JPH02144850A - ニッケル電極及びこれを用いたアルカリ蓄電池 - Google Patents
ニッケル電極及びこれを用いたアルカリ蓄電池Info
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、アルカリ蓄電池用ニッケル電極とこれを用い
たアルカリ蓄電池に関するものである。
たアルカリ蓄電池に関するものである。
従来の技術
アルカリ蓄電池に用いられるニッケル電６憧として、耐
アルカリ性金属繊維多孔体に、水酸化工、＋ル活物質を
スラリー状として充填するベースト式極板がある。
アルカリ性金属繊維多孔体に、水酸化工、＋ル活物質を
スラリー状として充填するベースト式極板がある。
しかしこれらペースト式極板に於いては、活物質の利用
率向上のために、Ｃｏｏｓβ−ＧＯ（ＯＨ）２α−Ｃｏ
（ＯＨ）２等の二価Ｃｏ化合物粉末の添加が付なわれて
いる。
率向上のために、Ｃｏｏｓβ−ＧＯ（ＯＨ）２α−Ｃｏ
（ＯＨ）２等の二価Ｃｏ化合物粉末の添加が付なわれて
いる。
発明が解決しようとする課題
二価Ｃｏ化合物は、アルカリ電解液中で溶解し、二価の
ｂｌｕｅ Ｃｏｍｐｌｅｘ ｉｏｎを生成する。
ｂｌｕｅ Ｃｏｍｐｌｅｘ ｉｏｎを生成する。
それらは、責な電位をこ於いて二価のＣｏ０ＯＨ化合物
に変化し、活物質表面に導電性ネットワークを形成する
。これら電極を用いて電池を構成した場合、対極である
カドミウム負極では、ニッケル正極でのコバルト化合物
の酸化量に相当する水酸化カドミウムの金属カドミウム
への８元を生じる。酸化生成したＣｏ０ＯＨは、電気化
学的に不可逆であるため、カドミウム負極には正極での
コバルト化合物の酸化Ｑｔこ相当する金属カドミウムが
残存することとなり、これが放電すザーブとして利用さ
れる。しかしこのようにして得られる放電リザーブ量は
、その量が限られるため、高温用電池の如く、多くの放
電リザーブ量を必要とする場合には十分でない。
に変化し、活物質表面に導電性ネットワークを形成する
。これら電極を用いて電池を構成した場合、対極である
カドミウム負極では、ニッケル正極でのコバルト化合物
の酸化量に相当する水酸化カドミウムの金属カドミウム
への８元を生じる。酸化生成したＣｏ０ＯＨは、電気化
学的に不可逆であるため、カドミウム負極には正極での
コバルト化合物の酸化Ｑｔこ相当する金属カドミウムが
残存することとなり、これが放電すザーブとして利用さ
れる。しかしこのようにして得られる放電リザーブ量は
、その量が限られるため、高温用電池の如く、多くの放
電リザーブ量を必要とする場合には十分でない。
従来、放電リザーブ量を多く必要とする場合には、電池
の組立て前にカドミウム負極を部分充電するか、金属カ
ドミウム粉末を添加する等により放Ｗ ＩＪザープを形
成する方法が取られている。しかし、部分充電法はその
製造工程が煩雑であり、またバラツキも大きいという欠
点を有する。
の組立て前にカドミウム負極を部分充電するか、金属カ
ドミウム粉末を添加する等により放Ｗ ＩＪザープを形
成する方法が取られている。しかし、部分充電法はその
製造工程が煩雑であり、またバラツキも大きいという欠
点を有する。
一方、金属カドミウム粉末は取り扱いや価格の点で問題
がある。
がある。
本発明は活物質利用率の向上した高性能で、生産性の高
いニッケル電極とこれを用いたカドミウム負極の放電リ
ザーブ量を１１節することができるアルカリ蓄電池を提
供することを目的とする。
いニッケル電極とこれを用いたカドミウム負極の放電リ
ザーブ量を１１節することができるアルカリ蓄電池を提
供することを目的とする。
課題を解決するだめの手段
本発明は」二足目的を達成するべく１．耐アルカリ性繊
維多孔体をこ、水酸化ニッケル粉末を主体とし、ＣｏＯ
、β−Ｃｏ（ＯＨ）ｚ、ａ−Ｃｏ（ＯＨ）２粉末の一種
以上と金属Ｃｏ粒粉末添加する。ことを特徴としたニッ
ケル電極である。
維多孔体をこ、水酸化ニッケル粉末を主体とし、ＣｏＯ
、β−Ｃｏ（ＯＨ）ｚ、ａ−Ｃｏ（ＯＨ）２粉末の一種
以上と金属Ｃｏ粒粉末添加する。ことを特徴としたニッ
ケル電極である。
ヌ、前記ニッケル電極に添加するＣ００、β−Ｃｏ（Ｏ
Ｈ）２、α−ｃ ｏ （ＯＨ）２の二価Ｃｏ化合物粉末
と金属Ｃｏ粒粉末割合（こより、対極カドミウム極の放
電リザーブ量を調節することを特徴としたアルカリ蓄電
池である。
Ｈ）２、α−ｃ ｏ （ＯＨ）２の二価Ｃｏ化合物粉末
と金属Ｃｏ粒粉末割合（こより、対極カドミウム極の放
電リザーブ量を調節することを特徴としたアルカリ蓄電
池である。
実施例
以下、本発明の一実施例（二ついて詳述する。
水酸化ニッケル粉末に、Ｃ００粉末と金属Ｇ。
粉末を合わせて水酸化ニッケル粉末の１５ｗｔ処混合し
た。金属Ｃｏ粒粉末割合は、添加物量に対し、０．２５
．５０．７５．１００ｗｔ％とした。
た。金属Ｃｏ粒粉末割合は、添加物量に対し、０．２５
．５０．７５．１００ｗｔ％とした。
これに１％のカルボキシメチルセルローズを溶解した水
溶液を加え流動性のペースト液を作成し、多孔度９５％
、厚さ１．５１１ｓのニッケル繊維基板に充填し、乾燥
、厚み調節により厚さ０．７鷺のニッケル極を得た。こ
のニッケル極と対極としてペースト式カドミウム極を組
み合せて、ｄ −１，２６ＫＯＨを注液しＣづイズの電
池を得た。
溶液を加え流動性のペースト液を作成し、多孔度９５％
、厚さ１．５１１ｓのニッケル繊維基板に充填し、乾燥
、厚み調節により厚さ０．７鷺のニッケル極を得た。こ
のニッケル極と対極としてペースト式カドミウム極を組
み合せて、ｄ −１，２６ＫＯＨを注液しＣづイズの電
池を得た。
この電池を２４時間放置後、充電１；／！、ＯＧＡ Ｘ
４８時間、放１ｔＩＣＡ（終止電圧１．１０Ｖ）温度
４５℃における電池放電特性を比較した。第１図に電池
放電特性を示した。
４８時間、放１ｔＩＣＡ（終止電圧１．１０Ｖ）温度
４５℃における電池放電特性を比較した。第１図に電池
放電特性を示した。
第１図の結果より、金属００割合の増加に伴なって、放
電時間が延びており、金属Ｃｏ割合が１００％の場合に
最も優れた結果を示しているが、１−かしこの電池は漏
液な起こしていた。金！ａＣｏの添加割合は２５〜７５
％の範囲が望ましい。尚、この範囲では漏液を生じない
。
電時間が延びており、金属Ｃｏ割合が１００％の場合に
最も優れた結果を示しているが、１−かしこの電池は漏
液な起こしていた。金！ａＣｏの添加割合は２５〜７５
％の範囲が望ましい。尚、この範囲では漏液を生じない
。
また、温度２０ｔ：において、０．ＩＯＡで完全充電し
、０．２ＯＡで完全放電１−だ後、残存金属カドミウム
量について調査１．た。第２図に残存金５寓カドミウム
量の分析結果を示した。第２図の結果より、金属Ｃｏ、
１ＪＩＩ合の増加に伴ない残存金属カドミウム量が増加
し、金属００割合が１００％の場合に最大となった。残
存金属カドミウム（ルの増加は、放７１Ｔ ｌザーブ１
４が増加したことを示している。この結果より、放電リ
ザーブ量は混合するＣｏｏ粉末と金属Ｃｏ粒粉末割合に
よりｌＷ節が可能であることがわかった。
、０．２ＯＡで完全放電１−だ後、残存金属カドミウム
量について調査１．た。第２図に残存金５寓カドミウム
量の分析結果を示した。第２図の結果より、金属Ｃｏ、
１ＪＩＩ合の増加に伴ない残存金属カドミウム量が増加
し、金属００割合が１００％の場合に最大となった。残
存金属カドミウム（ルの増加は、放７１Ｔ ｌザーブ１
４が増加したことを示している。この結果より、放電リ
ザーブ量は混合するＣｏｏ粉末と金属Ｃｏ粒粉末割合に
よりｌＷ節が可能であることがわかった。
第１図と第２図より、放電時間の延びは放電リザーブ量
の増加のためであり、これはニッケル電極に添加するＣ
ｏＯ粉末と金属Ｃｏ粒粉末割合により調節できることが
わかった。
の増加のためであり、これはニッケル電極に添加するＣ
ｏＯ粉末と金属Ｃｏ粒粉末割合により調節できることが
わかった。
尚、上記実施例（こおいて、二価Ｃｏ化合物としてＣｏ
ｏ粉末を用いたが、α−Ｃｏ（ＯＨ）２、β−Ｃｏ（Ｏ
Ｈ）２、又はこれらを二種以上組み合せたものを用いて
も同様の結果を得た。
ｏ粉末を用いたが、α−Ｃｏ（ＯＨ）２、β−Ｃｏ（Ｏ
Ｈ）２、又はこれらを二種以上組み合せたものを用いて
も同様の結果を得た。
上述した如く、ニッケル電極に添加する二価Ｃｏ化合物
粉末と金属Ｃｏ粒粉末割合を予め調節しておくことで、
必要に応じた放電リザーブ量を得ることが出来るので、
従来法と比べてカドミウム極の部分還元等の過程が省略
出来るので生産効率が向上する。又、容易に放電リザー
ブ量を調節することが出来る。
粉末と金属Ｃｏ粒粉末割合を予め調節しておくことで、
必要に応じた放電リザーブ量を得ることが出来るので、
従来法と比べてカドミウム極の部分還元等の過程が省略
出来るので生産効率が向上する。又、容易に放電リザー
ブ量を調節することが出来る。
発明の効果
本発明は活物質利用率の向上した高性能で、生産性の高
いニックルミ極とこれを用いたカドミウム負極の放電リ
ザーブ量を調節することができるアルカリ蓄電池を提供
することができるので、その工業的価値は極めて大であ
る。
いニックルミ極とこれを用いたカドミウム負極の放電リ
ザーブ量を調節することができるアルカリ蓄電池を提供
することができるので、その工業的価値は極めて大であ
る。
第１図はＣｏｏと金属Ｃｏの割合と放電特性の関係を示
した図、第２図はＣｏｏと金属Ｃｏの割合と残存金属ｃ
ｄ量の関係を示した図である。
した図、第２図はＣｏｏと金属Ｃｏの割合と残存金属ｃ
ｄ量の関係を示した図である。
Claims (2)
- （１）耐アルカリ性繊維多孔体に、水酸化ニッケル粉末
を主体とし、ＣｏＯ、β−Ｃｏ（ＯＨ）＿２、α−Ｃｏ
（ＯＨ）＿２粉末の一種以上と金属Ｃｏ粉末を添加する
ことを特徴としたニッケル電極。 - （２）請求項１記載のニッケル電極に添加するＣｏＯ、
β−Ｃｏ（ＯＨ）＿２、α−Ｃｏ（ＯＨ）＿２の二価Ｃ
ｏ化合物粉末と金属Ｃｏ粉末の割合により、対極カドミ
ウム電極の放電リザーブ量を調節することを特徴とした
アルカリ蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63299067A JPH02144850A (ja) | 1988-11-26 | 1988-11-26 | ニッケル電極及びこれを用いたアルカリ蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63299067A JPH02144850A (ja) | 1988-11-26 | 1988-11-26 | ニッケル電極及びこれを用いたアルカリ蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02144850A true JPH02144850A (ja) | 1990-06-04 |
| JPH0569264B2 JPH0569264B2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=17867773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63299067A Granted JPH02144850A (ja) | 1988-11-26 | 1988-11-26 | ニッケル電極及びこれを用いたアルカリ蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02144850A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02216763A (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-29 | Yuasa Battery Co Ltd | アルカリ蓄電池及びその製造法 |
| US5718844A (en) * | 1993-08-12 | 1998-02-17 | H.C. Starck Gmbh & Co., Kg | Cobalt/cobalt oxide powder |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5297127A (en) * | 1976-02-10 | 1977-08-15 | Japan Storage Battery Co Ltd | Method of manufacturing positive electrode plate for alkaline storage battery |
| JPS5854570A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉形アルカリ蓄電池 |
| JPS6188453A (ja) * | 1984-10-04 | 1986-05-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アルカリ蓄電池用ニツケル正極 |
| JPS62256366A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | Yuasa Battery Co Ltd | アルカリ電池用ニツケル極 |
-
1988
- 1988-11-26 JP JP63299067A patent/JPH02144850A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5297127A (en) * | 1976-02-10 | 1977-08-15 | Japan Storage Battery Co Ltd | Method of manufacturing positive electrode plate for alkaline storage battery |
| JPS5854570A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉形アルカリ蓄電池 |
| JPS6188453A (ja) * | 1984-10-04 | 1986-05-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アルカリ蓄電池用ニツケル正極 |
| JPS62256366A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 | Yuasa Battery Co Ltd | アルカリ電池用ニツケル極 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02216763A (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-29 | Yuasa Battery Co Ltd | アルカリ蓄電池及びその製造法 |
| US5718844A (en) * | 1993-08-12 | 1998-02-17 | H.C. Starck Gmbh & Co., Kg | Cobalt/cobalt oxide powder |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0569264B2 (ja) | 1993-09-30 |
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