前記空隙部に吹き出す空気は、室内の空気で
あるから、室温とほぼ等しく、熱損失が少ない。
成された間隙に、その下部から上部に室内の空気
を送り、その上部でその空気を室外に導き、以つ
て、ペリメータゾーンの温度を、ブラインドと窓
ガラスの間に形成された空隙部で処理してインテ
リアゾーンの温度と調和させる。つまり、窓ガラ
ス、ブラインド間に発生する日射負荷、貫流熱負
荷を除去する。これによつて窓ガラス、ブライン
ドでの蓄熱は周囲に拡散しない。また、冬期にお
いて生じるガラス窓、ブラインドでのコールドド
ラフトの影響を受けないでペリメータゾーンの温
度環境は快適となる。この窓ガラス、ブラインド
間に形成された空隙部では、実験によれば、窓幅
１ｍ当り100〜200m3／Ｈの小量の風でよいから、
送気、排気の動力が小さくてよく、また、ペリメ
ータゾーンでの気流感もなく快適である。そし
て、前記空隙部に吹き出す空気は、室内の空気で
あるから、室温とほぼ等しく、熱損失が少ない。
実施例
窓ガラス２とブラインド４の間に形成された空
隙部１下部に送風装置５を取りつけ、室内空気
を、吸込口６より吸引して吹出口７より吹出し、
窓ガラス２とブラインド４の表面との熱交換をし
ながら、天井３の吸込口８に流し排気ダクト９を
通して、排気フアン１０により、室内空気温度よ
りも温度上昇（または温度降下）した空気は屋外
に直接排気されるか、あるい空調器１２に戻され
再利用される。
隙部１下部に送風装置５を取りつけ、室内空気
を、吸込口６より吸引して吹出口７より吹出し、
窓ガラス２とブラインド４の表面との熱交換をし
ながら、天井３の吸込口８に流し排気ダクト９を
通して、排気フアン１０により、室内空気温度よ
りも温度上昇（または温度降下）した空気は屋外
に直接排気されるか、あるい空調器１２に戻され
再利用される。
ここで使われる空気は、室内の空調に使われた
レターン空気の一部を利用して送風するものであ
り、送風装置５内部は、エアフイルタ１１と静圧
の小さい小型フアンだけからなり、構造が、極め
て簡単かつ小型である。
レターン空気の一部を利用して送風するものであ
り、送風装置５内部は、エアフイルタ１１と静圧
の小さい小型フアンだけからなり、構造が、極め
て簡単かつ小型である。
窓ガラス２とブラインド４との間に形成された
空隙部１は大きすぎると、吹出空気と十分な熱交
換がされないので、なるべく間隔は小さくする
（最大でも10cm以内）。
空隙部１は大きすぎると、吹出空気と十分な熱交
換がされないので、なるべく間隔は小さくする
（最大でも10cm以内）。
この実施例によると、建築物内のペリメータゾ
ーンとインテリアゾーンとを、ブラインドを有効
に利用することにより、単一の空調器を用いて効
果的にしかも経済的に空調が可能であり、その省
エネルギ効果においては極めて顕著なものがあ
る。
ーンとインテリアゾーンとを、ブラインドを有効
に利用することにより、単一の空調器を用いて効
果的にしかも経済的に空調が可能であり、その省
エネルギ効果においては極めて顕著なものがあ
る。
第１図はこの発明の方法を実施するための装置
を示す略断面図であり、図中１は空隙部、２は窓
ガラス、４はブラインド、８は吸入口、１２は空
調器である。
を示す略断面図であり、図中１は空隙部、２は窓
ガラス、４はブラインド、８は吸入口、１２は空
調器である。
Claims (1)
- １ 屋外に面した窓ガラスと、この窓ガラスの室
内側に吊下されて日射を遮へいするブラインドと
によつて形成された空隙部の下部から、室内空気
をそのまま吸引し、この室内空気を一次空気とし
て前記空隙部内を下から上に吹き出し、この一次
空気を、前記空隙部の上部に設けた吸込口から吸
引することにより、日射の透過により熱せられた
ブラインドの熱を除去するとともに、ガラス面か
らの貫流熱をも除去して室外に排出するか空調器
に戻すことを特徴とする空気調和方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56101009A JPS582535A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 建物における空気調和方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56101009A JPS582535A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 建物における空気調和方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS582535A JPS582535A (ja) | 1983-01-08 |
| JPH0214616B2 true JPH0214616B2 (ja) | 1990-04-09 |
Family
ID=14289232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56101009A Granted JPS582535A (ja) | 1981-06-29 | 1981-06-29 | 建物における空気調和方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582535A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010236837A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Ibiden Co Ltd | 空調システム |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3429875B2 (ja) * | 1994-12-13 | 2003-07-28 | 大成建設株式会社 | 空調方法及びそれに用いる空気流通回路を備えた空調設備 |
| JP4752489B2 (ja) * | 2005-12-20 | 2011-08-17 | パナソニック株式会社 | 風向変更装置 |
| JP4752539B2 (ja) * | 2006-02-27 | 2011-08-17 | パナソニック株式会社 | 風向変更装置 |
| JP5470204B2 (ja) * | 2010-09-06 | 2014-04-16 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 熱交換システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50153330A (ja) * | 1974-05-30 | 1975-12-10 |
-
1981
- 1981-06-29 JP JP56101009A patent/JPS582535A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50153330A (ja) * | 1974-05-30 | 1975-12-10 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010236837A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Ibiden Co Ltd | 空調システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS582535A (ja) | 1983-01-08 |
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