JPH0214533A - 薄膜能動素子の製造方法及び液晶素子 - Google Patents

薄膜能動素子の製造方法及び液晶素子

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JPH0214533A
JPH0214533A JP16262988A JP16262988A JPH0214533A JP H0214533 A JPH0214533 A JP H0214533A JP 16262988 A JP16262988 A JP 16262988A JP 16262988 A JP16262988 A JP 16262988A JP H0214533 A JPH0214533 A JP H0214533A
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amorphous
etching
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polycrystalline semiconductor
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Kunio Masushige
邦雄 増茂
Masaki Yuki
結城 正記
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は薄膜能動素子の製造方法及び液晶素子に関する
ものである。
[従来の技術] 近年平面デイスプレィ等の画像表示素子への応用を目的
とした薄膜能動素子の開発が活発に行われている。多結
晶半導体を用いた薄膜能動素子は非晶質半導体薄膜を用
いた能動素子と比べ高性能・高信頼性等の長所があるが
、製膜に高温を要し、ガラス基板が使用できず、石英基
板等を使用していたため大面積化できないという短所が
ある。そこで、高温プロセスを経ずに多結晶半導体薄膜
を得ることができるレーザー光照射による非晶質半導体
薄膜の結晶化技術の研究・応用が盛んに行われている。
第3図は従来のコプレナー型TPTの断面図である。
第3図を参照しながら従来のレーザー多結晶化半導体薄
膜能動素子の製造方法をコプレナー型薄膜トランジスタ
を例にとって説明する。基板ZI上にパッシベーション
膜22、非晶質半導体層を積層し、レーザー光照射納品
化を行いバターニングし多結晶半導体層24を形成、そ
のLに低抵抗半導体層25、ソース電極、ドレイン電極
26を形成する。ここで多結晶半導体層24のチャンネ
ル部30をエツチングし膜厚を減少させる。薄膜トラン
ジスタ(TPT)の半導体層を薄化することによってト
ランジスタ特性が向上することは一般に知られており、
低抵抗半導体層25XM膜時にプラズマによりダメージ
を受けた半導体層上層を除去する意味からも、ここでチ
ャンネル部30をエツチング薄化することは重要な工程
である。さらにゲート絶縁膜27を堆積し、その上にゲ
ート電極28を形成、ゲート絶縁膜にコンタクトホール
23をあけ、画素電極29を形成する。
[発明の解決しようとする課題] 前述のようにチャンネル部30をエツチング薄化する工
程は重要な工程であるが、一方きわめてむずかしく不安
定な工程でもある。従来このエツチングは時間管理で行
っていたが、この方法ではガス圧力の微妙な変化等のエ
ツチング条件によってエツチング速度が変化するため、
同一時間でのエツチング量は必ずしも一定でなく、エツ
チング量にしばしば過不足を生じ、表示画面に影響を及
ばずという欠点があった。
[課題を解決するだめの手段] (1)構成の表示 本発明は前述の課題を解決すべくなされたものであり、
非晶質半導体層にレーザー光を照射して多結晶半導体層
を形成しパターン化したのち、該多結晶半導体層の膜厚
をエツチングにより減する工程を含む薄膜能動素子の製
造方法において、多結晶半導体薄膜パターン化時に非晶
質層にもパターンを形成し、該パターンとして残された
非晶質層を多結晶半導体薄膜エツチング時の目安として
用いることを特徴とする薄膜能動素子の製造方法を提供
するものである。
(2)構成の詳細説明 以下本発明を図面に従って詳細に説明する。
第1図は本発明にかかるコプレナー型TPTの製造の手
順を示す断面図である。第1図において、lは基板、2
はパッシベーション膜、3は非晶質半導体層、4は多結
晶半導体層、5は低抵抗半導体層、6はソース電極、ド
レイン電極、7はゲート絶縁膜、8はゲート電極、9は
画素電極、10はコンタクトホールである。
本発明に係る薄膜能動素子は、第1図の(a)〜(d)
の手順で製造される。第2図は本発明にかかる薄膜能動
素子が形成されている平面デイスプレィの画面の平面図
である。第2図において15は薄膜能動素子形成領域で
ある。製造手順において、第2図の(a)は第1図のf
blに、第2図の(bl は第1図の(c)に対応する
以下、第1図、第2図に従って説明する。
まず、ガラス、セラミック、プラスチック等の基板l上
に Sin、5iON等のパッシベーション膜2、Si
、Ge等の非晶質半導体層3を積層し必要部分にレーザ
ー照射を行い多結晶化する(第1図(a))多結晶半導
体層4をフォトリソグラフィーによりパターン化する際
同時に基板の周辺部等レーザー照射を受けていない任意
の位1nに非晶質半導体層3の一部分にもパターンを形
成する6多結晶半導体層4と該パターンとして残された
非晶質半導体層3の上に低抵抗半導体層5、電極材料を
積層し、更にソース電極。
ドレイン電極6を形成し、これをマスクに低抵抗半導体
層の不要部分をエツチングする。第1図の(blでは、
これらの低抵抗半導体層等をエツチングした後、非晶質
半導体層3のみが残っている。さらにひき続いてエツチ
ングを行い多結晶半導体層の膜厚を減する(第1図 (
C))。このとき、非晶質半導体層3のパターンをエツ
チングの目安として用いることができる。通常非晶質半
導体は多結晶半導体よりエツチング速度が大きいので、
非晶質部分のパターンのエツチング終点でエツチングを
終了させれば、エツチング速度の差に相当する分の多結
晶半導体層4を残すことができる。また、目安とする非
晶質半導体層3のパターンを小パターンの集合とするこ
とにより、非晶質部分のエツチング終点を早め、多結晶
半導体層4の残り膜厚を大きくすることができる。
さらにゲート絶縁膜7を堆積しゲート電極8を形成する
。その後、ゲート絶縁膜7にコンタクトホール10をあ
け、画素電極9を形成する。
もっとも、この画素電極9はドレイン電極形成前に形成
するようにすることもできる。
この外、遮光層、カラーフィルター、キャパシタ等公知
の構造を形成してもよい。以上、コプレナー型TPTに
ついて説明したが、本発明は逆スタガー型TPT等の半
導体層パターン形成後に半導体層の膜厚を減するような
製造工程を含む薄膜能動素子ならどんなものにも同様に
適用できる。
本発明では、エツチング材は半導体の材質によって適宜
選択すればよく、その半導体の上記の多結晶半導体層4
のような多結晶半導体薄膜と上記の非晶質半導体層3の
ような非晶質半導体薄膜との間でそのエツチング速度に
差があるもの、特にその差が大きいものを選択して使用
すればよい6 本発明では半導体としてシリコンを使用することが好ま
しく、エツチング材としては、CF、、SF、等のフッ
素ラジカルを生ずる気体を用いてドライエツチングをす
ることが好ましい。
また、本発明でいう非晶質半導体層とは完全な非晶質構
造を有するものだけではなく粒径が50 nm未満の微
細な結晶粒子が含まれるいわゆる微結晶半導体薄膜をも
含むものである。本発明の非晶質半導体層としては非晶
質シリコン膜が最適なものであるが非晶質ゲルマニウム
等の他の非晶質半導体薄膜にも適用できる。また、本発
明に係る薄膜能動素子を有する基板と対向電極を有する
基板との間に液晶を封入して液晶素子をつくることがで
きる。
[実施例] 以下、第1図、第2図を参照しながら本発明のコプレナ
ー型TPTの実施例を示す。
ガラス基板上にプラズマCVD法により酸化シリコン2
00 nmによるパッシベーション膜、その上に非晶質
シリコン300 nmによる非晶質半導体層を積層した
。次いでアルゴンイオンレーザ−ビームを基板に照射し
、非晶質シリコンの結晶化を行った。
結晶化は基板の移動とレーザービームの走査を連携して
行い、位置定めの余裕をみるため多結晶半導体層のパタ
ーンとして必要な部分より大きめに結晶化した。多結晶
半導体層のバターニングをフォトリソグラフィによって
行った。
この際基板周辺部の非晶質部分にも目視で十分エツチン
グ終点が確認できる程度の大きさのパターンを形成した
。続いて低抵抗半導体層としてリンドープアモルファス
シリコン(n“a−3i 1を 101) r+mプラ
ズマCVD法により堆積し、その上にAIを 500 
nm蒸着した。このAIをバターニングしてソース電極
、ドレイン電極を形成した後、このA1をマスクに使用
してn”a−3iのエツチングを行った。nゝa−3i
のエツチング終点の後もエツチングを続は多結晶シリコ
ンの膜厚を減少させた。この際非晶質シリコンのパター
ンのエツチング終点をもってエツチング終了とした。
さらに、ゲート絶縁膜として5iON膜をプラズマCV
D法によって250 nm堆積し、その上に AIを6
00 nrn蒸着し、バターニングし、ゲート電極を形
成した。次いで、ゲート絶縁膜にコンタクトホールなあ
け、T T O(In−0s〜SnO□) 100 n
mによる画素電極をリフトオフ法で形成した。この結果
、多結晶半導体層のエツチング薄化工程における不良品
の発生率を従来の約30%から5%以下に減少させるこ
とができた。
[発明の効果] 本発明は、多結晶半導体層の膜厚薄化工F?のエツチン
グ終点を決定する目安を与え、この工程を安定化するこ
とにより、エツチング量のばらつきによる不良品の発生
率を低減するものである。本発明においては基板内に目
安が作り込まれるため、特別にモニター用基板を用いる
ことなくその場観察によりエツチング時間を管理するこ
とができ、エツチング条件の微妙な変化、゛16導体層
の膜厚のロット間ばらつきにも対応できる。更に目安の
非晶質部分のパターンを微細パターンの集合体とするこ
とにより見かけ上エツチング終点が早まるため、多結晶
半導体層の残り膜厚の微調整が可能であるという効果も
認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコプレナー型TPTの製造の手順
を示す断面図である。第2図は本発明に係るTPTが形
成されている平面デイスプレィの平面図である。第3図
は従来のコプレナー型TPTの断面図である。 市 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非晶質半導体層にレーザー光を照射して多結晶半
    導体層を形成しパターン化したのち、該多結晶半導体層
    の膜厚をエッチングにより減する工程を含む薄膜能動素
    子の製造方法において、多結晶半導体薄膜パターン化時
    に非晶質層にもパターンを形成し、該パターンとして残
    された非晶質層を多結晶半導体薄膜 エッチング時の目安として用いることを特徴とする薄膜
    能動素子の製造方法。
  2. (2)第1項記載の薄膜能動素子を有する液晶素子。
JP16262988A 1988-07-01 1988-07-01 薄膜能動素子の製造方法及び液晶素子 Expired - Lifetime JP2638942B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8512916B2 (en) 2008-03-31 2013-08-20 Hoya Corporation Photomask blank, photomask, and method for manufacturing photomask blank
CN110289310A (zh) * 2019-06-29 2019-09-27 厦门市三安集成电路有限公司 晶体管、栅极结构及其制备方法

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JP5579056B2 (ja) * 2008-03-31 2014-08-27 Hoya株式会社 フォトマスクブランク、フォトマスクおよびフォトマスクブランクの製造方法
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