JPH02145631A - 加硫可能なゴム組成物 - Google Patents

加硫可能なゴム組成物

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JPH02145631A
JPH02145631A JP26409389A JP26409389A JPH02145631A JP H02145631 A JPH02145631 A JP H02145631A JP 26409389 A JP26409389 A JP 26409389A JP 26409389 A JP26409389 A JP 26409389A JP H02145631 A JPH02145631 A JP H02145631A
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    • C08L15/005Hydrogenated nitrile rubber
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L15/00Compositions of rubber derivatives

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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリアミド、部分的に水素化されたニトリル
ゴム及びその部分的水素化ニトリルゴムのための硬化剤
からなる加硫可能なゴム混合物に関する。
〔従来の技術〕
ポリアミドはよく知られた商業的物品である。
例えば、それらはオスマーその他により編集されたエン
サイクロペディア・オブ・ケミカル−テクノロジー第3
版(1978)に記載されている。ポリアミドは大きな
固有の強度特性を示すのが典型的である。
部分的水素化ニトリルゴムは、C1〜、α、β不飽和ニ
トリルとC1〜6共役ジエンとの基本共重合体ゴム中の
炭素・炭素二重結合の不飽和を選択的に水素化すること
により製造される。ニトリルゴムの選択的水素化は、米
国特許筒4,503,196号及び米国特許筒4,58
1,417号明細書に記載されている(それらの記載は
参考のためここに入れである)。
部分的水素化ニトリルゴムを過酸化物で加硫したものは
、典型的には非常に良好な強度特性を示す。
非水素化ニトリルゴムとポリアミドとの混合物は知られ
ている。米国特許第4,508,867号明細書には、
カルボキシル化ニトリルゴム、ポリアミド及び特定の非
重合体添加物を含む混合物が記載されている。
部分的水素化ニトリルゴムと池の重合体との混合物も開
発されている6例えば、米国特許筒4.576.992
号及び米国特許筒4,405,756号明細書の両方に
、部分的水素化ニトリルゴムとエチレン・プロピレン共
重合体ゴムとの混合物が記載されている。
〔本発明の要約〕
良好な物理的性質を持つゴム状組成物は、45〜80重
量部の部分的水素化ニトリルゴムと55〜20重量部の
ポリアミドを含む組成物を加硫することにより得られる
ことが驚いたことに見出された。
本発明は、 (a)  C3〜、α、β不飽和ニトリルと、10モル
%以下の炭素・炭素二重結合の不飽和を有するC 4.
、G共役ジエンとの部分的水素化ゴム共重合体45〜8
0重量部、及びそれに対応して、(b)  55〜20
重足部のポリアミド、及び(c)  前記部分的水素化
ゴム共重合体のための硬化剤、 からなる加硫可能なゴム組成物を与える・。
また、加硫可能なゴム組成物を製造する方法で、(i)
10モル%以下の不飽和を有する部分的水素化ニトリル
ゴムと、その部分的水素化ゴム共重合体のための硬化剤
とをゴム混合機に入れて混合することによりゴム配合物
を形成し、然も、前記混合は前記ゴム配合物の硬化を起
こさないように低温で完了し、 (11)前記ゴム配合物を前記ゴム混合機から取り出し
、 (iii)  加熱した重合体混合811\ポリアミド
を入れて混合し、溶融ポリアミドを形成し、(iv) 
 更に前記加熱した重合体混合機に或る旦の前記ゴム配
合物を添加し、前記加熱した重合体混合機中に前記部分
的水素化ニトリルゴム80〜45重量部と、それに対応
して、合計100重量部に対し、20〜55重量部の前
記溶融ポリアミドが入っているようにし、そして (v)  前記ゴム配合物と前記溶融ポリアミドとを、
それらが本質的に均質になるまで混合する、ことからな
る加硫可能なゴム組成物の製造方法が与えられる。
〔詳細な記述〕
本発明で用いられる部分的水素化ニトリルゴムは、C3
〜5α、β不飽和ニトリル、例えば、アクリロニトリル
と、C1〜6共役ジエン、例えば、ブタジェンとの基本
共重合体ゴム中の炭素・炭素二重結合を選択的に水素化
することにより製造される。
簡単にするため、用語「ニトリルゴム」とは、ここでは
C7〜、α、β不飽和ニトリルとC4〜6共役ジエンと
の共重合体を指すものとする。水素化に適したニトリル
ゴムの例には、イソプレン・ブタジエンアクリロニl−
リルゴム、メタクリロニトリル・ブタジェンゴム及びア
クリロニトリル・ブタジェンゴムが含まれるが、それに
限定されるものではない。好ましいニトリルゴムはアク
リロ二l〜リル・ブタジェンゴムであり、それは典型的
にはNBRとして言及されている。NBRは、よく知ら
れた遊雛基エマルジョン重合法により製造することがで
きる。
Nl3flは、18〜50重量%の結合アクリロニトリ
ル単位を3み、残りは結合ブタジェン単位である。
好ましいNBR共重合体は、32〜38重呈%の結合ア
クリロニトリルQt位を含有する。フマール酸、イタコ
ン酸、メタクリル酸、アクリル酸及びマレイン酸から選
択された一種類以上のα、β不飽和カルボン酸を、アク
リロニトリル・ブタジェンゴムの重合中、付加的コモノ
マーとして任意に用いてもよい。用いる場合、α、β不
飽和カルボン酸の呈は、単呈体温合物の0.5〜15重
呈%である。
このように、ニトリルゴムは炭素・炭素二重結合の不飽
和及び炭素窒素三重結合の不飽和を有する。本発明で用
いられる部分的水素化ニトリルゴムは、炭素・炭素二重
結合が優先的に減少するように、二l〜リルゴムの選択
的水素化により製造される。 ニトリルゴムの選択的水
素化は、米国特許第4,503,196号、米国特許第
4,581,417号明細害に記載されているように、
水素化触媒を用いて溶液中で完了されるのが典型的であ
る。
部分的に水素化したニトリルゴムは、典型的には、残留
炭素・炭素二重結合の不飽和の量によって特徴づけられ
る。ここで用いられる用語「部分的に水素化した」とは
、10モル%以下の残留炭素・炭素二重結合の不飽和を
有する水素化ゴムを指す。
本発明で用いられる部分的水素化ニトリルゴムは、約3
0〜100のムーニー粘度(100℃でMLl+4)を
有するゴム状固体である。
ナイロンとしても言及される本発明で用いられる結晶質
ポリアミドは、重合体内に反復アミド基を有する高分子
足固体重合体である。そのようなポリアミドはよく知ら
れており、一種類以上のε−ラクタム又はアミノ酸の重
合、又は一種類以上の二塩基酸と一種類以上のジアミン
との縮合によって製造してもよい。適当なポリアミドの
例には、ナイロン6(ポリカフ゛ロラクタム)、ナイロ
ン12(ポリラウリルラクタム)、ナイロン6.6(ポ
リヘキサメチレンアジパミド)、ナイロン6.10(ボ
リヘキサメチレンセバカミド)、ナイロン11(11ア
ミノ−ウンデカン酸の縮合生成物)及びそれらの混合物
が含まれるが、それに限定されるものではない。そのよ
うなナイロンの大部分は、約160℃〜230℃の融点
を有する。
ナイロン12の如き比較的低い融点を有するナイロンを
使用すると、混合が促進されるので好ましい0本発明の
組成物は一種類より多くのナイロンを含んでいてもよい
本発明の組成物は、部分的水素化ニトリルゴムのための
慣用的硬化剤を含んでいる。適当な硬化剤には、過酸化
物、硫黄を基にした硬化剤及び反応性ホルムアルデヒド
樹脂硬化剤が含まれる。本発明の組成物は、部分的水素
化ニトリルゴムの重重に基づいて、好ましくは1〜10
重景%、特に1〜3重IE %の過酸化物加硫剤を含ん
でいる。慣用的過酸化物硬化剤を用いてもよく、それに
は過酸化ジクミル、t−プチルペルオキシベンゾエ−1
・、クメン ヒドロペルオキシド、2,5−ジメチル−
2,5ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン及び過酸化
ベンゾイルが含まれる。加硫助剤(Coagent)を
用いてもよい、そのような助剤の例は、トリエチレング
リコールジメタクリレート、トリアルキルシアヌレート
、トリアルキルホスフェート、エチレン ジメタクリレ
ート、1.2ポリブタジエン、アクリル酸亜鉛及びテト
ラヒドロフルフリルメタクリレートである。用いる場合
、助剤の量は、部分的水素化ニトリルゴムの重量に基づ
いて、2〜20重旦%重重ましくは5〜10重量%)で
ある。
硫黄硬化剤も、部分的水素化ニトリルゴムのための硬化
剤として用いてもよい。硫黄硬化剤の例には、チウラム
、ジチオカルバメート、スルフェンアミド、チアゾール
、モルホリン、ビス−〔3(トリエチロキシシリル)プ
ロピルコテトラスルフィド及びそれらの混合物が含まれ
る。前記硫黄硬化剤と一紡に元素状硫黄を用いてもよい
1部分的水素化ニトリルゴムのための硫黄硬化剤につい
ての一層詳細な説明は、カナダ特許第1,227,59
7号明細書に与えられている(その記載は参考のためこ
こに入れである)。
反応性フェノールホルムアルデヒド樹脂硬化剤は、部分
的水素化ニトリルゴムのための硬化剤としても適してい
る。そのような樹脂は市販されている生成物であり、そ
れらは典型的にはパラ置換フェノールと1モル過剰のホ
ルムアルデヒドとを反応させることにより製造される。
ルイス酸活性化剤は、反応性フェノールホルムアルデヒ
ド樹脂硬化剤の本質的成分である。塩化第一錫(SnC
Iz)又はポリクロロブタジェンの如きルイス酸を、別
の成分として用いてもよい。
別法として、ルイス酸活性死刑自体を、樹脂硬化剤の横
遺体中に含ませてらよい。例えば、ブロモメチル化アル
キルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂である。
用いられる反応性フェノールホルムアルデヒド樹脂の量
は、部分的水素化ニトリルゴム100重量%当たり3〜
20(好ましくは8〜16)重量部である。
本発明で用いるのに適している市販の反応性フェノール
ホルムアルデヒド樹脂硬化剤の例には、シェネクタディ
・ケミカルズ(SchenectadyChellli
cals)によって商標名S P 1045及びS P
 1055として売られているものが含まれる。
本発明の組成物は、慣用的混合装置で製造してもよい0
部分的水素化ニトリルゴムを第−段階で過酸化物と混合
し、その配合物を次に第二段階でポリアミドと混合する
二段階混合法を用いるのが極めて好ましい。
第一段階では、部分的水素化ニトリルゴムと、1〜10
重旦%重重酸化物硬化剤とを混合することによりゴム配
合物が調製される。第一段階混合は、過酸化物硬化剤の
活性化温度より低い温度で、簡羊なミル混合機又は内部
混合機の如き任意の適切なゴム混合装置を用いて完了さ
れる。
調製されたゴム配合物を次にその方法の第二段階でポリ
アミドと混合する。第二段階の混合は、ポリアミドとゴ
ムとを混合するのに適した重合体混合装置を用いて完了
される。第二段階で用いられる重合体混合装置は、第一
段階で用いられるゴム混合装置と同じでも異なっていて
もよい。重合体混合装置の好ましい例は、温度制御加熱
部材を具えた内部混合機である。そのような内部混合機
はよく知られており、広く入手することができる。
組成物は任意に、充填剤、補強剤、可塑剤、酸化防止剤
及び安定化剤の如き添加剤を更に含んでいてもよい。好
ましい態様として、組成物はマレイン酸無水物及びコハ
ク酸無水物から選択された無水物添加剤を含んでいる。
どのような理論によっても束縛されたくはないが、無水
物添加剤は、ナイロンとゴム配合物との混合を、二つの
重合体成分の混合性を改良することにより改良するもの
と考えられる。
最終組成物は、部分的水素化ニトリルゴム80〜45重
量部と、それに対応して20〜55重量部のポリアミド
を含有する。組成物は、良好な圧縮歪みの如き驚くべき
ゴム状特性を示す。50〜70部の部分的水素化ニトリ
ルゴムを含む組成物が好ましい。
約6゛0重量%より多いナイロンを含む組成物も有用な
特性を示し、特にゴムが約10μより小さな大きさの小
粒子としてナイロン全体に分散している場合にそうであ
る。しかし、そのような組成物の物理的外観はプラスチ
ックの外観を持ち、そのようなプラスチック組成物は本
発明には入らない。
本発明の組成物は、ホース又はシールの如き成形又は押
し出しゴム状商品を製造するのに特に適′している。
本発明を次の実施例により更に例示するが、それに限定
されるものではなく、それら実施例中全ての部及び%は
別に指示しない限り重量による。
実施例1 この実施例で用いられる部分的水素化ニトリルゴムは、
約34%の結合アクリロニトリル含有量を有するアクリ
ロニトリル・ブタジェン共重合体ゴムから製造された。
そのゴムを、米国特許箱4.503,196号明細書に
一般的に記載された手順により選択的に水素化し、残留
炭素・炭素二重結合の不飽和が1モル%より少なくなる
ようにした。
部分的水素化ニトリルゴムは、表1中HNBRとして示
されている。
ポリアミドは、約176〜180℃の融点を有するナイ
ロン12であり、エミザー(E鵬5er)から商橿名グ
リルアミド(Grilamid) L20Gとして売ら
れているしのであった。それは表1中ナイロン12とし
て示されている。
表1に示されている成分を次の如く混合した。
部分的水素化ニトリルゴムを室温ミルに入れた。
次にナイロン以外の表1に示した添加剤をゴムに添加し
た。ゴム配合物を数分間完全に混合した後、ミルから取
り出した。
第二段階混合では、ナイロンとゴム配合物とを混合する
ため、混合ヘッド及びローラーブレード回転子を具えた
ハーク(Haake)の内部混合機を用いた。混合機は
195〜200℃に予熱し、その時にナイロンだけを混
合室中に入れた。ナイロンが溶融した後、ゴム配合物を
3〜5分間に互って混合機へ徐々に添加した。混合を更
に約5〜7分間続けた。混合物は、内部混合機のトルク
読みが平坦になった時(即ち、約4分間に互って本質的
に一定の値になった時)、極めて均一に混合されたと判
断した。
第二段階の混合温度は、幾らかのその場での加硫、「ダ
イナミック加硫」が行われたかも知れない充分高い温度
であった。
次に得られた組成物を内部混合機から取り出し、室温で
ミル混合機に一回通した。
200℃で20分間圧縮成形したシートから試験片を切
り取った。それらの試験片でASTM D412に従い
、破断時の伸び、抗張力及びモジュラスの測定を完了し
た0組成物は、それらを混合するのに必要な熱によって
変色しながった点で、優れた熱安定性を示していた。
過酸化物を用いずに比軸実験Bを行ない、比較的低い抗
張力及びモジュラス特性が得られた。
約34%のアクリロニトリル含有量を有する非水素化ア
クリロニトリル・ブタジェンゴム(NBR)を用いて比
較実験H及びIを完了した。それら組成物は、第二段階
の混合過程中ひどく変色し、それ以上の評価は行われな
かった。
注 1.DCP−過酸化ジクミル 2、 phr  =HNBR100部当たりの部数3、
MA  −無水マレイン酸 n−6=測定されていない C−比較例 実施例2 この実施例は硫黄硬化剤を用いて調製した本発明の組成
物を例示する。
この実施例で用いられた部分的水素化ニトリルゴム及び
ポリアミドは実施例1で用いたものと同じ物理的特性を
もっていた。
部分的水素化ニトリルゴムは表2に示した硫黄硬化剤を
用い、ナイロンを除外し、約5分間室温のミルで混合さ
れた0次に、得られたゴム配合物をミルから取り出した
ゴム配合物を次に実施例1に一般的に記述した手順を用
いてハーケ内部混合機でナイロンと混合した。
再びゴム配合物を、195〜200℃の温度で約5分間
に互って溶融ナイロンに添加した。次にゴム配合物とナ
イロンとの混合を更に約7分間続けた。
組成物を混合機から取り出し、変色していないことが観
察された。
実施例1に記載した如く、試験片をつくり、物理的特性
を測定した。この実施例の本発明の組成1勿 は 、 優れた強度特性を示した。
表ユ HNBR(部)100 ナイロン(部)100 硫黄            0944T M T D
           2.5CB S       
     2.0HV A −22,0 賢1町丘1 100%モジュラス(M P a)   16.9破断
時抗張力(MPa>    25.1伸び(%)270 注:TMTD−混合テトラC3〜2−アルキルチウラム
ジスルフィド 二N−シクロへキシル−2−ベンゾチ アジルスルフェンアミド HVA−2=N  N、−網−フェニレンジマレイミド BS 実施例3 この例の実験で用いられる部分的水素化ニトリルゴムは
、約34%のアクリロニトリル含有量を有するアクリロ
ニトリル・ブタジェンゴムから製造され、米国特許第4
,503,196号明細書に一般的記載された手順によ
り、残留炭素・炭素二重結合の不飽和が約5モル%にな
るまで選択的に水素化した。
本発明の実験31〜33及び比較実@35で用いられた
ポリアミドは、約176〜180″Cの融点を有するナ
イロン12であり、エミザーから商標名グリルアミドL
20Gとして売られているものであった。本発明の実験
34で用いられたポリアミドは、エミザーから商標名グ
リロン(Grilon)A23として売られているナイ
ロン6であった。
本発明の実験31〜34は次のようにして完了された1
部分的水素化ニトリルゴムを室温ミルで、部分的水素化
ニトリルゴム100部当たり3.5部の過酸化ジクミル
を用いて最初に混合した。配合物は、最終的にミルから
取り出す前に数分間完全に混合した。
第二段階混合では、混合ヘッド及びローラーブレード回
転子を具えたハーケ内部混合機を用いた。
混合機は実験31〜33(ナイロン12を用いた)の為
に約190℃の温度に加熱し、実@34(ナイロン6を
用いた)の為には約230℃の温度へ加熱した0次にボ
ーム配合物をそのヘッド付き混合機へ入れ、約4分間混
合し、その時にナイロンを添加した。混合を更に5分間
続け、その時に部分的水素化ニトリルゴム100部当た
り更に3.5部の過酸化ジクミルを与えるのに充分な量
で過酸化ジクミルを少しずつ混合物へ添加した。混合を
更に4.5分間続け、次に部分的水素化ニトリルゴム1
00部当たり0.5部の亜鉛ジブチルジチオカルバメー
ト(遊離基除去剤)、及び部分的水素化ニトリルゴム1
00当たり0.5部のエポキシド化大豆油可塑剤〔バラ
プレックス(Parap l ex)62の名前で売ら
れている〕を添加した。
次に更に約4.5分間混合した後、最終組成物を混合機
からあけた。実@31〜34の本発明の組成物の物理的
性質は、表3に示されている。
表3には、硬化剤を用いずに調製された組成物(実験3
5)の物理的性質に関する比較データーも与えられてい
る。比較実@35の組成物は、部分的水素化ニトリルゴ
ムを上記ハーケ内部混合機(約190°Cの温度へ予熱
されていた)へ入れ、約4分間混合し、次にナイロン1
2を添加し、更に約14.5分間混合することによって
iIg製された。
注: 1. DCP 2、phr 3.2DTC 4、ESBO 過酸化ジクミル HNBR100部当たりの部数 亜鈴ジブチルジチオカルバメート エポキシド化大豆油 比較例

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)C_3_〜_5α,β不飽和ニトリルと、
    10モル%以下の炭素・炭素二重結合の不飽和を有する
    C_4_〜_6共役ジエンとの部分的水素化ゴム共重合
    体45〜80重量部、及びそれに対応して、 (b)55〜20重量部のポリアミド、及び(c)前記
    部分的水素化ゴム共重合体のた めの硬化剤、 からなる加硫可能なゴム組成物。
  2. (2)ニトリルがアクリロニトリルであり、ジエンがブ
    タジエンである請求項1に記載の組成物。
  3. (3)ゴム共重合体が32〜38重量%の結合アクリロ
    ニトリル単位を含む請求項1に記載の組成物。
  4. (4)ポリアミドがナイロン12である請求項1に記載
    の組成物。
  5. (5)酸化防止剤、安定化剤、無水マレイン酸及び充填
    剤から選択された添加剤を更に含む請求項1に記載の組
    成物。
  6. (6)硬化剤が、部分的水素化ゴム共重合体の重量に基
    づいて1〜10重量%の過酸化物硬化剤系からなる請求
    項1に記載の組成物。
  7. (7)(i)C_3_〜_5α,β不飽和ニトリルと、
    10モル%以下の不飽和を有するC_4_〜_6共役ジ
    エンとの部分的水素化ゴム共重合体と、前記部分的水素
    化ゴム共重合体のための硬化剤とをゴム混合機に入れて
    混合することによりゴム配合物を形成し、然も、前記混
    合は前記ゴム配合物の硬化を起こさないように低温で完
    了し、 (ii)前記ゴム配合物を前記ゴム混合機 から取り出し、 (iii)加熱した重合体混合機へポリアミドを入れて
    混合し、溶融ポリアミドを形成し、(iv)更に前記加
    熱した重合体混合機に 或る量の前記ゴム配合物を添加し、前記加熱した重合体
    混合機中に前記部分的水素化ニトリルゴム80〜45重
    量部と、それに対応して、合計100重量部に対し、2
    0〜55重量部の前記溶融ポリアミドが入っているよう
    にし、そして (v)前記ゴム配合物と前記溶融ポリアミ ドとを前記加熱した重合体混合機中で混合する、ことか
    らなる加硫可能なゴム組成物の製造方法。
  8. (8)ニトリルがアクリロニトリルであり、ジエンがブ
    タジエンである請求項7に記載の方法。
  9. (9)ゴム共重合体が32〜38重量%の結合アクリロ
    ニトリル単位を含む請求項7に記載の方法。
  10. (10)ポリアミドがナイロン12である請求項7に記
    載の方法。
  11. (11)硬化剤が、部分的水素化ゴム共重合体の重量に
    基づき、1〜10重量%の過酸化物からなる請求項7に
    記載の方法。
  12. (12)硬化剤が、部分的水素化ニトリルゴムの重量に
    基づいて、1〜10重量%の過酸化物と、2〜20重量
    %の加硫助剤とからなる請求項11に記載の方法。
JP1264093A 1988-10-13 1989-10-12 加硫可能なゴム組成物 Expired - Fee Related JPH075794B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US257059 1981-04-24
US25705988A 1988-10-13 1988-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
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