JPH0214320Y2 - - Google Patents

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JPH0214320Y2
JPH0214320Y2 JP1983104123U JP10412383U JPH0214320Y2 JP H0214320 Y2 JPH0214320 Y2 JP H0214320Y2 JP 1983104123 U JP1983104123 U JP 1983104123U JP 10412383 U JP10412383 U JP 10412383U JP H0214320 Y2 JPH0214320 Y2 JP H0214320Y2
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JP
Japan
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changeover switch
notch
capacitor
motor
rectifier
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JP1983104123U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、コンデンサによる電動機の速度制御
装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、コンデンサ誘導電動機において、その速
度を5段階に制御する場合は、使用する各コンデ
ンサの容量を弱から強に至るにしたがい順次に大
きくし、最強ノツチではコンデンサを接続せずに
運転するようにしていた。しかし、この方法によ
るとコンデンサが少なくとも3種類必要となり、
コストアツプの原因となつていた。
考案の目的 本考案はこれら従来の欠点を除去するものであ
り、従来よりも数少ないコンデンサで従来と同じ
連調段数を得るとともに、従来と同一構造のスイ
ツチを用い、低コストの電動機速度制御装置を得
ようとするものである。
考案の構成 前記目的を達成するために、本考案はコンデン
サが交流ではインピーダンスとして動作するが、
直流に対しては電流を阻止する働きのあることに
着目し、整流器と切換スイツチの働きにて2つの
コンデンサでもつて、2つのコンデンサを並列に
接続した場合の容量値も加えて3つの容量値を実
現し、コンデンサを直列に接続しない場合と、3
つの容量値のコンデンサを直列インピーダンスと
して接続した場合とOFFの5段階に電動機の速
度を制御するようにしたものである。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を図において説明する。
図において1は交流電動機(以下電動機とい
う)で、2は切換スイツチで、,,,
OFFの4つのノツチ(固定側接点)と可動接点
L端子を有する。
前記電動機1の一端と切換スイツチ2の第1ノ
ツチ間には第2のコンデンサ3が接続され、この
コンデンサ3は電動機1の直列に接続した場合に
電動機の回転数が所用の第1ノツチ回転数になる
ように容量が選定されている。また電動機1の一
端と切換スイツチ2の第2ノツチ間には第1のコ
ンデンサ4が接続され、このコンデンサ4は電動
機1と直列に接続した場合に電動機の回転数が所
用の第2ノツチ回転数になるように容量が選定さ
れている。
前記切換スイツチ2の第3ノツチと第2ノツチ
には、第1の整流器5をその陽極が3接点側にな
るように接続されている。また切換スイツチの第
3ノツチと第1ノツチには第2の整流器6をその
陽極が3接点側となるように接続されている。さ
らに切換スイツチ2の第1ノツチとL端子、およ
び第2ノツチとL端子間にはそれぞれ第3,第4
の整流器7,8をその陰極がL端子側になるよう
に接続されている。そして切換スイツチ2の第4
ノツチは電動機1の一端と直接接続されている。
図中の9は交流電源で、切換スイツチ2のL端子
と電動機2の他端間に接続されている。
上記の構成において、今、切換スイツチ2の可
動接点端子LがOFF端子に接続されている場合
には、電源投入時に電動機1→第2のコンデンサ
3→第3の整流器7を通る直流電流と、電動機1
→第1のコンデンサ4→第4の整流器8を通る直
流電流が流れるが、第3,第4の整流器7,8を
介した直流電流のため、第2、第1のコンデンサ
3,4が電流電圧のピーク値まで充電されてしま
うとそれ以上は電流は流れず電動機は回転しな
い。次に切換スイツチ2の可動接点端子Lが、第
1ノツチに接続されると、電動機1と直列に第2
のコンデンサ3が接続されて電動機1には交流電
流が流れ、第2のコンデンサ3の容量値は電動機
1が所用の最低速で回転するように選定されてい
るので、電動機1は最低速にて回転する。
切換スイツチ2の可動接点端子Lが固定第3ノ
ツチに接続されている場合は、電動機1と直列に
第1のコンデンサ4が接続され、第1のコンデン
サの容量値は電動機1が所用の低速回転にて回転
するよう容量値が選定されているので、電動機1
は低速にて回転する。
切換スイツチ2の可動接点端子Lが、第3ノツ
チに接続されている場合は、交流電圧の一方の半
波では、第1のコンデンサ4と第1の整流器5の
直列回路と第2のコンデンサ3と第2の整流器6
の直列回路との並列回路に電流が流れ、他の半波
では、第1のコンデンサ4と第4の整流器8の直
列回路と第2のコンデンサ3と第3の整流器7の
直列回路との並列回路に電流が流れる。すなわち
第2、第1のコンデンサ3,4には交流電流が流
れ、コンデンサ第2の3と第1のコンデンサ4の
並列回路を通して電動機1に交流電流が流れるこ
ととなり、電動機は直列に接続されたコンデンサ
容量値が、第2のコンデンサ3と第1のコンデン
サ4の容量値を加えたものとなり、中速にて回転
する。
さらに切換スイツチ2の可動接点端子Lが、固
定接点4に接続されている場合は、電動機1は直
接電源に接続されることとなり電動機1は高速に
て回転する。
考案の効果 上記の実施例の説明より明らかなように本考案
によれば、コンデンサが交流に対してはインピー
ダンスとして働くが、直流に対しては電流を阻止
することを利用し、整流器と切換スイツチとの組
合せにより、少ないコンデンサ数で多段の速度調
制段数を安価に実現できるという、極めて有用な
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案における一実施例の電動機の速度
制御装置の回路図である。 1……電動機、2……切換スイツチ、3,4…
…コンデンサ、5,6,7,8……整流器、9…
…交流電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切換スイツチにて、速度の停止を含む5段階に
    制御する電動機の速度制御回路を備え、電動機の
    一端を切換スイツチの第4ノツチおよび低速用の
    第1のコンデンサを介して切換スイツチの第2ノ
    ツチに、同じく前記第1のコンデンサの容量より
    小なる容量の最低速用の第2のコンデンサを介し
    て切換スイツチの第1ノツチにそれぞれ接続し、
    切換スイツチの第3ノツチに陽極を接続した第
    1,第2の整流器の一方の陰極を前記切換スイツ
    チの第2ノツチに、他の整流器の陰極を前記切換
    スイツチの第1ノツチに接続し、また、前記切換
    スイツチの可動接点端子に陰極を接続した第3,
    第4の整流器の一方の整流器の陽極を前記切換ス
    イツチの第1ノツチに、他の整流器の陽極を前記
    切換スイツチの第2ノツチに接続し、電動機の他
    端と切換スイツチの可動接点端子をそれぞれ交流
    電源に接続した電動機の速度制御装置。
JP1983104123U 1983-07-04 1983-07-04 電動機の速度制御装置 Granted JPS6011697U (ja)

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JP1983104123U JPS6011697U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 電動機の速度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS6011697U JPS6011697U (ja) 1985-01-26
JPH0214320Y2 true JPH0214320Y2 (ja) 1990-04-18

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