JPH02145525A - 安定化必須オリゴペプタイド組成物及び該組成物を主成分とする睡眠安定剤 - Google Patents

安定化必須オリゴペプタイド組成物及び該組成物を主成分とする睡眠安定剤

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JPH02145525A
JPH02145525A JP63300072A JP30007288A JPH02145525A JP H02145525 A JPH02145525 A JP H02145525A JP 63300072 A JP63300072 A JP 63300072A JP 30007288 A JP30007288 A JP 30007288A JP H02145525 A JPH02145525 A JP H02145525A
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JP
Japan
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composition
oligopeptide
sleep
stabilizer
calcium salt
Prior art date
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Pending
Application number
JP63300072A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Sawai
喜一 澤井
Masatsune Kurono
昌庸 黒野
Hiromoto Asai
浅井 宏基
Naohisa Ninomiya
二宮 直久
Takao Sugiyama
杉山 孝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、安定化必須オリゴベグタイド組成物及び該組
成物を主成分とする睡眠安定剤に関する。
(従来の技術) 一般に動植物性ペプタイドは高分子構造を有しており、
動物は食品として摂取したこれら蛋白質をアミノ酸2〜
3分子のオリゴペプチドまで消化管内で分解吸収し、吸
収後隅粘膜でペブチダーセにより、アミノ酸まで分解し
て体内に取込み、それぞれ生体に固有のタンパク質に合
成し、利用している。この複雑な消化吸収過程において
、卵白、牛乳アレルギー等に見受けられる毒性の強い食
性べブタイドも多数知られている。正常な消化過程にあ
っては、アミノ酸まで分解され、生体成分としてプロテ
ィンに再合成される。この内必須アミノ酸すなわち、体
内で合成できないアミノ酸は人では8種類(バリン、ロ
イシン、インロイシン、スレオニン、メチオニン、リジ
ン、フェニルアラニン、トリプトファン)あるため、偏
食等により生体プロティン合成系が阻害され、各種の疾
患が現れるといわれている。また、ベグタイドの摂取は
各種アレルギー性疾患以外に直接原因として立証された
わけではないが、代謝異常症、肥満、痩、免疫不全、老
人病等にあっては一因があるものといわれている。
従来、必須アミノ酸が栄養剤として投与されているが、
アミノ酸の吸収系は上記のように多種の因子により影響
されており、生体は必要以上の吸収を阻止する恒常性を
維持し、過剰の場合は、時として有害物の生成を促し、
偏った組成のアミノ酸摂取は生体に対して悪影響を及ぼ
す可能性すら存在している。
また、オリゴベグタイドは卵白、ラクトアルブミン、カ
ゼイン、大豆蛋白質を原料とし、これに各種消化酵素を
添加し、アミノ酸分解を繰返し得ることができるが、消
化吸収が極めてよい物資として、最近注目され各種製造
法が開発されている(特公昭57−45560号公報、
同63−50998号公報)。
更に、牛骨粉はリン酸カルシウム等のカルシウム塩を主
成分とし、カルシウム増強剤として、般に使用されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者等はプロティン栄養に着目し、消化吸収経路に
つき、各種研究を行った結果、アミノ酸の多量単独投与
は、実際の吸収にあっては、消化管に対して毒性も強く
、逆に巨大分子構造を有するベグタイドは、消化管内で
オリゴペアタイドまで消化分解を受けるに際し、酵素類
が一時的に枯渇し消化不良を形成し、更に、分解行程に
あって有害低分子ベグタイドが形成されるため、アレル
ギー反応を生じやすいことを認めている。しかも衰弱者
、乳幼児の場合は、そのまま吸収され、アトピー性患者
、喘息の原因となり、まれに、ジョ・yり死を起こす可
能性すら存在している。
即ぢ、通常のベグタイドは栄養源と一般的にいわれてい
るが、胃腸管障害等、悪影響を与える可能性があり、体
質により時として有毒物質となり得るため、栄養源とし
てのみ効果的に作用するペグタイドの開発が望まれてい
た。
一方、従来、精神不安定不眠症の治療には漢方薬として
巨大動物化石(竜骨)が使用され、これは、成分が炭素
あるいはリン酸カルシウムであるが、これらのカルシウ
ム塩には直接作用がないことから、その作用物質は謎に
包まれている状況である。竜骨は資源的に限られており
、代替薬剤の開発が望まれている現状にある。
(課題を達成するための手段) 本発明は上記の如き、従来の各種要望を満たすことを目
的としてなされたものである。
本発明者等はベグタイドの消化研究を行うにあたり、胃
腸管内の酵素量は平衡状態にあり、摂取ベグタイドの量
により適応量の酵素が分泌され、腸管内では、対応量の
酵素でアミノ酸に分解され完全吸収されていることを発
見し、更には、各種消化酵素が枯渇あるいは過剰の場合
はいずれも、生体に対して、喉渇感、多食症等精神的感
覚症状から、アレルギー反応による粘膜損傷、自己消化
等の胃腸管障害まで発生する可能性のあることを発見し
た。更にまた、消化吸収がよく、毒性を示さない物質を
スクリーニングしたところ、必須アミノ酸を充分な構成
成分としたオリゴベグタイドが極めて良好な消化吸収状
況を示し、有害物質の生成もないことを認め、カルシウ
ム塩ことにリン酸カルシウムの吸収に相乗的作用を有し
、用途面では熟睡しやすくしかも、肥満等の治療に有効
であることを見出し、更に、これらは竜骨に類似する作
用であることを見出し本発明を完成するに至った。
しかしして、本発明の主たる特徴は、分子ff1500
ダルトン以下のオリゴベグタイドとカルシウム塩からな
る安定化必須オリゴベグタイド組成物及び該組成物を主
成分とする睡眠安定剤にある。
また、上記オリゴベグタイドとしては、蛋白質をプロテ
アーゼにてPH2〜3、PH6〜7、PH8〜9領域に
て段階的に分解し、これを精製して得られたものが好適
である。
更に、本発明組成物はオリゴプロティン1に対してカル
シウム塩1以下が好ましく、配合比1/1 (W/W)
の場合の成人1日投与量は100mg〜5gの範囲例え
ば1500 Jll g好ましい。
(発明の作用及び効果) 本発明は、ベプタイドを、オリゴペプタイドの形で投与
すると、満腹感の精神症状が発生し、熟睡しやすく、し
かも、肥満等の治療に有効であることを基本とするもの
であり、乳幼児、アレルギ一体質者、衰弱者等に対して
も、全く毒性のない栄養源としても有効な安全性が高い
更にまた、生物学的、物理学的に安定な製剤組成となる
と共に、カルシウムの吸収に相乗的に作用することから
、竜骨の代用製剤となる。
この発明は必須アミノ酸を充分な構成成分とするオリゴ
ベプタイドとリン酸カルシウム、ことに牛骨粉からなる
配合組成物であり、経口的に投与しやすく、飲食物に混
ぜなり、料理にふりかけ、混入したりすることができ、
し好性も高く、満腹感を呈し、精神安定的症状を呈する
ため安定睡眠剤として有効であり、また、間接的に肥満
防止効果を有する。
(実施例) 1、オリゴペプタイド製造例 乾燥卵白100gを2リツトルの水に溶解し、F’ H
2〜3にてペプシン2gを加え、40°Cにて6時間イ
ンキュベートし、その後、PH6〜7にてパパイン2g
を加え、37°Cにて6時間インキュベートし、さらに
PH7〜8にてアルカリプロプアーゼ2gを加え、40
°Cにて6時間インキュベートする0次いで常法により
加熱により酵素を失活させ、遠心分離により不溶分を除
去、精製し、凍結乾燥することにより平均分し500ダ
ルトン、収量91%のオリゴペプタイドを得た。
2、製剤例 (1)製剤例1 牛骨粉50g、本発明によるオリゴペンブタイド50g
、クエン酸第−鉄ナトリウム2g、還元麦芽’jJN 
36 g、クエン酸1g及び香料1gをとり、均一にな
るまで混合して粉末状のオリゴペプタイドとカルシウム
との組成物を得た。
(2)製剤例2 牛骨粉50g、本発明によるオリゴペプタイド50g、
クエン酸第−銖ナトリウム2g、ビタミンADB末0.
2g、還元麦芽糖30g、醗酵粉末30g、無水結晶ブ
ドウ糖43g、クエン酸0゜9g、乳II細粒15g、
ニアーンスーチ10 g、香ネif、5g、シュガーエ
ステル7.2gをとり、混合した後、適当な大きさに圧
縮成型し、粒状のカルシウム組成物製剤を得た。
(3)製剤例3 製剤例1のオリゴベプタイド、カルシウム組成物100
g、バター120g、小麦粉t OOg、砂糖80gに
水BMを加え泥状に練り合わせ、常法により、クツキー
型にて成型し、オーブンで焼きあげクツキーとした。
3、薬効薬理試験(ベンドパルビタールとの睡眠協力作
用) 体重18〜20gのdd系雄性マウスを一群10匹とし
、各被検剤を経口投与し、投与後60分にペンドパルビ
タールN a 20 m g / k gを腹腔内に投
与した。(ベンドパルビタールNaはvl眠起のサブド
ーズとして用いた)。
ベンドパルビタールNa投与後20分にそれぞれ1分間
以上正向反射消失が認められたマウスには睡眠協力作用
があるものと見なし、その発現率から、ED50を算出
した。
結果は第1表に示すごとくであり、本発明組成物はオリ
ゴペプタイド単独投与と比較して、牛骨粉組成物形態の
ものが、安定睡眠作用が増強されることが判明し、その
作用は竜骨よりも強力であ第1表 4、使用例 比較的多食性成人男子5人をボランテアとし、製剤例1
の製剤を夕食後600mg投与し、就寝状態、朝食状況
につき、朝、数項目にわたり、アンケート調査を行った
結果は以下の通りであり、全員が夢を見ることもなく熟
睡し、翌朝の自覚感も良いと回答した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子量500ダルトン以下のオリゴペプタイドと
    カルシウム塩からなる安定化必須オリゴペプタイド組成
    物。
  2. (2)オリゴペプタイドが蛋白質をプロテアーゼにてP
    H2〜3、PH6〜7、PH8〜9領域にて段階的に分
    解し、これを精製して得られたものであり、カルシウム
    塩が牛骨粉である特許請求の範囲第1項に記載の安定化
    必須オリゴペプタイド組成物。
  3. (3)分子量500ダルトン以下のオリゴペプタイドと
    カルシウム塩からなる安定化必須オリゴペプタイド組成
    物を主成分とする睡眠安定剤。
  4. (4)オリゴペプタイドが蛋白質をプロテアーゼにてP
    H2〜3、PH6〜7、PH8〜9領域にて段階的に分
    解し、これを精製したものであり、カルシウム塩が牛骨
    粉である許請求の範囲第3項に記載の睡眠安定剤。
JP63300072A 1988-11-28 1988-11-28 安定化必須オリゴペプタイド組成物及び該組成物を主成分とする睡眠安定剤 Pending JPH02145525A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002017734A3 (en) * 2000-09-01 2003-04-24 Univ Tennessee Res Corp Materials and methods for the treatment or prevention of obesity
US7704979B2 (en) 2000-09-01 2010-04-27 The University Of Tennessee Research Foundation Materials and methods for the treatment or prevention of obesity
JP2011135843A (ja) * 2009-12-29 2011-07-14 Kokan Yakuhin Kenkyusho:Kk 動物心筋蛋白含有物の酵素処理方法、食品素材、及び、免疫賦活・強壮作用・新陳代謝促進用の健康食品

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