JPH02145089A - ビデオテープ検査装置 - Google Patents

ビデオテープ検査装置

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JPH02145089A
JPH02145089A JP29721088A JP29721088A JPH02145089A JP H02145089 A JPH02145089 A JP H02145089A JP 29721088 A JP29721088 A JP 29721088A JP 29721088 A JP29721088 A JP 29721088A JP H02145089 A JPH02145089 A JP H02145089A
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JP
Japan
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video
signal
audio
section
videotape
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Pending
Application number
JP29721088A
Other languages
English (en)
Inventor
Morimasa Katayama
片山 盛雅
Takefumi Saito
斉藤 武文
Kazuo Kanazawa
金澤 一夫
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VICTOR SERVICE ENG KK
Original Assignee
VICTOR SERVICE ENG KK
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Publication date
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  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビデオソフトを生産ラインで大量にプリン
トする際に映像や音声が正常に複製されたかどうかを自
動的に調べるビデオテープ検査装置に関する。
[従来の技術] 近年、ビデオテープレコーダが一般家庭に普及しており
、ビデオテープレコーダ(VTR)に装着するビデオテ
ープは教育用テープ、娯楽用の映画テープ、産業用の映
像テープ等多岐に渡っている。特に娯楽や教養のテープ
は印刷物の書籍に取って代る程の需要があり、映画テー
プにおいては大量のプリントを行う必要にせまられてい
る。
このような状況下で、量産プリントはノイズが少なく、
映像が自然に近い、良質のビデオテープの生産が望まれ
ている。
ビデオテープの複製は、複数のマスター再生装置から任
意の一台のビデオ再生出力信号を選択しこれを分配器に
与え、分配器から多数の録画用ビデオテープレコーダに
所定のソフト(映画等)を写すことによって行っている
複製したビデオテープの検査は、録画用装置のビデオテ
ープレコーダを再生装置としてそのまま使用し、複製工
程ライン上で再生し、作業員が映像と音声を直接、経験
と慣で見聞きして検査していた。あるいは、複製したビ
デオテープを別に設けた再生装置にかけて全品を人手に
より同様に検査を行っていた。
更には、複製ライン上での抜き取りによるサンプリング
検査、又は別ラインによるサンプリング検査を人手によ
り行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら従来のビデオテープの検査工程においては
、全てが人手にたよっていたため、見落しがあったり、
疲労により作業効率が低く、作業者には熟練者を要する
という問題点があった。
この発明はこのような従来の問題点に鑑みなされたもの
で、ビデオテープの検査を自動化し、作業効率を高める
とともに、正確に検査を行い、複製工程の全体を管理で
きるビデオテープ検査装置を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] この発明においては、映像信号と基準信号の強度を比較
する映像強度検査部と、ハイファイ音声信号と基準信号
の強度を比較する音声強度検査部と、映像信号中に含ま
れるノイズ値が基準値以内であるかどうかを計数するノ
イズ検査部と、通常音声信号もしくはステレオ音声信号
から生じる検波信号とハイファイ音声信号から生じる検
波信号とが同一であるかどうかを比較する波形検査部と
、ビデオテープレコーダの映像出力端子に映像信号が出
現しているかどうかを検出する映像検出部と、音声出力
端子に音声信号が出現しているかどうかを検出する音声
検出部と、上記各比較、計数及び検出結果を夫々表示す
る表示部とを備えた。
[作用] ビデオテープを再生して得られた映像信号が基準信号よ
り強度が小であれば、当該ビデオテープを不良品として
、映像強度検査部は、表示部に不良表示を行う。
同様に、ハイファイ音声信号が基準信号より強度が小で
あれば、当該ビデオテープを不良品として、音声強度検
査部は、表示部に不良表示を行う。
計数したノイズ値が基準値以上であれば、ノイズ検査部
は表示部に不良表示を行う。
比較した音波の波形が相違する場合は、波形検出部は表
示部に不良表示を行う。
映像出力端子に映像信号が出現しない期間が一度でもあ
れば映像検出部は表示部に不良表示を行う。
音声出力端子に音声信号が出現しない期間が一度でもあ
ると、音声検出部は表示部に不良表示を行う。
表示部に何ら表示が現われなかった場合は、当該ビデオ
テープを良品とする。
一本のビデオテープに対して上記6項目の6重チエツク
を行うため、複製ビデオテープの品質管理が完全となる
又これら検査等は自動的に行なわれるので大幅なコスト
ダウンとなり、昼夜に渡るビデオテープの複製生産が可
能となり生産性が大幅に向上する。
[実施例] 以下、この発明を図面に従って説明する。
第1図はビデオテープの生産工程ラインの全体配置図を
示し、再生用のビデオ装置(以下マスターVTRと言う
)1には分配器2が接続され、分配器2には多数の例え
ば500台の記録用ビデオ装置(以下スレーブVTRと
言う)3が接続されている。
各スレーブVTR3近傍には、一対一対応で本発明のビ
デオテープ検査装置4と、ビデオテープを交換する小型
ロボット5とが夫々配設されている。ビデオテープ検査
装置4は、スレーブVTR3から装着されているビデオ
テープについての情報を受は取り、その良否を判断する
もので、その判断結果は、後述する表示部に表示され、
かつスレーブVTR3のリモート端子RMに入力され、
中央制御装置(CPU)6にも転送されている。
CPU6はマスクVTRI、各ロボット5及び各ビデオ
テープ検査装置4と夫々接続され、これらを全体的に管
理している、ビデオテープ検査装置4上のLED等から
なるランプLは後述するように点灯により検査結果を報
知するものである。
各ビデオテープ検査装置4は略同−構造であるため、−
のビデオテープ検査装置4を代表としてその詳細を以下
に説明する。
第2.3図はビデオテープ検査装置4のブロック図を示
し、ビデオテープに関して6項目の検査を行うもので6
回路の検査部及び検出部D1〜D6を備えている。各検
査部及び検出部D1〜D6にはランプLl−L6が夫々
接続され、これらの出力端子はパスライン8に与えられ
ている。
パスライン8は前述したCPU6へ接続されるとともに
、OR回路9の入力側に接続されている。
各検査部D1〜D4と検出部D5はビデオテープを再生
してチエツクするときに使用する回路で、映像強度検査
部D1はスレーブVTR3の映像出力端子v、0.へ接
続され、映像信号の正常・異常を検出する回路である。
音声強度検査部D2はスレーブVTR3のHiFi(高
品質音声)出力端子H,O,L (R)へ接続され、音
声HiFi音声の正常・異常を検出する回路である。
ノイズ検査部D3はスレーブVTR3のFM波欠落検出
端子り、O,へ接続され、細かい画像ノイズについて定
量的に計数する回路である。
波形検査部D4には2組の音声信号が入力され、−組は
ステレオ用の音声出力端子A、O,L(R)に、地組は
HiFi音声出力端子H50゜L (R)へ夫々接続さ
れ、ステレオ(又はノーマル)音声とHiFi音声の波
形を調べ、これらが一致しているかどうかを判断する回
路である。
映像検出部D5は、マスターVTRIからスレーブVT
R3に記録用信号が入力されるとき、及びビデオテープ
を再生してチエツクするときに使用する回路で、スレー
ブVTR3の映像出力端子V、0.へ接続され、入力映
像信号、再生映像信号の有無を検出する回路である。
音声検出部D6は、マスターVTRIからスレーブVT
R3に記録用信号が入力されるとき、使用する回路で、
スレーブVTR3のステレオ用の音声出力端子A、O,
L (R)に接続され、入力音声信号の有無を検出する
回路である。
各検査部及び検出部DI−D6の検出信号を集めたパス
ライン8はOR回路9に入力されるが、これらのうち一
つでも検出信号があればOR回路9を介してスレーブV
TR3のリモート端子RMへ転送されるようになってい
る。
第3図はマスク(スレーブ)VTRの映像用ヘッド部1
0及び音声用ヘッド部11とビデオテープ12の位置関
係を示す図である。同図において、ビデオテープ12は
回転ドラム13に斜めの溝に沿って掛けられており、回
転ヘッド14は回転ドラム3の周上に設けられている。
ビデオテープ12の走行方向と回転ドラム13の回転軸
とは直交せず、θだけ傾いている。音声用ヘッド部11
は固定式であり、とデオテーブ12の上端側に固定ヘッ
ド15が設けられている。回転ドラム13の回転によっ
て回転ヘッド14は速い速度で走り、ビデオテープ12
上には長い斜めの帯状のビデオ領域16が多数本記録さ
れている。第4図に示すようにように、HiFi音声領
域17はビデオ領域16の深層に記録されている。Hi
FL音声信号は、ビデオテープ12の厚みQの表面Fか
ら裏面Gへかけて深層に、左右(L、R)チャンネルが
1.4MHzと1.7MHzにそれぞれ変調され記録さ
れている。ステレオやノーマル音声信号はビデオテープ
12の上端に、左右(L、R)チャンネルが連続した帯
状に音声トラック18となり記録されている。
第2図における映像強度検査部DIは、スレーブVTR
3から映像信号が入力され、FM信号からDC電圧に変
換された映像信号と、予め定めた基準信号の電圧とを比
較するものである。映像信号は記録時に、回転ヘッド1
4がビデオテープ14との接触が正確なほど最大となる
。逆に、回転ヘッド14にゴミ等で目づまりが起ったり
、ビデオテープ12との当りが悪かったり、及び記録時
の接触が位置ズレ、即ちトラッキングズレな起していた
場合記録強度が小さくなっている。
第5図は映像強度検査部D1の詳細図を示し、比較器2
0には基準電圧Voと再生した映像信号V、S、とが入
力され比較される。ここでいう映像信号V、S、はビデ
オ領域16から回転ヘッド14が再生したFM信号を、
整流して直流(DC)信号に変換したものである。この
映像信号V、S、と設定器21で指定された基準電圧V
oとを第6図に示すように比較する。例えば、基準電圧
Voを+4vに調整し、映像信号V。
S、は、本来+5v程度あるべきものが、区間T1〜T
2で4v以下の強度になると、比較器20はキラーの”
H”信号を出力するようになっている。
第2図の音声強度検査部D2はスレーブVTR3からH
IFi音声信号ガ入力されるもので、FM信号からDC
電圧に変換された弱いHiFi音声信号を増幅した電圧
を予め定めた基準電圧と比較するものである。HiFi
音声信号は、前述と同様に回転ヘッド14に目づまりが
あったり、当りが悪かったり、及び記録時にトラキング
ズレを起していた場合記録強度が小さくなっている。
第7図は音声強度検査部D2の詳細図を示し、比較器2
3には基準電圧Eoと再生したHiFi音声信号H,S
、とが入力され比較される。ここでのHiFi音声信号
H,S、は、HiFi音声信号領域17から回転ヘッド
14が再生した映像信号に比較して弱いFM信号を、整
流してDC信号に変換したものである。このHIFi音
声信号H,S、をアンプ25で所定倍に増幅したものと
、設定器24で指定した基準電圧Eoとを前記第6図の
ように比較する。予め指定した基準電圧Eoより増幅し
たHiFi音声信号H,S、が区間Tl−72で低い強
度の場合、比較器23はエラーの”H“信号を出力する
第2図のノイズ検査部D3はスレーブVTR3から、−
波長単位毎のFM信号の抜け(微細ノイズ)を補正する
り、0.信号が入力されるもので、所定時間内、一般的
には1フイールド内の微細ノイズの個数を計数する。高
周波のFM信号に波長単位で所々に抜けがあると映像で
は細かい雨滴状のノイズが見え、画面のザラつきとなる
。このノイズ検査部D3は微細ノイズについてのカウン
タとなって、例えばlフィールド、1730秒間の微細
ノイズを計数する。第8図はノイズ検査部D3の詳細図
を示し、カウンタ27はタイマ28によりセットされ、
スレーブVTR3から入力されるり、O,信号をカウン
トする。例えば第9図に示すようにカウンタ28が33
.3ms毎にリセットされており、D、0.信号が25
5個以上その間に計数されたらシフトしてエラーの”H
゛信号出力し、即ち微細ノイズが限界値を越えたことを
ランプL3にて報知する。
第2図の波形検査部D4はHiFi音声領域17からH
iFi音声信号を、音声トラック18からステレオ音声
信号(又はノーマルオーデオ信号)を入力して、これら
を比較するものである。
第10図に拝承するように一方の検波器30でHiFi
信号及びステレオ信号の左チヤンネル音声信号H,O,
L、A、O,Lを検波し、他方の検波器31でHIFi
信号及びステレオ信号の右チヤネル音声信号H,O,R
,A、O,A、Rを検波する。これらを左右チャネル毎
にHiFi信号とステレオ信号とを波形比較器32.3
3で夫々比較し、これらの比較結果はOR回路34に入
力されている。
第11図に示すようにHiFi音声信号H00、L (
R)とステレオ信号A、O,L (R)の波形が、時間
TI以降に所定振幅AO以上相違すると波形比較器32
 (33)はエラー”H“信号を出力しランプL4を点
灯する。
第2図に示す映像検出部D5は、スレーブVTR3の映
像出力端子v、0.から映像信号のうち同期信号(SY
NC)S、Y、を入力し、その有無を検出して、映像信
号全体の正常性を調べるものである。録画済ビデオテー
プを再生するとき及び、マスクVTRIから再生信号を
受けてスレーブVTR3が記録を行っているときには、
スレーブVTR3の映像出力端子V、O,には映像信号
が現われている。第14図に示すように、この場合、映
像信号のうち本来の映像信号VEをフィルタ処理により
除去し、同期信号S、Y、のみを検出部D5に入力する
ようにしている。
第12図に示すように映像検出部D5は、時間定数を決
めるOR回路35を備えた計時回路36からなり、第1
3図に示すように、この同期信号S、Y、によりOR回
路35は周期的に電圧E。
まで充電されている。−力計時回路36には基準電圧E
Mが与えられており、OR回路35の放電により、充電
電圧がEoから降下し、基準電圧EMになるとエラーの
”I(”信号を出力する。例えば、■フィールドの16
.6ms毎に同期信号S、Y、、が入力されたら、第1
3図に示すようにOR回路35は周期的に充電される。
もし映像信号が時間TIで1フイールドでも欠落すると
、16.6ms以上にわたって充電がなく、OR回路3
5は放電する一方なので基準電圧EM以下となりエラー
の”H”信号が出力される。
第2図の音声検出部D6は、記録時に使用されるもので
、スレーブVTR3の音声出力端子A。
Olから2チヤンネル右(R)、左(L)の音声信号A
、O,R,とA、O,L、を入力し、入力信号の有無を
検出して、音声信号の正常性を調べるものである。
マスターVTRIから再生信号を受けてスレーブVTR
3が記録を行っているとき、第15図に示すように、ス
レーブVTR3の音声出力端子A、O,L (R)には
、記録用の音声信号Sが現われている。一方マスターV
TR1に掛けられるマスター用のビデオテープの音声ト
ラック18には、開始部と終端部に本来のソフト用音声
とは別にチエツク用のサイン波の音声信号Sが予め記録
されている。このサイン波Sは約数百サイクルで可聴周
波数であり、人手によるチエツクのために元々格納され
ているものである。
第14図に示すように音声検出部D6は左右(R,L)
2チヤンネルの入力部を備え、各チャンネルはアンプ4
0.41と整流回路42.43と比較回路44.45及
び−回路のNADA回路46とを備えている。右チャン
ネルの音声信号A、O,R,は一方のアンプ40に、又
左チャンネルの音声信号A、O,L、は他方のアンプ4
1に夫々入力されている。左右のアンプ40.41で増
幅されたサイン波Sは、各整流回路42゜43にて直流
に夫々変換された後、夫々の比較回路44.45で共通
の基準電圧voと比較される、いずれか一方の直流電圧
が基準電圧vo以下であればNAND回路46はエラー
の”H”信号を出力する。
第15図に示すように、左右の音声信号A。
0、R,A、O,Lであるサイン波Sは整流されて直流
電圧Vとなる。このDCの電圧Vは、本来基準電圧のv
oより高く設定されているが、何らかの理由で、音声信
号A、O,R,A、O,Lのうち一方でも時間TIでス
レーブVTR3に入力されなかった場合は、比較器44
.45の一方が”L゛を出力するので、NAND回路は
エラーの”H“信号を出力する。即ち、ステレオ音声信
号A、O,L (R)が両チャンネルとも正常に入力さ
れているかどうかをチエツクする回路である。
次に本発明の動作について説明する。
第1図において、まずマスターVTRIにオリジナルの
ビデオテープを装着し、生産ライン上の各スレーブVT
R3にブランクテープをロボット5により夫々装着する
。次にCPU6の指令によりマスターVTRIを再生始
動するとともにスレーブVTR3を記録始動させる。マ
スターVTR1から分配器2を介して再生ビデオ信号が
各スレーブVTR3に転送される。又スレーブVTR3
の映像端子V、O,から本発明のビデオテープ検査装置
4の映像検出部D5へビデオ信号中の同期信号S、Y、
が入力される。
第12.13図において、この同期信号S。
Y、が、lフィールドの16.6ms毎に正常に入力さ
れていたら、検出部D5からのエラー出力はな(ビデオ
信号が確実にブランクテープに記録されていることにな
る。もし映像信号が1フイールドでも欠落すると映像検
出部D5の計時回路36は”H“信号を出力し、ランプ
L5が点灯し作業者に異常を知らせる。
分配器2から当該スレーブVTR3までの入力系に異常
があり、ビデオ信号が入力されていないことがCPU6
に報告される。このときのスレーブVTRa上のビデオ
テープは不良品となり、ロボット5にて不良箱に取り除
く。
ブランクテープの記録開始時には、又音声信号の有無の
チエツクを音声検出部D6で行う。マスターテープの開
始部と終了部の左右チャンネルにあるサイン波Sを音声
出力端子A、O,L (R)より各チャンネル信号A、
O,RとA、O,Lを第14図のように夫々入力する。
両チャンネルにサイン波Sが現われたら記録時の音声信
号は確実にスレツジVTR3に入力されていることにな
る。そしてソフト部が終了すると終了部のサイン波Sを
再び前記同様にチエツクする。サイン波Sがいずれかの
チャンネル(R,L)いずれかの部分で検出されないと
音声検出部D6のNAND回路46はエラーの”H”信
号を出力しランプL6が点火する。かくして記録時の入
力信号の正常性が映像と音声について2重のチエツクで
調べられる。
次に前記、生産ライン上でコピーしたビデオテープを本
発明の検査装置4で製品チエツクを行う場合について説
明する。
スレーブVTR3を再生モードにし、ダビング済のビデ
オテープをチエツクする。まず映像強度検査部D1にて
再生ビデオ信号中に映像信号V。
S、が充分な強度で正常に記録されているかどうかを検
査する。第5,6図において、音声信号V、S、の電圧
が基準電圧Voの+4vより低くなれば、エラー信号の
“H”が出力され、ランプL1が点灯し、この”H”に
より当該スレーブVTR3は停止される。CPU6の指
令によりロボット5が動作し、当該ビデオテープを不良
品として取り出す。この場合は、当該記録用のスレーブ
VTR3は記録時に回転ヘッドの目づまりがあったり、
テープ当りの不良又はトラッキングズレが発生していた
ことになるので、CPU6は当該スレーブVTR3を修
理点検するよう所定の表示盤に表示する。
又、再生時には、同時に音声強度検出部D2にてHiF
i音声信号H,S、の強度チエツクも行う。即ち第6,
7図において、HiFi音声領域17から再生された音
声信号H,S、の電圧が基準電圧eoの+4■より低く
なれば音声強度検出部D2はエラー信号0H”を出力す
る。
これによりランプL2が点灯し、前述と同様な動作をし
、スレーブVTR3に関する指令がなされる。
前記のチエツクに加えてノイズ検査部D3ではビデオテ
ープ中に存在する高周波ノイズの検査を行う、第8.9
図に示すようにカウンタの値は通常1フイールド、タイ
マ28の指定期間内、16.6msのザラつき(ノイズ
)数を計数する。受は入れ限度のパルス状ノイズ数は見
た目に不快感を与えない程度の例えば、255個にカウ
ンタ27で指定する。255個以上のり、0.ノイズが
検出されたらランプL3を点灯し、当該テープを不良品
とし、当該スレーブVTR3の保守を必要とする。
更に、再生時には波形検査部D4にて、HiF1音声信
号H,O,S、とステレオ(ノーマル)音声信号A、O
,S、の同一性を調べる。本来の音声は同一であり、第
3.4図に示すようにビデオテープ12上の記録位置が
異なるのみであるから、同一の音が再生されたら記録が
正常ということである。
第10.11図において、これらHiFi音声の左(右
)信号H,O,L (R)、とステレオ音声の左(右)
信号A、O,L (R)、の検波波形が波形比較器32
 (33)にて、比較される。所定の誤差内で同一形状
なら正常、相違が所定振幅Ao以上なら波形比較器32
.33はエラー”H”信号を出力し、いずれか一方でも
 ”H”信号があれば、OR回路34は”H”信号を出
力し、ランプL4を点灯し、上記不良品板いと同一動作
を行う。
又スレーブVTR3の映像端子v、0.から映像検出部
D5へビデオ信号中の同期信号S、Y。
が入力される。
第12.13図において、この同期信号S。
Y、が、■フィールドの16.6ms毎に正常に入力さ
れていたら、検出部D5からのエラー出力はなく、ビデ
オ信号が確実に再生されていることになる。もし映像信
号が1フイールドでも欠落していると映像検出部D5の
計時回路36は”H”信号を出力し、ランプL5が点灯
し作業者に異常を知らせる。
かくして、再生時には映像、音声、ノイズ及び両音声の
同一性について5重のチエツクが並列的に行なわれる。
上記、記録時の検出部D5.D6による2重チエツク、
又は再生時の検査部D1〜D5による5重チエツク、も
しくは万全を期して、記録時及び再生時に検査部及び検
出部D1〜D6による6重チエツクを行うことにより、
ビデオテープの変形、歪等の不良点を早目に発見し、保
守の対応を直ちに指示することができる。又各スレーブ
VTR3の回転ヘッド14や音声ヘッド15の汚れや目
づまり等についても早期に発見できる。更に、マスター
VTRIからスレーブVTR3までの伝送経路上でのラ
イン不良の発見にも効を奏し、不良個所を適確に定量的
に指摘できる。スレーブVTRa側にオートローダのロ
ボット5とクリーニング機構を設けることにより、リア
ルタイムの生産ライン管理が可能となる。
なお1本発明のビデオテープ検査装置4はスレーブVT
Ra内に組み込んでもよく、別体にしてもよい。又別ラ
インの検査工程専用の再生用VTRに付加して上記検査
を行ってもよい。
ノイズ検査部D3は微細ノイズについてのカウントする
が、所定時間、例えば1秒内の微細ノイズの総数を計数
させてもよい。
[発明の効果] 以上、説明してきたように、この発明によれば、完成テ
ープの自己品質検査機能を持たせることができ、これま
で必要だった検査員数を大幅に削減することができる。
どのダビング装置で不良品が発生したか正確に早期に発
見できるので、保守性が向上する。当該ダビング装置の
不良箇所が特定できるので修理の対応策を直ちに立てる
ことができる。
又コンピュータと本発明を組み合わせることにより、ソ
フトテープ生産ラインを効率化するとともに、メンテナ
ンス性、高品質性を有するリアルタイム総合生産管理シ
ステムへと発展させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のビデオテープ検査装置を含む生産ライ
ンの全体図、第2図は本発明のブロック回路図、第3図
はビデオテープとヘッドとの関係を示す図、第4図は第
3図のP−P線断面図、第5図は映像強度検査部のブロ
ック図、第6図は強度比較の説明図、第7図は音声強度
検査部のブロック図、第8図はノイズ検査部のブロック
図、第9図は計数の説明図、第10図は波形検査部のブ
ロック図、第11図は波形比較の説明図、第12図は映
像検出部のブロック図、第13図は映像検出の説明図、
第14図は音声検出部のブロック図、第15図は音声検
出の説明図である。 1・・・・・・マスタビデオ装置、 2・・・・・・分
配器、3・・・・・・スレーブビデオ装置、 4・・・・・・ビデオテープ検査装置、5・・・・・・
ロボット、      6・・・・・・CPU、・・・
・・・映像強度検査部、 ・・・・・・音声強度検査部、 ・・・・・・ノイズ検査部、 ・・・・・・波形検査部、 ・・・・・・映像検出部、 ・・・・・・音声検出部、 〜L6・・・・・・ランプ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビデオテープレコーダに装着されるビデオテープ
    の記録状況を検査する装置であって、前記ビデオテープ
    レコーダから出力される映像信号と基準信号の強度を比
    較する映像強度検査部と、 前記ビデオテープレコーダから出力されるハイファイ音
    声信号と基準信号の強度を比較する音声強度検査部と、 前記映像信号中に含まれるノイズ値が、基準値以内であ
    るかどうかを計数するノイズ検査部と、 前記ビデオテープレコーダから出力される通常音声信号
    もしくはステレオ音声信号の検波信号と、前記ハイファ
    イ音声信号の検波信号とが同一であるかどうかを比較す
    る波形検査部と、前記各検査部の結果を夫々表示する表
    示部とを備えたことを特徴とするビデオテープ検査装置
  2. (2)ビデオテープレコーダに装着されるビデオテープ
    への記録状況を検査する装置であって、前記ビデオテー
    プレコーダの映像出力端子に映像信号が出現しているか
    どうかを検出する映像検出部と、 前記ビデオテープレコーダの音声出力端子に音声信号が
    出現しているかどうかを検出する音声検出部と、 前記各検出部の結果を夫々表示する表示部とを備えたこ
    とを特徴とするビデオテープ検査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337801A (ja) * 1989-07-04 1991-02-19 Jonan Denki Kogyosho:Kk 記録済ビデオ・テープの検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337801A (ja) * 1989-07-04 1991-02-19 Jonan Denki Kogyosho:Kk 記録済ビデオ・テープの検査装置

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