JPH0214513Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0214513Y2 JPH0214513Y2 JP16794083U JP16794083U JPH0214513Y2 JP H0214513 Y2 JPH0214513 Y2 JP H0214513Y2 JP 16794083 U JP16794083 U JP 16794083U JP 16794083 U JP16794083 U JP 16794083U JP H0214513 Y2 JPH0214513 Y2 JP H0214513Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove box
- actuator
- storage recess
- main body
- limit switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はインストルメントパネルの縦壁部に
形成された収納凹部に配置される自動車のグロー
ブボツクスに関するものである。
形成された収納凹部に配置される自動車のグロー
ブボツクスに関するものである。
(従来技術)
一般に自動車のインストルメントパネルの縦壁
部に形成された収納凹部に配置されるグローブボ
ツクスにおいて、物品の出し入れはリツドを開閉
することによつてなされるが、物品の出し入れを
容易にするため、ボツクスを回動させてインスト
ルメントパネルから引き出し可能に構成されたも
のがすでに実開昭57−111641号公報によつて提案
されている。
部に形成された収納凹部に配置されるグローブボ
ツクスにおいて、物品の出し入れはリツドを開閉
することによつてなされるが、物品の出し入れを
容易にするため、ボツクスを回動させてインスト
ルメントパネルから引き出し可能に構成されたも
のがすでに実開昭57−111641号公報によつて提案
されている。
このように構成することで、リツドのみを開閉
させるようになされたグローブボツクスと比較し
て、物品の出し入れが容易になるけれども、通常
グローブボツクスはインストルメントパネルにお
ける前側補助席に対向する位置に設けられている
ため、前側補助席に着座している乗員によるグロ
ーブボツクスの出し入れと、該グローブボツクス
内への物品の出し入れは容易であつても、運転席
からグローブボツクスの位置が若干離れているた
め、運転者によるグローブボツクスの出し入れと
グローブボツクス内への物品の出し入れは、運転
中において特に困難である問題を有している。
させるようになされたグローブボツクスと比較し
て、物品の出し入れが容易になるけれども、通常
グローブボツクスはインストルメントパネルにお
ける前側補助席に対向する位置に設けられている
ため、前側補助席に着座している乗員によるグロ
ーブボツクスの出し入れと、該グローブボツクス
内への物品の出し入れは容易であつても、運転席
からグローブボツクスの位置が若干離れているた
め、運転者によるグローブボツクスの出し入れと
グローブボツクス内への物品の出し入れは、運転
中において特に困難である問題を有している。
(考案の目的)
この考案は上記従来の問題を解決するためにな
されたもので、前側補助席に着座している乗員は
勿論、運転者による物品の出し入れが運転中にお
いても容易になされるように構成した自動車のグ
ローブボツクスを提供することを目的とする。
されたもので、前側補助席に着座している乗員は
勿論、運転者による物品の出し入れが運転中にお
いても容易になされるように構成した自動車のグ
ローブボツクスを提供することを目的とする。
(考案の構成)
かかる目的を達成するために本考案にあつて
は、インストルメントパネルの縦壁部に形成され
た収納凹部に対して、該収納凹部内と該収納凹部
から車体後方に突出する位置との間において変位
動可能に保持される台座と、 前記台座に水平方向において回動可能に支持さ
れるグローブボツクス本体と、 物品の出入れ時に、前記台座を車体後方に移動
させる第1のアクチユエータと、 前記台座が前記収納凹部から最後方端に達した
とき、前記グローブボツクス本体を、該グローブ
ボツクス本体のリツドが運転席側に向くように水
平方向において回動させる第2のアクチユエータ
と、 を備える特徴とする自動車のグローブボツクス、
とした構成としてある。
は、インストルメントパネルの縦壁部に形成され
た収納凹部に対して、該収納凹部内と該収納凹部
から車体後方に突出する位置との間において変位
動可能に保持される台座と、 前記台座に水平方向において回動可能に支持さ
れるグローブボツクス本体と、 物品の出入れ時に、前記台座を車体後方に移動
させる第1のアクチユエータと、 前記台座が前記収納凹部から最後方端に達した
とき、前記グローブボツクス本体を、該グローブ
ボツクス本体のリツドが運転席側に向くように水
平方向において回動させる第2のアクチユエータ
と、 を備える特徴とする自動車のグローブボツクス、
とした構成としてある。
(実施例)
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図は、この考案に係る自動車のグローブボ
ツクスがインストルメントパネルに収納された状
態を示す斜視図であり、同図において、1はイン
ストルメントパネルで、このインストルメントパ
ネル1の縦壁部1Aにおける運転席2に隣接する
前側補助席3に対向して収納凹部4が形成され、
該収納凹部4にグローブボツクス5が配置されて
いる。
ツクスがインストルメントパネルに収納された状
態を示す斜視図であり、同図において、1はイン
ストルメントパネルで、このインストルメントパ
ネル1の縦壁部1Aにおける運転席2に隣接する
前側補助席3に対向して収納凹部4が形成され、
該収納凹部4にグローブボツクス5が配置されて
いる。
グローブボツクス5は第2図で示すように、グ
ローブボツクス本体としてのボツクス本体5Aと
リツド5Bとからなり、リツド5Bはボツクス本
体5Aの開口5a1を開閉するためにボツクス本体
5Aの底部5a2の後端にヒンジ結合されている。
また、底部5a2の中心に透孔5a3が形成され、底
部5a2の下面における透孔5a3の両側方に1対の
下向きのピン6A,6Bが固定され、一方のピン
6Aから若干透孔5a3に近い位置に、透孔5a2を
曲率中心とした円弧状のラツク部7が形成されて
いる。
ローブボツクス本体としてのボツクス本体5Aと
リツド5Bとからなり、リツド5Bはボツクス本
体5Aの開口5a1を開閉するためにボツクス本体
5Aの底部5a2の後端にヒンジ結合されている。
また、底部5a2の中心に透孔5a3が形成され、底
部5a2の下面における透孔5a3の両側方に1対の
下向きのピン6A,6Bが固定され、一方のピン
6Aから若干透孔5a3に近い位置に、透孔5a2を
曲率中心とした円弧状のラツク部7が形成されて
いる。
第3図において8は基板、9は台座を示し、基
板8は収納凹部4の底部の面上に後述の構成によ
つて固定される。基板8の両側縁部の面上にはロ
アレール10A,10Bが形成され、また面上の
後部中央に第1のアクチユエータ11が配置され
ている。この実施例では第1のアクチユエータ1
1がモータによつて構成されており、その両側に
延びる出力軸11a,11bが軸受部材12によ
つて回転自在に支持され、それぞれの端部にピニ
オン13,13が取付けられている。なお、ピニ
オン13,13の間隔はロアレール10A,10
Bの間隔と等しく設定されている。
板8は収納凹部4の底部の面上に後述の構成によ
つて固定される。基板8の両側縁部の面上にはロ
アレール10A,10Bが形成され、また面上の
後部中央に第1のアクチユエータ11が配置され
ている。この実施例では第1のアクチユエータ1
1がモータによつて構成されており、その両側に
延びる出力軸11a,11bが軸受部材12によ
つて回転自在に支持され、それぞれの端部にピニ
オン13,13が取付けられている。なお、ピニ
オン13,13の間隔はロアレール10A,10
Bの間隔と等しく設定されている。
台座9には、その両端部の裏面にアツパレール
14A,14Bが下向きに取付けられている。ア
ツパレール14A,14Bは上記ロアレール10
A,10Bに対応する位置に設定されている。ま
た、中央部に透孔15が形成され、この透孔15
を曲率中心とした同じ曲率からなる1対の円弧状
切欠16A,16Bが形成されている。これら円
弧状切欠16A,16Bは、第2図のボツクス本
体5Aの底部5a2に固定されているピン6A,6
Bに対応している。
14A,14Bが下向きに取付けられている。ア
ツパレール14A,14Bは上記ロアレール10
A,10Bに対応する位置に設定されている。ま
た、中央部に透孔15が形成され、この透孔15
を曲率中心とした同じ曲率からなる1対の円弧状
切欠16A,16Bが形成されている。これら円
弧状切欠16A,16Bは、第2図のボツクス本
体5Aの底部5a2に固定されているピン6A,6
Bに対応している。
第4図は台座9の底面図を示し、同図で明らか
なように、一方の円弧状切欠16Aには前端部に
リミツトスイツチLSW3が、後端部にリミツトス
イツチLSW4がそれぞれ配置されている。17は
第2のアクチユエータを示し、この実施例ではモ
ータによつて構成され、台座9の下面に配置され
ている。第2のアクチユエータ17の出力軸17
aにピニオン18が取付けられ、該ピニオン18
の周面部は切欠19を通して台座9の面上に露出
している。なお、ピニオン18は、第2図のボツ
クス本体5Aの底部5a2に形成されているラツク
部7に対応している。
なように、一方の円弧状切欠16Aには前端部に
リミツトスイツチLSW3が、後端部にリミツトス
イツチLSW4がそれぞれ配置されている。17は
第2のアクチユエータを示し、この実施例ではモ
ータによつて構成され、台座9の下面に配置され
ている。第2のアクチユエータ17の出力軸17
aにピニオン18が取付けられ、該ピニオン18
の周面部は切欠19を通して台座9の面上に露出
している。なお、ピニオン18は、第2図のボツ
クス本体5Aの底部5a2に形成されているラツク
部7に対応している。
アツパレール14A,14Bは、第5図に示す
ように底部が開口された角筒状断面に形成され、
それぞれの上壁部14a,14bの下面に前後方
向のラツク部20が形成されている。そして、一
方のアツパレール14Aには、その両側壁に前後
方向の窓21が開設され、窓21の前端部にリミ
ツトスイツチLSW1が、後端部にリミツトスイツ
チLSW2がそれぞれ配置されている。また他方の
アツパレール14Bには、その内側壁に前後方向
の窓21が開設されている。
ように底部が開口された角筒状断面に形成され、
それぞれの上壁部14a,14bの下面に前後方
向のラツク部20が形成されている。そして、一
方のアツパレール14Aには、その両側壁に前後
方向の窓21が開設され、窓21の前端部にリミ
ツトスイツチLSW1が、後端部にリミツトスイツ
チLSW2がそれぞれ配置されている。また他方の
アツパレール14Bには、その内側壁に前後方向
の窓21が開設されている。
22A,22Bは支持板で、前後方向に切欠2
3が形成されている。支持板22A,22Bの前
後両端部は下方に折り曲げられるとともに、これ
ら折り曲げ部の下端から前後に延出した取付片2
4が形成され、各取付片24に透孔25を設けて
いる。また、上記一方の支持板22Aにのみ、そ
の後端部近傍において外側に突出した突片26が
形成されている。
3が形成されている。支持板22A,22Bの前
後両端部は下方に折り曲げられるとともに、これ
ら折り曲げ部の下端から前後に延出した取付片2
4が形成され、各取付片24に透孔25を設けて
いる。また、上記一方の支持板22Aにのみ、そ
の後端部近傍において外側に突出した突片26が
形成されている。
支持板22A,22Bは第3図で示すようにア
ツパレール14A,14Bに対して組込まれる。
この場合、第6図で示すように切欠23がアツパ
レール14A,14Bのラツク部20に対応し、
一方の支持板22Aの突片26がアツパレール1
4Aの外側壁に形成された窓21から外方に突出
してリミツトスイツチLSW2に当接する。
ツパレール14A,14Bに対して組込まれる。
この場合、第6図で示すように切欠23がアツパ
レール14A,14Bのラツク部20に対応し、
一方の支持板22Aの突片26がアツパレール1
4Aの外側壁に形成された窓21から外方に突出
してリミツトスイツチLSW2に当接する。
ボツクス本体5Aと基板8と台座9とは第7図
で示すように組立てられる。すなわち、ボツクス
本体5Aがスラストベアリング27を介して台座
9上に載置され、透孔5a3とスラストベアリング
27と透孔15を貫通するピン28によつて台座
9上に回転自在に支持される。これによつて、ボ
ツクス本体5Aの底部5a2の下面に固定されてい
る下向きのピン6A,6Bが台座9の円弧状切欠
16A,16Bに挿通され、第2のアクチユエー
タ17のピニオン18がボツクス本体5Aのラツ
ク部7と噛合する。また一方のピン6Aがリミツ
トスイツチLSW4(第4図)に当接される。
で示すように組立てられる。すなわち、ボツクス
本体5Aがスラストベアリング27を介して台座
9上に載置され、透孔5a3とスラストベアリング
27と透孔15を貫通するピン28によつて台座
9上に回転自在に支持される。これによつて、ボ
ツクス本体5Aの底部5a2の下面に固定されてい
る下向きのピン6A,6Bが台座9の円弧状切欠
16A,16Bに挿通され、第2のアクチユエー
タ17のピニオン18がボツクス本体5Aのラツ
ク部7と噛合する。また一方のピン6Aがリミツ
トスイツチLSW4(第4図)に当接される。
一方、アツパレール14A,14Bの下端フラ
ンジ部がロアレール10A,10Bの上端フラン
ジ部の下面に係合することで、基板8に対して台
座9が前後に移動自在に結合される。また、第1
のアクチユエータ11の出力軸11a,11bが
アツパレール14A,14Bの内側壁に形成され
ている窓21に挿通され、ピニオン13がラツク
部20と噛合する。
ンジ部がロアレール10A,10Bの上端フラン
ジ部の下面に係合することで、基板8に対して台
座9が前後に移動自在に結合される。また、第1
のアクチユエータ11の出力軸11a,11bが
アツパレール14A,14Bの内側壁に形成され
ている窓21に挿通され、ピニオン13がラツク
部20と噛合する。
さらに、第8図で示すように支持板22A,2
2Bの前後に形成された取付片24が、基板8の
前後に形成されている突片8a(第3図参照)上
に載置され、取付片24の透孔25と突片8aの
透孔8a1とを貫通するボルト29によつて、基板
8と支持板22A,22Bとが収納凹部4の底部
4Aに固定され、ボツクス本体5Aが収納凹部4
内に配置される。
2Bの前後に形成された取付片24が、基板8の
前後に形成されている突片8a(第3図参照)上
に載置され、取付片24の透孔25と突片8aの
透孔8a1とを貫通するボルト29によつて、基板
8と支持板22A,22Bとが収納凹部4の底部
4Aに固定され、ボツクス本体5Aが収納凹部4
内に配置される。
なお、支持板22Aの突片26がリミツトスイ
ツチLSW2に当接することで、リミツトスイツチ
LSW2は第9図で示すように接点Ncに接触し、
かつボツクス本体5Aのピン6Aがリミツトスイ
ツチLSW4に当接することでこのリミツトスイツ
チLSW4が接点Noに接触している。この場合リ
ミツトスイツチLSW1は接点Noに接触し、リミ
ツトスイツチLSW3は接点Ncに接触している。
ツチLSW2に当接することで、リミツトスイツチ
LSW2は第9図で示すように接点Ncに接触し、
かつボツクス本体5Aのピン6Aがリミツトスイ
ツチLSW4に当接することでこのリミツトスイツ
チLSW4が接点Noに接触している。この場合リ
ミツトスイツチLSW1は接点Noに接触し、リミ
ツトスイツチLSW3は接点Ncに接触している。
第9図の作動用スイツチ30と復帰用スイツチ
31は、たとえば第1図のインストルメントパネ
ル1の縦壁部1Aにおける運転席2と前側補助席
3との略中間部に設けられ、運転者と前側補助席
3の乗員の両者が容易に操作できるようになされ
ている。
31は、たとえば第1図のインストルメントパネ
ル1の縦壁部1Aにおける運転席2と前側補助席
3との略中間部に設けられ、運転者と前側補助席
3の乗員の両者が容易に操作できるようになされ
ている。
上記構成の作動について説明する。
第9図において、作動用スイツチ30がONさ
れると、リレーRY1が励磁され、リレー接点
RY1が閉じ、バツテリ32の電流が矢印I1方向に
流れて第1のアクチユエータ11を正回転させ
る。
れると、リレーRY1が励磁され、リレー接点
RY1が閉じ、バツテリ32の電流が矢印I1方向に
流れて第1のアクチユエータ11を正回転させ
る。
これによつて、第7図のピニオン13が回転
し、この回転がラツク部20に伝達され、台座9
とボツクス本体5Aとが後退して、これら両者
9,5Aが収納凹部4から突出した第10図の状
態になる。この場合、第8図の支持板22Aの突
片26がリミツトスイツチLSW2から離れてリミ
ツトスイツチLSW1に当接するから、第9図のリ
ミツトスイツチLSW2が接点Noに接触して第1
のアクチユエータ11の作動が停止され、かつリ
ミツトスイツチLSW1が接点Ncに接触する。
し、この回転がラツク部20に伝達され、台座9
とボツクス本体5Aとが後退して、これら両者
9,5Aが収納凹部4から突出した第10図の状
態になる。この場合、第8図の支持板22Aの突
片26がリミツトスイツチLSW2から離れてリミ
ツトスイツチLSW1に当接するから、第9図のリ
ミツトスイツチLSW2が接点Noに接触して第1
のアクチユエータ11の作動が停止され、かつリ
ミツトスイツチLSW1が接点Ncに接触する。
つぎにリレーRY2が励磁され、リレー接点
RY2が閉じ、電流が矢印I2方向に流れて第2のア
クチユエータ17を逆回転させる。
RY2が閉じ、電流が矢印I2方向に流れて第2のア
クチユエータ17を逆回転させる。
これによつて、第7図のピニオン18が回転
し、この回転がボツクス本体5Aのラツク部7に
伝達され、ボツクス本体5Aがピン28を中心に
第10図の反時計方向、つまり運転席2側に向け
て回動された第11図の状態になる。したがつ
て、運転者によるリツド5Bの開閉と物品の出し
入れが運転中においても容易になされる。この場
合、第2図のボツクス本体5A下面のピン6A
が、第4図のリミツトスイツチLSW4から離れて
リミツトスイツチLSW3に当接するから、第9図
のリミツトスイツチLSW4が接点Ncに接触する。
し、この回転がボツクス本体5Aのラツク部7に
伝達され、ボツクス本体5Aがピン28を中心に
第10図の反時計方向、つまり運転席2側に向け
て回動された第11図の状態になる。したがつ
て、運転者によるリツド5Bの開閉と物品の出し
入れが運転中においても容易になされる。この場
合、第2図のボツクス本体5A下面のピン6A
が、第4図のリミツトスイツチLSW4から離れて
リミツトスイツチLSW3に当接するから、第9図
のリミツトスイツチLSW4が接点Ncに接触する。
一方、運転席2側に向けて回動されているボツ
クス本体5Aを収納凹部4内に復帰させる場合
は、復帰用スイツチ31をONする。これによつ
てリレーRY3が励磁され、リレー接点RY3が閉
じ、電流が矢印I3方向に流れて第2のアクチユエ
ータ17を正回転させる。
クス本体5Aを収納凹部4内に復帰させる場合
は、復帰用スイツチ31をONする。これによつ
てリレーRY3が励磁され、リレー接点RY3が閉
じ、電流が矢印I3方向に流れて第2のアクチユエ
ータ17を正回転させる。
これによつて、ボツクス本体5Aが第11図の
時計方向に回動されて第10図の状態になり、第
9図のリミツトスイツチLSW4が接点Ncから接
点Noに反転され、第2のアクチユエータ17の
作動が停止されるとともに、リレーRY4が励磁
される。
時計方向に回動されて第10図の状態になり、第
9図のリミツトスイツチLSW4が接点Ncから接
点Noに反転され、第2のアクチユエータ17の
作動が停止されるとともに、リレーRY4が励磁
される。
リレーRY4が励磁されることで、リレー接点
RY4が閉じ、電流が矢印I4方向に流れて第1のア
クチユエータ11を逆転させ、第11図の台座9
とボツクス本体5Aを車体の前方向へ後退させ、
これら両者9,5Aを収納凹部4内に復帰格納さ
せる。この復帰時、第9図のリミツトスイツチ
LSW1が接点Noに接触するから第1のアクチユ
エータ11の作動が停止される。
RY4が閉じ、電流が矢印I4方向に流れて第1のア
クチユエータ11を逆転させ、第11図の台座9
とボツクス本体5Aを車体の前方向へ後退させ、
これら両者9,5Aを収納凹部4内に復帰格納さ
せる。この復帰時、第9図のリミツトスイツチ
LSW1が接点Noに接触するから第1のアクチユ
エータ11の作動が停止される。
上記実施例では、第1のアクチユエータ11と
第2のアクチユエータ17とを、それぞれモータ
によつて構成した例で説明しているが、この考案
は上記実施例にのみ限定されるものではなく、両
アクチユエータ11,17をシリンダ装置によつ
て構成しても上記実施例と同様の効果を奏する。
また、リツド5Bが運転者による手動で開放され
る例で説明しているけれども、ボツクス本体5A
が第11図の位置に到達した場合に、電動式でリ
ツド5Bを自動的に開放させることもできる。さ
らに、アツパレール14A,14Bを底部が開口
された角筒状断面に形成した例で説明している
が、第12図で示すように断面コ字形に形成して
もよい。
第2のアクチユエータ17とを、それぞれモータ
によつて構成した例で説明しているが、この考案
は上記実施例にのみ限定されるものではなく、両
アクチユエータ11,17をシリンダ装置によつ
て構成しても上記実施例と同様の効果を奏する。
また、リツド5Bが運転者による手動で開放され
る例で説明しているけれども、ボツクス本体5A
が第11図の位置に到達した場合に、電動式でリ
ツド5Bを自動的に開放させることもできる。さ
らに、アツパレール14A,14Bを底部が開口
された角筒状断面に形成した例で説明している
が、第12図で示すように断面コ字形に形成して
もよい。
(考案の効果)
以上説明したように、この考案によれば、スイ
ツチ操作によつてボツクス本体が運転席側に向け
て回動されるように構成されているから、運転者
による物品の出し入れが運転中においても容易に
なされる。
ツチ操作によつてボツクス本体が運転席側に向け
て回動されるように構成されているから、運転者
による物品の出し入れが運転中においても容易に
なされる。
第1図はこの考案に係るグローブボツクスがイ
ンストルメントパネルに格納された状態を示す斜
視図、第2図はボツクス本体の斜視図、第3図は
基板と台座の分解斜視図、第4図は台座の下面
図、第5図はアツパレールと支持板の分解斜視
図、第6図は同組込み状態を示す斜視図、第7図
はボツクス本体と基板と台座との組立状態を示す
縦断正面図、第8図は同側面図、第9図は電気回
路図、第10図は台座とボツクス本体が収納凹部
から突出した状態を示す概略平面図、第11図は
ボツクス本体が運転席側に回動された状態を示す
概略平面図、第12図はアツパレールの他の例を
示す斜視図である。 1……インストルメントパネル、1A……縦壁
部、2……運転席、4……収納凹部、5……グロ
ーブボツクス、5A……ボツクス本体、5B……
リツド、11……第1のアクチユエータ、17…
…第2のアクチユエータ。
ンストルメントパネルに格納された状態を示す斜
視図、第2図はボツクス本体の斜視図、第3図は
基板と台座の分解斜視図、第4図は台座の下面
図、第5図はアツパレールと支持板の分解斜視
図、第6図は同組込み状態を示す斜視図、第7図
はボツクス本体と基板と台座との組立状態を示す
縦断正面図、第8図は同側面図、第9図は電気回
路図、第10図は台座とボツクス本体が収納凹部
から突出した状態を示す概略平面図、第11図は
ボツクス本体が運転席側に回動された状態を示す
概略平面図、第12図はアツパレールの他の例を
示す斜視図である。 1……インストルメントパネル、1A……縦壁
部、2……運転席、4……収納凹部、5……グロ
ーブボツクス、5A……ボツクス本体、5B……
リツド、11……第1のアクチユエータ、17…
…第2のアクチユエータ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 インストルメントパネルの縦壁部に形成された
収納凹部に対して、該収納凹部内と該収納凹部か
ら車体後方に突出する位置との間において変位動
可能に保持される台座と、 前記台座に水平方向において回動可能に支持さ
れるグローブボツクス本体と、 物品の出入れ時に、前記台座を車体後方に移動
させる第1のアクチユエータと、 前記台座が前記収納凹部から最後方端に達した
とき、前記グローブボツクス本体を、該グローブ
ボツクス本体のリツドが運転席側に向くように水
平方向において回動させる第2のアクチユエータ
と、 を備えることを特徴とする自動車のグローブボツ
クス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16794083U JPS6075152U (ja) | 1983-10-29 | 1983-10-29 | 自動車のグロ−ブボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16794083U JPS6075152U (ja) | 1983-10-29 | 1983-10-29 | 自動車のグロ−ブボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075152U JPS6075152U (ja) | 1985-05-27 |
JPH0214513Y2 true JPH0214513Y2 (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=30367288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16794083U Granted JPS6075152U (ja) | 1983-10-29 | 1983-10-29 | 自動車のグロ−ブボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6075152U (ja) |
-
1983
- 1983-10-29 JP JP16794083U patent/JPS6075152U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6075152U (ja) | 1985-05-27 |
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