JPH0214307Y2 - - Google Patents

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JPH0214307Y2
JPH0214307Y2 JP9210184U JP9210184U JPH0214307Y2 JP H0214307 Y2 JPH0214307 Y2 JP H0214307Y2 JP 9210184 U JP9210184 U JP 9210184U JP 9210184 U JP9210184 U JP 9210184U JP H0214307 Y2 JPH0214307 Y2 JP H0214307Y2
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JP
Japan
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rotor
induction motor
bearing
buffer support
rotating shaft
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JP9210184U
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JPS6110065U (ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は洗濯機のポンプ機構に使用する誘導電動
機に関する。
(ロ) 従来技術 ロータをスラスト方向に移動自在にした電動機
は特公昭37−18655号公報、実公昭45−19940号公
報から公知である。しかし乍らこれらの公知例に
おいてはロータの回転軸は水平方向にあるため通
電遮断時にロータが自重でスラスト方向に落下す
ることはない。
(ハ) 考案の目的 本案はスラスト方向に移動自在なロータを、そ
の回転軸を鉛直方向に配置して形成した誘導電動
機において、通電遮断時にロータが自重で落下し
てもロータが変形したり調芯くずれが発生しない
ようにし、以て信頼性を高め、長期間使用できる
ようにしたものである。
(ニ) 考案の構成 本案の誘導電動機は上底と下底に夫々軸受装置
を備えたモータケースと、該モータケース内に収
納したステータと、前記軸受装置で鉛直方向に軸
支される回転軸と、該回転軸に固定され、通電遮
断時には自重で落下し、通電時には磁力で前記ス
テータと並置するまで引き上げられ且つ回転する
ロータとを有し、該ロータと下側の軸受装置との
間には緩衝支持部を具備したことを特徴としてお
り、特にこの緩衝支持部としてワツシヤと軸受メ
タルあるいはワツシヤとオイルキヤツプとからな
る構成をしている。
(ホ) 実施例 1は貯水槽付洗濯機で、本体部2と貯水槽部3
とからなつている。本体部2内には外槽4が防振
的に吊下され、外槽4内には脱水槽を兼ねる脱水
孔5付洗濯槽6が設けられ、この洗濯槽6の底部
には回転翼7が配設されている。外槽4の裏面に
は回転翼7や洗濯槽6を回転する洗濯機用電動機
8が装備され、且つ洗濯槽6の排水口9が設けら
れ、この排水口9は排水ソレノイド10で駆動さ
れる排水弁11を介して排水管12に接続してい
る。前記貯水槽3底部と前記排水口9とは連結水
路13で連結され、この連結水路13には該水路
13を開閉する連結弁14と可逆ポンプ15があ
る。そしてこの連結水路13は前記排水弁11を
介して排水管12にも連通されている。
16はこの可逆ポンプ15を回転駆動すると共
に前記連結弁14をベアリング17及びアーム1
8を介して開閉駆動するポンプ用誘導電動機で、
スラスト方向に移動自在なロータ19の回転軸2
0を鉛直方向に配置してモータケース21に軸支
することにより、通電遮断時には該ロータ19が
下方向に移動した状態で前記連結弁14が上方向
に付勢されて該連結水路13を閉路し、一方通電
時にはステータ22位置まで引き上げられるロー
タ19の上方向への移動により、ベアリング17
及びアーム18を介して前記連結弁14を下方向
に付勢し、該連結水路13を開路するようになつ
ている。そして操作スイツチ23の操作により洗
濯機用電動機8及び排水ソレノイド11及びクラ
ツチ機構(図示せず)や給水弁(図示せず)を組
み合わせ駆動して洗濯動作及び脱水動作を行なう
と共に、また、ポンプ用誘導電動機16を駆動し
て可逆ポンプ17を駆動している期間だけ連結水
路13を開路し、洗濯水あるいはすすぎ水を外槽
4から貯水槽3へ、あるいは貯水槽3から外槽4
へ移動するようになつている。
前記ポンプ用誘導電動機16において、前記モ
ータケース21は上ケース21aと下ケース21
bとからなり且つ上底24a及び下底24bの中
央には軸孔25を穿設した上下の軸受用突出筒2
6a,26bを突出している。さらに前記ステー
タ22は前記上ケース21aと下ケース21bの
掛止用突片27a,27bに挾持してモータケー
ス21内に収納されている。また28a,28b
は長軸状の軸受メタルで、前記突出筒26a,2
6b内に挿め込まれた状態で前記上底24a及び
下底24bに固定されたオイルキヤツプ29a,
29b及び押えスリーブ30a,30bによつて
保持されて上側及び下側の軸受装置31a,31
bを構成している。また前記ロータ19は該ロー
タ19を固定した回転軸20を前記上下の軸受装
置31a,31bの軸受メタル28a,28bか
ら突出することにより、これら軸受メタル28
a,28bでスラスト方向に移動自在に且つ鉛直
方向に軸支されており、しかも下側の回転軸には
板厚の厚いゴムワツシヤ32と摺動ワツシヤ33
を挿入してある。従つて通電遮断時に自重でスラ
スト方向に落下するロータ19は、該ゴムワツシ
ヤ32が摺動ワツシヤ33を介して下側の軸受メ
タル28bの上端部に緩衝し乍ら当接することに
よつてそれ以上の落下を阻止されており、且つ該
ロータ19は通電時にステータ22との間の磁力
によつて該ステータ22と並置する状態まで引き
上げられ、この引き上げ力によりベアリング1
7、アーム18を介して連結弁14を開弁作動さ
せるものである。即ち該ロータ19は通電遮断時
にはゴムワツシヤ32と下側の軸受メタル28b
からなる緩衝支持部34で緩衝支持されるのでロ
ータ19が直接モータケース21の下底24bに
衝突したりすることがない。
尚第3図は本案の他の実施例を示すが同図のも
のは幅広のゴムワツシヤ32′及び幅広の摺動ワ
ツシヤ33′を下側の回転軸20に挿入してあり、
該ゴムワツシヤ32′と、上端部を前記軸受メタ
ル28bより上方に形成したオイルキヤツプ29
b′とから緩衝支持部34′を構成している。
(ヘ) 考案の効果 従つて本考案に依ればスラスト方向に移動自在
なロータを鉛直方向に配置した電動機で、通電遮
断時にロータが自重で落下しても該ロータと下側
の軸受装置との間に具備された緩衝支持部により
ロータが緩衝支持され、従つてロータが変形した
り調芯くずれが発生したりせず、故に故障の生じ
にくい、信頼性の高い、長期間にわたつて使用で
きる誘導電動機を得ることができる。特に洗濯機
の可逆ポンプと連結弁とを有するポンプ機構の駆
動用として本案の誘導電動機を用いれば、ロータ
の自重による落下をロータのスラスト方向の移動
として有効に利用でき極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案誘導電動機の実施例の図でイは
通電状態の断面図、ロは通電遮断状態の断面図、
ハは要部の断面図であり、第2図は同上の洗濯機
に使用した断面側面図、第3図は同上の他の実施
例の図で、イは通電状態の断面図、ロは要部の断
面図である。 21……モータケース、22……ステータ、1
9……ロータ、34,34′……緩衝支持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上底と下底に夫々軸受装置を備えたモータケ
    ースと、該モータケース内に収納したステータ
    と、前記軸受装置で鉛直方向に軸支される回転
    軸と、該回転軸に固定され、通電遮断時には自
    重で落下し、通電時には磁力で前記ステータと
    並置するまで引き上げられ且つ回転するロータ
    とを有し、該ロータと下側の軸受装置との間に
    は緩衝支持部を具備したことを特徴とした誘導
    電動機。 (2) 前記緩衝支持部はゴムワツシヤと軸受メタル
    とからなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の誘導電動機。 (3) 前記緩衝支持部はゴムワツシヤとオイルキヤ
    ツプとからなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の誘導電動機。
JP9210184U 1984-06-20 1984-06-20 誘導電動機 Granted JPS6110065U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9210184U JPS6110065U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 誘導電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9210184U JPS6110065U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 誘導電動機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6110065U JPS6110065U (ja) 1986-01-21
JPH0214307Y2 true JPH0214307Y2 (ja) 1990-04-18

Family

ID=30648589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9210184U Granted JPS6110065U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 誘導電動機

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JP (1) JPS6110065U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6110065U (ja) 1986-01-21

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